見えざる手に差し伸べる手が見えなくて。
昨日の「音楽を愛でる者たちと、音楽に愛でられし者たちと。」では珍しく、
> ★ 追記。
なんて使っちゃったけど、実は記事を書いてからだいたい24時間くらいは断続的に加筆されてます。推敲なんて言えば多少すごそうなイメージを前面に出せるんだけど、ただ書き足しているだけなので駄文に輪をかけて駄文になっているっていうだけです。考えがまとまらないんです。だから、スパッとしたブログを書く人たちはマジですごいなあって思います。
なので、たまにちょっと前の記事なんかを見てみると、間違い探しみたいな感じで面白いかもしれないですね。あはは。
このところ世界的に株式市場が下がりに下がって止まりません。って、あれ?経済なんてずぶの素人なのにこんなの書いていいのかなあ。
日経平均はほぼ1ヶ月前の9月26日に11,893円16銭で引けていたんですが、この1ヶ月で4,000円以上も値下がりし、バブル後最安値、っていうか26年ぶりの水準となる7,162円90銭で今日の終値をつけました。つい10日ほど前の「総統のツケ回しの旗の下に。」で、台湾の加権指数について、
> 今日17日の加権指数は実に5年3ヶ月ぶりとなる5,000割れを記録して4,960.40で大引けに。
> 就任した5月20日の終値だった9,068.89の半値まであとちょっとというジェットコースター。
なんて書いてたんですが、日経平均は5月20日に14,160円09銭だったのでギリギリセーフで半値圏内。いやいやそんな勝負してもしょうがないですね。ちなみに今日の台湾証券交易所は世界の流れに抗えず4,366.87で取引を終え、馬英九が就任した際の数字の、半値を割ったことになります。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700574,00.html (中国時報/一次ソースは中央通訊社)


左が台湾の加権指数、右が日本の日経平均のグラフ。Yahoo!から拝借しちゃいました。こうしてみると、台湾のほうが自然なグラフと言えなくもないような。
おりしも今日は台湾の市場で下げ幅制限が7%に戻された(先週まで2週間にわたって3.5%で抑制していた)初日。これまで強引に市場の流動性を制限していたところで、一気に堰を切ったわけだから、蓋を開けてみれば寄り付きでガクンと下がって4301.33、そしてこれが今日の安値。そうやって書くとなんだか耐えたようにも見えるんですが、なんのことはなくて取引開始早々に6%以上下がったっていうだけなんです。結局500近くの銘柄でストップ安。早くも「今週は4,000のラインをめぐる攻防」と言われてますね。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700575,00.html (中国時報/一次ソースは中廣)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/oct/27/today-t1.htm (自由時報)
おいらはあんまり「見えざる手」っていうのを信じていないんですが、個人個人が自分の益をMaxにしようとするプラスの動きが経済全体にとってプラスに作用するっていうんであれば、逆にマイナス局面では自分の損をMinにしようとする個人個人の動きは間違いなく雪だるま式にマイナスに傾いていくよね。
であればなおのこと、見えざる手に対して政策側が手を差し伸べるべきだと思うんだけど、今の状況を見ているとなかなかそれが上手く働いていなかったり、そもそも手が出せていないような印象を受けます。
この1ヶ月で30%以上も下がった日本と違い、台湾ではグラフのとおり断続的に下がり続けています。急激な景気悪化っていうのも泡食っちゃうけど、これほどに止まらないと気を揉むもの。もっとも実際の景況感ってどうなのっていう話なんですが、27日に行政院経済建設委員会が9月の景気対策信号を発表しました。
この景気対策信号というのは面白くって、9つの経済指標を数値化して、それぞれ経済が過熱していれば赤、過熱傾向にあれば赤っぽい黄色、安定してれば緑、悪化傾向にあれば青っぽい黄色、そして低迷してれば青という色で景気の動向を表しています。確かに信号っぽいよね。
それの過去1年間分がこれ。

いちばん上の「総合判断」っていうのが、言ってみれば今の台湾の全体的な景気動向を数値化したもので、その上の丸の色が上に書いた色のやつです。こうしてみると、景気の波そのものは緩やかに下降傾向にはあったんですが、目に見えて悪くなったのはやっぱり5月6月以降っていうように見えちゃいますね。色使いって怖いなあ。金融部門や設備投資、サービス部門が低調だったところに、5,6月以降は製造業や輸出関連でも急激に悪化してますね。
じゃあ悪化の原因はその時期に政権の座についた馬英九のせいかっていうと、そんな簡単に言えないけれど、少なくとも総統選挙であれだけ大見得を切ったんだから、せめて少しは抗ってほしいものです。ちなみに、この12分という数字、2001年12月以来の低さだとか。
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4575409.shtml (聯合報/一次ソースは中央通訊社)
http://www.cepd.gov.tw/ (行政院経済建設委員会)
> ★ 追記。
なんて使っちゃったけど、実は記事を書いてからだいたい24時間くらいは断続的に加筆されてます。推敲なんて言えば多少すごそうなイメージを前面に出せるんだけど、ただ書き足しているだけなので駄文に輪をかけて駄文になっているっていうだけです。考えがまとまらないんです。だから、スパッとしたブログを書く人たちはマジですごいなあって思います。
なので、たまにちょっと前の記事なんかを見てみると、間違い探しみたいな感じで面白いかもしれないですね。あはは。
このところ世界的に株式市場が下がりに下がって止まりません。って、あれ?経済なんてずぶの素人なのにこんなの書いていいのかなあ。
日経平均はほぼ1ヶ月前の9月26日に11,893円16銭で引けていたんですが、この1ヶ月で4,000円以上も値下がりし、バブル後最安値、っていうか26年ぶりの水準となる7,162円90銭で今日の終値をつけました。つい10日ほど前の「総統のツケ回しの旗の下に。」で、台湾の加権指数について、
> 今日17日の加権指数は実に5年3ヶ月ぶりとなる5,000割れを記録して4,960.40で大引けに。
> 就任した5月20日の終値だった9,068.89の半値まであとちょっとというジェットコースター。
なんて書いてたんですが、日経平均は5月20日に14,160円09銭だったのでギリギリセーフで半値圏内。いやいやそんな勝負してもしょうがないですね。ちなみに今日の台湾証券交易所は世界の流れに抗えず4,366.87で取引を終え、馬英九が就任した際の数字の、半値を割ったことになります。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700574,00.html (中国時報/一次ソースは中央通訊社)
左が台湾の加権指数、右が日本の日経平均のグラフ。Yahoo!から拝借しちゃいました。こうしてみると、台湾のほうが自然なグラフと言えなくもないような。
おりしも今日は台湾の市場で下げ幅制限が7%に戻された(先週まで2週間にわたって3.5%で抑制していた)初日。これまで強引に市場の流動性を制限していたところで、一気に堰を切ったわけだから、蓋を開けてみれば寄り付きでガクンと下がって4301.33、そしてこれが今日の安値。そうやって書くとなんだか耐えたようにも見えるんですが、なんのことはなくて取引開始早々に6%以上下がったっていうだけなんです。結局500近くの銘柄でストップ安。早くも「今週は4,000のラインをめぐる攻防」と言われてますね。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700575,00.html (中国時報/一次ソースは中廣)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/oct/27/today-t1.htm (自由時報)
おいらはあんまり「見えざる手」っていうのを信じていないんですが、個人個人が自分の益をMaxにしようとするプラスの動きが経済全体にとってプラスに作用するっていうんであれば、逆にマイナス局面では自分の損をMinにしようとする個人個人の動きは間違いなく雪だるま式にマイナスに傾いていくよね。
であればなおのこと、見えざる手に対して政策側が手を差し伸べるべきだと思うんだけど、今の状況を見ているとなかなかそれが上手く働いていなかったり、そもそも手が出せていないような印象を受けます。
この1ヶ月で30%以上も下がった日本と違い、台湾ではグラフのとおり断続的に下がり続けています。急激な景気悪化っていうのも泡食っちゃうけど、これほどに止まらないと気を揉むもの。もっとも実際の景況感ってどうなのっていう話なんですが、27日に行政院経済建設委員会が9月の景気対策信号を発表しました。
この景気対策信号というのは面白くって、9つの経済指標を数値化して、それぞれ経済が過熱していれば赤、過熱傾向にあれば赤っぽい黄色、安定してれば緑、悪化傾向にあれば青っぽい黄色、そして低迷してれば青という色で景気の動向を表しています。確かに信号っぽいよね。
それの過去1年間分がこれ。
いちばん上の「総合判断」っていうのが、言ってみれば今の台湾の全体的な景気動向を数値化したもので、その上の丸の色が上に書いた色のやつです。こうしてみると、景気の波そのものは緩やかに下降傾向にはあったんですが、目に見えて悪くなったのはやっぱり5月6月以降っていうように見えちゃいますね。色使いって怖いなあ。金融部門や設備投資、サービス部門が低調だったところに、5,6月以降は製造業や輸出関連でも急激に悪化してますね。
じゃあ悪化の原因はその時期に政権の座についた馬英九のせいかっていうと、そんな簡単に言えないけれど、少なくとも総統選挙であれだけ大見得を切ったんだから、せめて少しは抗ってほしいものです。ちなみに、この12分という数字、2001年12月以来の低さだとか。
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4575409.shtml (聯合報/一次ソースは中央通訊社)
http://www.cepd.gov.tw/ (行政院経済建設委員会)
どうにも止まらないこの流れ、当然この先の情勢にも影響を及ぼしちゃいます。8月には「来年の経済成長率は5.08%だ」と言っていた主計処だったけど、「グローバルインサイトから引用すると」という形ではあるもののわずか2ヶ月でこれを3.5%に下方修正。主計処の次の公式発表は11月に行われるけれど、下方修正は避けられないですね。それにしてもなんという前フリ。
さらに、クレディスイス証券によれば来年の経済成長率は2.3%という厳しい見込み(従前は4.2%と予測)。この報道では、「台湾はアイスランドのようにはならない」なんてフォローも入っているんだけど、どうも流れ的に2.3%っていう数字すら大丈夫なのかって思えてきちゃうんですが。そもそも今年の目標値の4.6%だって無理じゃないっすか?
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700577,00.html (中国時報/一次ソースは中廣)
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4575191.shtml (聯合報)
そういう意味では、「去る者は日々に疎し、そして疎し者は日々いろんなことを忘れ去り。」で取り上げたように、馬英九が「633」の公約を最大で8年も先延ばししたのはある意味で先見の明があったというもの。今年来年じゃ経済成長率6%なんて無理ぽ。
となると残りの2つの指標についても気になるところなんですが、例のメキシコメディアの取材に対して馬英九は、
> 現在まで失業率は大幅な上昇を抑えており、およそ3.8%を維持し、
> 数年以内に3%以下に低下させることができるだろう。
と言っていました。確かに4月の3.81%から上昇していたんですが6月までは3%台をキープし、7月こそ11ヶ月ぶりに4%になった(4.06%)ものの、それまでの年平均は3.89%と、2006年と2007年の平均を下回っていました。しかし8月に4.14%、そして23日に行政院主計処が発表した9月の数字では、ついに2005年8月(4.36%)以来となる4.27%とますます悪化。年平均は3.96%となり、年平均で見ても3年ぶりとなる4%台が見えてきました。
経済建設委員会は27日に13.8万件の雇用創造プランを公表し、2008年の年平均失業率を過去2年並みの3.91%以下に抑え、馬英九の1期目最終年度にあたる2012年には公約となっていた失業率3%以下を目指すこととしました。というよりも、この数字って政権公約からすれば最低ラインと言っても過言じゃありません。達成のために本気を出してきたという考えもできるのですが、どちらかと言えばこれが精一杯なんじゃないかっていう気さえしてきます。
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4573556.shtml (聯合報/一次ソースは経済日報)
http://www.dgbas.gov.tw/ (行政院主計処)
さらに、クレディスイス証券によれば来年の経済成長率は2.3%という厳しい見込み(従前は4.2%と予測)。この報道では、「台湾はアイスランドのようにはならない」なんてフォローも入っているんだけど、どうも流れ的に2.3%っていう数字すら大丈夫なのかって思えてきちゃうんですが。そもそも今年の目標値の4.6%だって無理じゃないっすか?
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130501+132008102700577,00.html (中国時報/一次ソースは中廣)
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4575191.shtml (聯合報)
そういう意味では、「去る者は日々に疎し、そして疎し者は日々いろんなことを忘れ去り。」で取り上げたように、馬英九が「633」の公約を最大で8年も先延ばししたのはある意味で先見の明があったというもの。今年来年じゃ経済成長率6%なんて無理ぽ。
となると残りの2つの指標についても気になるところなんですが、例のメキシコメディアの取材に対して馬英九は、
> 現在まで失業率は大幅な上昇を抑えており、およそ3.8%を維持し、
> 数年以内に3%以下に低下させることができるだろう。
と言っていました。確かに4月の3.81%から上昇していたんですが6月までは3%台をキープし、7月こそ11ヶ月ぶりに4%になった(4.06%)ものの、それまでの年平均は3.89%と、2006年と2007年の平均を下回っていました。しかし8月に4.14%、そして23日に行政院主計処が発表した9月の数字では、ついに2005年8月(4.36%)以来となる4.27%とますます悪化。年平均は3.96%となり、年平均で見ても3年ぶりとなる4%台が見えてきました。
経済建設委員会は27日に13.8万件の雇用創造プランを公表し、2008年の年平均失業率を過去2年並みの3.91%以下に抑え、馬英九の1期目最終年度にあたる2012年には公約となっていた失業率3%以下を目指すこととしました。というよりも、この数字って政権公約からすれば最低ラインと言っても過言じゃありません。達成のために本気を出してきたという考えもできるのですが、どちらかと言えばこれが精一杯なんじゃないかっていう気さえしてきます。
http://www.udn.com/2008/10/27/NEWS/FINANCE/FIN2/4573556.shtml (聯合報/一次ソースは経済日報)
http://www.dgbas.gov.tw/ (行政院主計処)
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