あっ軽い人々vs正しい資質、となるのかな。
最近、「文章が長杉」という的確な指摘を受けます。でもどうしようもありません。おしゃべり感覚で書いちゃうからね。今日のも「大学全入時代到来」とか台聯とかの小ネタ削ってんですよ。やっぱ無理っす。今回のタイトルはゆうきまさみの「機動警察パトレイバー」から。
まずは前回の「蓋を開けてみれば。」の続きから。台風8号(フォンウォン)ですが、台湾全土で3人死亡2人が負傷し、1人が行方不明に。それこそ蓋を開けてみれば、同じ日に日本の関西や北陸を襲った大雨のほうが人的被害が大きかったという結果に。とはいえ、治水の面とかもろもろ問題は出てきているんですが。
両国とも、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。
http://www.udn.com/2008/7/29/NEWS/NATIONAL/NAT2/4446280.shtml (聯合報)
また、
> 「Fancy Frontier 12」は大丈夫だったのかなあ。
ですが、大雨のせいで屋外でのコスプレこそ無かったようですが、開始前には雨の中長蛇の列ができるなど大盛況だった様子。なんかいまいち報道されてないのと、若本さんの記事があんまりなかったので、スレ立てはまーいっかー。っていう感じ。
http://www.udn.com/2008/7/27/NEWS/ENTERTAINMENT/ENT9/4443963.shtml (聯合報)
先週から、北京オリンピックに参加する際の名称、いわゆる「チャイニーズタイペイ」の問題で振り回されています。今のところ中国語訳は「中華台北」に落ち着きそうですが、これも北京側がいつひっくり返すかわからないのが怖い。「中華台北」というのも妥協の産物のようなものですが、それすらをぶっ壊しにきたのが中国社会科学院台湾研究所の元所長である李家泉。29日の自由時報によると(一次ソースは香港文匯報)、「中国台北」にしろ「中華台北」にしろ「中国」も「中華」も「大中国」「大中華」を指すものだ、と発言したとのこと。
まあ確かに英語にしたらどっちもチャイニーズタイペイという状態からわかるように、このこだわりは漢字圏しか伝わらないような気がする。ただ、大陸側が相変わらず大中華主義であることにも辟易とするんですが、台湾側も「中華台北」ではなく正名するべきだなあと思う。というのも、結局この名称は「中華民国は本来大陸をも支配するはずの国」という枠組みから脱しきれていないわけで、そこから脱しきれていない中途半端な状態だからこそ、こうやって中国に振り回されているのだから。いったいいつまでこの名称の問題はつきまとうんだろうね。そして、台湾はいつまでそれをよしとするんだろうね。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p1.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p1-2.htm (自由時報)
馬英九にとって振り切れずつきまとうのは相変わらずの「反日」イメージ。29日の自由時報は駐日特派員の張茂森の記事で、「反日親中という見方を脱しきるのは難しい」と伝えています。張茂森さんの記事なのでちょっと差っ引いて読まなきゃいけない部分もあるんですが、5月20日の総統就任式に参加した国会議員の話として、総統就任のスピーチで日本について全く触れていない点や、レセプションで日華懇の平沼赳夫とあまり喋らず旧知の中田宏横浜市長と話していたことを指摘しています。って大江康弘じゃん。
あれ?と思ったのはこの記事、「長年台日関係構築に尽力した国会議員クラスを蔑ろにし、地方の首長を厚遇するのはいかがなものか」と書いたのはちょっとやりすぎなような。まあ馬英九が空気読めてないのは確かなんだけどさ。しかも中田宏市長について「親中のイメージが強い」と書いているけど、あれ?そうだっけ?確かにこの後、胡錦濤訪日の時にも会談していて、「この2週間で胡錦濤と馬英九と両方と会ったのは、世界中で私くらいでしょうから」と言っていたのには笑ったけど。
最後に、馬英九が対日政策を考えるチームを発足させたことに触れ「日本国内では、多くの人が『日本人に対するポーズだ』と考えている」と厳しく伝えており、さらに「馬英九が真に『知日』派、『友日』派だと思われるためには、さらに長い時間が必要となる恐れがあり、今後の台日関係の前途は未知数だらけである」と締めくくっています。
この「知日」だの「友日」だのというのはけっこう適当で、もはや印象とかイメージの世界。しかもこのあいだの尖閣の一件で「親日」というモノサシの脆さが露呈したように、表面上深刻に憂国ぶる人ほど軽いもので、針の行方は案外フラフラするものです。以前にも書いたけど、鍵を握っているのは馬英九本人ではなく周りのスタッフ次第になってくるんじゃないかな。記事がちょっと厳しめに伝えているように、馬英九がはたして失地回復できるのかというのは台湾の中でも関心ごとの一つのようです。
あ、そうそう。中田市長は昨年
> 馬さんは反日では100%ないです。
とおっしゃってますんで、よかったですね。あはは。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p2.htm (自由時報)
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2007/071121.html (横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2008/080522.html (横浜市)
一方、この「中華台北」「中国台北」の話から強引に
> 韓国と日本もそれぞれ「独島」と「竹島」という名称で表現しているため騒動がおきているが、
> さらにアメリカも介入し、独島とも竹島ともつかない英文名を用いた上に、
> この島を無主の岩石とした。
という話に展開したのは29日の聯合報。その上で尖閣諸島でも同じ検索をやってみたところ日本寄りの結果が出たものだから「ダブルスタンダードだ」と非難。あー、読んでて頭痛えええ。
http://www.udn.com/2008/7/29/NEWS/WORLD/WOR3/4446171.shtml (聯合報)
台日関係を支える重要なスタッフといえばやはり駐日代表。許世楷前駐日代表が27日に改めて台日関係を憂慮した頃、「尻を蹴られた人と尻拭いをする人と。」でもちょっと触れた新代表選びに進展が見えてきました。前回、「若すぎる点がネック」とされた楊永明台湾大学教授にどうやら落ち着きそうで、同紙によれば日本政府の回答が遅れているので本決まりになっていないとか。おいおい今さら日本のせいかよ。
楊永明教授は、日本語英語が堪能なばかりではなく、なんと奥さんも日本人という馬政権きっての知日派。というより、そういう経歴を買われて馬英九が国家安全会議の諮問委員に引き込んだんですけどね。今年6月には台湾人として初めて中曽根康弘賞を受賞するなど日本とも関係が深いほか、専門が国際政治学ということもあって単に台日関係だけではなく中国を含んだ両岸あるいは東アジアの関係や、そこにアメリカを加えた安全保障関係にも詳しいお方。資質としては申し分ない人なんじゃないかと思ってます。プロフィール読む限り。だったらそれこそ馬英九の手元においておくべきなんじゃないかとも思うけど。
はたして歴代最年少駐日代表となる楊永明教授は、どのように両国の橋渡しをして、馬英九の対日政策をどうフォローするのかな、あるいは世論やイメージにどう立ち向かっていくのかな。中国評論は「過去20年(李登輝12年+陳水扁8年)で初めて李登輝の息のかかっていない駐日代表」なんて評しているけれど、選んだ馬英九ともどもお手並み拝見といったところ。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800287,00.html (中国時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800286,00.html (中国時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800288,00.html (中国時報)
http://www.chinareviewnews.com/doc/1007/0/5/9/100705903.html?coluid=0&kindid=0&docid=100705903&mdate=0728111743 (中国評論)
まずは前回の「蓋を開けてみれば。」の続きから。台風8号(フォンウォン)ですが、台湾全土で3人死亡2人が負傷し、1人が行方不明に。それこそ蓋を開けてみれば、同じ日に日本の関西や北陸を襲った大雨のほうが人的被害が大きかったという結果に。とはいえ、治水の面とかもろもろ問題は出てきているんですが。
両国とも、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。
http://www.udn.com/2008/7/29/NEWS/NATIONAL/NAT2/4446280.shtml (聯合報)
また、
> 「Fancy Frontier 12」は大丈夫だったのかなあ。
ですが、大雨のせいで屋外でのコスプレこそ無かったようですが、開始前には雨の中長蛇の列ができるなど大盛況だった様子。なんかいまいち報道されてないのと、若本さんの記事があんまりなかったので、スレ立てはまーいっかー。っていう感じ。
http://www.udn.com/2008/7/27/NEWS/ENTERTAINMENT/ENT9/4443963.shtml (聯合報)
先週から、北京オリンピックに参加する際の名称、いわゆる「チャイニーズタイペイ」の問題で振り回されています。今のところ中国語訳は「中華台北」に落ち着きそうですが、これも北京側がいつひっくり返すかわからないのが怖い。「中華台北」というのも妥協の産物のようなものですが、それすらをぶっ壊しにきたのが中国社会科学院台湾研究所の元所長である李家泉。29日の自由時報によると(一次ソースは香港文匯報)、「中国台北」にしろ「中華台北」にしろ「中国」も「中華」も「大中国」「大中華」を指すものだ、と発言したとのこと。
まあ確かに英語にしたらどっちもチャイニーズタイペイという状態からわかるように、このこだわりは漢字圏しか伝わらないような気がする。ただ、大陸側が相変わらず大中華主義であることにも辟易とするんですが、台湾側も「中華台北」ではなく正名するべきだなあと思う。というのも、結局この名称は「中華民国は本来大陸をも支配するはずの国」という枠組みから脱しきれていないわけで、そこから脱しきれていない中途半端な状態だからこそ、こうやって中国に振り回されているのだから。いったいいつまでこの名称の問題はつきまとうんだろうね。そして、台湾はいつまでそれをよしとするんだろうね。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p1.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p1-2.htm (自由時報)
馬英九にとって振り切れずつきまとうのは相変わらずの「反日」イメージ。29日の自由時報は駐日特派員の張茂森の記事で、「反日親中という見方を脱しきるのは難しい」と伝えています。張茂森さんの記事なのでちょっと差っ引いて読まなきゃいけない部分もあるんですが、5月20日の総統就任式に参加した国会議員の話として、総統就任のスピーチで日本について全く触れていない点や、レセプションで日華懇の平沼赳夫とあまり喋らず旧知の中田宏横浜市長と話していたことを指摘しています。って大江康弘じゃん。
あれ?と思ったのはこの記事、「長年台日関係構築に尽力した国会議員クラスを蔑ろにし、地方の首長を厚遇するのはいかがなものか」と書いたのはちょっとやりすぎなような。まあ馬英九が空気読めてないのは確かなんだけどさ。しかも中田宏市長について「親中のイメージが強い」と書いているけど、あれ?そうだっけ?確かにこの後、胡錦濤訪日の時にも会談していて、「この2週間で胡錦濤と馬英九と両方と会ったのは、世界中で私くらいでしょうから」と言っていたのには笑ったけど。
最後に、馬英九が対日政策を考えるチームを発足させたことに触れ「日本国内では、多くの人が『日本人に対するポーズだ』と考えている」と厳しく伝えており、さらに「馬英九が真に『知日』派、『友日』派だと思われるためには、さらに長い時間が必要となる恐れがあり、今後の台日関係の前途は未知数だらけである」と締めくくっています。
この「知日」だの「友日」だのというのはけっこう適当で、もはや印象とかイメージの世界。しかもこのあいだの尖閣の一件で「親日」というモノサシの脆さが露呈したように、表面上深刻に憂国ぶる人ほど軽いもので、針の行方は案外フラフラするものです。以前にも書いたけど、鍵を握っているのは馬英九本人ではなく周りのスタッフ次第になってくるんじゃないかな。記事がちょっと厳しめに伝えているように、馬英九がはたして失地回復できるのかというのは台湾の中でも関心ごとの一つのようです。
あ、そうそう。中田市長は昨年
> 馬さんは反日では100%ないです。
とおっしゃってますんで、よかったですね。あはは。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/29/today-p2.htm (自由時報)
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2007/071121.html (横浜市)
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2008/080522.html (横浜市)
一方、この「中華台北」「中国台北」の話から強引に
> 韓国と日本もそれぞれ「独島」と「竹島」という名称で表現しているため騒動がおきているが、
> さらにアメリカも介入し、独島とも竹島ともつかない英文名を用いた上に、
> この島を無主の岩石とした。
という話に展開したのは29日の聯合報。その上で尖閣諸島でも同じ検索をやってみたところ日本寄りの結果が出たものだから「ダブルスタンダードだ」と非難。あー、読んでて頭痛えええ。
http://www.udn.com/2008/7/29/NEWS/WORLD/WOR3/4446171.shtml (聯合報)
台日関係を支える重要なスタッフといえばやはり駐日代表。許世楷前駐日代表が27日に改めて台日関係を憂慮した頃、「尻を蹴られた人と尻拭いをする人と。」でもちょっと触れた新代表選びに進展が見えてきました。前回、「若すぎる点がネック」とされた楊永明台湾大学教授にどうやら落ち着きそうで、同紙によれば日本政府の回答が遅れているので本決まりになっていないとか。おいおい今さら日本のせいかよ。
楊永明教授は、日本語英語が堪能なばかりではなく、なんと奥さんも日本人という馬政権きっての知日派。というより、そういう経歴を買われて馬英九が国家安全会議の諮問委員に引き込んだんですけどね。今年6月には台湾人として初めて中曽根康弘賞を受賞するなど日本とも関係が深いほか、専門が国際政治学ということもあって単に台日関係だけではなく中国を含んだ両岸あるいは東アジアの関係や、そこにアメリカを加えた安全保障関係にも詳しいお方。資質としては申し分ない人なんじゃないかと思ってます。プロフィール読む限り。だったらそれこそ馬英九の手元においておくべきなんじゃないかとも思うけど。
はたして歴代最年少駐日代表となる楊永明教授は、どのように両国の橋渡しをして、馬英九の対日政策をどうフォローするのかな、あるいは世論やイメージにどう立ち向かっていくのかな。中国評論は「過去20年(李登輝12年+陳水扁8年)で初めて李登輝の息のかかっていない駐日代表」なんて評しているけれど、選んだ馬英九ともどもお手並み拝見といったところ。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800287,00.html (中国時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800286,00.html (中国時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110502+112008072800288,00.html (中国時報)
http://www.chinareviewnews.com/doc/1007/0/5/9/100705903.html?coluid=0&kindid=0&docid=100705903&mdate=0728111743 (中国評論)
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