2008年12月アーカイブ
今年書ききれなかったニュースを並べようとしたら、断トツで今年書ききれなかった歌の方が多かった。ということで、取り上げきれなかった歌を並べます。本当は紅白っぽくしようかと思ったんだけど、圧倒的に白が少なくなったので無駄に真似するのはやめにした。
★ Dummy Clock(束子P)
「空耳の魔術師」こと束子Pが、その目的のためだけに全て歌詞を英語にしたという驚きの一曲。何がすごいって、字幕に一緒に出てくる和訳ですね。意訳は意訳なんだけど、曲の雰囲気も英詞の意味も壊さない、意訳のお手本のような和訳です。って、おいらが「お手本です」なんて言っても説得力ないんだけどね。
ただ、お分かりのように、これをニュースに絡めてどうこうってなると、これは至難の業ですね。なので永遠にこのブログでは「under repair」ってぶら下げたままだね。
★ End of Rain(鮭P)
鮭Pもいいですね。意外に伸びないのが不思議でしょうがない。とは言うものの、しっとり系の歌詞や恋愛を歌ったもの、空想の世界や天体を歌われると、ぶっちゃけこのブログでは登場の機会がさっぱりありません。残念でしょうがないので、せめて今日くらいはご登場いただきました。
★ ただいま。(つるつるP)
亞北ネルと言えばつるつるP。とはいえ、ネルの曲だからと言ってそうそう取り上げることもできませんでした。っていうか、それやったらいよいよごちゃ混ぜブログになるしね。
★ デッドボールP
いや、デッドボールPの歌詞は考えるとすごいよくできてるから。マジで。でも、あまりにデッドボールすぎておいそれと使えないっす。なんかいらぬ予防線を勝手に張っちゃうんだよねえ。とか言いながら、実は「台湾からすごいたくさんの訪問があって狼狽したけど飽きた寝る。」で使ってた。ニュースじゃなかったけどね。
一方で、ある程度「こういうニュースが新たな展開を迎えたら、あの曲絡めて」とか、「こういうニュースがあった時には使えるな」みたいな曲もけっこうあります。そういう風に曲を捉えるのは失礼なことなんだけどね。ところが、往々にしてそういう邪な思惑は交わされてしまい、結局ずっと構想は構想のままになっちゃいます。
★ ストラトスフィア(うたたP)
せっかくなのでもうすぐ殿堂入りを迎える2008 Remixから。この曲もすごく好きなんだけど、なかなか使う機会がありませんでした。成層圏だと神舟七号はちょっと違うし、台湾海峡じゃミグ29の出番もないしね。「やってきたチャイカ、やってくるチャイナ。」の時みたく、台風の名前にツバメが入った時を狙おうかと思っていたら、ツバメの出番はずいぶん先でした。はぅぅ。
★ 悪ノ召使(悪ノP)
半信半疑で書きながら、なぜか五七五にこだわってしまった「言うほどに「悪ノ娘」か呉淑珍。」で「悪ノ娘」を使ってしまった以上、召使もまた使わないわけにはいきません。ところが、呉淑珍を王女に見立ててしまうと、今度は召使に相当する人物がいなくなってしまうという困った状態に。ああ、じゃあそこは割り切って使おうかとも思ったけど、元の歌が表裏一体で成り立っている以上、そんな不義理な真似ができるはずもないのでした。
★ The 9th(ジミーサムP)
もしかしたらジミーサムPの曲の中でもいちばん好きかもしれない。何かテーマがあった時に、さりげなく伝わるように、それでしてものすごい情報量を歌詞の中に込められる才能には、「い い セ ン ス だ」なんていう言葉だけじゃ足りないよね。九と言えば馬英九もいるし、まだまだ台湾政界の要所要所で登場する李登輝・連戦という第九任総統・副総統コンビについて書く時に使えれば...なんて思っていたら、結局元曲のイメージの荘厳さに追いつくようなニュースと、何よりおいらの力が及びませんでした。
そろそろiframe使いまくって重くなりそうなので打ち止め。使いたくても使えなかった曲は(想定していた想定していないを問わず)、来年こそ日の目を見ることができるかな。
ちなみに、今年登場した曲(前の記事まで)をPごとに見てみるとこんな感じ。めんどいので流星群なんかのメドレーや、いわゆる市中の曲はのぞいてます。あ、「歌ってみた」もカウントしています。
4曲:ryo(7回),
3曲:doriko@きりたんP(5回),
2曲:19's Sound Factory@スイーツ(笑)P,
1曲:OSTER Project(2回), cokesi, 乱数P, ぽこたんP, デッドボールP, 束子P, 柏餅P, あわあわp, 若干P, MazoP, ラムネP, ゆうゆ, 悪ノP, ジミーサムP, 小林オニキス, 暴走P
あ。意外とryoさん多かった。やっぱりミーハーだっていうのが露呈しちゃうラインナップだね。そういえば「総統のツケ回しの旗の下に。」で、
「きりたんPもそうだし、この前の「ゼロ・ワン」の束子Pもそうだけど、おいらの趣味はどんだけ「台所の周辺」なんだろう。」
って書いたけど、これを見てみると19人中6人くらいだから、案外そうでも無かったね。それとも充分多いかな?あはは。
ぐだぐだな感じですが、来年もきっとこんな感じです。皆さまどうかよいお年を。
★ Dummy Clock(束子P)
「空耳の魔術師」こと束子Pが、その目的のためだけに全て歌詞を英語にしたという驚きの一曲。何がすごいって、字幕に一緒に出てくる和訳ですね。意訳は意訳なんだけど、曲の雰囲気も英詞の意味も壊さない、意訳のお手本のような和訳です。って、おいらが「お手本です」なんて言っても説得力ないんだけどね。
ただ、お分かりのように、これをニュースに絡めてどうこうってなると、これは至難の業ですね。なので永遠にこのブログでは「under repair」ってぶら下げたままだね。
★ End of Rain(鮭P)
鮭Pもいいですね。意外に伸びないのが不思議でしょうがない。とは言うものの、しっとり系の歌詞や恋愛を歌ったもの、空想の世界や天体を歌われると、ぶっちゃけこのブログでは登場の機会がさっぱりありません。残念でしょうがないので、せめて今日くらいはご登場いただきました。
★ ただいま。(つるつるP)
亞北ネルと言えばつるつるP。とはいえ、ネルの曲だからと言ってそうそう取り上げることもできませんでした。っていうか、それやったらいよいよごちゃ混ぜブログになるしね。
★ デッドボールP
いや、デッドボールPの歌詞は考えるとすごいよくできてるから。マジで。でも、あまりにデッドボールすぎておいそれと使えないっす。なんかいらぬ予防線を勝手に張っちゃうんだよねえ。とか言いながら、実は「台湾からすごいたくさんの訪問があって狼狽したけど飽きた寝る。」で使ってた。ニュースじゃなかったけどね。
一方で、ある程度「こういうニュースが新たな展開を迎えたら、あの曲絡めて」とか、「こういうニュースがあった時には使えるな」みたいな曲もけっこうあります。そういう風に曲を捉えるのは失礼なことなんだけどね。ところが、往々にしてそういう邪な思惑は交わされてしまい、結局ずっと構想は構想のままになっちゃいます。
★ ストラトスフィア(うたたP)
せっかくなのでもうすぐ殿堂入りを迎える2008 Remixから。この曲もすごく好きなんだけど、なかなか使う機会がありませんでした。成層圏だと神舟七号はちょっと違うし、台湾海峡じゃミグ29の出番もないしね。「やってきたチャイカ、やってくるチャイナ。」の時みたく、台風の名前にツバメが入った時を狙おうかと思っていたら、ツバメの出番はずいぶん先でした。はぅぅ。
★ 悪ノ召使(悪ノP)
半信半疑で書きながら、なぜか五七五にこだわってしまった「言うほどに「悪ノ娘」か呉淑珍。」で「悪ノ娘」を使ってしまった以上、召使もまた使わないわけにはいきません。ところが、呉淑珍を王女に見立ててしまうと、今度は召使に相当する人物がいなくなってしまうという困った状態に。ああ、じゃあそこは割り切って使おうかとも思ったけど、元の歌が表裏一体で成り立っている以上、そんな不義理な真似ができるはずもないのでした。
★ The 9th(ジミーサムP)
もしかしたらジミーサムPの曲の中でもいちばん好きかもしれない。何かテーマがあった時に、さりげなく伝わるように、それでしてものすごい情報量を歌詞の中に込められる才能には、「い い セ ン ス だ」なんていう言葉だけじゃ足りないよね。九と言えば馬英九もいるし、まだまだ台湾政界の要所要所で登場する李登輝・連戦という第九任総統・副総統コンビについて書く時に使えれば...なんて思っていたら、結局元曲のイメージの荘厳さに追いつくようなニュースと、何よりおいらの力が及びませんでした。
そろそろiframe使いまくって重くなりそうなので打ち止め。使いたくても使えなかった曲は(想定していた想定していないを問わず)、来年こそ日の目を見ることができるかな。
ちなみに、今年登場した曲(前の記事まで)をPごとに見てみるとこんな感じ。めんどいので流星群なんかのメドレーや、いわゆる市中の曲はのぞいてます。あ、「歌ってみた」もカウントしています。
4曲:ryo(7回),
3曲:doriko@きりたんP(5回),
2曲:19's Sound Factory@スイーツ(笑)P,
1曲:OSTER Project(2回), cokesi, 乱数P, ぽこたんP, デッドボールP, 束子P, 柏餅P, あわあわp, 若干P, MazoP, ラムネP, ゆうゆ, 悪ノP, ジミーサムP, 小林オニキス, 暴走P
あ。意外とryoさん多かった。やっぱりミーハーだっていうのが露呈しちゃうラインナップだね。そういえば「総統のツケ回しの旗の下に。」で、
「きりたんPもそうだし、この前の「ゼロ・ワン」の束子Pもそうだけど、おいらの趣味はどんだけ「台所の周辺」なんだろう。」
って書いたけど、これを見てみると19人中6人くらいだから、案外そうでも無かったね。それとも充分多いかな?あはは。
ぐだぐだな感じですが、来年もきっとこんな感じです。皆さまどうかよいお年を。
いつもいつも長ったらしい割に中身の薄いブログをご愛顧いただきありがとうございます。偉そうにいろいろ書くくせに素人丸出しな点は否定できません。いつもはそこまでぶっ飛んだ内容は書いてないはずなので許してください。でも、ちょっと今回はいつもより周波数の高い電波でお届けします。そして、いつもより周波数の高い電波は自身を蝕むのでした。よろしくお願いします。なんつって。
今年もあと少しになりました。台湾の今年を代表する漢字は「乱」だそうです。あ、でもこの話についてはまた次回で(えー)。一方、この企画の本家である日本の場合は「変」。なるほどなあって思えるような思えないような微妙なところだなあ。むしろ台湾の方が「変」なんじゃないかなって思っちゃうくらい。
じゃあ東亜+板にも「変」があったかっていうと、この1年も「変」とは程遠かったね。相変わらず空回りで盛り上がる、あくびの出るような舞台の一幕が延々と続いた感じ。変わったのって言ったらサーバ(news24→gimpo)くらいじゃないかな。
ニュースだけで考えれば、大雪もあった、地震もあった、オリンピックもあった。メタミドホスもメラミンもあった。韓国と台湾ではPresidentが新しくなった。いろいろあったのにね。蓋を開けてみれば韓国を嘲い中国を叩き、憂国を盾にして都合のいい話か関係無い話を振り回しているだけ。同じ顔はもう見飽きた。同じ話はもう聞き飽きた。
とは言っても、それって単に板のせいだけじゃなくて、>>1を提供するφ★にも責任の一端はあるんじゃないかな。日々新しいニュースが入ってくるはずなのに、いつしか余計な算段を巡らせ記事の取捨選択やスレタイ作りをしてしまって、どこかで見たようなお話の続きの土台作りの片棒を担いじゃってるのかもしれない。昨日、東方神起のスレを立てた後、ちょっとだけ後悔した。
【中韓】「メンバーの妊婦殴打に抗議」 東方神起の中国・武漢でのコンサート前日、横断幕掲げて抗議[12/27]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1230362808/
また「ダブスタだ」って怒られちゃいそうだけど、そうは言ってもφ★が単にニュースを右から左へコピペするだけの存在になっちゃったら面白くないって思っているんだよね。(TATESUGI値や規制は別にして)誰もがスレを立てられてレスをすることができる2chにあって、φ★だけがスレを立てられる+板というのはやっぱり特殊な場所。
だからこそ、φ★の責任や意味を力いっぱい使う人も、やたら軽んじる人もおいらは両方とも嫌悪します。というより、φ★の重みを過大に捉えちゃう人はやがてその重みに潰されちゃうし、ことさらぞんざいに扱う人は立っていられなくなってどこかに飛ばされちゃうだけなんだと思う。
何も考えないで立てるだけなのがいちばん楽なのに、それなりに色とりどりになるのは、適当なバランス感覚と「たかが2chじゃないか」というテキトーな感覚の持ち主だけが残るからなのかもしれないっす。もっとも、ノーコンな人に限って際どいところをめがけて変化球ばっかり投げ込みたがるのだけは未だによくわかんないすけど。
うわ脱線した。
おいらは朝鮮半島情勢+の頃も知らない新参外様のφ★だけど、当時と比べればスレの数もレスの数も比較になりません。かつて一喜一憂していた一日の書き込みの数は、今じゃきっと数時間で軽く凌駕するような規模になっちゃっているんじゃないかな。それが例え他の+板から出された人たちを起源とするものだとしてもね。
そんな大昔、いろんなスレが立ってたくさんのレスが付くにはどうしたらいいかって、φ★だけじゃなく名無しさんたちも含めて取り組んでいた頃、■い方のへっくんが、
> 662 :● ◆HETAREzfq. :04/01/30 11:24
> >>655にマジレスしるとねぇ、
> 「また鮮人さんが悪いことを」な内容ばっかな板だと、個人的にバランスが悪いような気がするです。
> 笑いやほのぼの、萌えもちょっとだけ(デザート的に)あればいいと思うです。
>
> だからネタを探してるです。
なんて書いてた(全然関係ないけど、おいらは雑談1~4、自治議論1~3くらいの雰囲気が好きです。)。確かにいろんな種類のスレが増えたよね。芸能スレ(おいらはいらないなあって思っちゃうんだけど)も経済スレも立つしね。少ないけど東南亜もカバーするようになった。でも、結局前提となるスレの母数が変わっただけで、スクロールバーを動かせば、ねえ。むしろスレのバリエーションが増えたはずなのに中身が変わらない(むしろ悪化したのかな)っていうのは、逆にバランスが悪くなっちゃってるのかもしれないね。
+板の宿命もあって、イナゴも外電も東亜に留まることができませんでした。残ったのは小さく激しく対流し続けるだけの澱みと、いつであってもどんなニュースであっても、「書き込む」ボタンを押すのが誰であっても同じような共鳴の繰り返しがほとんど。
雑談★4
http://news2.2ch.net/news4plus/kako/1073/10739/1073914896.html
そういうスレの流れになっちゃうのは仕方のないことなのかな。抗いようがないのに多くを求めすぎてるのかな。もともと明らかに傍流のスレしか立てないから、なおさら空走しまくりの盛宴が近くに寄ってくるとドキっとしちゃう。未だに自分の立てたスレにレスが100以上つくとビビってます。あはは。
むしろ、嗤ったり貶したりするための電波が枯れてしまったらこの板はどうなっちゃうんだろう。どんなレスが残るんだろう。今の日本ってなんだかんだ言ってそんなに余裕が無いから、そういう日が来ないとも限らない。東亜の人たちは、自分たちが削りに削った淵を歩くことができるのかなあ。そして、かの国に向いていた矢印のエネルギーはどこにその矛先を見出すのかな。それはちょっと見てみたいけど、それ以上に怖い。
そんなことを考えちゃいました。はぁっ。
季節的にむくむくっと頭の片隅にやってくる下らない戯言ではあるんだけど、マジでどこでどうなってこうなっちゃったのかと、どうにかならないものかと考えちゃいます。おいらはどうしたらいいのかな。まあ、そんなことを考えるのは季節的になんだけどね。しかも考えるだけなんだけどね。
っていうか、そんな発想そのものを突き詰めていくと、それこそ単に板を憂いて自己主張して自己満足しているだけなのかもしれない。なんだおいらだってそういう人たちと何も変わらないじゃんか、っていう。ありもしない東亜+板の幻想を抱いて、求めて、疲れちゃって、ってね。あははは。
今年もあと少しになりました。台湾の今年を代表する漢字は「乱」だそうです。あ、でもこの話についてはまた次回で(えー)。一方、この企画の本家である日本の場合は「変」。なるほどなあって思えるような思えないような微妙なところだなあ。むしろ台湾の方が「変」なんじゃないかなって思っちゃうくらい。
じゃあ東亜+板にも「変」があったかっていうと、この1年も「変」とは程遠かったね。相変わらず空回りで盛り上がる、あくびの出るような舞台の一幕が延々と続いた感じ。変わったのって言ったらサーバ(news24→gimpo)くらいじゃないかな。
ニュースだけで考えれば、大雪もあった、地震もあった、オリンピックもあった。メタミドホスもメラミンもあった。韓国と台湾ではPresidentが新しくなった。いろいろあったのにね。蓋を開けてみれば韓国を嘲い中国を叩き、憂国を盾にして都合のいい話か関係無い話を振り回しているだけ。同じ顔はもう見飽きた。同じ話はもう聞き飽きた。
とは言っても、それって単に板のせいだけじゃなくて、>>1を提供するφ★にも責任の一端はあるんじゃないかな。日々新しいニュースが入ってくるはずなのに、いつしか余計な算段を巡らせ記事の取捨選択やスレタイ作りをしてしまって、どこかで見たようなお話の続きの土台作りの片棒を担いじゃってるのかもしれない。昨日、東方神起のスレを立てた後、ちょっとだけ後悔した。
【中韓】「メンバーの妊婦殴打に抗議」 東方神起の中国・武漢でのコンサート前日、横断幕掲げて抗議[12/27]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1230362808/
また「ダブスタだ」って怒られちゃいそうだけど、そうは言ってもφ★が単にニュースを右から左へコピペするだけの存在になっちゃったら面白くないって思っているんだよね。(TATESUGI値や規制は別にして)誰もがスレを立てられてレスをすることができる2chにあって、φ★だけがスレを立てられる+板というのはやっぱり特殊な場所。
だからこそ、φ★の責任や意味を力いっぱい使う人も、やたら軽んじる人もおいらは両方とも嫌悪します。というより、φ★の重みを過大に捉えちゃう人はやがてその重みに潰されちゃうし、ことさらぞんざいに扱う人は立っていられなくなってどこかに飛ばされちゃうだけなんだと思う。
何も考えないで立てるだけなのがいちばん楽なのに、それなりに色とりどりになるのは、適当なバランス感覚と「たかが2chじゃないか」というテキトーな感覚の持ち主だけが残るからなのかもしれないっす。もっとも、ノーコンな人に限って際どいところをめがけて変化球ばっかり投げ込みたがるのだけは未だによくわかんないすけど。
うわ脱線した。
おいらは朝鮮半島情勢+の頃も知らない新参外様のφ★だけど、当時と比べればスレの数もレスの数も比較になりません。かつて一喜一憂していた一日の書き込みの数は、今じゃきっと数時間で軽く凌駕するような規模になっちゃっているんじゃないかな。それが例え他の+板から出された人たちを起源とするものだとしてもね。
そんな大昔、いろんなスレが立ってたくさんのレスが付くにはどうしたらいいかって、φ★だけじゃなく名無しさんたちも含めて取り組んでいた頃、■い方のへっくんが、
> 662 :● ◆HETAREzfq. :04/01/30 11:24
> >>655にマジレスしるとねぇ、
> 「また鮮人さんが悪いことを」な内容ばっかな板だと、個人的にバランスが悪いような気がするです。
> 笑いやほのぼの、萌えもちょっとだけ(デザート的に)あればいいと思うです。
>
> だからネタを探してるです。
なんて書いてた(全然関係ないけど、おいらは雑談1~4、自治議論1~3くらいの雰囲気が好きです。)。確かにいろんな種類のスレが増えたよね。芸能スレ(おいらはいらないなあって思っちゃうんだけど)も経済スレも立つしね。少ないけど東南亜もカバーするようになった。でも、結局前提となるスレの母数が変わっただけで、スクロールバーを動かせば、ねえ。むしろスレのバリエーションが増えたはずなのに中身が変わらない(むしろ悪化したのかな)っていうのは、逆にバランスが悪くなっちゃってるのかもしれないね。
+板の宿命もあって、イナゴも外電も東亜に留まることができませんでした。残ったのは小さく激しく対流し続けるだけの澱みと、いつであってもどんなニュースであっても、「書き込む」ボタンを押すのが誰であっても同じような共鳴の繰り返しがほとんど。
雑談★4
http://news2.2ch.net/news4plus/kako/1073/10739/1073914896.html
そういうスレの流れになっちゃうのは仕方のないことなのかな。抗いようがないのに多くを求めすぎてるのかな。もともと明らかに傍流のスレしか立てないから、なおさら空走しまくりの盛宴が近くに寄ってくるとドキっとしちゃう。未だに自分の立てたスレにレスが100以上つくとビビってます。あはは。
むしろ、嗤ったり貶したりするための電波が枯れてしまったらこの板はどうなっちゃうんだろう。どんなレスが残るんだろう。今の日本ってなんだかんだ言ってそんなに余裕が無いから、そういう日が来ないとも限らない。東亜の人たちは、自分たちが削りに削った淵を歩くことができるのかなあ。そして、かの国に向いていた矢印のエネルギーはどこにその矛先を見出すのかな。それはちょっと見てみたいけど、それ以上に怖い。
そんなことを考えちゃいました。はぁっ。
季節的にむくむくっと頭の片隅にやってくる下らない戯言ではあるんだけど、マジでどこでどうなってこうなっちゃったのかと、どうにかならないものかと考えちゃいます。おいらはどうしたらいいのかな。まあ、そんなことを考えるのは季節的になんだけどね。しかも考えるだけなんだけどね。
っていうか、そんな発想そのものを突き詰めていくと、それこそ単に板を憂いて自己主張して自己満足しているだけなのかもしれない。なんだおいらだってそういう人たちと何も変わらないじゃんか、っていう。ありもしない東亜+板の幻想を抱いて、求めて、疲れちゃって、ってね。あははは。
きたああああ。おすたああああ。
先週末、ようやくOSTER projectのCD「みくのかんづめ」が届きました。っていうか他のCDを密林で買うのといっしょにしてたから遅くなっただけなんだけどね。今回買いあさったものの中では、ミスチルのアルバムの次くらいに(1番じゃないのかよ)お気に入りでっす。
で、なぜか一緒に密林の箱から出てきたのが、スイーツ(笑)Pこと19's Sound Factoryの「First Sound Story」。ちょっと待って。これ、もう持ってなかったっけ?ってガサゴソ探したらちゃんと出てきた。やっちゃったああああ。なぜ買い増たし。どう見ても2枚目のCDですが、やっていることは三枚目です。本当にありがとうございました。
どうしよう。誰かに売るか(売るなよ)。それとも田んぼにぶら下げるか(サイトリニューアル前の19's Sound Factory公式サイトにあった嘘CDレビューが元ネタなので知らない人はスルー)。どうしましょったらどうしましょ。
仕方がないので、ほったらかしにしていた国共論壇のお話でもしましょうか(えー)。
この会合、日本語での正式名称は「両岸経済文化フォーラム」というもの。中国語での正式名称が「両岸経済文化論壇」なのでおもいっきり直訳ですね。なんだかぼやっとした名前で、両岸のどういう人が何のために集まってやる会議なのかイマイチ見えてこないんですが、それもミソなのかもしれないですね。中国側は中国共産党、台湾側は中国国民党という二政党が共同で開催する会合で、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うものです。先週末の20,21日で第4回が開かれました。
【中台】共産党と国民党による国共経済貿易フォーラム、9項目の共同提言を発表して閉幕[12/22]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229962152/
元はといえば、2005年4月に中国国民党主席として60年ぶりに大陸に渡った連戦主席(当時)が胡錦濤総書記と会談したいわゆる連胡会が発端でした。当時は陳水扁政権が二期目に入ってまもなくの頃、陳水扁の「台湾独立」に反対という点では一致していた両者なので、かなり意気投合したんじゃないかな。
その中で定期的に会合を開くことでまとまっていたのですが、翌2006年4月の第1回両岸経済貿易フォーラムには連戦が名誉主席の身分で堂々と台湾海峡を渡りました。この時、随行した経済界の面々は経済貿易フォーラムの名にふさわしくそうそうたるもの。連戦も再び胡錦濤と会談するなど華やかに終幕。
この会合の位置付けなんだけど、当然ながら中国の独裁政党である中国共産党と、当時はいちおう台湾の野党だった中国国民党との会合、っていうものなんです。経済や文化といったやや政治の世界がおよびにくい分野とはいえ、野党が主導でそんなことをしかも中国相手にやられるのは陳水扁政権にとって面白くないよね。っていうかどう考えてもおかしい。日本で言うと民主党が韓国に行って在日外国人の参政権について勝手に約束をしてくるようなもんです。行政院もコメントしているけれど、肝心なところは政府と政府でやらないと、ましてや両岸関係にあっては海協会と海基会があるんだからそれをないがしろにすることは、政府の統治能力っていう面において問題ありですよね。
【国共合作】60年ぶり、国共トップ会談 平和努力・台湾独立反対で合意[04/30]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1114818543/
【中台】李登輝・前総統、国民党と共産党による経済フォーラムを批判[04/12]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144852746/
【中台】中台経済貿易フォーラム、行政院も「条件付で歓迎。でも政府対政府が必須」[04/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1145121578/
その後、2006年10月、2007年4月と会合は行われ、またフォーラム以外でも国民党は共産党と連携して各政策の実現に向けて動いてきました。先日、ついに三通が本格的に始まったのは記憶に新しいところだけど、馬英九政権誕生後の両岸政策にとって、これらの会合が果たした役割はかなりあるように思えます。
【中台】中台、60年ぶり「三通」開始 海運直航、郵便も直配[12/15]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229333067/
なんて、過去の国共論壇と両岸関係についてざっくりと書いちゃいました。他にもいろいろあるんだけど、まあなんていうかそういうとこが気になる人はここ読んでないしね。今回肝心なのは、先週末の20・21日に上海で行われた第4回の国共論壇でちょっとした変化があったということなんです。
上にも書いているとおり、そもそもこの会合って「国民党と共産党が、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うもの」なんです。政府が行うべきものとは一線を画す(はずの)ものということで、民進党政権下でもいちおう行われてきたわけで、党と党であり、政府と政府ではないっていうのが本来の役割。もっとも、中国共産党って結局、党=政府なので向こうにしてみれば一緒なんだけどね。でも、日本だって、与党の自民党の議員団であってもどこか外国に行くときは政府を代表していくわけじゃないし勝手に決めてこないのが普通でしょ。
ところが今回、あれ?ってなったのは、行政院の官僚たちもフォーラムに私人として参加することになったからです。5人が参加したんですが、官僚が一行に加わったのはこれが初めて。19日の自由時報は、「海基会、海協会の価値を矮小化するだけでなく両岸条例の精神に反する」と鄭文燦のコメントを載っけてるけど、そもそも根本的にこんなことをすること自体がおかしいと思う。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/19/today-p1.htm (自由時報)
参加したのは経済建設委員会の副主任委員、金融監督管理委員会の銀行局長、交通部の民航局長、同じく交通部の観光局長、経済部の投資業務処長という顔ぶれ。両岸の経済活動や人的移動に関する部署の要職ばっかりです。何がびっくりするかって、まがりなりにも中華人民共和国と中華民国というまったく平和ではない両国関係の下で、行政機関の重職に就いている人たちが私人として乗り込むっていうことです。
確かに両国関係を考えれば、行政機関の職員が相手側に渡るというのはかなりハードルが高いこと。だからといって、いち政党の会合のために私人として渡るのは、なお危ないことだと思うんだけど。ましてや、それだけの人物たちを連れて行くのに、あえて私人としちゃったっていうのに、何を決めてこようっていうのかな?
呉伯雄国民党主席は、「非政府のものであり、政策決定するものではない」なんて言ってるけど、だったら連れて行く必要はないじゃんか。知識や内部事情、今後の行政活動に向けた下準備としての公的部分のうまみだけ吸い上げて、立場としては私人だなんて、冗談もいいところ。民進党の立法委員も突っ込んでいるけど、そうとう矛盾があると思う。
中国時報は、「今年のフォーラムがこれまでと最も異なる点は、過去三回は野党であった国民党が与党となり、お互いが政権党となったことだ。フォーラムの「共同提案」は自ずと影響力を持つだろう」って書いているけど、まさにその通りだし、そう考えるといくつかの危機感が頭をもたげてきます。
http://www.udn.com/2008/12/19/NEWS/MAINLAND/MAI1/4651408.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/20/today-fo2.htm (自由時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110505+112008121900087,00.html (中国時報)
このことが招く危うさというのは、一つ目には総統サイド、つまり総統や行政院といった者たちがノータッチになってしまうっていう可能性が高いっていうこと。もちろん総統が出身党である中国国民党に睨みを利かせることができれば手綱を握れるんだろうけど、どうにも怪しい。このことは、先月に国民党が副主席を一気に8人に増やしたときに自由時報がかなり適確に指摘してました。もはや馬英九が党をコントロールすることも、党が馬英九を補佐することも、何より党内部を誰かがコントロールすることさえもかなり難しくなってきているような気がする。
となると、鍵を握ってくるのは国共論壇の立役者であり、先日も嬉しそうにチリで開かれたAPECに参加しそこでまた胡錦涛と会っていた連戦名誉主席っていうことになっちゃう。いや、実際問題そこまで跳梁跋扈するとも思えないんですが、少なくとも対中国関係って言う点では引き続きしばらくは余計な動きをしてくれるんじゃないかな。
【台湾】中国国民党、副主席を一挙に5人増員して計8人に[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227411528/
【台湾】中国国民党、副主席を増員しても馬英九政権とは同床異夢[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227414775/
もう一つの危険性は、党の力があまりに強くなってしまうあまり、党=行政機関という一党専制時代の台湾に逆戻りしてしまうこと。そりゃあ国民党が政権党であるんだから、行政機関に国民党の色が出るのは仕方の無いことだって思うけどね。でも、国民党が政権党だから、総統や行政院長なんかの政策に基づいて行う行政活動に色が出るならともかく、党が直接行政機関をコントロールするというのは、やっぱりおかしいと思うなあ。
今回の件について李登輝元総統は、「両岸の事務は党と党ではなく政府と政府によって行われるべき」って発言しているけど、まさにその通り。だけど、じゃあ誰がそれを止めるかってなると、これは難しいんだよね。制度上、抑えることができるとすれば(司法の手によるっていうのもありうるけど)国民党の自浄に頼るしかないわけで、ってそれって限りなくゼロに近いような気がするよ。
http://www.udn.com/2008/12/21/NEWS/MAINLAND/MAI1/4653563.shtml (聯合報)
今回のことをきっかけに、台湾では官僚(や軍人、総統まで)が大陸に渡ることの可否を巡って論争に発展しました。だけど、問題なのは渡ることができるかどうかというよりも、渡らせようとする人をどうにかするっていうことの方が、よっぽど大事なんじゃないのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo4.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652537.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652097.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652103.shtml (聯合報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008122000076,00.html (中国時報)
先週末、ようやくOSTER projectのCD「みくのかんづめ」が届きました。っていうか他のCDを密林で買うのといっしょにしてたから遅くなっただけなんだけどね。今回買いあさったものの中では、ミスチルのアルバムの次くらいに(1番じゃないのかよ)お気に入りでっす。
で、なぜか一緒に密林の箱から出てきたのが、スイーツ(笑)Pこと19's Sound Factoryの「First Sound Story」。ちょっと待って。これ、もう持ってなかったっけ?ってガサゴソ探したらちゃんと出てきた。やっちゃったああああ。なぜ買い増たし。どう見ても2枚目のCDですが、やっていることは三枚目です。本当にありがとうございました。
どうしよう。誰かに売るか(売るなよ)。それとも田んぼにぶら下げるか(サイトリニューアル前の19's Sound Factory公式サイトにあった嘘CDレビューが元ネタなので知らない人はスルー)。どうしましょったらどうしましょ。
仕方がないので、ほったらかしにしていた国共論壇のお話でもしましょうか(えー)。
この会合、日本語での正式名称は「両岸経済文化フォーラム」というもの。中国語での正式名称が「両岸経済文化論壇」なのでおもいっきり直訳ですね。なんだかぼやっとした名前で、両岸のどういう人が何のために集まってやる会議なのかイマイチ見えてこないんですが、それもミソなのかもしれないですね。中国側は中国共産党、台湾側は中国国民党という二政党が共同で開催する会合で、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うものです。先週末の20,21日で第4回が開かれました。
【中台】共産党と国民党による国共経済貿易フォーラム、9項目の共同提言を発表して閉幕[12/22]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229962152/
元はといえば、2005年4月に中国国民党主席として60年ぶりに大陸に渡った連戦主席(当時)が胡錦濤総書記と会談したいわゆる連胡会が発端でした。当時は陳水扁政権が二期目に入ってまもなくの頃、陳水扁の「台湾独立」に反対という点では一致していた両者なので、かなり意気投合したんじゃないかな。
その中で定期的に会合を開くことでまとまっていたのですが、翌2006年4月の第1回両岸経済貿易フォーラムには連戦が名誉主席の身分で堂々と台湾海峡を渡りました。この時、随行した経済界の面々は経済貿易フォーラムの名にふさわしくそうそうたるもの。連戦も再び胡錦濤と会談するなど華やかに終幕。
この会合の位置付けなんだけど、当然ながら中国の独裁政党である中国共産党と、当時はいちおう台湾の野党だった中国国民党との会合、っていうものなんです。経済や文化といったやや政治の世界がおよびにくい分野とはいえ、野党が主導でそんなことをしかも中国相手にやられるのは陳水扁政権にとって面白くないよね。っていうかどう考えてもおかしい。日本で言うと民主党が韓国に行って在日外国人の参政権について勝手に約束をしてくるようなもんです。行政院もコメントしているけれど、肝心なところは政府と政府でやらないと、ましてや両岸関係にあっては海協会と海基会があるんだからそれをないがしろにすることは、政府の統治能力っていう面において問題ありですよね。
【国共合作】60年ぶり、国共トップ会談 平和努力・台湾独立反対で合意[04/30]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1114818543/
【中台】李登輝・前総統、国民党と共産党による経済フォーラムを批判[04/12]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144852746/
【中台】中台経済貿易フォーラム、行政院も「条件付で歓迎。でも政府対政府が必須」[04/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1145121578/
その後、2006年10月、2007年4月と会合は行われ、またフォーラム以外でも国民党は共産党と連携して各政策の実現に向けて動いてきました。先日、ついに三通が本格的に始まったのは記憶に新しいところだけど、馬英九政権誕生後の両岸政策にとって、これらの会合が果たした役割はかなりあるように思えます。
【中台】中台、60年ぶり「三通」開始 海運直航、郵便も直配[12/15]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229333067/
なんて、過去の国共論壇と両岸関係についてざっくりと書いちゃいました。他にもいろいろあるんだけど、まあなんていうかそういうとこが気になる人はここ読んでないしね。今回肝心なのは、先週末の20・21日に上海で行われた第4回の国共論壇でちょっとした変化があったということなんです。
上にも書いているとおり、そもそもこの会合って「国民党と共産党が、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うもの」なんです。政府が行うべきものとは一線を画す(はずの)ものということで、民進党政権下でもいちおう行われてきたわけで、党と党であり、政府と政府ではないっていうのが本来の役割。もっとも、中国共産党って結局、党=政府なので向こうにしてみれば一緒なんだけどね。でも、日本だって、与党の自民党の議員団であってもどこか外国に行くときは政府を代表していくわけじゃないし勝手に決めてこないのが普通でしょ。
ところが今回、あれ?ってなったのは、行政院の官僚たちもフォーラムに私人として参加することになったからです。5人が参加したんですが、官僚が一行に加わったのはこれが初めて。19日の自由時報は、「海基会、海協会の価値を矮小化するだけでなく両岸条例の精神に反する」と鄭文燦のコメントを載っけてるけど、そもそも根本的にこんなことをすること自体がおかしいと思う。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/19/today-p1.htm (自由時報)
参加したのは経済建設委員会の副主任委員、金融監督管理委員会の銀行局長、交通部の民航局長、同じく交通部の観光局長、経済部の投資業務処長という顔ぶれ。両岸の経済活動や人的移動に関する部署の要職ばっかりです。何がびっくりするかって、まがりなりにも中華人民共和国と中華民国というまったく平和ではない両国関係の下で、行政機関の重職に就いている人たちが私人として乗り込むっていうことです。
確かに両国関係を考えれば、行政機関の職員が相手側に渡るというのはかなりハードルが高いこと。だからといって、いち政党の会合のために私人として渡るのは、なお危ないことだと思うんだけど。ましてや、それだけの人物たちを連れて行くのに、あえて私人としちゃったっていうのに、何を決めてこようっていうのかな?
呉伯雄国民党主席は、「非政府のものであり、政策決定するものではない」なんて言ってるけど、だったら連れて行く必要はないじゃんか。知識や内部事情、今後の行政活動に向けた下準備としての公的部分のうまみだけ吸い上げて、立場としては私人だなんて、冗談もいいところ。民進党の立法委員も突っ込んでいるけど、そうとう矛盾があると思う。
中国時報は、「今年のフォーラムがこれまでと最も異なる点は、過去三回は野党であった国民党が与党となり、お互いが政権党となったことだ。フォーラムの「共同提案」は自ずと影響力を持つだろう」って書いているけど、まさにその通りだし、そう考えるといくつかの危機感が頭をもたげてきます。
http://www.udn.com/2008/12/19/NEWS/MAINLAND/MAI1/4651408.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/20/today-fo2.htm (自由時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110505+112008121900087,00.html (中国時報)
このことが招く危うさというのは、一つ目には総統サイド、つまり総統や行政院といった者たちがノータッチになってしまうっていう可能性が高いっていうこと。もちろん総統が出身党である中国国民党に睨みを利かせることができれば手綱を握れるんだろうけど、どうにも怪しい。このことは、先月に国民党が副主席を一気に8人に増やしたときに自由時報がかなり適確に指摘してました。もはや馬英九が党をコントロールすることも、党が馬英九を補佐することも、何より党内部を誰かがコントロールすることさえもかなり難しくなってきているような気がする。
となると、鍵を握ってくるのは国共論壇の立役者であり、先日も嬉しそうにチリで開かれたAPECに参加しそこでまた胡錦涛と会っていた連戦名誉主席っていうことになっちゃう。いや、実際問題そこまで跳梁跋扈するとも思えないんですが、少なくとも対中国関係って言う点では引き続きしばらくは余計な動きをしてくれるんじゃないかな。
【台湾】中国国民党、副主席を一挙に5人増員して計8人に[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227411528/
【台湾】中国国民党、副主席を増員しても馬英九政権とは同床異夢[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227414775/
もう一つの危険性は、党の力があまりに強くなってしまうあまり、党=行政機関という一党専制時代の台湾に逆戻りしてしまうこと。そりゃあ国民党が政権党であるんだから、行政機関に国民党の色が出るのは仕方の無いことだって思うけどね。でも、国民党が政権党だから、総統や行政院長なんかの政策に基づいて行う行政活動に色が出るならともかく、党が直接行政機関をコントロールするというのは、やっぱりおかしいと思うなあ。
今回の件について李登輝元総統は、「両岸の事務は党と党ではなく政府と政府によって行われるべき」って発言しているけど、まさにその通り。だけど、じゃあ誰がそれを止めるかってなると、これは難しいんだよね。制度上、抑えることができるとすれば(司法の手によるっていうのもありうるけど)国民党の自浄に頼るしかないわけで、ってそれって限りなくゼロに近いような気がするよ。
http://www.udn.com/2008/12/21/NEWS/MAINLAND/MAI1/4653563.shtml (聯合報)
今回のことをきっかけに、台湾では官僚(や軍人、総統まで)が大陸に渡ることの可否を巡って論争に発展しました。だけど、問題なのは渡ることができるかどうかというよりも、渡らせようとする人をどうにかするっていうことの方が、よっぽど大事なんじゃないのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo4.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652537.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652097.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652103.shtml (聯合報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008122000076,00.html (中国時報)
本当は、この週末に上海で行われていた国共論壇(正式名称に合わせると「両岸経済貿易文化フォーラム」というなんだか政治色が薄い名前になるアレ)について書いていたんですが、なんかまとまらなくなったので小休止。って、だいたいこういうパターンって大休止になってそのまんまお蔵入りになっちゃうんだけどね。かいつまんで書くと、「そろそろ歯止めかけないと国共論壇やばくね?」っていうお話です。期待しないでくらさい。
タイトルに戻って、小林オニキスの「サイハテ」。言わずと知れた名曲なんですが、おいらのブログで言葉遊びの材料にするにはテーマが重過ぎるし、さりとてこれを使うような訃報もなかったので、ずっと取り上げられずにきちゃいました。おいらがサイハテ宇宙派だったら神舟七号の時に使ったかもしれないね。まあ、使われなかった方が歌にとっていいことなのかもしんないけどさ。
19日、台湾の委員長さんがこれを中国語で歌いました。あ、いつものように日本語版も歌っています。GJです。そしてくっじーPの「心の手紙」も歌っているんですが、ごめんこっちは置いておいて(えー)。訳はおなじみFAX氏。これまたGJ(※補記:訳も委員長でした。勘違いしてしまいお二方ともごめんなさい。)。いちばん最初の一節にびびったけど。あれ、大丈夫なのかなあ。
しかも本家版じゃなくって黒うさPのarrangeVer.ジャマイカ。おいらはまったく知らずに黒うさPの話の時にこのVer.に触れてたけど、偶然って怖いなあ。
聴いた感想は、あまりに当たり前なんだけど、やっぱり中国語版も日本語版も切ないね。mixiや森林やねとらじの印象とはちょっと違う(おい)こういう歌い方は好きだなあ。
今回の「サイハテ」って一箇所ものすごい痺れる歌詞があるのでそこをどうしたのかすごく興味津々。その場所ってよりによってサビのところで、
> ありふれた人生を 紅く色付ける様な
> たおやかな恋でした たおやかな恋でした
> さよなら
というもの。曲全体もものすごく透明感のある歌詞と(原曲は)それになぜかマッチするポップなメロディーなんですが、この「ありふれた人生を 紅く色付ける様な たおやかな恋でした」というのが、言葉の意味と同じように曲にワンアクセントをつけてくれます。この「たおやかな恋」っていうのは、本当にドキンとさせてくれるんだよね。しかも大事なことなので2回言ってるし。
さて能書きはこのへんにして聴いてみると、該当部分はこんな感じ。
> 就像將平淡的日常 染上一抹鮮紅的顏色那様
> 如同曾經陶醉的戀愛 如同曾經陶醉的戀愛
> 保重掰掰
おっと。これはなんか苦労した跡がうかがえるような感じだねえ...。っていうか、「サイハテ」自体がメロディーとは裏腹に少ない言葉で淡々と歌う曲なので、もともと意味を取ったり表現したりすることが全体的に難しいと思うんだよね。
肝心の「たおやかな恋」に戻ります。もともと「たおやかな恋」なんて、おいらも聞かれたら説明に困ります。うーん。「たおやか」を辞書で見てみると、
> たお‐やか〔たを‐〕[形動][ナリ]《「たお」は「たわ(撓)」の音変化》
> 1 姿・形がほっそりとして動きがしなやかなさま。「―な少女のからだ」「―になびく柳」
> 2 態度や性質がしとやかで上品なさま。「―な女性」「―な身のこなし」
あちゃあ。ますます説明しづらいジャマイカ。
「ありふれた人生を紅く染めるような恋でした。でも燃え上がるようなベタベタした赤じゃなくて薄紅色の、それでいてあれは紛うことなく恋でした。」というような意味なんだろうなあっておいらは勝手に解釈しています。モノクロな印象の歌にちょっとだけ色を落として、なおかつ澄んだイメージを損なわないちょっとした力強さも含ませる。そんな「たおやかな」っていう表現を思いついた小林オニキスはすごいなあって思います。でも、この解釈って「たおやかな」を知っているから想像が及ぶわけで、じゃあ「たおやかな」以外で(特に日本語以外で)誰かに伝えるとなるとこれはけっこう困ってしまう。
試しにexciteで変換してみたら柔和(rou2he2)って出た。うーん。なんか違うなあ。温柔(wen1rou2)ってのも違うよなあ。辞書をぱらぱらめくっていたら婀娜(e1nuo2)っていうのが見つかったけど、確かにこれは近いっぽいけどこれも「たおやかな恋」に使うのはちょっと違う予感。
決して訳が間違っているとか、拙いとかっていう意味じゃないんです。おいらみたく直訳してから調整するよりは、世界観を捉えて表現したほうが結果的に正しいんだし。むしろ、前後のつながりだとか曲全体とのバランスだとか、あるいは語感だとか世界観だとかをあの5文字に込めた小林オニキスの感性と完成度の高さに脱帽すべきなんじゃないかな。そういう意味で、おいらは上のほうで「痺れる歌詞」って書きました。
以前も「可逆的なるもの、不可逆的なるもの。」で書いたんですが、こういう訳をこなす人は本当にすごいと思う。あ、おいらみたいなレベルの人間が言ってもしょうがないんだけどね。だから両方の意味を考えて訳して、両方の言語で歌った委員長乙っていうお話なんです。
ぐぐってみたら、同じようなことを対英語で考えていた方がいました。確かに「サイハテ」の英語版は「graceful」を使っていたけど、むむむむむ。
たおやかな恋でした(ゆるりと語ってみるブログ)
http://ameblo.jp/eman-on/entry-10119275448.html
★ 追記。
コメント欄にもあるとおり、委員長の歌った「サイハテ」中国語版の歌詞は、自ら訳されたものでした。間違えてしまい本当にごめんなさい。そして、それに合わせて本文も一部修正しました。(12/28 17:25)
タイトルに戻って、小林オニキスの「サイハテ」。言わずと知れた名曲なんですが、おいらのブログで言葉遊びの材料にするにはテーマが重過ぎるし、さりとてこれを使うような訃報もなかったので、ずっと取り上げられずにきちゃいました。おいらがサイハテ宇宙派だったら神舟七号の時に使ったかもしれないね。まあ、使われなかった方が歌にとっていいことなのかもしんないけどさ。
19日、台湾の委員長さんがこれを中国語で歌いました。あ、いつものように日本語版も歌っています。GJです。そしてくっじーPの「心の手紙」も歌っているんですが、ごめんこっちは置いておいて(えー)。訳はおなじみFAX氏。これまたGJ(※補記:訳も委員長でした。勘違いしてしまいお二方ともごめんなさい。)。いちばん最初の一節にびびったけど。あれ、大丈夫なのかなあ。
しかも本家版じゃなくって黒うさPのarrangeVer.ジャマイカ。おいらはまったく知らずに黒うさPの話の時にこのVer.に触れてたけど、偶然って怖いなあ。
聴いた感想は、あまりに当たり前なんだけど、やっぱり中国語版も日本語版も切ないね。mixiや森林やねとらじの印象とはちょっと違う(おい)こういう歌い方は好きだなあ。
今回の「サイハテ」って一箇所ものすごい痺れる歌詞があるのでそこをどうしたのかすごく興味津々。その場所ってよりによってサビのところで、
> ありふれた人生を 紅く色付ける様な
> たおやかな恋でした たおやかな恋でした
> さよなら
というもの。曲全体もものすごく透明感のある歌詞と(原曲は)それになぜかマッチするポップなメロディーなんですが、この「ありふれた人生を 紅く色付ける様な たおやかな恋でした」というのが、言葉の意味と同じように曲にワンアクセントをつけてくれます。この「たおやかな恋」っていうのは、本当にドキンとさせてくれるんだよね。しかも大事なことなので2回言ってるし。
さて能書きはこのへんにして聴いてみると、該当部分はこんな感じ。
> 就像將平淡的日常 染上一抹鮮紅的顏色那様
> 如同曾經陶醉的戀愛 如同曾經陶醉的戀愛
> 保重掰掰
おっと。これはなんか苦労した跡がうかがえるような感じだねえ...。っていうか、「サイハテ」自体がメロディーとは裏腹に少ない言葉で淡々と歌う曲なので、もともと意味を取ったり表現したりすることが全体的に難しいと思うんだよね。
肝心の「たおやかな恋」に戻ります。もともと「たおやかな恋」なんて、おいらも聞かれたら説明に困ります。うーん。「たおやか」を辞書で見てみると、
> たお‐やか〔たを‐〕[形動][ナリ]《「たお」は「たわ(撓)」の音変化》
> 1 姿・形がほっそりとして動きがしなやかなさま。「―な少女のからだ」「―になびく柳」
> 2 態度や性質がしとやかで上品なさま。「―な女性」「―な身のこなし」
あちゃあ。ますます説明しづらいジャマイカ。
「ありふれた人生を紅く染めるような恋でした。でも燃え上がるようなベタベタした赤じゃなくて薄紅色の、それでいてあれは紛うことなく恋でした。」というような意味なんだろうなあっておいらは勝手に解釈しています。モノクロな印象の歌にちょっとだけ色を落として、なおかつ澄んだイメージを損なわないちょっとした力強さも含ませる。そんな「たおやかな」っていう表現を思いついた小林オニキスはすごいなあって思います。でも、この解釈って「たおやかな」を知っているから想像が及ぶわけで、じゃあ「たおやかな」以外で(特に日本語以外で)誰かに伝えるとなるとこれはけっこう困ってしまう。
試しにexciteで変換してみたら柔和(rou2he2)って出た。うーん。なんか違うなあ。温柔(wen1rou2)ってのも違うよなあ。辞書をぱらぱらめくっていたら婀娜(e1nuo2)っていうのが見つかったけど、確かにこれは近いっぽいけどこれも「たおやかな恋」に使うのはちょっと違う予感。
決して訳が間違っているとか、拙いとかっていう意味じゃないんです。おいらみたく直訳してから調整するよりは、世界観を捉えて表現したほうが結果的に正しいんだし。むしろ、前後のつながりだとか曲全体とのバランスだとか、あるいは語感だとか世界観だとかをあの5文字に込めた小林オニキスの感性と完成度の高さに脱帽すべきなんじゃないかな。そういう意味で、おいらは上のほうで「痺れる歌詞」って書きました。
以前も「可逆的なるもの、不可逆的なるもの。」で書いたんですが、こういう訳をこなす人は本当にすごいと思う。あ、おいらみたいなレベルの人間が言ってもしょうがないんだけどね。だから両方の意味を考えて訳して、両方の言語で歌った委員長乙っていうお話なんです。
ぐぐってみたら、同じようなことを対英語で考えていた方がいました。確かに「サイハテ」の英語版は「graceful」を使っていたけど、むむむむむ。
たおやかな恋でした(ゆるりと語ってみるブログ)
http://ameblo.jp/eman-on/entry-10119275448.html
★ 追記。
コメント欄にもあるとおり、委員長の歌った「サイハテ」中国語版の歌詞は、自ら訳されたものでした。間違えてしまい本当にごめんなさい。そして、それに合わせて本文も一部修正しました。(12/28 17:25)
タイトルが出オチで楽屋オチというダブルで禁じ手を使ったのは、くこか?ここれす。
というわけで今回は(も)しょうもないお話です。
12日に起訴された陳水扁前総統が、翌13日未明に保釈が認められたというのは既に大きく報じられてるところです。ところが、15日に国民党立法委員の邱毅が監察院を訪れ、保釈を認めた裁判官を汚職や公文書不実記載で告発する展開になっちゃいました。
もともとこの邱毅は血気盛んすぎる立法委員で、数々の政界スキャンダルを暴露して「爆料天王」っていう異名を持つことでも有名ですね。攻撃対象は緑陣営ばかりなので、いろんな人が彼をスピーカーにするべくタレこんでいるのかな。もっとも、この暴露されるスキャンダルってパフォーマンスが派手なことは派手なんだけどイマイチ打率が低い。週刊誌が立法委員やってるような感じかなあ。日本だと、うーん、誰に例えるのも難しい人ですね。

(蘋果日報)
昨日もこんな風に「キリッ」って感じでした。
ところがこの後、監察院を去ろうとしたまさにその瞬間、陳水扁支持者の黄永田に後ろから頭をわしづかみにされちゃいます。

(聯合報)
ところが、掴んだと思った髪の毛は、実はカツラ。慌てて手で押さえようとしたけどワンタイミング遅れちゃいます。これがホントの間一髪。あーはいはい。

(聯合報)
ポーン、ってね。りんご日報では別の角度から。ほぼ正面からのアングルになってしまった上に、まったく頭が隠せていないという罠。

(蘋果日報)
(蘋果日報)
この後、カツラを「とったどー」した黄永田はすぐさま警備員に取り押さえられました。そりゃそうだね。現職立法委員が襲われたわけだもん。この時、黄永田は手にしていたカツラを投げてしまい、カツラはそのまま監察院前の広場に着地。って、りんごは何でこんな写真撮ってんだよ。

(蘋果日報)
この後、邱毅は立法院で記者の質問に答えているのですが、聯合報はその様子について、
> 邱毅は立法院に戻り「容姿を整えた」後、自らの心境を「街中で裸にされた(←自重して直訳)ようだ」と語った。
と、わざわざ再装着したことを強調しなくても。
http://www.udn.com/2008/12/16/NEWS/NATIONAL/NATS4/4645940.shtml (聯合報)
またこの日の夜のTVBSの番組では、陳水扁の悪行を暴いたために見に覚えの無い脅迫や辱めを受けた、と涙目ながらに語った上で、陳水扁に向けて公に「陳水扁よ、お前は私の髪の毛の外に何か一つでも欠点を暴くことができるのか」と挑発したそうです。って、なんかものすごく中途半端な自虐ネタ。なんで起訴までされてるのにここまでやるんだろう。まあそういう人なんです。
http://1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=Article&Sec_ID=1&ShowDate=20081216&IssueID=20081216&art_id=31233860&NewsType=1&SubSec=66 (蘋果日報)
黄永田が言うには、最初からカツラを狙ったわけではないみたい。これについて、上のりんご日報では、「強制罪にあたるのではないか」っていう話だけど、「むしろ公然侮辱罪ではないか」という声もあり、黄永田の扱いもまた気になるところ。以前「尻を蹴られた人と尻拭いをする人と。」なんかでも書いた蘇安生もそうだけど、こういう人はどうにかなんないかなあって思うんだけどね。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/16/today-fo5.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/16/today-fo7.htm (自由時報)
最後に各界の反応をかなりアバウトに総ざらい。民進党は文宣部の鄭文燦主任は、このニュースについてコメントを求められた際、何やら表情が緩くなったまま「真相は一つしかない。真相は白日の下に晒されるべきだ」と言ったとか。なんという皮肉。ただ、鄭文燦も言っているけど、台湾の世論は両極端になりがちです。今回の一件にしたって、たまたまこれがカツラだったわけで、伸びた手の先の動きいかんによっては蘇安生の時みたいになっていたかもしれない。相手が誰だからというのは関係無しに、公平に裁かれるべきだよね。まあそれはそれとして邱毅は自重してほしいんですが。
海の向こうの中国では、こともあろうに環球時報が台海網からの転載という形で台湾での報道をそのまま伝えており、上の聯合報の写真も載っています。なので、うまくいけば今晩中にはRecordChina経由で日本語でも読めるんじゃないかな。
ネット上の反応については上に書いたように賛否両論。もともと被害を受けたのが邱毅っていうこともあって、「ざまぁ」という声もあれば、「陳水扁支持者はこれだからけしからん」という声もあって、まあやっぱりこういうのは二分されちゃうよね。面白かったのは中国時報が載っけていた、ネットから拾ってきたというこの画像。

先月11日に陳水扁が逮捕、勾留された際の画像と今回の聯合報の画像をくっつけただけなんだけど、なんていうかこう「混ぜるな自然」っていう素晴らしい出来映えです。この画像があったがために、東亜+で立てようかと気持ちがぐらぐらしちゃうあたり、おいらもまだまだ甘ちゃんですね。
http://www.chinareviewnews.com/doc/1008/2/9/9/100829973.html?coluid=7&kindid=0&docid=100829973&mdate=1215154638 (中国評論)
http://taiwan.huanqiu.com/news/2008-12/313891.html (環球時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-Focus/2007Cti-Focus-Content/0,4518,9712160201+97121601+0+152757+0,00.html (中国時報)
★ 追記。
いつの間にか東亜+にもスレが立っていたのでびっくりしたんだけど、邱毅の日本での知名度がイマイチだからか、ソースの着眼点が意外なところだったためか、むしろなんだかネタスレの様相になってますね。まあ国士さんたちの「ざまぁ」連呼よりかはいくらかマシなのかな。
そもそもカツラか否かというのはけっこうどうでもいいことで、一歩間違えれば血を見ていたかもしれないという恐ろしさと、よりによってそれを若干ネタにして騒ぐ邱毅の空気の読めなさにくらくらきちゃうね。
【台湾】議員のカツラをもぎ取った男が逮捕される「何という罪状なのか…」[12/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229442799/
台湾でも嘲り笑うような人がいるわけなんですが、これに対していろんな声が上がっています。それこそ与野党問わずね。まずは国民党サイドから見ていくと、台中市の胡志強市長は、「(カツラを)つけていようといまいと、まったく気にすることは無い」と擁護してるし、王金平立法院長も「我々の髪の毛だってだんだんと少なくなっているのと一緒じゃないか!どうでもいいことだ!そういうのは外見的なイメージの一つにしかすぎないんだから」と言ってます。呉伯雄国民党主席は「実際のところ、私の頭だってとてもカッコいいとは言えないだろう?ははは!しょっちゅう言っているが、私は多くの時間を節約している。何しろ頭を洗うのも顔を洗うのも一回の動作でできるからね」とまあこんな感じ。これはこれでポジティブシンキングだなあ。
逆に、例えば民進党の高志鵬が(そりゃ邱毅は憎き相手だっただろうからかなり溜飲を下げたのかもしれないけど)言った、「髪の毛が少ないのは罪ではないが、政治家はありのままの姿を見せるべきだ」みたいなのは、「うーん」って思っちゃうわけで。このへんは、上の本文みたいなことを書いてるおいら自身も含めて反省すべきところですね。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130502+132008121700958,00.html (中国時報)
http://www.nownews.com/2008/12/17/91-2382322.htm (NowNews)
http://www.nownews.com/2008/12/15/301-2381016.htm (NowNews)
むしろ、「電火球」なんていうあだ名まで持ってる台湾政界一のハゲ(おい)、蘇貞昌は自分のブログでそういう笑ったり皮肉を言うようなことに対して「まったく同意できない」とバッサリ。「ハゲているからといって嘲笑するような人たちは、背の高い低いや痩せている太っているからといって他人を嘲笑う人たちとなんら変わらず、みんな間違っている」と。なんか、上に書いたようなおいらのブログの品の無さが改めて際立っちゃうし。
しかも蘇貞昌のブログはその後、邱毅の暴露癖について触れ、「私や多くの人が邱毅のことを嫌なのは、彼の暴露ネタの多くが間違っているということだ」と斬ってます。おお、肝心なのはそこだよそこだよ。「我々は彼のことを嫌いになることもできるし、彼の態度を批判することも彼の誤った資料に反撃することもよい。しかし彼のハゲ頭を攻撃することや、彼のカツラを掴み取るようなことはしてはならない」ってね。
蘇貞昌は、次の台北県長選挙に向けて行われた民進党の調査で、候補者の有力な一人に数えられてるし、また表舞台に上がってくる機会が増えそうな感じ(いやあ、それって民進党の世代交代の流れ的にどうなのよ、とか大昔の自民党政治家みたいな蘇貞昌の政治手法はどうなのよっていうのはあるけど)。
http://www.udn.com/2008/12/15/NEWS/NATIONAL/NATS1/4643853.shtml (聯合報)
最後にもう一度邱毅に戻って追記はおしまいにします。上の蘇貞昌発言を受けて今度は邱毅がコメント。蘇貞昌が暴力行為や嘲笑を戒めたことに感謝を示しつつも、ブログで「彼の暴露ネタの多くが間違っている」と書いたことに対しては、受け入れられないと強く否定したとか。うは、変わってないじゃんか。
中国時報のこの記事ではいちばん最後のところに民進党の柯建銘の言葉が載っているんですが、結局邱毅がこのことをちょろっとでも考えないといつまでたっても終わらなさそうな気がしてきました。なんで台湾の政界の人や、台湾の政界を見る日本の人ってこう両極端で自分に絶対の自信を持っちゃうんだろうね。
> 柯建銘は「邱毅は、なぜ彼が自分のカツラを引っ張ったのか、ということを考えてみなければならない」と述べた。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130502+132008121700957,00.html (中国時報)
というわけで今回は(も)しょうもないお話です。
12日に起訴された陳水扁前総統が、翌13日未明に保釈が認められたというのは既に大きく報じられてるところです。ところが、15日に国民党立法委員の邱毅が監察院を訪れ、保釈を認めた裁判官を汚職や公文書不実記載で告発する展開になっちゃいました。
もともとこの邱毅は血気盛んすぎる立法委員で、数々の政界スキャンダルを暴露して「爆料天王」っていう異名を持つことでも有名ですね。攻撃対象は緑陣営ばかりなので、いろんな人が彼をスピーカーにするべくタレこんでいるのかな。もっとも、この暴露されるスキャンダルってパフォーマンスが派手なことは派手なんだけどイマイチ打率が低い。週刊誌が立法委員やってるような感じかなあ。日本だと、うーん、誰に例えるのも難しい人ですね。
(蘋果日報)
昨日もこんな風に「キリッ」って感じでした。
ところがこの後、監察院を去ろうとしたまさにその瞬間、陳水扁支持者の黄永田に後ろから頭をわしづかみにされちゃいます。
(聯合報)
ところが、掴んだと思った髪の毛は、実はカツラ。慌てて手で押さえようとしたけどワンタイミング遅れちゃいます。これがホントの間一髪。あーはいはい。
(聯合報)
ポーン、ってね。りんご日報では別の角度から。ほぼ正面からのアングルになってしまった上に、まったく頭が隠せていないという罠。
(蘋果日報)
(蘋果日報)
この後、カツラを「とったどー」した黄永田はすぐさま警備員に取り押さえられました。そりゃそうだね。現職立法委員が襲われたわけだもん。この時、黄永田は手にしていたカツラを投げてしまい、カツラはそのまま監察院前の広場に着地。って、りんごは何でこんな写真撮ってんだよ。
(蘋果日報)
この後、邱毅は立法院で記者の質問に答えているのですが、聯合報はその様子について、
> 邱毅は立法院に戻り「容姿を整えた」後、自らの心境を「街中で裸にされた(←自重して直訳)ようだ」と語った。
と、わざわざ再装着したことを強調しなくても。
http://www.udn.com/2008/12/16/NEWS/NATIONAL/NATS4/4645940.shtml (聯合報)
またこの日の夜のTVBSの番組では、陳水扁の悪行を暴いたために見に覚えの無い脅迫や辱めを受けた、と涙目ながらに語った上で、陳水扁に向けて公に「陳水扁よ、お前は私の髪の毛の外に何か一つでも欠点を暴くことができるのか」と挑発したそうです。って、なんかものすごく中途半端な自虐ネタ。なんで起訴までされてるのにここまでやるんだろう。まあそういう人なんです。
http://1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=Article&Sec_ID=1&ShowDate=20081216&IssueID=20081216&art_id=31233860&NewsType=1&SubSec=66 (蘋果日報)
黄永田が言うには、最初からカツラを狙ったわけではないみたい。これについて、上のりんご日報では、「強制罪にあたるのではないか」っていう話だけど、「むしろ公然侮辱罪ではないか」という声もあり、黄永田の扱いもまた気になるところ。以前「尻を蹴られた人と尻拭いをする人と。」なんかでも書いた蘇安生もそうだけど、こういう人はどうにかなんないかなあって思うんだけどね。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/16/today-fo5.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/16/today-fo7.htm (自由時報)
最後に各界の反応をかなりアバウトに総ざらい。民進党は文宣部の鄭文燦主任は、このニュースについてコメントを求められた際、何やら表情が緩くなったまま「真相は一つしかない。真相は白日の下に晒されるべきだ」と言ったとか。なんという皮肉。ただ、鄭文燦も言っているけど、台湾の世論は両極端になりがちです。今回の一件にしたって、たまたまこれがカツラだったわけで、伸びた手の先の動きいかんによっては蘇安生の時みたいになっていたかもしれない。相手が誰だからというのは関係無しに、公平に裁かれるべきだよね。まあそれはそれとして邱毅は自重してほしいんですが。
海の向こうの中国では、こともあろうに環球時報が台海網からの転載という形で台湾での報道をそのまま伝えており、上の聯合報の写真も載っています。なので、うまくいけば今晩中にはRecordChina経由で日本語でも読めるんじゃないかな。
ネット上の反応については上に書いたように賛否両論。もともと被害を受けたのが邱毅っていうこともあって、「ざまぁ」という声もあれば、「陳水扁支持者はこれだからけしからん」という声もあって、まあやっぱりこういうのは二分されちゃうよね。面白かったのは中国時報が載っけていた、ネットから拾ってきたというこの画像。
先月11日に陳水扁が逮捕、勾留された際の画像と今回の聯合報の画像をくっつけただけなんだけど、なんていうかこう「混ぜるな自然」っていう素晴らしい出来映えです。この画像があったがために、東亜+で立てようかと気持ちがぐらぐらしちゃうあたり、おいらもまだまだ甘ちゃんですね。
http://www.chinareviewnews.com/doc/1008/2/9/9/100829973.html?coluid=7&kindid=0&docid=100829973&mdate=1215154638 (中国評論)
http://taiwan.huanqiu.com/news/2008-12/313891.html (環球時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-Focus/2007Cti-Focus-Content/0,4518,9712160201+97121601+0+152757+0,00.html (中国時報)
★ 追記。
いつの間にか東亜+にもスレが立っていたのでびっくりしたんだけど、邱毅の日本での知名度がイマイチだからか、ソースの着眼点が意外なところだったためか、むしろなんだかネタスレの様相になってますね。まあ国士さんたちの「ざまぁ」連呼よりかはいくらかマシなのかな。
そもそもカツラか否かというのはけっこうどうでもいいことで、一歩間違えれば血を見ていたかもしれないという恐ろしさと、よりによってそれを若干ネタにして騒ぐ邱毅の空気の読めなさにくらくらきちゃうね。
【台湾】議員のカツラをもぎ取った男が逮捕される「何という罪状なのか…」[12/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229442799/
台湾でも嘲り笑うような人がいるわけなんですが、これに対していろんな声が上がっています。それこそ与野党問わずね。まずは国民党サイドから見ていくと、台中市の胡志強市長は、「(カツラを)つけていようといまいと、まったく気にすることは無い」と擁護してるし、王金平立法院長も「我々の髪の毛だってだんだんと少なくなっているのと一緒じゃないか!どうでもいいことだ!そういうのは外見的なイメージの一つにしかすぎないんだから」と言ってます。呉伯雄国民党主席は「実際のところ、私の頭だってとてもカッコいいとは言えないだろう?ははは!しょっちゅう言っているが、私は多くの時間を節約している。何しろ頭を洗うのも顔を洗うのも一回の動作でできるからね」とまあこんな感じ。これはこれでポジティブシンキングだなあ。
逆に、例えば民進党の高志鵬が(そりゃ邱毅は憎き相手だっただろうからかなり溜飲を下げたのかもしれないけど)言った、「髪の毛が少ないのは罪ではないが、政治家はありのままの姿を見せるべきだ」みたいなのは、「うーん」って思っちゃうわけで。このへんは、上の本文みたいなことを書いてるおいら自身も含めて反省すべきところですね。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130502+132008121700958,00.html (中国時報)
http://www.nownews.com/2008/12/17/91-2382322.htm (NowNews)
http://www.nownews.com/2008/12/15/301-2381016.htm (NowNews)
むしろ、「電火球」なんていうあだ名まで持ってる台湾政界一のハゲ(おい)、蘇貞昌は自分のブログでそういう笑ったり皮肉を言うようなことに対して「まったく同意できない」とバッサリ。「ハゲているからといって嘲笑するような人たちは、背の高い低いや痩せている太っているからといって他人を嘲笑う人たちとなんら変わらず、みんな間違っている」と。なんか、上に書いたようなおいらのブログの品の無さが改めて際立っちゃうし。
しかも蘇貞昌のブログはその後、邱毅の暴露癖について触れ、「私や多くの人が邱毅のことを嫌なのは、彼の暴露ネタの多くが間違っているということだ」と斬ってます。おお、肝心なのはそこだよそこだよ。「我々は彼のことを嫌いになることもできるし、彼の態度を批判することも彼の誤った資料に反撃することもよい。しかし彼のハゲ頭を攻撃することや、彼のカツラを掴み取るようなことはしてはならない」ってね。
蘇貞昌は、次の台北県長選挙に向けて行われた民進党の調査で、候補者の有力な一人に数えられてるし、また表舞台に上がってくる機会が増えそうな感じ(いやあ、それって民進党の世代交代の流れ的にどうなのよ、とか大昔の自民党政治家みたいな蘇貞昌の政治手法はどうなのよっていうのはあるけど)。
http://www.udn.com/2008/12/15/NEWS/NATIONAL/NATS1/4643853.shtml (聯合報)
最後にもう一度邱毅に戻って追記はおしまいにします。上の蘇貞昌発言を受けて今度は邱毅がコメント。蘇貞昌が暴力行為や嘲笑を戒めたことに感謝を示しつつも、ブログで「彼の暴露ネタの多くが間違っている」と書いたことに対しては、受け入れられないと強く否定したとか。うは、変わってないじゃんか。
中国時報のこの記事ではいちばん最後のところに民進党の柯建銘の言葉が載っているんですが、結局邱毅がこのことをちょろっとでも考えないといつまでたっても終わらなさそうな気がしてきました。なんで台湾の政界の人や、台湾の政界を見る日本の人ってこう両極端で自分に絶対の自信を持っちゃうんだろうね。
> 柯建銘は「邱毅は、なぜ彼が自分のカツラを引っ張ったのか、ということを考えてみなければならない」と述べた。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130502+132008121700957,00.html (中国時報)
10日以上も空けてしまいました。とほほほほ。でも、ここ読んでる人ってそんなにいないからあんまり困ってる人もいないんだよね。とほほほほ。前回から今日までの間はそこそこ余裕もあって(週末ちょっとバタついたけどさ)、何かニュースがあっても東亜+にスレ立てできてたっていうのもあるんだけどね。12日の陳水扁の起訴もかなり遅れて立てたんですが、さっぱり伸びない。あはは。あれかなあ、「陳水扁前総統、起訴」くらいにしたほうがいいのかなあ。
【台湾】陳水扁前総統を機密費横領や資金洗浄、収賄などの罪で起訴 13億円余を不正所得と認定[12/12]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229086175/
逆に、このブログはその間に起きたその他の話題を全て置き去りにしました。だれそれがニコニコ動画1周年だとか、だれそれが新しく歌ってみたとか。思わぬ形でこのブログのモチベーションの優先順位が露呈したね。モチベーションっていうか、あんまり一つ一つ書いてると大変だっていうのもあるんですよ。12日だって夜からねとらじ聴きながらスレ立てしてたら、いつもの3倍くらい時間がかかっちゃった。でもなぜかいつもの3倍くらいスレが伸びたなあ。
【中台】台湾の国防部高官、「我々の仮想敵国は中華人民共和国であり、中国ではない」[12/11]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229099456/
そのねとらじの途中でも話題になったのですが、12日はご存知ryoさんが新曲「初めての恋が終わる時」を発表しました。時間軸の使い方、しっかりした物語の世界観、どちらとも想像ができる終わり方など相変わらずドキっとさせてくれるね。ストーリーの流れがちょっと「メルト」に近いのかなって思ってたら、強引に合わせていた人もいてこれまたびっくり。っていうか並べるおいらもおいらだね。右側のやつは「初めての恋がメルト」「結局恋が始まったのか終わったのか」「駅に着いたら初恋\(^o^)/」タグにわらた。
12日はこの他にも良すぎる新曲が目白押し。「日刊VOCALOIDランキング 2008年12月13日 #307」では、約70,000Ptsを叩きだしたジミーサムPの 「Little Traveler」が、なぜか圧倒的大差で2位に甘んじるという「ですよねー」なランキングに。そりゃあ「1212事件」って言われるのも無理は無いよね。ジミーサムPの新曲の曲調も相まって、せつなすぎる展開でっす。
一方同じ12日には、海の向こうでは前述のとおり総統経験者が初めて起訴されるという事態に。深夜になってようやく保釈が認められたけど、蒋介石が監禁された西安事件の日にこれらのことが起きたのを何かのめぐり合わせと考えるのは、ちょっと考えすぎかな。
これ、立てたスレがあまりに過疎ったので、ブログでも華麗にスルーするつもりだったんだけど(えー)、それってかえってこのブログの意味が無いような気がしたので改めて書いておきます。ニコニコの「1212事件」で既にこんなに書いてるのに、さらに書いていいものなんだろうか。
今回の起訴、日本のメディアも比較的詳しく書いているんだけど、何しろ4つの事件をまとめて起訴したものだから、いくら横領していくら収賄で受け取ってのうちいくらが海外に流れたのかが読み取りづらい。各紙の記事を見ても、
・「収賄や機密費流用で陳一家が得た不法な所得は8億台湾ドル(約21億円)近くに達し」(朝日新聞)
・「不正蓄財は計約7億台湾ドル(約19億円)に上ると認定した」(毎日新聞)
・「中央通信社は、陳前総統や家族らによる不正貯蓄が約7億台湾元(約18億8,000万円)以上に上ることを最高検が確認したと報じた」(共同通信)
・「陳水扁・台湾前総統を起訴 「不正貯蓄18億円」」(産経新聞見出し)
・「前総統らが日本円にして約13億4,000万円の不正所得を得た上、海外で資金洗浄したと認定した」(時事通信)
・「前総統夫妻は機密費の詐取や公共投資に絡む収賄などで約4億9500万台湾ドル(約13億4000万円)を不正に取得、海外に送金していた」(日本経済新聞)
・「不正所得は合計約4億9,000万台湾元(約13億2,000万円)に上る」(西日本新聞)
と、てんでバラバラ。西日本新聞と朝日新聞の差が1.6倍にもなるという摩訶不思議。これ、不思議に思ったのはおいらだけですか?
となると、その起訴状を読んでみないことにはどういう数字のカラクリがあるのかわかんないんだよね。って起訴状をプリントアウトしようとしたら、A4で100P以上あるじゃん!そりゃそうか。4つの事件で計14人を起訴したんだから、しょうがないよね。っていうことで(いちおう4アップ×両面でプリントアウトしたけど)、せめてわかりやすくまとまった記事は無いかなあって見ていたんだけど、意外に少なくて困った。あえて挙げるとすれば、13日の聯合報のこれかな。
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4642138.shtml (聯合報)


上のほうにも「4つの事件」って書いたけど、左の画像の通りになっています。上から時計回りに「国務機要費(国務機密費の私的流用)事件」「龍潭購地(新竹科学園区の土地購入入札にかかる収賄)事件」「洗銭(マネー・ローンダリング)事件」「南港展覧館(南港展覧館建設の入札にかかる収賄)事件」ですね。
このうち、陳水扁は前半の3つに関して、先週「言うほどに「悪ノ娘」か呉淑珍。」で書いた呉淑珍は4つの事件全てで起訴されました。ごめん、残りの人たちはめんどいので放置。二人に共通する罪状は、「公務員が職務上の機会を利用して財物を詐取した罪」「公有財物を侵占した罪」「文書偽造罪(公務員による場合は加重される)」(以上、国務機要費事件)、「収賄罪」(龍潭購地事件および呉淑珍の南港展覧館事件)、「マネー・ローンダリング罪」(マネー・ローンダリング事件)。また呉淑珍は南港展覧館事件で「機密漏洩罪」にも問われています。
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4641373.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4641379.shtml (聯合報)
さてさて、まあ普通に考えてこういう罪状が並ぶと、「文書偽造で不正に得たお金」や「収賄で得たお金」を「マネー・ローンダリングで海外に送金した」って考えるのが普通だと思うんだけど、ここが今回の「数字の違い」の味噌なんです。おいらも何回か検算しちゃいました。
ここでもう一回左上の画像と起訴状を元に、各事件で陳水扁夫妻が得たとされる金額を見てみましょうか。
・国務機要費事件:104,152,395元(図の1億0,415千万元)
・龍潭購地事件:100,000,000元+6,000,000USドル(図の3億0,136千万元)
・南港展覧館事件:2,735,500USドル(91,809,398元=図の9,181千元)
→204,152,395元+8,735,500USドル(=4億9,732万1,793元)
・マネー・ローンダリング事件:494,152,395元+8,735,500USドル(=7億8,732万1,793元=図の7億8,000余万元)
ってあれー。
そうなんです。上段の「不正に得たとされる金額」≠下段の「マネー・ローンダリングしたとされる金額」なんですね。この差額の2億9,000万元はどこから来たのかというと、起訴状でもわざわざカッコ書きで(此部分另行偵辦中)、つまりまだこれとは別に捜査段階なんですと書くような汚職事件(ちなみに「二次金改」と呼ばれる金融システム改革に絡む収賄事件)についての金額なんです。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008121300064,00.html (中国時報)
おいらはその辺まったくの素人なんですが、「マネー・ローンダリング」したっていうので起訴するんであれば、そのお金の性格を考えると、それが起訴に至っていないっていうのはどうにも不可解なんだよね。たまに見る「死体遺棄で起訴→殺人で追起訴」っていうのと比べても、罪状の性格を考えるとなんかしっくりこない。当然、検察としてはこの2億9,000万元についても後日起訴するから「まだ慌てるような時間じゃない」っていうことなんだろうけど、なんだか不思議な起訴の仕方だなあっていう違和感は拭えないっすね。
あ、そうそう。ちなみに上に太字で書いたお金が日本の報道とさっぱり合わない理由ですが、単にUSドルと台湾の元のレート換算の関係じゃないかな。起訴状および聯合報では、1USドル=およそ33.56元で計算しているんですが、現在のレート1USドル=33.2元くらいで計算すると、上の金額が約4億9,417万元、下の金額が約7億8,417万元になるってわけ。って、あれ?まだちょっとずれてるなあ。西日本新聞はこっちで計算して1,000万元単位で丸めて、朝日は逆に億単位に丸めたのかな?
というわけで、今回の一連の報道の中で、各メディアによって陳水扁ファミリーが得たとされる不正利益の金額が異なっていたのは、今回の検察の起訴の仕方がちょっと不思議なやり方だったことが原因っていうことですね。「収賄」+「マネー・ローンダリング」という起訴なんだけど、このうち「収賄」として起訴されなかったのに、「マネー・ローンダリング」として起訴されたものが2億9,000万元もあったっていうわけなんです。
「起訴事実として積み上げられた金額」を不正蓄財とするか、今後の展開を見越して「マネー・ローンダリングに回った金額全て」を不正蓄財とするか、どちらが正しいかっていうのはいろいろ捉え方があるのかもしれませんが(現にこうやって捉え方が分かれたわけだし)、こういうニュースの中の発見はなかなか面白いなあって思っちゃいました。ここまで書いてる記事って見つからないんだもん。無理矢理に今回のタイトルに引っ掛ければ、「砂漠が美しいのは」っていう感じかな。惜しむらくはこの発見、まったく何も潤してくれないんだよね。はぁっ。いつにも増して強引な終わり方でごめんなさい。そして、強引ついでに書いちゃうと、「砂漠」が「裁く」に通じるんだとすれば、はたしてこの井戸の中からいったい何が湧き出てくるのか、それとも枯れ井戸なのかっていう今後がやっぱり気になって仕方ないのれす。
★ 追記。
こういうのをごちゃ混ぜの記事にするなと言われそうだけど、今日アップされていた記念動画に驚きに驚いてしまったので、あえて追記。上のほうで動画をiframeじゃなくてテキストリンクに自重したが意味が無いという罠。
っていうかすごいやすごいや!久々にPTT見に行ったら、みんなして「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!」ってやってたのには笑った。いいなあ、こういうの。
おいらはこういうのはできないけど(しがらみもあるしね)、なんか違った形でこういう面白いことに携わってみたいなあ。なんてね。そして、できることならば、彼らの台湾→日本というベクトルに負けないほどに、日頃から日本→台湾っていうベクトルができますように。
さらに驚きだったのは「初恋\(^o^)/」にまさかのパンダ氏!パンダ氏来た!これで勝つる!本家動画の絵も白黒だしね。待っちゃったりする部分もあって前半はちょっと勿体無いかなって思ったけど、後半は聞き惚れるよ。すげーかっけー。そしてさらにまさかのryo曲替え歌!
ええ、「稿は戦争」を「縞は戦争」と読み間違えたのはおいらです。さーせん。有明客船ターミナルから冬の東京港に飛び込みたい気分です。
【台湾】陳水扁前総統を機密費横領や資金洗浄、収賄などの罪で起訴 13億円余を不正所得と認定[12/12]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229086175/
逆に、このブログはその間に起きたその他の話題を全て置き去りにしました。だれそれがニコニコ動画1周年だとか、だれそれが新しく歌ってみたとか。思わぬ形でこのブログのモチベーションの優先順位が露呈したね。モチベーションっていうか、あんまり一つ一つ書いてると大変だっていうのもあるんですよ。12日だって夜からねとらじ聴きながらスレ立てしてたら、いつもの3倍くらい時間がかかっちゃった。でもなぜかいつもの3倍くらいスレが伸びたなあ。
【中台】台湾の国防部高官、「我々の仮想敵国は中華人民共和国であり、中国ではない」[12/11]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229099456/
そのねとらじの途中でも話題になったのですが、12日はご存知ryoさんが新曲「初めての恋が終わる時」を発表しました。時間軸の使い方、しっかりした物語の世界観、どちらとも想像ができる終わり方など相変わらずドキっとさせてくれるね。ストーリーの流れがちょっと「メルト」に近いのかなって思ってたら、強引に合わせていた人もいてこれまたびっくり。っていうか並べるおいらもおいらだね。右側のやつは「初めての恋がメルト」「結局恋が始まったのか終わったのか」「駅に着いたら初恋\(^o^)/」タグにわらた。
12日はこの他にも良すぎる新曲が目白押し。「日刊VOCALOIDランキング 2008年12月13日 #307」では、約70,000Ptsを叩きだしたジミーサムPの 「Little Traveler」が、なぜか圧倒的大差で2位に甘んじるという「ですよねー」なランキングに。そりゃあ「1212事件」って言われるのも無理は無いよね。ジミーサムPの新曲の曲調も相まって、せつなすぎる展開でっす。
一方同じ12日には、海の向こうでは前述のとおり総統経験者が初めて起訴されるという事態に。深夜になってようやく保釈が認められたけど、蒋介石が監禁された西安事件の日にこれらのことが起きたのを何かのめぐり合わせと考えるのは、ちょっと考えすぎかな。
これ、立てたスレがあまりに過疎ったので、ブログでも華麗にスルーするつもりだったんだけど(えー)、それってかえってこのブログの意味が無いような気がしたので改めて書いておきます。ニコニコの「1212事件」で既にこんなに書いてるのに、さらに書いていいものなんだろうか。
今回の起訴、日本のメディアも比較的詳しく書いているんだけど、何しろ4つの事件をまとめて起訴したものだから、いくら横領していくら収賄で受け取ってのうちいくらが海外に流れたのかが読み取りづらい。各紙の記事を見ても、
・「収賄や機密費流用で陳一家が得た不法な所得は8億台湾ドル(約21億円)近くに達し」(朝日新聞)
・「不正蓄財は計約7億台湾ドル(約19億円)に上ると認定した」(毎日新聞)
・「中央通信社は、陳前総統や家族らによる不正貯蓄が約7億台湾元(約18億8,000万円)以上に上ることを最高検が確認したと報じた」(共同通信)
・「陳水扁・台湾前総統を起訴 「不正貯蓄18億円」」(産経新聞見出し)
・「前総統らが日本円にして約13億4,000万円の不正所得を得た上、海外で資金洗浄したと認定した」(時事通信)
・「前総統夫妻は機密費の詐取や公共投資に絡む収賄などで約4億9500万台湾ドル(約13億4000万円)を不正に取得、海外に送金していた」(日本経済新聞)
・「不正所得は合計約4億9,000万台湾元(約13億2,000万円)に上る」(西日本新聞)
と、てんでバラバラ。西日本新聞と朝日新聞の差が1.6倍にもなるという摩訶不思議。これ、不思議に思ったのはおいらだけですか?
となると、その起訴状を読んでみないことにはどういう数字のカラクリがあるのかわかんないんだよね。って起訴状をプリントアウトしようとしたら、A4で100P以上あるじゃん!そりゃそうか。4つの事件で計14人を起訴したんだから、しょうがないよね。っていうことで(いちおう4アップ×両面でプリントアウトしたけど)、せめてわかりやすくまとまった記事は無いかなあって見ていたんだけど、意外に少なくて困った。あえて挙げるとすれば、13日の聯合報のこれかな。
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4642138.shtml (聯合報)
上のほうにも「4つの事件」って書いたけど、左の画像の通りになっています。上から時計回りに「国務機要費(国務機密費の私的流用)事件」「龍潭購地(新竹科学園区の土地購入入札にかかる収賄)事件」「洗銭(マネー・ローンダリング)事件」「南港展覧館(南港展覧館建設の入札にかかる収賄)事件」ですね。
このうち、陳水扁は前半の3つに関して、先週「言うほどに「悪ノ娘」か呉淑珍。」で書いた呉淑珍は4つの事件全てで起訴されました。ごめん、残りの人たちはめんどいので放置。二人に共通する罪状は、「公務員が職務上の機会を利用して財物を詐取した罪」「公有財物を侵占した罪」「文書偽造罪(公務員による場合は加重される)」(以上、国務機要費事件)、「収賄罪」(龍潭購地事件および呉淑珍の南港展覧館事件)、「マネー・ローンダリング罪」(マネー・ローンダリング事件)。また呉淑珍は南港展覧館事件で「機密漏洩罪」にも問われています。
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4641373.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/13/NEWS/NATIONAL/NAT4/4641379.shtml (聯合報)
さてさて、まあ普通に考えてこういう罪状が並ぶと、「文書偽造で不正に得たお金」や「収賄で得たお金」を「マネー・ローンダリングで海外に送金した」って考えるのが普通だと思うんだけど、ここが今回の「数字の違い」の味噌なんです。おいらも何回か検算しちゃいました。
ここでもう一回左上の画像と起訴状を元に、各事件で陳水扁夫妻が得たとされる金額を見てみましょうか。
・国務機要費事件:104,152,395元(図の1億0,415千万元)
・龍潭購地事件:100,000,000元+6,000,000USドル(図の3億0,136千万元)
・南港展覧館事件:2,735,500USドル(91,809,398元=図の9,181千元)
→204,152,395元+8,735,500USドル(=4億9,732万1,793元)
・マネー・ローンダリング事件:494,152,395元+8,735,500USドル(=7億8,732万1,793元=図の7億8,000余万元)
ってあれー。
そうなんです。上段の「不正に得たとされる金額」≠下段の「マネー・ローンダリングしたとされる金額」なんですね。この差額の2億9,000万元はどこから来たのかというと、起訴状でもわざわざカッコ書きで(此部分另行偵辦中)、つまりまだこれとは別に捜査段階なんですと書くような汚職事件(ちなみに「二次金改」と呼ばれる金融システム改革に絡む収賄事件)についての金額なんです。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008121300064,00.html (中国時報)
おいらはその辺まったくの素人なんですが、「マネー・ローンダリング」したっていうので起訴するんであれば、そのお金の性格を考えると、それが起訴に至っていないっていうのはどうにも不可解なんだよね。たまに見る「死体遺棄で起訴→殺人で追起訴」っていうのと比べても、罪状の性格を考えるとなんかしっくりこない。当然、検察としてはこの2億9,000万元についても後日起訴するから「まだ慌てるような時間じゃない」っていうことなんだろうけど、なんだか不思議な起訴の仕方だなあっていう違和感は拭えないっすね。
あ、そうそう。ちなみに上に太字で書いたお金が日本の報道とさっぱり合わない理由ですが、単にUSドルと台湾の元のレート換算の関係じゃないかな。起訴状および聯合報では、1USドル=およそ33.56元で計算しているんですが、現在のレート1USドル=33.2元くらいで計算すると、上の金額が約4億9,417万元、下の金額が約7億8,417万元になるってわけ。って、あれ?まだちょっとずれてるなあ。西日本新聞はこっちで計算して1,000万元単位で丸めて、朝日は逆に億単位に丸めたのかな?
というわけで、今回の一連の報道の中で、各メディアによって陳水扁ファミリーが得たとされる不正利益の金額が異なっていたのは、今回の検察の起訴の仕方がちょっと不思議なやり方だったことが原因っていうことですね。「収賄」+「マネー・ローンダリング」という起訴なんだけど、このうち「収賄」として起訴されなかったのに、「マネー・ローンダリング」として起訴されたものが2億9,000万元もあったっていうわけなんです。
「起訴事実として積み上げられた金額」を不正蓄財とするか、今後の展開を見越して「マネー・ローンダリングに回った金額全て」を不正蓄財とするか、どちらが正しいかっていうのはいろいろ捉え方があるのかもしれませんが(現にこうやって捉え方が分かれたわけだし)、こういうニュースの中の発見はなかなか面白いなあって思っちゃいました。ここまで書いてる記事って見つからないんだもん。無理矢理に今回のタイトルに引っ掛ければ、「砂漠が美しいのは」っていう感じかな。惜しむらくはこの発見、まったく何も潤してくれないんだよね。はぁっ。いつにも増して強引な終わり方でごめんなさい。そして、強引ついでに書いちゃうと、「砂漠」が「裁く」に通じるんだとすれば、はたしてこの井戸の中からいったい何が湧き出てくるのか、それとも枯れ井戸なのかっていう今後がやっぱり気になって仕方ないのれす。
★ 追記。
こういうのをごちゃ混ぜの記事にするなと言われそうだけど、今日アップされていた記念動画に驚きに驚いてしまったので、あえて追記。上のほうで動画をiframeじゃなくてテキストリンクに自重したが意味が無いという罠。
っていうかすごいやすごいや!久々にPTT見に行ったら、みんなして「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!」ってやってたのには笑った。いいなあ、こういうの。
おいらはこういうのはできないけど(しがらみもあるしね)、なんか違った形でこういう面白いことに携わってみたいなあ。なんてね。そして、できることならば、彼らの台湾→日本というベクトルに負けないほどに、日頃から日本→台湾っていうベクトルができますように。
さらに驚きだったのは「初恋\(^o^)/」にまさかのパンダ氏!パンダ氏来た!これで勝つる!本家動画の絵も白黒だしね。待っちゃったりする部分もあって前半はちょっと勿体無いかなって思ったけど、後半は聞き惚れるよ。すげーかっけー。そしてさらにまさかのryo曲替え歌!
ええ、「稿は戦争」を「縞は戦争」と読み間違えたのはおいらです。さーせん。有明客船ターミナルから冬の東京港に飛び込みたい気分です。
ふぅ。この直前の記事の「言うほどに「悪ノ娘」か呉淑珍。」は書いてて本当にしんどかったです。普段はなんだかんだ言って結論までそれなりに考えて書いているんですが、今回ばかりはどういう方向に持っていこうかと悩みながらやっていました。それだけ、今あるいろんな話から何か書こうとするのが難しい。そんな気がする。両サイドから聞こえてくる話をどう捉えるか、おいらのしょぼい頭でそれをどう解くかっていうのが本当に困っちゃいました。しっちゃかめっちゃかな内容だったけど、そこらへんを少しでも汲み取ってもらえたら幸いです。ええ、歌に流されたっていう部分は否定しないけどね。
もっとも、言ってしまえばハナっからかたっぽのネガティブな報道を否定して、東亜+にありがちな十把一絡げに「台湾のメディアは国民党系だから」と叩き捨てたら楽なんだよね。極端な話としてね。いやいやあるいは、「そうは言ってもああやって捕まったり取り調べられたりしているんだから、悪いことをやったんだろう」というのも、ちょっと平凡だけど日本人としては普通な受け入れ方かもしれない。ところが、意外にネットで多いのはその中間と言うか、「台湾もメディアのキャンペーンはあまり信用できない。とはいえ聞く話を総合するとやっぱり黒なんじゃないか」見たいな感じのやつ。なるほどね。でも、その聞いた話のソースを辿ると、なんだかよくわかんないネットの又聞きか、結局いつも否定している既存のマスコミだったりする。
おいらは、なんかその釈然としない「ズコッ」な展開からどうにか抜け出したいのだけど、なんだかやっぱり抜け出しきれない。難しいなあ。おいらもまだまだです。
国士さまたちみたく紋切り型に斬っては捨て斬っては捨てていけば書いてて悩まないのかな。マスコミを批判して民主党にダメ出ししてゆとり教育を否定して団塊世代を足蹴にして半島と中国と馬英九を叩いてさ。おいらの巡回先がよくないのかもしれないけど、そういうレスとかそういうブログが多すぎて正直お腹いっぱいです。他者をフルボッコにして満足感を得るために使うほど、時間や言葉の値打ちって安くないと思うんだけどなあ。
そこでふっと思い出したのが、おいらが好きなマンガの一つでもある「ダービージョッキー」の台詞たち。このマンガ、後半が微妙に鬱展開で初めて読んだ20ちょいすぎの頃は若干引いたんですが、
> 目の前の人に限らず、もう少し多くの知らない人たちをも笑顔にできる、笑顔にしたい、と思うなら、
> プロをやってみればいいということだな。
> よもや、"世間に毒づいたり" "他人と違う自分"や"世の中を斜めに見てること"をひけらかすのがプロではあるまい?
(第20巻・第218話)
> 自殺はうなぎ登りで増えるわ、大企業はリコール隠すわ。
> 総理大臣は何言ってるかわかんねーわ、小学生が殺しあうわ、
> 戦争はなくなんねーわ、地球は温暖化するわ、どいつもこいつも何やってんだか・・・
> そういうの、全部正論だ。俺もそう思うし、けど、そうやって口だけ動かして気持ちよくなっちゃうとさ・・・
> 「それで?お前はどうなんだ?」って問われた時に、何も答えることが・・・・・・できないじゃん?
> なんか、嫌じゃんそーゆーの。
(第21巻・第228話)
というのが、なんとなく最近わかってきた希ガス。前半は「プロとはなんぞや」みたいなことで、後半は「普通の人が回りの渦の中でどう生きてくか」みたいな感じなんだけど(勝手に断定)、プロアマ関係なしにこの二つのことはとても近いことだと思うし、両方とも全ての人に通じることだと思う。
言いっ放しや、自己満足のためにネット上で年中無休の反抗期を続ける人たちは確かに嫌いなんだけど、だからと言って簡単に「そういう人は嫌いなんだよね」って掃いて捨てるだけじゃ、結局おいらもあんまり変わらないんだよね。φ★にしてもこのブログにしても、どこまでやっても素人の遊びごとでしかないんですが、せめて指輪の意味や言葉の価値を安っぽくしないようにしなきゃダメだね。
となると、まずはこの乱れた日本語の文体から何とかしなきゃいけないのかな。あはは。
もっとも、言ってしまえばハナっからかたっぽのネガティブな報道を否定して、東亜+にありがちな十把一絡げに「台湾のメディアは国民党系だから」と叩き捨てたら楽なんだよね。極端な話としてね。いやいやあるいは、「そうは言ってもああやって捕まったり取り調べられたりしているんだから、悪いことをやったんだろう」というのも、ちょっと平凡だけど日本人としては普通な受け入れ方かもしれない。ところが、意外にネットで多いのはその中間と言うか、「台湾もメディアのキャンペーンはあまり信用できない。とはいえ聞く話を総合するとやっぱり黒なんじゃないか」見たいな感じのやつ。なるほどね。でも、その聞いた話のソースを辿ると、なんだかよくわかんないネットの又聞きか、結局いつも否定している既存のマスコミだったりする。
おいらは、なんかその釈然としない「ズコッ」な展開からどうにか抜け出したいのだけど、なんだかやっぱり抜け出しきれない。難しいなあ。おいらもまだまだです。
国士さまたちみたく紋切り型に斬っては捨て斬っては捨てていけば書いてて悩まないのかな。マスコミを批判して民主党にダメ出ししてゆとり教育を否定して団塊世代を足蹴にして半島と中国と馬英九を叩いてさ。おいらの巡回先がよくないのかもしれないけど、そういうレスとかそういうブログが多すぎて正直お腹いっぱいです。他者をフルボッコにして満足感を得るために使うほど、時間や言葉の値打ちって安くないと思うんだけどなあ。
そこでふっと思い出したのが、おいらが好きなマンガの一つでもある「ダービージョッキー」の台詞たち。このマンガ、後半が微妙に鬱展開で初めて読んだ20ちょいすぎの頃は若干引いたんですが、
> 目の前の人に限らず、もう少し多くの知らない人たちをも笑顔にできる、笑顔にしたい、と思うなら、
> プロをやってみればいいということだな。
> よもや、"世間に毒づいたり" "他人と違う自分"や"世の中を斜めに見てること"をひけらかすのがプロではあるまい?
(第20巻・第218話)
> 自殺はうなぎ登りで増えるわ、大企業はリコール隠すわ。
> 総理大臣は何言ってるかわかんねーわ、小学生が殺しあうわ、
> 戦争はなくなんねーわ、地球は温暖化するわ、どいつもこいつも何やってんだか・・・
> そういうの、全部正論だ。俺もそう思うし、けど、そうやって口だけ動かして気持ちよくなっちゃうとさ・・・
> 「それで?お前はどうなんだ?」って問われた時に、何も答えることが・・・・・・できないじゃん?
> なんか、嫌じゃんそーゆーの。
(第21巻・第228話)
というのが、なんとなく最近わかってきた希ガス。前半は「プロとはなんぞや」みたいなことで、後半は「普通の人が回りの渦の中でどう生きてくか」みたいな感じなんだけど(勝手に断定)、プロアマ関係なしにこの二つのことはとても近いことだと思うし、両方とも全ての人に通じることだと思う。
言いっ放しや、自己満足のためにネット上で年中無休の反抗期を続ける人たちは確かに嫌いなんだけど、だからと言って簡単に「そういう人は嫌いなんだよね」って掃いて捨てるだけじゃ、結局おいらもあんまり変わらないんだよね。φ★にしてもこのブログにしても、どこまでやっても素人の遊びごとでしかないんですが、せめて指輪の意味や言葉の価値を安っぽくしないようにしなきゃダメだね。
となると、まずはこの乱れた日本語の文体から何とかしなきゃいけないのかな。あはは。
陳水扁前総統が逮捕されそのまま勾留されて半月以上が経過したんですが、東亜+でもちょっとこの話題は落ち着いてきたかなという感じ。ハンストもそうだけど、この後の検察の動き次第かも。
この事件、いろいろごちゃ混ぜになっているので簡単におさらい。着火点は今年の8月、おいらがさっぱり信用していなかった台湾の雑誌「壹周刊」が、「陳水扁前総統が、親族(息子である陳致中の妻)の名義を使ってアメリカに大金を流している」とすっぱ抜いたもの。陳水扁は直後こそ否定したのですが、翌日になって記者会見を行い、「過去の選挙で余った資金を正しく申告せず、妻の呉淑珍がアメリカに送金していた。当初は知らず、今年に入って初めて聞いた」と謝罪、さらにその翌日に夫妻とも民進党を離党するという流れに発展しました。
【台湾】陳水扁前総統、過去の選挙で経費の不実申告を行ったとして謝罪[08/14]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1218817281/
【台湾】陳水扁前総統、選挙資金不正蓄財問題の責任を取って離党[08/15]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1218817447/
ここで名前が出てきた陳水扁夫人、呉淑珍というのは間違いなくキーパーソンの一人なんですが、なかなか日本でもまともに報じられたことがありません。東亜+でもほとんど話題に上りません。いつもなら「Wikipediaでも見てください」なんて書いちゃうんだけど、日本語版に記事がまだありません。8年間も隣国台湾のファーストレディーだったというのにね。今見たらおいらの「そのうち書こうと思うもの」リストにも1年半近く入っているんですが、後述の通りどう書くべきかがすごい悩ましい人なので(中文版をそのまんま訳すことも含めて)二の足を踏みっぱなしです。
この呉淑珍という人物、齢14...ではなくその4倍の56歳(1952年生)。もともと裕福な医者の家庭に生まれたこともあって、貧しい農家の長男坊だった陳水扁との結婚には大きな困難があったのだけど、さらに大きく運命が変わったのは、1985年に陳水扁が台南県長に落選した直後の謝票(選挙後の支持者へのお礼行脚)での出来事。路地から飛び出してきた車にはねられ下半身不随の状態となり、車椅子生活を余儀なくされました(この事件、いわゆる「政治テロ」とされていることが多いのだけど、事故だったという報告もあってこれまた判断が難しい)。
その翌年には陳水扁が蓬莱島雑誌事件で投獄されると同年の立法委員選挙に当選し、逆に陳水扁が政界に復帰してからは政治家の妻に専念するなど、夫妻で歩んできた半生でした。
そんな評価が一転したのは陳水扁総統二期目の後半になってから。2006年になってやれ太平洋そごうの商品券だとか投機がどうだとかという記事が紙面を賑わせるようになります。絢爛豪華な調度品は挙がっていたけど、愛馬はいなかったなあ。ってごめんなさい。超脱線、oyz。
【台湾】陳総統への献金疑惑に総統府が反論、国民党立法委員に謝罪を要求[04/08]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144486718/
【台湾】呉淑珍・総統夫人のファンド購入疑惑、売却して寄付へ 野党からの攻撃で体調不良も[05/03]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1146634354/
この一連の騒動、最終的にはいわゆる総統の国務機密費(国務機要費)を私的に流用したこと、およびそのために領収書を偽造したことによって呉淑珍らが起訴されてしまいます。(いわゆる「国務機密費事件(国務機要費案)」)
【台湾】陳水扁総統夫人を起訴…汚職と文書偽造罪で[11/03]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1162550925/
【台湾】糟糠の妻に何が 台湾「車椅子のファーストレディー」被告人席へ[11/24]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1164374412/
なので、東亜+ではこのイメージが強いんじゃないかな。折りしも総統罷免案が何度も何度も立法院に出されていた頃や、例の赤シャツ軍団が跋扈していた頃でもあるので、こと国務機密費事件についてはどっちの話を聞いても「うーん」ってなっちゃってすごく判断に困ります。ましてこの事件、呉淑珍は06年12月の最初の公判で出廷した後、病気を理由に全て出廷を拒否していることから、その事実も含めて困っちゃうんだよね。うーん。
さて、時計の針を2008年に戻します。総統を退任して不逮捕特権も無くなった陳水扁が逮捕されたのは前述のとおりなのですが、検察は国務機密費事件に続きこの海外送金・マネーローンダリング事件でも呉淑珍の起訴に向けて動いています。
【台湾】陳水扁・前台湾総統の妻、呉淑珍さんを自宅で事情聴取…車いす生活の呉夫人や世論に配慮し、身柄拘束はせず(写真あり)[11/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1226728412/
いやいや、だったら陳水扁を逮捕する必要も無かったじゃんか、って思っちゃうんだけどね。もともと国務機密費事件にしても今回の件にしても、立件するのであれば夫妻両方でというのが事件の性格上自然な流れ。必然的に検察は前回のもひっくるめて陳水扁を起訴するはず。
問題は前述のお金のほか、投資で得たお金や企業からの献金などが、どこからどこまでが本当に流れたお金で、どこからどこまでクロとなるお金かっていうところ。なんかいろいろ飛び交いすぎて、本当かなあっていうのもあってマジで困っちゃうんですけど。
28日には元大証券の杜麗萍が、「06年9月の赤シャツ倒扁騒動の頃、呉淑珍に頼まれて国泰世華銀行から数箱のトランクを運んだ。後で現金7億4千万元と気づき驚いた」と証言。スイスの口座の7億元、アメリカの4億元なんかと合わせると、蓄財は19億元というとてつもない金額になる計算に。聯合報はその金額の大きさを表現したかったのか、「1000元札を100万元ごとに束にして並べると約2.6m×約3.2mになる」とわざわざ陳水扁夫妻の後ろに札束の山を積んでいる画像を載っけてます。えぇぇ、いやなんか逆に話のリアリティを損なうような気がするんですけど、これ。

もちろん、話の筋としてはわからなくもないんだけどね。ただ、なぜ危険を冒してまでそれだけ大量の現金を動かす必要があったのか、総統府が囲まれていたあのタイミングでというのもちょっと疑問だし。何より勝手に中身を見られたり、そんなにやばいお金ならこうやってあっさり話が漏れるような人物に頼むというのもなんとなく滑稽なんだよね。ちなみにこの7億4千万元、5億4千万元は海外に送金されてるみたい。
元大金控はこの件に関して、「陳家の資産を預かったことはない。会社ぐるみではなく杜麗萍が個人でやったこと」とコメント。であればなおさらこの手はずのゆるゆるさが気になっちゃう。うーん。
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622138.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622137.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622136.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622155.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622118.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/29/today-p1.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/29/today-p1-2.htm (自由時報)
今後の情勢を左右しかねないこの証言なんですが、29日には証言後に保釈された杜麗萍が自動車の中で自殺を図ったところを発見され、一命を取り留める事態になっちゃいます。メディアでは、杜麗萍の弁護士が「杜麗萍がかつて2億元を持って総統府を訪れたことがある」と喋ったことをショックに受けて、と自殺の理由を報じているけどはたしてどうなのかな。確かに王清峰法務部長も指摘しているとおり、ひどい弁護士だなあって思うんだけどね。
http://www.udn.com/2008/11/30/NEWS/NATIONAL/NATS5/4623547.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/1/NEWS/NATIONAL/NATS5/4624234.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/1/NEWS/NATIONAL/NATS5/4624699.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/1/today-t1.htm (自由時報)
この事件、いろいろごちゃ混ぜになっているので簡単におさらい。着火点は今年の8月、おいらがさっぱり信用していなかった台湾の雑誌「壹周刊」が、「陳水扁前総統が、親族(息子である陳致中の妻)の名義を使ってアメリカに大金を流している」とすっぱ抜いたもの。陳水扁は直後こそ否定したのですが、翌日になって記者会見を行い、「過去の選挙で余った資金を正しく申告せず、妻の呉淑珍がアメリカに送金していた。当初は知らず、今年に入って初めて聞いた」と謝罪、さらにその翌日に夫妻とも民進党を離党するという流れに発展しました。
【台湾】陳水扁前総統、過去の選挙で経費の不実申告を行ったとして謝罪[08/14]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1218817281/
【台湾】陳水扁前総統、選挙資金不正蓄財問題の責任を取って離党[08/15]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1218817447/
ここで名前が出てきた陳水扁夫人、呉淑珍というのは間違いなくキーパーソンの一人なんですが、なかなか日本でもまともに報じられたことがありません。東亜+でもほとんど話題に上りません。いつもなら「Wikipediaでも見てください」なんて書いちゃうんだけど、日本語版に記事がまだありません。8年間も隣国台湾のファーストレディーだったというのにね。今見たらおいらの「そのうち書こうと思うもの」リストにも1年半近く入っているんですが、後述の通りどう書くべきかがすごい悩ましい人なので(中文版をそのまんま訳すことも含めて)二の足を踏みっぱなしです。
この呉淑珍という人物、齢14...ではなくその4倍の56歳(1952年生)。もともと裕福な医者の家庭に生まれたこともあって、貧しい農家の長男坊だった陳水扁との結婚には大きな困難があったのだけど、さらに大きく運命が変わったのは、1985年に陳水扁が台南県長に落選した直後の謝票(選挙後の支持者へのお礼行脚)での出来事。路地から飛び出してきた車にはねられ下半身不随の状態となり、車椅子生活を余儀なくされました(この事件、いわゆる「政治テロ」とされていることが多いのだけど、事故だったという報告もあってこれまた判断が難しい)。
その翌年には陳水扁が蓬莱島雑誌事件で投獄されると同年の立法委員選挙に当選し、逆に陳水扁が政界に復帰してからは政治家の妻に専念するなど、夫妻で歩んできた半生でした。
そんな評価が一転したのは陳水扁総統二期目の後半になってから。2006年になってやれ太平洋そごうの商品券だとか投機がどうだとかという記事が紙面を賑わせるようになります。絢爛豪華な調度品は挙がっていたけど、愛馬はいなかったなあ。ってごめんなさい。超脱線、oyz。
【台湾】陳総統への献金疑惑に総統府が反論、国民党立法委員に謝罪を要求[04/08]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144486718/
【台湾】呉淑珍・総統夫人のファンド購入疑惑、売却して寄付へ 野党からの攻撃で体調不良も[05/03]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1146634354/
この一連の騒動、最終的にはいわゆる総統の国務機密費(国務機要費)を私的に流用したこと、およびそのために領収書を偽造したことによって呉淑珍らが起訴されてしまいます。(いわゆる「国務機密費事件(国務機要費案)」)
【台湾】陳水扁総統夫人を起訴…汚職と文書偽造罪で[11/03]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1162550925/
【台湾】糟糠の妻に何が 台湾「車椅子のファーストレディー」被告人席へ[11/24]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1164374412/
なので、東亜+ではこのイメージが強いんじゃないかな。折りしも総統罷免案が何度も何度も立法院に出されていた頃や、例の赤シャツ軍団が跋扈していた頃でもあるので、こと国務機密費事件についてはどっちの話を聞いても「うーん」ってなっちゃってすごく判断に困ります。ましてこの事件、呉淑珍は06年12月の最初の公判で出廷した後、病気を理由に全て出廷を拒否していることから、その事実も含めて困っちゃうんだよね。うーん。
さて、時計の針を2008年に戻します。総統を退任して不逮捕特権も無くなった陳水扁が逮捕されたのは前述のとおりなのですが、検察は国務機密費事件に続きこの海外送金・マネーローンダリング事件でも呉淑珍の起訴に向けて動いています。
【台湾】陳水扁・前台湾総統の妻、呉淑珍さんを自宅で事情聴取…車いす生活の呉夫人や世論に配慮し、身柄拘束はせず(写真あり)[11/16]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1226728412/
いやいや、だったら陳水扁を逮捕する必要も無かったじゃんか、って思っちゃうんだけどね。もともと国務機密費事件にしても今回の件にしても、立件するのであれば夫妻両方でというのが事件の性格上自然な流れ。必然的に検察は前回のもひっくるめて陳水扁を起訴するはず。
問題は前述のお金のほか、投資で得たお金や企業からの献金などが、どこからどこまでが本当に流れたお金で、どこからどこまでクロとなるお金かっていうところ。なんかいろいろ飛び交いすぎて、本当かなあっていうのもあってマジで困っちゃうんですけど。
28日には元大証券の杜麗萍が、「06年9月の赤シャツ倒扁騒動の頃、呉淑珍に頼まれて国泰世華銀行から数箱のトランクを運んだ。後で現金7億4千万元と気づき驚いた」と証言。スイスの口座の7億元、アメリカの4億元なんかと合わせると、蓄財は19億元というとてつもない金額になる計算に。聯合報はその金額の大きさを表現したかったのか、「1000元札を100万元ごとに束にして並べると約2.6m×約3.2mになる」とわざわざ陳水扁夫妻の後ろに札束の山を積んでいる画像を載っけてます。えぇぇ、いやなんか逆に話のリアリティを損なうような気がするんですけど、これ。
もちろん、話の筋としてはわからなくもないんだけどね。ただ、なぜ危険を冒してまでそれだけ大量の現金を動かす必要があったのか、総統府が囲まれていたあのタイミングでというのもちょっと疑問だし。何より勝手に中身を見られたり、そんなにやばいお金ならこうやってあっさり話が漏れるような人物に頼むというのもなんとなく滑稽なんだよね。ちなみにこの7億4千万元、5億4千万元は海外に送金されてるみたい。
元大金控はこの件に関して、「陳家の資産を預かったことはない。会社ぐるみではなく杜麗萍が個人でやったこと」とコメント。であればなおさらこの手はずのゆるゆるさが気になっちゃう。うーん。
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622138.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622137.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622136.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622155.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/11/29/NEWS/NATIONAL/NATS6/4622118.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/29/today-p1.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/29/today-p1-2.htm (自由時報)
今後の情勢を左右しかねないこの証言なんですが、29日には証言後に保釈された杜麗萍が自動車の中で自殺を図ったところを発見され、一命を取り留める事態になっちゃいます。メディアでは、杜麗萍の弁護士が「杜麗萍がかつて2億元を持って総統府を訪れたことがある」と喋ったことをショックに受けて、と自殺の理由を報じているけどはたしてどうなのかな。確かに王清峰法務部長も指摘しているとおり、ひどい弁護士だなあって思うんだけどね。
http://www.udn.com/2008/11/30/NEWS/NATIONAL/NATS5/4623547.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/1/NEWS/NATIONAL/NATS5/4624234.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/1/NEWS/NATIONAL/NATS5/4624699.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/1/today-t1.htm (自由時報)
とまあ、ここ数日で呉淑珍を起点にして陳水扁夫妻にまつわる事件も新展開を見せています。とはいえ、上にも書いたとおり、東亜+では陳水扁の話ばっかりが先行していて呉淑珍はあまり名前が出てきません。逆に残りの一部ではやっぱり評判はよくないですね。国務機密費事件のイメージが引っ張られていること、それに重ねて元々医者の家の出なので贅沢暮らしのイメージであったこと、海外送金事件でも最初に陳水扁が「呉淑珍がやったことなので知らなかった」と言ったことなんかが重なっているのかな。
ただ、やっぱり報じられるニュースを聞く限り、おいらはやっぱりどうも釈然としなくて、彼女を金の亡者のごとく断じてよいものなのかすごく困ってしまいます。彼女についてのちの人々はどう語ることになるのか、立件後に諸々が明らかになれば(本当に明らかになれば)変わってくるのかな。
夫の陳水扁が勾留されて3週間弱、車椅子のファーストレディーと呼ばれたその人は、一人で何を思っているんでしょうか。30日の自由時報によれば、検察は12月上旬までに南港展覧館事件などを含めた計4件について、起訴に必要な書類を整える見込みとのこと。って、本当に有罪に持ち込めるまでに今さらまとまるのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/30/today-p9.htm (自由時報)
★ 追記。
なんか「下書き」状態で3日ほど放置していたみたいでした。「簡単に言葉にできるから難しい。」からリンクを辿ろうとして失敗しまくっていた方はごめんなさい。ついでに微妙に改題。いい日本語が思い浮かびません。
ただ、やっぱり報じられるニュースを聞く限り、おいらはやっぱりどうも釈然としなくて、彼女を金の亡者のごとく断じてよいものなのかすごく困ってしまいます。彼女についてのちの人々はどう語ることになるのか、立件後に諸々が明らかになれば(本当に明らかになれば)変わってくるのかな。
夫の陳水扁が勾留されて3週間弱、車椅子のファーストレディーと呼ばれたその人は、一人で何を思っているんでしょうか。30日の自由時報によれば、検察は12月上旬までに南港展覧館事件などを含めた計4件について、起訴に必要な書類を整える見込みとのこと。って、本当に有罪に持ち込めるまでに今さらまとまるのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/nov/30/today-p9.htm (自由時報)
★ 追記。
なんか「下書き」状態で3日ほど放置していたみたいでした。「簡単に言葉にできるから難しい。」からリンクを辿ろうとして失敗しまくっていた方はごめんなさい。ついでに微妙に改題。いい日本語が思い浮かびません。

