777を待ちわびて。

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ここ数日、東亜+でよく見かける韓国の「ミネルバ」っていうのが、いったい何のことなのか掴めていません。スレタイ見る限り(って書いているように、開いてすらいません)、韓国の経済に関することみたい。ていうか、これ人の名前?会社か何か?やばい。さっぱり興味が湧かない。どうしよう。あでも、教えてくれなくていいです(きっぱり)。
なんていうかあれですよ。「ある人にはフクロウでも、ある人にはサヨナキドリ」っていうことで許してください。東亜+にだっていろんな人がいて、おいらみたく韓国の経済に食指が動かない人だっているんです。たぶん、少しは。

も一つ東亜+を賑わせているのが、今月からアニメまで始まっちゃうという例の「ヘタリア」。韓国の描かれ方が気に食わないということで盛り上がっているみたい(こっちはちゃんとスレを開いて読んだ)。なんだ、それってやってることが「ヘタリア」のキャラそのまんまじゃん。
確かにあれって面白いと思うし、脇役もいいところの韓国がこのタイミングでしゃしゃり出てくるっていうのもアリなんだけど、おいら的にはちょっと対岸の火事ですね。っていうのも、原作簡易キャラ紹介での台湾の扱いがイマイチ。キャラの絵とか結構好きなんだけど、説明文が、
> 気が強いお洒落な女の子。最近気苦労が絶えない。
っておい、短すぎるだろこれ。
一気に意気消沈。そして原作のどこに出てくるのかわからなくって未だに見つからない。誰か教えて。同じアジアでも中国や韓国と違ってキャラを表現しにくいのかなあ。

そろそろ本題に入ろうと思うんですが、その前に予め脱線。ごめん、既に脱線しまくってるんですけど。
昨日ニコニコ動画で、台湾の歌い手さんのスカーレットさんが若干Pの「うそつきでもすき」を歌っていたので、思わずmp3を落としちゃいました。若干どころじゃなく可愛くて、若干小悪魔チックなところもあったりして。いいなあ、こういう可愛い歌い方。絶対に真似できないもんなあ。あはは。



そして、迂闊にも昨日まで気がつかなかったのが、束子Pの「ゼロ・ワン」をココリーヌ・ナタデさんが歌っていたという驚愕の事実。もっと評価されるべきだと思う曲をもっともっと評価されるべきと思っている歌い手さんが歌っているっていうのは、なんだかとっても嬉しくなるんだよね。原曲のいっぱいいっぱいの高さを目いっぱい頑張って歌い上げるところがステキだよ。いいなあ、こういうかっこいい歌い方。これも絶対に真似できないもんなあ。



さて、本題。
タイトルの「777」の1つ目の意味は、おいらのmixiでの足あとがもうじき777になるっていうこと。「mixi始めて2年半もたってるのにそれだけかよ!」って言われそうだなあ。ネット上であんまり交友関係作ろうとしていないからしょうがないじゃん。ってちょっと言い訳してみたりして。ちなみにタイトルに「待ちわびて」なんて書いたけど、別に待っていたりしてないんだよね。しかも、777取っても何も出ません。っていうか、mixiのことをここで書くのもいくないので公表するつもりもないっす。おいおいネタ振りだけかよ!

もう1つの「777」は普通の人が思い浮かべるアレ。そうギャンブルの関係ですね。台湾の立法院で13日、離島でのカジノ建設を認める法案が通過しました。構図としては国民党が賛成し、民進党が反対するという形になっています。
この法案、厳密には離島の開発に関する「離島建設条例」を改正するというもので、今回その増補部分として加わったのが通称「博弈條款」っていう条項です。離島の「国際観光度假区(国際観光休暇地区)」に、合法の「観光賭場(観光カジノ)」を設けることを特例として許可できるというものなので、「カジノを離島に設置できる」というよりも「離島の開発の一環としてカジノ設置ができる」っていう解釈ですね。ってだいたい同じか。
じゃあ離島だったらどこでも設置許可の申請が可能かっていうとそうでもなくて、その地域の住民投票で賛成多数を得ることが必要になってます。
これで台湾のどこかの離島がマカオみたくアジアの一大カジノエリアになるかっていうとちょっと微妙。上に書いたように離島の住民の賛否を問うというのが一つと、実はこの法律、申請手続きや設置基準、特別税や監督管理といったもろもろが決められていないんです。当初は設置にかかる税金やカジノの特別税の収入を中央・地方でどう配分するかまで案になっていたんだけど、与党国民党内や行政院内での調整を経るうちに「別に法律で定める」ってなっちゃったみたい。箱だけ作って、中身の作り方についてはそれからっていうのは、どこの国でも同じなのかな。共同通信が「台湾でカジノ法成立  澎湖諸島に開設へ」なんて記事を書いていますが、このタイトルは後段部分が若干勇み足なんだよね。
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jan/13/today-t1.htm (自由時報)
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jan/13/today-fo4.htm (自由時報)
 http://www.udn.com/2009/1/13/NEWS/NATIONAL/NAT3/4684577.shtml (聯合報)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,120501+122009011300162,00.html (工商時報)

さらにハードルになるのは世論の声ですね。行政院スポークスマンの蘇俊賓は、「行政院は宗教界や民間団体による反対の声を重く受け止め、こうした声を今後の調整に組み込みたい」とコメントしているなど、必ずしも台湾全体がイケイケドンドンっていうわけじゃありません。経済的な波及効果も未知数だからね。
立法院で全員が反対した民進党は、蔡英文主席が「政府による全体計画が体裁をなしていないこと、経済効果が不明瞭であること」を理由に反対を表明しているんですが、根本的な理由としてはちょっと弱いような。また、「カジノで経済を救おうというのはけしからん」っていう意見もあるけど、それで本当に浮揚効果があるのならメリット・デメリットを比べた上で導入することは間違っていないと思うんだけど。
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jan/13/today-fo4-3.htm (自由時報)

むしろ、何が心配なのかって言ったら、離島っていうところ。離島っていうことは、それだけ交通の便が悪いし、それだけ中央の目が届きにくい。石原都知事がかつてぶち上げたお台場カジノ構想とはここが違うんです。
元経建会副主任委員の張景森は、離島なんかに外国から投資されることがあるだろうか、と離島に限って開放した政策を批判してます。じゃあ、やがては本島でも解禁になるのか?っていう点については総統府も微妙に濁してます。そんな何個も何個も作れないと思うんだけどなあ。
また、当然なんですがこのカジノで狙っているのは台湾の人たちのお金に限りません。っていうかマカオを世界一のギャンブル都市に押し上げたチャイナマネーを筆頭に諸外国のお金に他なりません。となると、大三通以上に危なっかしい人の往来が、(澎湖であれば)台湾海峡のど真ん中で行われるわけで、それは傍から見ていてもやっぱり心配。中国を含む第三国から第三国への中継ポイントになるのも怖いよね。警政署は非合法の賭博なんかは取り締まるって言っているけど、本島から遠い場所なだけに、理想通りに行くかどうかは気になるところ。
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jan/13/today-fo4-4.htm (自由時報)
 http://www.udn.com/2009/1/13/NEWS/NATIONAL/NAT3/4684708.shtml (聯合報)
 http://www.udn.com/2009/1/13/NEWS/NATIONAL/NAT3/4683487.shtml (聯合報)

日本の報道では、上に書いた澎湖諸島で可能性があるなんて報じられているけど、実際のところはどうなんだろ。いちおう法律上は、中国大陸沿岸の金門と馬祖、台湾海峡にある澎湖諸島、そして台湾南東部にある緑島と蘭嶼、同じく南西部にある小琉球が対象になるんだけど、金門馬祖でやったら流石に危なくないっすか。
澎湖県長の王乾發は、長年の努力の結果と今回のことを評価しつつも、年内にも予定されている住民投票の結果をもって決定するといちおう慎重な姿勢ですね。気になるインフラの整備状況にしても、カジノが設置できるとなればそれを機に整備するとかなりの意気込み。
金門県・連江県とも住民の意思によるとしているけれど、金門県議会の謝議長は「ここ数年、金門県の経済には冷たい風は吹き、さらに軍の縮小もあって、カジノ産業が経済を回復させてくれると期待する者もいる」と、離島ならではの悩みも吐露しています。「国境の島」の悩みというのは、日本の対馬や先島諸島と通じるものがあるんだね。
一方、太平洋に浮かぶ緑島と蘭嶼は意見が分かれちゃいました。緑島郷が昨年、島内の全戸に調査を行ったところ、9割の住民がカジノ特区の設置に賛成し、その理由として観光人口の増加や就業機会の増加が挙げられたとか。逆に蘭嶼は興味がほとんどないようで、蘭嶼郷の周郷長は、「カジノ以外に経済振興の方法はないのか?」と、こちらはカジノを設けることによるマイナスの影響をかなり危惧している様子。また、小琉球を管轄する琉球郷では、「琉球郷こそカジノ特区を設ける離島として最適だ」とかなり意欲的だけど、規模や交通の便としてどうかなあ。
むしろ、こういうのってあんまりあちこちあったってしょうがないと思うんだけど。ましてや台湾の周辺だとマカオやシンガポールもあるしね。それこそ日本の地方にあるテーマパークみたく、作ってみたものの規模が小さくて人も呼び込めずさらに自治体の懐事情が厳しくなった、なんていう状態になりそうだなあ。
おいらのmixiがそのうち777に達するのは、放っておいたって間違いありません。だけど、ある島がカジノを誘致することができたとしても、それが果たしてジャックポットを引き当てたと呼べるようになるのかどうか、これはなんだか微妙な気がしてならないんだよね。藁をも掴みたい離島の気持ちはわかるんだけど、利点欠点をちゃんと住民に提示したうえで住民投票が行われるといいなあ。
 http://www.udn.com/2009/1/13/NEWS/NATIONAL/NAT3/4684604.shtml (聯合報)
 http://www.udn.com/2009/1/13/NEWS/NATIONAL/NAT3/4684620.shtml (聯合報)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,110501+112009011300141,00.html (中国時報)

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