国共論壇から感じる国民党の危うさ。
きたああああ。おすたああああ。
先週末、ようやくOSTER projectのCD「みくのかんづめ」が届きました。っていうか他のCDを密林で買うのといっしょにしてたから遅くなっただけなんだけどね。今回買いあさったものの中では、ミスチルのアルバムの次くらいに(1番じゃないのかよ)お気に入りでっす。
で、なぜか一緒に密林の箱から出てきたのが、スイーツ(笑)Pこと19's Sound Factoryの「First Sound Story」。ちょっと待って。これ、もう持ってなかったっけ?ってガサゴソ探したらちゃんと出てきた。やっちゃったああああ。なぜ買い増たし。どう見ても2枚目のCDですが、やっていることは三枚目です。本当にありがとうございました。
どうしよう。誰かに売るか(売るなよ)。それとも田んぼにぶら下げるか(サイトリニューアル前の19's Sound Factory公式サイトにあった嘘CDレビューが元ネタなので知らない人はスルー)。どうしましょったらどうしましょ。
仕方がないので、ほったらかしにしていた国共論壇のお話でもしましょうか(えー)。
この会合、日本語での正式名称は「両岸経済文化フォーラム」というもの。中国語での正式名称が「両岸経済文化論壇」なのでおもいっきり直訳ですね。なんだかぼやっとした名前で、両岸のどういう人が何のために集まってやる会議なのかイマイチ見えてこないんですが、それもミソなのかもしれないですね。中国側は中国共産党、台湾側は中国国民党という二政党が共同で開催する会合で、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うものです。先週末の20,21日で第4回が開かれました。
【中台】共産党と国民党による国共経済貿易フォーラム、9項目の共同提言を発表して閉幕[12/22]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229962152/
元はといえば、2005年4月に中国国民党主席として60年ぶりに大陸に渡った連戦主席(当時)が胡錦濤総書記と会談したいわゆる連胡会が発端でした。当時は陳水扁政権が二期目に入ってまもなくの頃、陳水扁の「台湾独立」に反対という点では一致していた両者なので、かなり意気投合したんじゃないかな。
その中で定期的に会合を開くことでまとまっていたのですが、翌2006年4月の第1回両岸経済貿易フォーラムには連戦が名誉主席の身分で堂々と台湾海峡を渡りました。この時、随行した経済界の面々は経済貿易フォーラムの名にふさわしくそうそうたるもの。連戦も再び胡錦濤と会談するなど華やかに終幕。
この会合の位置付けなんだけど、当然ながら中国の独裁政党である中国共産党と、当時はいちおう台湾の野党だった中国国民党との会合、っていうものなんです。経済や文化といったやや政治の世界がおよびにくい分野とはいえ、野党が主導でそんなことをしかも中国相手にやられるのは陳水扁政権にとって面白くないよね。っていうかどう考えてもおかしい。日本で言うと民主党が韓国に行って在日外国人の参政権について勝手に約束をしてくるようなもんです。行政院もコメントしているけれど、肝心なところは政府と政府でやらないと、ましてや両岸関係にあっては海協会と海基会があるんだからそれをないがしろにすることは、政府の統治能力っていう面において問題ありですよね。
【国共合作】60年ぶり、国共トップ会談 平和努力・台湾独立反対で合意[04/30]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1114818543/
【中台】李登輝・前総統、国民党と共産党による経済フォーラムを批判[04/12]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144852746/
【中台】中台経済貿易フォーラム、行政院も「条件付で歓迎。でも政府対政府が必須」[04/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1145121578/
その後、2006年10月、2007年4月と会合は行われ、またフォーラム以外でも国民党は共産党と連携して各政策の実現に向けて動いてきました。先日、ついに三通が本格的に始まったのは記憶に新しいところだけど、馬英九政権誕生後の両岸政策にとって、これらの会合が果たした役割はかなりあるように思えます。
【中台】中台、60年ぶり「三通」開始 海運直航、郵便も直配[12/15]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229333067/
なんて、過去の国共論壇と両岸関係についてざっくりと書いちゃいました。他にもいろいろあるんだけど、まあなんていうかそういうとこが気になる人はここ読んでないしね。今回肝心なのは、先週末の20・21日に上海で行われた第4回の国共論壇でちょっとした変化があったということなんです。
上にも書いているとおり、そもそもこの会合って「国民党と共産党が、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うもの」なんです。政府が行うべきものとは一線を画す(はずの)ものということで、民進党政権下でもいちおう行われてきたわけで、党と党であり、政府と政府ではないっていうのが本来の役割。もっとも、中国共産党って結局、党=政府なので向こうにしてみれば一緒なんだけどね。でも、日本だって、与党の自民党の議員団であってもどこか外国に行くときは政府を代表していくわけじゃないし勝手に決めてこないのが普通でしょ。
ところが今回、あれ?ってなったのは、行政院の官僚たちもフォーラムに私人として参加することになったからです。5人が参加したんですが、官僚が一行に加わったのはこれが初めて。19日の自由時報は、「海基会、海協会の価値を矮小化するだけでなく両岸条例の精神に反する」と鄭文燦のコメントを載っけてるけど、そもそも根本的にこんなことをすること自体がおかしいと思う。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/19/today-p1.htm (自由時報)
参加したのは経済建設委員会の副主任委員、金融監督管理委員会の銀行局長、交通部の民航局長、同じく交通部の観光局長、経済部の投資業務処長という顔ぶれ。両岸の経済活動や人的移動に関する部署の要職ばっかりです。何がびっくりするかって、まがりなりにも中華人民共和国と中華民国というまったく平和ではない両国関係の下で、行政機関の重職に就いている人たちが私人として乗り込むっていうことです。
確かに両国関係を考えれば、行政機関の職員が相手側に渡るというのはかなりハードルが高いこと。だからといって、いち政党の会合のために私人として渡るのは、なお危ないことだと思うんだけど。ましてや、それだけの人物たちを連れて行くのに、あえて私人としちゃったっていうのに、何を決めてこようっていうのかな?
呉伯雄国民党主席は、「非政府のものであり、政策決定するものではない」なんて言ってるけど、だったら連れて行く必要はないじゃんか。知識や内部事情、今後の行政活動に向けた下準備としての公的部分のうまみだけ吸い上げて、立場としては私人だなんて、冗談もいいところ。民進党の立法委員も突っ込んでいるけど、そうとう矛盾があると思う。
中国時報は、「今年のフォーラムがこれまでと最も異なる点は、過去三回は野党であった国民党が与党となり、お互いが政権党となったことだ。フォーラムの「共同提案」は自ずと影響力を持つだろう」って書いているけど、まさにその通りだし、そう考えるといくつかの危機感が頭をもたげてきます。
http://www.udn.com/2008/12/19/NEWS/MAINLAND/MAI1/4651408.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/20/today-fo2.htm (自由時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110505+112008121900087,00.html (中国時報)
このことが招く危うさというのは、一つ目には総統サイド、つまり総統や行政院といった者たちがノータッチになってしまうっていう可能性が高いっていうこと。もちろん総統が出身党である中国国民党に睨みを利かせることができれば手綱を握れるんだろうけど、どうにも怪しい。このことは、先月に国民党が副主席を一気に8人に増やしたときに自由時報がかなり適確に指摘してました。もはや馬英九が党をコントロールすることも、党が馬英九を補佐することも、何より党内部を誰かがコントロールすることさえもかなり難しくなってきているような気がする。
となると、鍵を握ってくるのは国共論壇の立役者であり、先日も嬉しそうにチリで開かれたAPECに参加しそこでまた胡錦涛と会っていた連戦名誉主席っていうことになっちゃう。いや、実際問題そこまで跳梁跋扈するとも思えないんですが、少なくとも対中国関係って言う点では引き続きしばらくは余計な動きをしてくれるんじゃないかな。
【台湾】中国国民党、副主席を一挙に5人増員して計8人に[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227411528/
【台湾】中国国民党、副主席を増員しても馬英九政権とは同床異夢[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227414775/
もう一つの危険性は、党の力があまりに強くなってしまうあまり、党=行政機関という一党専制時代の台湾に逆戻りしてしまうこと。そりゃあ国民党が政権党であるんだから、行政機関に国民党の色が出るのは仕方の無いことだって思うけどね。でも、国民党が政権党だから、総統や行政院長なんかの政策に基づいて行う行政活動に色が出るならともかく、党が直接行政機関をコントロールするというのは、やっぱりおかしいと思うなあ。
今回の件について李登輝元総統は、「両岸の事務は党と党ではなく政府と政府によって行われるべき」って発言しているけど、まさにその通り。だけど、じゃあ誰がそれを止めるかってなると、これは難しいんだよね。制度上、抑えることができるとすれば(司法の手によるっていうのもありうるけど)国民党の自浄に頼るしかないわけで、ってそれって限りなくゼロに近いような気がするよ。
http://www.udn.com/2008/12/21/NEWS/MAINLAND/MAI1/4653563.shtml (聯合報)
今回のことをきっかけに、台湾では官僚(や軍人、総統まで)が大陸に渡ることの可否を巡って論争に発展しました。だけど、問題なのは渡ることができるかどうかというよりも、渡らせようとする人をどうにかするっていうことの方が、よっぽど大事なんじゃないのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo4.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652537.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652097.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652103.shtml (聯合報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008122000076,00.html (中国時報)
先週末、ようやくOSTER projectのCD「みくのかんづめ」が届きました。っていうか他のCDを密林で買うのといっしょにしてたから遅くなっただけなんだけどね。今回買いあさったものの中では、ミスチルのアルバムの次くらいに(1番じゃないのかよ)お気に入りでっす。
で、なぜか一緒に密林の箱から出てきたのが、スイーツ(笑)Pこと19's Sound Factoryの「First Sound Story」。ちょっと待って。これ、もう持ってなかったっけ?ってガサゴソ探したらちゃんと出てきた。やっちゃったああああ。なぜ買い増たし。どう見ても2枚目のCDですが、やっていることは三枚目です。本当にありがとうございました。
どうしよう。誰かに売るか(売るなよ)。それとも田んぼにぶら下げるか(サイトリニューアル前の19's Sound Factory公式サイトにあった嘘CDレビューが元ネタなので知らない人はスルー)。どうしましょったらどうしましょ。
仕方がないので、ほったらかしにしていた国共論壇のお話でもしましょうか(えー)。
この会合、日本語での正式名称は「両岸経済文化フォーラム」というもの。中国語での正式名称が「両岸経済文化論壇」なのでおもいっきり直訳ですね。なんだかぼやっとした名前で、両岸のどういう人が何のために集まってやる会議なのかイマイチ見えてこないんですが、それもミソなのかもしれないですね。中国側は中国共産党、台湾側は中国国民党という二政党が共同で開催する会合で、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うものです。先週末の20,21日で第4回が開かれました。
【中台】共産党と国民党による国共経済貿易フォーラム、9項目の共同提言を発表して閉幕[12/22]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229962152/
元はといえば、2005年4月に中国国民党主席として60年ぶりに大陸に渡った連戦主席(当時)が胡錦濤総書記と会談したいわゆる連胡会が発端でした。当時は陳水扁政権が二期目に入ってまもなくの頃、陳水扁の「台湾独立」に反対という点では一致していた両者なので、かなり意気投合したんじゃないかな。
その中で定期的に会合を開くことでまとまっていたのですが、翌2006年4月の第1回両岸経済貿易フォーラムには連戦が名誉主席の身分で堂々と台湾海峡を渡りました。この時、随行した経済界の面々は経済貿易フォーラムの名にふさわしくそうそうたるもの。連戦も再び胡錦濤と会談するなど華やかに終幕。
この会合の位置付けなんだけど、当然ながら中国の独裁政党である中国共産党と、当時はいちおう台湾の野党だった中国国民党との会合、っていうものなんです。経済や文化といったやや政治の世界がおよびにくい分野とはいえ、野党が主導でそんなことをしかも中国相手にやられるのは陳水扁政権にとって面白くないよね。っていうかどう考えてもおかしい。日本で言うと民主党が韓国に行って在日外国人の参政権について勝手に約束をしてくるようなもんです。行政院もコメントしているけれど、肝心なところは政府と政府でやらないと、ましてや両岸関係にあっては海協会と海基会があるんだからそれをないがしろにすることは、政府の統治能力っていう面において問題ありですよね。
【国共合作】60年ぶり、国共トップ会談 平和努力・台湾独立反対で合意[04/30]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1114818543/
【中台】李登輝・前総統、国民党と共産党による経済フォーラムを批判[04/12]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1144852746/
【中台】中台経済貿易フォーラム、行政院も「条件付で歓迎。でも政府対政府が必須」[04/15]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1145121578/
その後、2006年10月、2007年4月と会合は行われ、またフォーラム以外でも国民党は共産党と連携して各政策の実現に向けて動いてきました。先日、ついに三通が本格的に始まったのは記憶に新しいところだけど、馬英九政権誕生後の両岸政策にとって、これらの会合が果たした役割はかなりあるように思えます。
【中台】中台、60年ぶり「三通」開始 海運直航、郵便も直配[12/15]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1229333067/
なんて、過去の国共論壇と両岸関係についてざっくりと書いちゃいました。他にもいろいろあるんだけど、まあなんていうかそういうとこが気になる人はここ読んでないしね。今回肝心なのは、先週末の20・21日に上海で行われた第4回の国共論壇でちょっとした変化があったということなんです。
上にも書いているとおり、そもそもこの会合って「国民党と共産党が、主に両岸の経済や貿易、文化といった面での交流や対話を促進するために行うもの」なんです。政府が行うべきものとは一線を画す(はずの)ものということで、民進党政権下でもいちおう行われてきたわけで、党と党であり、政府と政府ではないっていうのが本来の役割。もっとも、中国共産党って結局、党=政府なので向こうにしてみれば一緒なんだけどね。でも、日本だって、与党の自民党の議員団であってもどこか外国に行くときは政府を代表していくわけじゃないし勝手に決めてこないのが普通でしょ。
ところが今回、あれ?ってなったのは、行政院の官僚たちもフォーラムに私人として参加することになったからです。5人が参加したんですが、官僚が一行に加わったのはこれが初めて。19日の自由時報は、「海基会、海協会の価値を矮小化するだけでなく両岸条例の精神に反する」と鄭文燦のコメントを載っけてるけど、そもそも根本的にこんなことをすること自体がおかしいと思う。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/19/today-p1.htm (自由時報)
参加したのは経済建設委員会の副主任委員、金融監督管理委員会の銀行局長、交通部の民航局長、同じく交通部の観光局長、経済部の投資業務処長という顔ぶれ。両岸の経済活動や人的移動に関する部署の要職ばっかりです。何がびっくりするかって、まがりなりにも中華人民共和国と中華民国というまったく平和ではない両国関係の下で、行政機関の重職に就いている人たちが私人として乗り込むっていうことです。
確かに両国関係を考えれば、行政機関の職員が相手側に渡るというのはかなりハードルが高いこと。だからといって、いち政党の会合のために私人として渡るのは、なお危ないことだと思うんだけど。ましてや、それだけの人物たちを連れて行くのに、あえて私人としちゃったっていうのに、何を決めてこようっていうのかな?
呉伯雄国民党主席は、「非政府のものであり、政策決定するものではない」なんて言ってるけど、だったら連れて行く必要はないじゃんか。知識や内部事情、今後の行政活動に向けた下準備としての公的部分のうまみだけ吸い上げて、立場としては私人だなんて、冗談もいいところ。民進党の立法委員も突っ込んでいるけど、そうとう矛盾があると思う。
中国時報は、「今年のフォーラムがこれまでと最も異なる点は、過去三回は野党であった国民党が与党となり、お互いが政権党となったことだ。フォーラムの「共同提案」は自ずと影響力を持つだろう」って書いているけど、まさにその通りだし、そう考えるといくつかの危機感が頭をもたげてきます。
http://www.udn.com/2008/12/19/NEWS/MAINLAND/MAI1/4651408.shtml (聯合報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/20/today-fo2.htm (自由時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110505+112008121900087,00.html (中国時報)
このことが招く危うさというのは、一つ目には総統サイド、つまり総統や行政院といった者たちがノータッチになってしまうっていう可能性が高いっていうこと。もちろん総統が出身党である中国国民党に睨みを利かせることができれば手綱を握れるんだろうけど、どうにも怪しい。このことは、先月に国民党が副主席を一気に8人に増やしたときに自由時報がかなり適確に指摘してました。もはや馬英九が党をコントロールすることも、党が馬英九を補佐することも、何より党内部を誰かがコントロールすることさえもかなり難しくなってきているような気がする。
となると、鍵を握ってくるのは国共論壇の立役者であり、先日も嬉しそうにチリで開かれたAPECに参加しそこでまた胡錦涛と会っていた連戦名誉主席っていうことになっちゃう。いや、実際問題そこまで跳梁跋扈するとも思えないんですが、少なくとも対中国関係って言う点では引き続きしばらくは余計な動きをしてくれるんじゃないかな。
【台湾】中国国民党、副主席を一挙に5人増員して計8人に[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227411528/
【台湾】中国国民党、副主席を増員しても馬英九政権とは同床異夢[11/23]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1227414775/
もう一つの危険性は、党の力があまりに強くなってしまうあまり、党=行政機関という一党専制時代の台湾に逆戻りしてしまうこと。そりゃあ国民党が政権党であるんだから、行政機関に国民党の色が出るのは仕方の無いことだって思うけどね。でも、国民党が政権党だから、総統や行政院長なんかの政策に基づいて行う行政活動に色が出るならともかく、党が直接行政機関をコントロールするというのは、やっぱりおかしいと思うなあ。
今回の件について李登輝元総統は、「両岸の事務は党と党ではなく政府と政府によって行われるべき」って発言しているけど、まさにその通り。だけど、じゃあ誰がそれを止めるかってなると、これは難しいんだよね。制度上、抑えることができるとすれば(司法の手によるっていうのもありうるけど)国民党の自浄に頼るしかないわけで、ってそれって限りなくゼロに近いような気がするよ。
http://www.udn.com/2008/12/21/NEWS/MAINLAND/MAI1/4653563.shtml (聯合報)
今回のことをきっかけに、台湾では官僚(や軍人、総統まで)が大陸に渡ることの可否を巡って論争に発展しました。だけど、問題なのは渡ることができるかどうかというよりも、渡らせようとする人をどうにかするっていうことの方が、よっぽど大事なんじゃないのかなあ。
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo3.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2008/new/dec/21/today-fo4.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652537.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652097.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2008/12/20/NEWS/NATIONAL/NATS5/4652103.shtml (聯合報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112008122000076,00.html (中国時報)
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