台湾に露骨に地味な嫌がらせしやがる北京オリンピック。
ブログでほんこーんの話を取り上げて、「趣旨が違う」と言われるならともかく、「キャラが違う」と言われるのはどういうことなんだろ。というか、ちょっと待って!いったいどんなキャラって思われてるんのさ。
そんなほんこーんが、NHK(Nice HongKooongの略)で最もフリーダムな番組、「ザ☆ネットスター!」の9月号(9月5日24時~BS2)に出演するみたい。流星群の20万再生達成に続いておめでとう。放送前にメルトも20万再生達成できそうかな。
もともと陳水扁の海外送金問題とか、新駐日代表の馮寄台(馬英九のグリーンカード問題でせこせこ動いていた人っていうイメージしかないんだけど)とか書こうと思っていたんですがやめました。あまりに普通なネタだというのと、陳水扁の話は報道過多気味で少し情報を精査(っていうか頭ん中で整理)しないといけないし、馮寄台は元々よく知らない人だし日本でも基礎的な情報は流れているので、まーいっかなーっていう感じです。
この前も書いたけど、東亜は相変わらず半島と北京五輪でいっぱいだしね。ちょっとだけ流行に乗ろうと思いました。
週末、ようやく録画しておいた開会式を観ようとしたんですが、オープニングセレモニーの途中で満腹して一旦やめちゃいました。まだおいらの中では選手が入場していません。あー、たぶん一生入場しないだろうな。そりゃフフンも立ち上がる元気が無かったかもね。
このどうでもいいくらい長ったらしいオープニングセレモニーなんですが、中国で国体(国民体育大会ね)があったらそっちでやればよかったのに、っていう感じです。世界各地の204の国と地域が参加するイベントで、中国の(都合のよい)歴史をひけらかす傲慢さは、爆笑の域に達しますね。これで大会のスローガンが「同一个世界 同一个梦想(One World, One Dream)」というから救いようがない。
北京オリンピックについてはいろいろ書きたいことがある(というか、いつも通りあっちこっちに話が行っちゃう)んだけど、今回はスローガンにちなんでOne Chinaな問題について。
3月に噴きあがったチベット問題もしかりで、今年に入ってとかく中国はOne Chinaの維持にやっきになりました。「中華民族が一丸となってオリンピックを成功させよう」という上のほうの人の執念たるや目を見張るばかりです。でも、その強引さと、集大成ともいうべきあの妙な統一感のオープニングセレモニーを見る限りどうしても、One World, Everybody has a Dreamという国家の限界を垣間見るし、その限界の範囲で国家を構築するべきだという思いにならざるを得ません。
今回、このOne Chinaという限界を飛び越えた国家の幻想にいちばん振り回されたのが、Chinese Taipeiこと台湾に他なりません。中国は開催国としての立場をフルに活用して、それはそれは細かいやり口で「台湾は中国の一部」、「一つの中国」であることを既成事実化させようとしたんですね。一見して細かいものですが、世界が注目するイベントだし、世界が認めるイベントです。細かいからと言ってわずかばかりも見過ごすことはできないよね。
★ 聖火リレーが回ってこないのに大炎上。
オリンピックが聖火で始まり聖火で終わるように、この問題もまずは聖火でした。1年以上前の2007年4月、聖火のルートが公表された際にも、台湾は「中国国内であるかのような扱いだ」として反発しています。
問題だったのは聖火の通過する場所の順番でした。当初案ではベトナムのホーチミンから台北に入り、その後香港を経由して中国に到着、その後各都市を回るというもの。ここで肝心だったのは「ホーチミン→台北→香港→中国」というルートの「どこからが中国か」という点でした。当然台湾としては、百歩譲ったとしても台北→香港の間に国境があるという考えではあるけれども、体外的に見て一国二制度の香港の延長線上とも取られかねない。
大陸からすればこのこの「境外路線」という当初案もすごい譲歩したと思うんだけどね。境外、つまり中国とすれば「大陸ではないけれど中国の一部(つまり香港と同じ)」って言えるし、台湾側は「中国ではないところ」という解釈も(かなり苦しいけど)可能なところ。けれども、ちょうど台湾化を目指してしゃかりきに進んでいた陳水扁政権は「あくまで第三国から入り、他の第三国に抜けるルートを」という主張を崩さず、聖火は台湾を通らないことに。
今思えば、この時は「台湾もちょっと大人気ないな」とか「いくらなんでも陳水扁もやりすぎではないか」とちょっと思ったけど、これはあくまで序の口に過ぎなかったんだね。
【中台】 北京五輪の聖火、台湾通過へ~台湾五輪委副会長が明かす [04/12]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1176375503/
【北京五輪】五輪聖火、台北通過を発表 台湾「国内路線」と拒否[04/26]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1177603870/
【北京五輪】蘇貞昌・行政院長「中国が北京オリンピックで台湾を国内地方政府のように扱うのならボイコットする」[04/28]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1177753357/
【北京五輪】「聖火は中国以外の第三国から入り、また別の国へ出るべき」という台湾の主張は変わらず[06/20]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1182342460/
【北京五輪】聖火リレー、台湾通過せず[09/21]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1190344704/
★ 2007年ユニバーシアードから仕込みは万端。
去年のちょうど今頃にタイのバンコクで開催された第24回ユニバーシアードでは、新華社の記者が「オリンピックでは、同胞の中国台北の選手にも応援を」というタイトルで、
> 台湾の同胞たちへも応援をするべきだと筆者は考えている。
> 特に、中国台北と他の国の試合では、さらなる応援をすべきであって、
> 彼らに対する祖国人民の加護を感じ取ってもらおうではないか。
と書いています。まさに大陸によるOne Chinaを体現したかのような記事だね。しまった。大陸による矮小化なんてこの頃から始まってたんじゃん。なんで気がつかなかったんだろ。誰だよこれ立てたの。って、おいらじゃん。
【北京五輪】「オリンピックでは、同胞の中国台北(台湾)の選手にも応援を」[08/31]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1188716829/
★ 中国語版広報資料で「中国台北」表記。
いったんは終息したかに見えたこの両岸問題だけど、残り1ヶ月を切った段階で中国側が再攻勢をしかけました。いわゆる「チャイニーズ・タイペイ(Chinese Taipei)」の中国語訳として、1989年に合意した「中華台北」ではなく「中国台北」という単語広報資料(中国語版)を使い始めたんです。この「中華」というのは、あまりに微妙すぎるんだけどお互いに都合よく解釈できるという鈍い玉虫色の表現でした。けど、これが「中国台北」となれば「チャイニーズ・タイペイは中国の一部」としか考えられなくなっちゃいます。
折りしも前の週に両岸直航が始まったばかりで、緑系メディアの自由時報は一斉に反発。11日付の記事では、昨年の聖火リレーの顛末を警戒し「開会式の入場行進は簡体字の画数順だという。これならば日本の次、中央アフリカ(中非)や香港の前になる(日本は簡体字画数で4-5、中華台北は4-6-5-5、中央アフリカは4-8、中国香港は4-8-9-12)。けれども、対岸の小細工によりわざと香港が台湾の直後に配置されるようなことは防がねばならない。我が国と中国香港が隣り合うようなことになれば、世界に誤った印象を与える」と書いています。この開会式のは実際には杞憂に終わったんだけど、小細工はまだまだ始まったばかりでした。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/10/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/10/today-fo2-2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/11/today-p2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/11/today-s1.htm (自由時報)
★ 中国各メディアの「中国台北」報道がボイコット騒動に発展。
そうすると、今度はメディアを使って「中国台北」表記。この間に馬英九がおばかな発言をしているんだけど、今回は中国の小細工がメインなのでそっちはカット。
上の中国語版広報資料もそうだけど、「それって中国語圏の人しか観ないから意味ないんじゃん?」って思われがち。でも、中国にしてみれば、世界各国に対して「一つの中国」をアピールするのは既に山ほどやってるし、オリンピックでもそれができれば上出来という程度かもしれません。むしろ、チベットや東トルキスタンなどでぐらついた「13億の一つの中国」という砂上の楼閣をキープするために、内向けのカテゴライズを図ったような気がします。
これに対してやっぱり台湾側が猛反発。ボイコットもちらつかせたことで「それが理由でボイコットされては一つの中国もへったくれもない」とでも思ったのか、「中華台北」に戻しました。
【台湾】「中国台北」に不満強める~中国・台湾事務弁公室「チャイニーズ・タイペイの中国語訳」と容認[07/17]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1216323105/
【中台】中国・台湾事務弁公室、五輪期間中の台湾代表団の名称についての談話を発表[07/23]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1216838365/
【台湾】中華台北のはずが「中国台北」呼称に反発 五輪参加取りやめも辞さず[07/26]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1217029922/
中国、台湾の名称で譲歩か 「中華台北」を採用
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008072601000805.html (共同通信)
★ 隙を突いてCCTVが「中国台北」と表記。
これまで通り「中華台北」に戻してから1週間あまりたった開会式直前、中国の国営放送である中国中央電視台(CCTV)がまたしても「中国台北」を使うという「お前ら油断も隙もあったもんじゃないですね」という展開に。まあ、元々油断も隙も無い国なんだけど。
とばっちりを食ったのは、アテネ五輪にテコンドーで金メダルを獲得した朱木炎。「我的奥林匹克(私のオリンピック)」という番組で「中国台北テコンドーチームの朱木炎」と紹介されたというもの。
3日付自由時報は「オリンピック開幕までまもなくだというのに、中国はやはりたびたび小細工をする」と冷静に分析。
っていうか、今見たら人民日報日本語版に「中国の歴代夏季五輪金メダリスト」っていうコーナーがあるんだけど、朱木炎も陳詩欣も入ってるじゃん。なんて白々しい。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/3/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/4/today-fo1-2.htm (自由時報)
★ 柔道の会場でさりげなく「中国台北」と書く寝技。
オリンピックが始まってからもこつこつと中国の小技は続きます。
まず、女子48キロ級重量挙げで銅メダルを獲得した陳葦綾は、CCTVで「中国台北の選手」として紹介されちゃう。さらに北京科技大学体育館で行われている柔道の会場で、記者室内で各国の記者に提供されたトーナメント表のうち、女子52kg級に出場していた施佩均のところに簡体字で「中国台北」と書いてあったとのこと。
対プレスのごたごたとしては、「シールを外したらゆうこりん」という音の出ない(壊れかけの)ラジオが有名になったけど、本当に小細工が好きなオリンピックだなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/11/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/8/11/NEWS/MAINLAND/MAI1/4466825.shtml (聯合報/一次ソースは中央通訊社)
★ 政府の応援が得られず帰国した応援団長。
台湾の名物とも言うべき応援団長・楊蕙如という女性がいるんですが、入国を拒否られて台湾にしぶしぶ帰国。本人いわく「挑発しに行ったのではない。応援をしに行ったのに」とのことで、やっぱり過去の応援でブラックリスト入りしていたのが原因なのかな。それにしてもセコいなあ中国。
ありゃりゃと思ったのは、中国国民党の呉育昇立法委員が「自ら恥を招いたもの」とコメントしていること。これには楊蕙如も「国を愛するのは身から出たさびなのか?『中国台北』と呼ばれたくないと思うこともそうなのか?」と反論。民進党の一部立法委員からは、彼女を次の立法委員選挙で擁立し呉育昇にぶつけよう(台北県1区)っていう声もあるみたいだけど、「それ(同じ選挙区に出ること)こそ自ら恥を招くものだ」と反駁したんだって。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/12/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/8/10/NEWS/NATIONAL/NAT5/4464521.shtml (聯合報)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/08/html/d40432.html (大紀元時報日本語版)
★ オフィシャルサイトの選手紹介では、過去の大会の開催地で「中国台北」の文字が。
ここまで来ると小細工するほうも見つけるほうも金メダル級かも。台湾の野球チームのメンバー紹介の中で、過去に参加した大会っていう欄があるんですが、台湾で行われた大会について開催地が「中国台北」になっていたと13日付自由時報が報じています。
試しに高志綱のページを見てみたんですが、

まだなってるじゃん。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/13/today-p2-3.htm (自由時報)
★ 新華社は中国選手のページで「中国香港」「中華台北」を並べて扱う。
18日付自由時報が「新華社Webサイトが小細工 台湾選手を中国チームに」というタイトルで一報。出だしがまた秀逸なので(めずらしく吃豆腐なんて言葉も使っちゃってるし)、ぜひ一読を。
この新華社のサイト、これはどう見ても「台湾は中国チームの一部」「香港と同じ扱い」と思っちゃいかねないですね。さすがこれは露骨過ぎるから直すかなと思ったら、

直ってねーし。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/18/today-p7.htm (自由時報)
と、自由時報を中心に(っていうか他のメディアからも拾おうと思ったんだけど、あまりに自由時報でたくさん拾えたのでもうお腹いっぱいでっす)取り上げてみたんですが、これでも氷山の一角かも。
そんなほんこーんが、NHK(Nice HongKooongの略)で最もフリーダムな番組、「ザ☆ネットスター!」の9月号(9月5日24時~BS2)に出演するみたい。流星群の20万再生達成に続いておめでとう。放送前にメルトも20万再生達成できそうかな。
もともと陳水扁の海外送金問題とか、新駐日代表の馮寄台(馬英九のグリーンカード問題でせこせこ動いていた人っていうイメージしかないんだけど)とか書こうと思っていたんですがやめました。あまりに普通なネタだというのと、陳水扁の話は報道過多気味で少し情報を精査(っていうか頭ん中で整理)しないといけないし、馮寄台は元々よく知らない人だし日本でも基礎的な情報は流れているので、まーいっかなーっていう感じです。
この前も書いたけど、東亜は相変わらず半島と北京五輪でいっぱいだしね。ちょっとだけ流行に乗ろうと思いました。
週末、ようやく録画しておいた開会式を観ようとしたんですが、オープニングセレモニーの途中で満腹して一旦やめちゃいました。まだおいらの中では選手が入場していません。あー、たぶん一生入場しないだろうな。そりゃフフンも立ち上がる元気が無かったかもね。
このどうでもいいくらい長ったらしいオープニングセレモニーなんですが、中国で国体(国民体育大会ね)があったらそっちでやればよかったのに、っていう感じです。世界各地の204の国と地域が参加するイベントで、中国の(都合のよい)歴史をひけらかす傲慢さは、爆笑の域に達しますね。これで大会のスローガンが「同一个世界 同一个梦想(One World, One Dream)」というから救いようがない。
北京オリンピックについてはいろいろ書きたいことがある(というか、いつも通りあっちこっちに話が行っちゃう)んだけど、今回はスローガンにちなんでOne Chinaな問題について。
3月に噴きあがったチベット問題もしかりで、今年に入ってとかく中国はOne Chinaの維持にやっきになりました。「中華民族が一丸となってオリンピックを成功させよう」という上のほうの人の執念たるや目を見張るばかりです。でも、その強引さと、集大成ともいうべきあの妙な統一感のオープニングセレモニーを見る限りどうしても、One World, Everybody has a Dreamという国家の限界を垣間見るし、その限界の範囲で国家を構築するべきだという思いにならざるを得ません。
今回、このOne Chinaという限界を飛び越えた国家の幻想にいちばん振り回されたのが、Chinese Taipeiこと台湾に他なりません。中国は開催国としての立場をフルに活用して、それはそれは細かいやり口で「台湾は中国の一部」、「一つの中国」であることを既成事実化させようとしたんですね。一見して細かいものですが、世界が注目するイベントだし、世界が認めるイベントです。細かいからと言ってわずかばかりも見過ごすことはできないよね。
★ 聖火リレーが回ってこないのに大炎上。
オリンピックが聖火で始まり聖火で終わるように、この問題もまずは聖火でした。1年以上前の2007年4月、聖火のルートが公表された際にも、台湾は「中国国内であるかのような扱いだ」として反発しています。
問題だったのは聖火の通過する場所の順番でした。当初案ではベトナムのホーチミンから台北に入り、その後香港を経由して中国に到着、その後各都市を回るというもの。ここで肝心だったのは「ホーチミン→台北→香港→中国」というルートの「どこからが中国か」という点でした。当然台湾としては、百歩譲ったとしても台北→香港の間に国境があるという考えではあるけれども、体外的に見て一国二制度の香港の延長線上とも取られかねない。
大陸からすればこのこの「境外路線」という当初案もすごい譲歩したと思うんだけどね。境外、つまり中国とすれば「大陸ではないけれど中国の一部(つまり香港と同じ)」って言えるし、台湾側は「中国ではないところ」という解釈も(かなり苦しいけど)可能なところ。けれども、ちょうど台湾化を目指してしゃかりきに進んでいた陳水扁政権は「あくまで第三国から入り、他の第三国に抜けるルートを」という主張を崩さず、聖火は台湾を通らないことに。
今思えば、この時は「台湾もちょっと大人気ないな」とか「いくらなんでも陳水扁もやりすぎではないか」とちょっと思ったけど、これはあくまで序の口に過ぎなかったんだね。
【中台】 北京五輪の聖火、台湾通過へ~台湾五輪委副会長が明かす [04/12]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1176375503/
【北京五輪】五輪聖火、台北通過を発表 台湾「国内路線」と拒否[04/26]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1177603870/
【北京五輪】蘇貞昌・行政院長「中国が北京オリンピックで台湾を国内地方政府のように扱うのならボイコットする」[04/28]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1177753357/
【北京五輪】「聖火は中国以外の第三国から入り、また別の国へ出るべき」という台湾の主張は変わらず[06/20]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1182342460/
【北京五輪】聖火リレー、台湾通過せず[09/21]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1190344704/
★ 2007年ユニバーシアードから仕込みは万端。
去年のちょうど今頃にタイのバンコクで開催された第24回ユニバーシアードでは、新華社の記者が「オリンピックでは、同胞の中国台北の選手にも応援を」というタイトルで、
> 台湾の同胞たちへも応援をするべきだと筆者は考えている。
> 特に、中国台北と他の国の試合では、さらなる応援をすべきであって、
> 彼らに対する祖国人民の加護を感じ取ってもらおうではないか。
と書いています。まさに大陸によるOne Chinaを体現したかのような記事だね。しまった。大陸による矮小化なんてこの頃から始まってたんじゃん。なんで気がつかなかったんだろ。誰だよこれ立てたの。って、おいらじゃん。
【北京五輪】「オリンピックでは、同胞の中国台北(台湾)の選手にも応援を」[08/31]
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1188716829/
★ 中国語版広報資料で「中国台北」表記。
いったんは終息したかに見えたこの両岸問題だけど、残り1ヶ月を切った段階で中国側が再攻勢をしかけました。いわゆる「チャイニーズ・タイペイ(Chinese Taipei)」の中国語訳として、1989年に合意した「中華台北」ではなく「中国台北」という単語広報資料(中国語版)を使い始めたんです。この「中華」というのは、あまりに微妙すぎるんだけどお互いに都合よく解釈できるという鈍い玉虫色の表現でした。けど、これが「中国台北」となれば「チャイニーズ・タイペイは中国の一部」としか考えられなくなっちゃいます。
折りしも前の週に両岸直航が始まったばかりで、緑系メディアの自由時報は一斉に反発。11日付の記事では、昨年の聖火リレーの顛末を警戒し「開会式の入場行進は簡体字の画数順だという。これならば日本の次、中央アフリカ(中非)や香港の前になる(日本は簡体字画数で4-5、中華台北は4-6-5-5、中央アフリカは4-8、中国香港は4-8-9-12)。けれども、対岸の小細工によりわざと香港が台湾の直後に配置されるようなことは防がねばならない。我が国と中国香港が隣り合うようなことになれば、世界に誤った印象を与える」と書いています。この開会式のは実際には杞憂に終わったんだけど、小細工はまだまだ始まったばかりでした。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/10/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/10/today-fo2-2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/11/today-p2.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/jul/11/today-s1.htm (自由時報)
★ 中国各メディアの「中国台北」報道がボイコット騒動に発展。
そうすると、今度はメディアを使って「中国台北」表記。この間に馬英九がおばかな発言をしているんだけど、今回は中国の小細工がメインなのでそっちはカット。
上の中国語版広報資料もそうだけど、「それって中国語圏の人しか観ないから意味ないんじゃん?」って思われがち。でも、中国にしてみれば、世界各国に対して「一つの中国」をアピールするのは既に山ほどやってるし、オリンピックでもそれができれば上出来という程度かもしれません。むしろ、チベットや東トルキスタンなどでぐらついた「13億の一つの中国」という砂上の楼閣をキープするために、内向けのカテゴライズを図ったような気がします。
これに対してやっぱり台湾側が猛反発。ボイコットもちらつかせたことで「それが理由でボイコットされては一つの中国もへったくれもない」とでも思ったのか、「中華台北」に戻しました。
【台湾】「中国台北」に不満強める~中国・台湾事務弁公室「チャイニーズ・タイペイの中国語訳」と容認[07/17]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1216323105/
【中台】中国・台湾事務弁公室、五輪期間中の台湾代表団の名称についての談話を発表[07/23]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1216838365/
【台湾】中華台北のはずが「中国台北」呼称に反発 五輪参加取りやめも辞さず[07/26]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1217029922/
中国、台湾の名称で譲歩か 「中華台北」を採用
http://www.47news.jp/CN/200807/CN2008072601000805.html (共同通信)
★ 隙を突いてCCTVが「中国台北」と表記。
これまで通り「中華台北」に戻してから1週間あまりたった開会式直前、中国の国営放送である中国中央電視台(CCTV)がまたしても「中国台北」を使うという「お前ら油断も隙もあったもんじゃないですね」という展開に。まあ、元々油断も隙も無い国なんだけど。
とばっちりを食ったのは、アテネ五輪にテコンドーで金メダルを獲得した朱木炎。「我的奥林匹克(私のオリンピック)」という番組で「中国台北テコンドーチームの朱木炎」と紹介されたというもの。
3日付自由時報は「オリンピック開幕までまもなくだというのに、中国はやはりたびたび小細工をする」と冷静に分析。
っていうか、今見たら人民日報日本語版に「中国の歴代夏季五輪金メダリスト」っていうコーナーがあるんだけど、朱木炎も陳詩欣も入ってるじゃん。なんて白々しい。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/3/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/4/today-fo1-2.htm (自由時報)
★ 柔道の会場でさりげなく「中国台北」と書く寝技。
オリンピックが始まってからもこつこつと中国の小技は続きます。
まず、女子48キロ級重量挙げで銅メダルを獲得した陳葦綾は、CCTVで「中国台北の選手」として紹介されちゃう。さらに北京科技大学体育館で行われている柔道の会場で、記者室内で各国の記者に提供されたトーナメント表のうち、女子52kg級に出場していた施佩均のところに簡体字で「中国台北」と書いてあったとのこと。
対プレスのごたごたとしては、「シールを外したらゆうこりん」という音の出ない(壊れかけの)ラジオが有名になったけど、本当に小細工が好きなオリンピックだなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/11/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/8/11/NEWS/MAINLAND/MAI1/4466825.shtml (聯合報/一次ソースは中央通訊社)
★ 政府の応援が得られず帰国した応援団長。
台湾の名物とも言うべき応援団長・楊蕙如という女性がいるんですが、入国を拒否られて台湾にしぶしぶ帰国。本人いわく「挑発しに行ったのではない。応援をしに行ったのに」とのことで、やっぱり過去の応援でブラックリスト入りしていたのが原因なのかな。それにしてもセコいなあ中国。
ありゃりゃと思ったのは、中国国民党の呉育昇立法委員が「自ら恥を招いたもの」とコメントしていること。これには楊蕙如も「国を愛するのは身から出たさびなのか?『中国台北』と呼ばれたくないと思うこともそうなのか?」と反論。民進党の一部立法委員からは、彼女を次の立法委員選挙で擁立し呉育昇にぶつけよう(台北県1区)っていう声もあるみたいだけど、「それ(同じ選挙区に出ること)こそ自ら恥を招くものだ」と反駁したんだって。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/12/today-fo2.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/8/10/NEWS/NATIONAL/NAT5/4464521.shtml (聯合報)
http://jp.epochtimes.com/jp/2008/08/html/d40432.html (大紀元時報日本語版)
★ オフィシャルサイトの選手紹介では、過去の大会の開催地で「中国台北」の文字が。
ここまで来ると小細工するほうも見つけるほうも金メダル級かも。台湾の野球チームのメンバー紹介の中で、過去に参加した大会っていう欄があるんですが、台湾で行われた大会について開催地が「中国台北」になっていたと13日付自由時報が報じています。
試しに高志綱のページを見てみたんですが、
まだなってるじゃん。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/13/today-p2-3.htm (自由時報)
★ 新華社は中国選手のページで「中国香港」「中華台北」を並べて扱う。
18日付自由時報が「新華社Webサイトが小細工 台湾選手を中国チームに」というタイトルで一報。出だしがまた秀逸なので(めずらしく吃豆腐なんて言葉も使っちゃってるし)、ぜひ一読を。
この新華社のサイト、これはどう見ても「台湾は中国チームの一部」「香港と同じ扱い」と思っちゃいかねないですね。さすがこれは露骨過ぎるから直すかなと思ったら、
直ってねーし。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/aug/18/today-p7.htm (自由時報)
と、自由時報を中心に(っていうか他のメディアからも拾おうと思ったんだけど、あまりに自由時報でたくさん拾えたのでもうお腹いっぱいでっす)取り上げてみたんですが、これでも氷山の一角かも。
既にお分かりのとおり、タイトルは「ギャグマンガ日和2」の「聖徳太子の楽しい木造建築」から。聖徳太子から名前を間違われた(ある意味矮小化だね)小野妹子が「露骨に地味な嫌がらせしやが」ったんだけど、名前は矮小化されるわ「露骨に地味な嫌がらせ」されるわとなれば、これはギャグでは済まされないね。
気がつけばオリンピックももう後半戦。中国の金メダル獲得数がすごいことになってるけど、やっぱりなんだかんだ言っても威信を賭けた国と国との戦いになっちゃうのはいたし方ないことだよね。
そんな艶やかなスポーツの祭典の水面下で、別の「威信を賭けた国と国との戦い」が繰り広げられていることも忘れちゃいけません。
気がつけばオリンピックももう後半戦。中国の金メダル獲得数がすごいことになってるけど、やっぱりなんだかんだ言っても威信を賭けた国と国との戦いになっちゃうのはいたし方ないことだよね。
そんな艶やかなスポーツの祭典の水面下で、別の「威信を賭けた国と国との戦い」が繰り広げられていることも忘れちゃいけません。
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