2009年3月アーカイブ
たまにはニュース関係無しに100%雑文でお送りします。まあ、いつもだってニュースの話なんて「果汁1%未満」みたいな扱いで、雑文が99.8%くらいなんだけどね。
今日、家に帰ったらdoriko(きりたんP)の「unformed」と、こすもたん(cosMo(暴走P))の「少女の空想庭園+」がきてたわー。あ、嘘。だいぶ前から届いていたのは気付いていたけど密林の箱すら開けてなかったわー。もっと言ってしまえば、これ書いてる今ですら封切ってないわー。不義理極まりないですね、本当にごめんなさい。
いや、マジで不可解なくらいに時間が足りないんですよ。年度末とかそういうの全く関係ないのにね。むしろ、世の中の決算決算総決算な人や権藤権藤雨権藤雨雨権(ryな人はおいらよりもっと忙しいはず。お疲れさまです。はあっ。信じていないけど(おい)、どうか神様1日を30時間にしてください。増えた6時間でがつっと寝ます。
言っておくけど、決して買ったことに満足するタイプじゃありませんよ。これだけは強く言っておきたいと思います。ちゃんと聴くから、マジで、たぶん、きっと。むしろ次なる悩みが、これまた密林で見つけたブラック★ロックシューターのマグカップ(ブラック)。大きさが高さ9cm×直径8cmで重さ14gって、微妙にチャチなような気がするのがすごく悩む。840円だろうがなんだろうが買い物にはいつだって真剣だっぜ。
っていうわけで、2枚のCDは真剣に聴きたいと思ってます。きりたんPのは新旧の作品が凝縮されてるのが魅力だし、こすもたんのは「プロの犯行」による「歌ってみた」なのでこれも楽しみ。特にタイトルからして「少女の空想庭園+」だしね。やっぱりまがりなりにも+板にもいる人としてはちょっと嬉しくなるんです。
そういえば、以前おいらの公開マイリスト(っていうかこのブログ用の公開マイリスト)で同CD収録の「園庭想空の女少」という曲について、
> 別に鬱憤がたまってるわけじゃないけど、中国語の記事を訳す作業をしている時のBGMはだいたいこれ。
> 気がついたらiPodでいちばん再生されてる曲に、しかも圧倒的大差でなっていたので自重しようと思った。
って書いてたんですが、改めて再生回数を見てみた。ついでなので、VOCALOID曲の再生TOP3も見てみましょ。「音楽を愛でる者たちと、音楽に愛でられし者たちと。」の記述によれば、前に使っていたiPod
1. 園庭想空の女少(cosMo@暴走P) 680
2. アイシンクアンシン(若干P) 252
3. 初めての恋が終わる時(ryo) 241
っておい。ちょっと待ておちつけや。なんで2位と3位を足しても1位に遠く及ばないのさ。同じ音はもう聞き飽きたんじゃないのかよ!しかも「園庭想空の女少」って12/20の曲だよ?約100日で700回近く聴いてるってどういうこと?全く自重していないどころか、日平均で6回以上っていうヘビーローテっぷりの自覚症状すらなかったことに自分ながらびびった。あれか!これが噂の「全然中毒じゃ(ry」ってやつですめ!巷で流行りの「Θ」ですね!がくがくぶるぶる。
もひとつおまけに「歌ってみた」の上位3曲も引っ張ってくると、
1.ブラック★ロックシューター(曲:ryo、唄:なごね) 196
2.letter song(曲:doriko(きりたんP)、中国語訳:FallenAngelX、唄:委員長) 152
3.ゼロ・ワン(曲:束子P、唄:ココリーヌ・ナタデ) 128
と、ボカロオリジナルのランキングと比べてみても、まったく傾向らしい傾向が見当たらないところがむしろ潔いね。自分でも「あっれー?」って不思議に思ってます。あはは。
最後に「演奏してみた」も見てみようと思ったら、そもそも中村イネしか入っていなかったので、これじゃオチに使えないじゃんか!
そんなこんなで明日からは新年度に新学期。新しい年度はいいニュースがあるかな。とは言え、それこそ「明日のことなんて誰にもわからない」っていう話ですね。自由に飛び出せぶちぬけ!2009年度!っと。
まあ、いつどこからというのがある程度わかっているだけでも今回の北朝鮮のミサイルはまだ優しい方なのかもしれません。おいらが生まれた神奈川は沖縄に続いて2番目に基地の多い県(って小学校の時に習った。今は知らない)で、いつ逆に狙われてもおかしくない地域だったし、南関東では大きな地震が69年周期で発生するっていう説をおばあちゃんから聞かされてマジでビビった記憶もある(そのトラウマなのか、おいらは今でも混んでる電車に乗ると「今地震が起きたら死ぬな」って考えちゃう)。突発的な不測の事態っていうことについては、多少なりとも免疫はあったつもりだけれど、ちくさんが言うような覚悟っていう点ではちょっと甘かったかなと微妙に反省。
とは言っても、事前通告されている4日や5日だってきっと世の人は安くなった高速道路で遠出するだろうし、ニュー速あたりに「ミサイルが発射されたらageるスレ」とか絶対立つだろうしね。きっと大多数の人にとっては、「1発だったら自分のところには降ってこないでしょ」とか「自衛隊が撃ち落としてくれる」くらいの感覚なんじゃないかなあ。日本人の泰平の眠りを覚ますのはいつだって海から来る人、っていうのは確か『沈黙の艦隊』だったと思うんですが、今回のミサイルも夜眠れないくらいのほうがよかったのかもしれません。なんて書くと、またいろいろ言われそうだけど。
もっとも、国民の危機感と国防の意義は必ずしもイコールにならないのは当たり前だから(極論を言えば、国防力が優秀であればあるほど国民の危機感が薄れることもあるわけで)、どんな状況であっても全力で任務にあたる人たちにはやっぱり頭の下がる思いです。
ところで、日本人はついうっかり忘れてしまいがちなんですが、1発どころか国土のほぼ全域をカバーする1,000発以上のミサイルが向けられている国がアジアにはあります。25日にアメリカ国防総省が発表した中国の軍事力に関する年次報告書(Military Power of the People's Republic of China 2009)では、2008年9月までに東風-15(CSS-6)や東風-11(CSS-7)といった短距離弾道ミサイル1,050~1,150発が台湾海峡の反対側に配備され、なおも年100発ペースで増えていると報告しています。
特に重要なのは、2008年の馬英九政権誕生後、両岸関係がある程度融和したムードになっているにも関わらず、威嚇の能力を増強させているところ。あれ?両岸関係の緊張が緩めば軍事的圧力はいらなくなるんじゃなかったっけ?って思う人もいるかと思うんですが、ペンタゴンは報告の中で、
中国軍はこの短期の間、台湾の適法に独立を果たそうとする求めを阻止するために、威圧的な力を急速に高めてきた。この力は今後、台湾と両岸関係の協議を行うにあたって北京側の条件をもって圧力をかけることや、有事の際に米国が台湾を支援することを阻止させ、または遅らせ、もしくは拒否させることにも試みられるだろう。中国軍の近代化と台湾への威嚇は、台湾が新しい総統を選び両岸関係の緊張がかなり緩和して以降も続けられている。
Military Power of the People's Republic of China 2009 (米国国防総省)
とし、結局のところ、統一が達成されるその日までは、台湾はさることながらその他諸国をも牽制するために手は緩められないっていうのが中国の本音なんだな、って踏んでいます。
http://www.defenselink.mil/pubs/pdfs/China_Military_Power_Report_2009.pdf (米国国防総省・PDFファイル。該当部分はP5)
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/26/today-fo4.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2009/3/26/NEWS/NATIONAL/NAT1/4810952.shtml (中央通訊社→聯合報)
この「台湾海峡に1,000発のミサイル」っていうのは前々から言われていたことだし、それこそ台湾の独立勢力に対する抑止力っていうか威嚇を念頭にやっているものだと思われてきました。撃てば国際世論が黙っていない、しかもその前に短期決戦で全土を制圧できるほどの兵力差があるとも言い切れない。ゆえに、撃たないけれど配備することで、または威嚇発射をすることで圧力をかけるっていうことだった、と思っていたんだよね。
ところがこの報告書を見ると、人民解放軍実働125万人のうち台湾海峡周辺にその1/3にあたる44万人を置いていることが明記されています(上のPDFのP72)。ありゃ。こりゃマジだ。
この報告では台湾側の戦力は実働13万人と人民解放軍の1/3以下。既報のとおり台湾は徴兵制の段階的廃止と人員削減を予定しているので、数年後にはさらに差が開くのは明白です。また、数年前までは辛うじて台湾側が優勢だった制空権についても逆転したと述べており、素人目に見て(実際素人だし)やべえ。
台湾側では陸委会がお約束のように「両岸の関係改善には双方に責任があるのだから、大陸側がミサイルを撤去することを望む」なんてコメントを出してるけど、それもイマイチ甘いんじゃないだろか。
これらの状況に対しては、いわゆる台湾関係法に基づいた米国の支援もあるほか、報告では戦力的な面について「中国側の上陸能力が弱いことから軍事活動には限りがある」としているものの、総じてかなり水際防衛な印象は拭えないです。
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/27/today-t1.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2009/3/27/NEWS/MAINLAND/MAI1/4813181.shtml (聯合報)
http://www.udn.com/2009/3/27/NEWS/MAINLAND/MAI1/4813185.shtml (聯合報)
【台湾/軍事】3司令部を廃止、兵士9万人を削減か[01/26]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1232984302/
【台湾】台湾の徴兵制度に幕 緊張緩和、財政負担も 14年全廃 [03/11]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1236767901/
28日の自由時報は「中国の軍事力報告は、馬政権の独りよがりな発想を打ち砕いた」というタイトルで社論を展開しました。両岸の融和は決して統一とイコールではないし、両岸の軍事的緊張を解消するものだ、という馬英九政権の見込みが全部裏切られていると指摘しています。また、国民党が陳水扁政権時に軍購案をことごとく屠ったりしたことを持ち出して、かなり強く非難していますね。
個人的に注目なのは最終段落のところ。中国にとって武力行使というのは手段の一つにすぎない、ということで武力によらない平和的な併呑に対しても警鐘を鳴らしていることですね。それは実に自由時報っぽいところでもあるんですが。
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/28/today-s1.htm (自由時報)
一方、それを知ってか知らずか、26日の聯合報によれば、馬英九総統は今年から軍事シミュレーション演習を大きく変えるみたい。これまで陳水扁政権が行ってきた「玉山兵推」は、両岸の武力衝突や中国の侵攻っていうのがメインになっていたのだけれど、これを「国内外の重大事件が発生した時の対処」を念頭に置くものに変えるというもの。で、その仮想設定っていうのは、「南部でハンタウイルスが発生した」「大停電」「大地震」「金融危機」などなどだってさ。
そういう危機対応のシミュレーションがいらないとは思わないんだけど、タイミングがタイミングだけになんだかなあって思っちゃうんだよね。
http://www.udn.com/2009/3/26/NEWS/NATIONAL/NAT1/4811121.shtml (聯合報)
また、28日の聯合晩報の社論は「北風と太陽」と題して朝鮮半島情勢と両岸情勢を比較しています。朝鮮半島では前政権の政策から一転して現政権が強硬な態度を取ったことにより、六ヶ国協議も空中分解しミサイル騒動に発展した。一方、台湾海峡では政権交代後、両岸直航など経済面で新たな可能性が生まれたとつらつら書いています。
この記事、二つの事象は歴史的経緯や北朝鮮の約束の反故といった点で違うとしつつも、敵対と衝突は何もいい結果を生まないと論じています。いや、それは台湾海峡の反対側にまず言えよ。まあその辺はいちおう記事でも「北京も台湾の『軟姿勢』に応えるべきだ」って書いているんですが、この状況でそう言えるのは過去の「抑止力としてのロックオン」の期間が長かったとはいえすごいなあと、まったくそう思っていないんですがとりあえずそう書いておきたいと思います。
http://www.udn.com/2009/3/28/NEWS/OPINION/OPI1/4815609.shtml (聯合報)
気がついたら関東もだいぶ春っぽくなりました。いよいよ桜の季節です。21日の土曜日に開花した東京では、今月中に見ごろになっちゃうっぽいですね。それを聞いて「うわ早っ」って思ったんですが、去年も22日に開花していたみたいなので実はあんまり変わらなかったんだね。
去年の3月22日と言えば、台湾では総統選挙が行われてご存知馬英九総統が当選した日でもありました。って、なんて強引な話の展開だろう。得票数とかそういうのは、「順風満帆......とは言い切れない馬英九の微妙な勝ちっぷり。」あたりでも見てください。確かに就任は5月ではあるんですが、3月22日というのも節目の日であることに変わりはありません。日本ではほとんど報道されていないけど、台湾ではちょこちょこっと伝えられているので取り上げてみたりして。
この去年の3月22日という日は、満月でもありました。月や花がどんなに闇夜を彩ったとしても、一年巡れば「わが身ひとつはもとの身にして」というのが世の常であり(桜じゃなくて梅の頃だろというのは置いておいて)、「望月の欠けたることもなしと」思ったっていつまでも満月であり続けることができないのは、自然の摂理なのです(それも秋の話だろというのは置いておいて)。かの人の「めぐる一年」は、はたしてどんな意味を持たせたんでしょか。
22日の自由時報は、馬英九が総統選挙で好んで使った掛詞を使って「馬英九が就任後すぐに下落 経済指標は全て悪化」という記事で、公約だった「633」が達成の見通しが全く立たなくなったほか、株価の下落、輸出の落ち込みといった経済の不振を指摘しています。
また、「58.45%という史上最高得票率で当選したはずなのに、1年たったら不満足度が58%になっている」という辛辣な指摘も。この記事、馬英九がこの1年間で行った政策ことごとく否定した上で、これほどに信頼度が低下したカギについて、「まずは独りよがりな『統治者』の姿勢という問題点が挙げられる」と切っています。
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/22/today-fo1.htm (自由時報)
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/22/today-fo1-2.htm (自由時報)
この「1年たったら不満足度が58%になっている」っていうソースは、19日に発表された雑誌「遠見」の世論調査。先月の「めぐる、ひととせ。また、すぎる、ひととせ。」 で、馬英九の満足度や不満足度について、「また一月すぎた来月はどうなっちゃうかな。」なんて書いてたんですが、誰もが予想したとおりになりました。不満足度が増加し58.3%(+3.5%)になり、かたや満足度は28.6%(-5.9%)になりました。んー、思っていたよりも悪化しなかったかなっていう気もするん だけどね。
この調査、その他の質問でけっこう面白い結果が出ています。例えば、政府による三通などの両岸協議について、「台湾の利益を守っている」と 答えた人が42.6%と、「そうは思わない」という人の40.5%よりも多くなり、辛うじて政府の両岸政策が認められたような格好になっています。
また、両岸が経済協力協定にサインするかどうかという問題について、68.2%の人が興味を示している中、「台湾にとって利益が不利益より大きければよ い」という人が52.4%(反対したのは28.4%、民進党支持層の中では69.4%)、「協定調印は大陸との統一とイコールではない」と答えた人が 60.4%(同じく統一だと考える人は25.7%、民進党支持層では64.9%)にものぼることが載っています。まあ、おいらも「それが国対国であるなら ば」っていう仮定の話でならばいいと思うんだけどね。「経済的交流と政治的統一には、関連性も必然性も無い」とまで言い切ってしまうのはちょっと危ないと思うんだよなあ。
http://www.gvm.com.tw/gvsrc/200903_GVSRC_others.pdf (遠見・PDFファイル)
自由時報と同じように馬英九の1年間を総括するような記事が21日の蘋果日報にもありました。こちらは、サブタイで「1年間で経済成長率を6.2%からマイナス6.5%にダウン」と指摘。これは先月18日に発表された行政院主計処の経済成長率予測を基に、昨年1~3月期の経済成長率(6.25%)と、今年1~3月期のもの(マイナス6.51%)を比べたものです。
ここまでは自由時報の論調と似たようなところがあるんですが、りんごの記事ではその他に市民の声もいくつか載せてて、なんとなくバランスを取ってます。この市民の声、景気だったり失業問題だったりで馬の政策を非難する中で、最後に載っていた新店市の林さんの言葉は、「仮に馬英九がこれよりどんなに悪くても陳水扁よりはマシだな。少なくとも不正利得はしないから」っていうもの。まあ、そういうことです。
http://1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=Article&Sec_ID=1&ShowDate=20090321&IssueID=20090321&art_id=31484923&NewsType=1&SubSec=66 (蘋果日報)
これは同じ21日にりんごが載せている世論調査でも似たような結果が出ていて、「もし、去年の総統選挙をもう一度投票するとしたら誰に投票する?」という質問に対して、「馬英九と蕭萬長」と答えた人が54.91%、「謝長廷と蘇貞昌」は31.60%でした。1年たって、不満足度が過半数を超えていても「もう1回やっても同じ」っていう不思議な結果になっています。
いやいやちょっと待って、それでも一見したら馬蕭コンビは総統選挙の得票率(58.45%)よりも下がってるじゃん。わずかずつでも馬離れが始まっているんじゃないの?っていう見方もできそうな感じがする。
でも、総統選の58.45%っていう数字は有効票での比率の話。今回のりんごの調査も無効票を差っ引いてみると63.47%:36.52%ってなります(超乱暴な論理だけど)。19日のTVBSの調査を見ても、無効票を抜いた場合の比率はおおよそ6:4になってますね。「はいはい、りんごりんご(or TVBSTVBS)」って片付けてもいいんだけど、正直に受け取れば、馬英九への逆風が強くなっていることが、必ずしも「やっぱり馬英九じゃなくて謝長廷のほうがよかった」っていう流れに結びついていないのが見えてきますね。不思議なことに。
http://1-apple.com.tw/index.cfm?Fuseaction=Article&Sec_ID=1&ShowDate=20090321&IssueID=20090321&art_id=31484930&NewsType=1&SubSec=66 (蘋果日報)
http://www.tvbs.com.tw/FILE_DB/DL_DB/doshouldo/200903/doshouldo-20090320130332.pdf (TVBS・PDFファイル)
その謝長廷、21日に台湾智庫が開いたフォーラムの中で馬英九の執政っていうか失政についてコメント。昨年7月の「Break the Record Successor馬英九は何処へ行ったの?」では「馬英九は何もしていない」っていう発言を取り上げたけど、今回は馬英九の行動の悪さを指摘した上で「ずっと罪悪感を感じている。あの時馬英九に負けるべきではなかった」と語っています。特に指摘しているのは馬英九の行動のベクトルですね。上のりんごの「もう一回やっても55%が馬に投票する」っていうのについて、「馬英九が今すべきなのは、これを80%、90%と伸ばしていくことだ。ライバルを消そうとしたり、醜く言い続けることではない」と非難。まあぶっちゃけ、敵に塩を送るって言うよりも「でも、お前はそういう風に民進党を叩かないと支持を保てないからな」って言っているようにも見えちゃうんですが。あ、考えすぎですか。
へーと思ったのは、謝長廷が馬英九と同時に陳水扁についてもさりげなく批判したところ。ついでに書くと、自由時報もこのくだりはさりげなく書いてます。「人々の(政治に対する)信頼は、前後の2人の総統によってほとんど打ち崩されてしまった。これによって、人々はどうやって信じればいいのかわからなくなっている」と。ただ、それはそれとして謝長廷が明確に分けたのは、陳水扁は司法の判断を受けている身である一方、馬英九の「やっちまった」は現在進行形だっていうところ。そのツケは自分や子孫の世代が負ってしまうのだから、として、「馬英九は総統の身として、人々の信頼をもっと得るようにしなければならない。信頼を壊したり人々の不幸を増やすことではない」と述べてます。
確かにそれはもっともだと思うんだけど、緑系が信頼を得るという方向に持っていくにはなかなか苦しいのかなあっていうのが正直なところだね。馬英九の緑系叩き批判についても、馬英九の失点が生かせていない緑系の言い訳みたいに見えちゃってもおかしくないしね。
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/mar/22/today-fo1-3.htm (自由時報)
http://www.udn.com/2009/3/22/NEWS/NATIONAL/NAT1/4803157.shtml (聯合報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,5020293+112009032200107,00.html (中国時報)
現実逃避もそこそこにさっそく自己採点。
○ リスニング:60/100
○筆記:59/100
(1) ピンイン・声調:12/20
(2) 文法(空欄補充):8/20
(3) 文法(語順整序):16/20
(4) 長文読解:18/20
(5) 和文中訳:5/20
リスニングと和文中訳の自己採点なんてこれでも甘甘なんですけど。えーと、合格ラインは、65/100+65/100。リスニングと筆記の両方でラインをクリアしなきゃいけないんですね、と・・・。
・・・
・・・
爆笑級の和文中訳の弱さを考えると、何回やっても何回やってもエアーマンになるような気がしてしょうがないっす。
次回も頑張るけどね。たぶん。
この曲、初音ミクWikiで項立てた時、「あれ?」と思って歌詞を1ヶ所変えたら、あえてそっちの字を使ったとかで、異様に恥ずかしくなったのを覚えてます。何度も申し上げますが、本当にごめんなさい。反省したのかしてないのか「通り雨」も項立ててるんだけどね。
さて、明日(っていうか日付変わっちゃったから今日じゃん)のチャイ検の
隣:「ぶっちゃけ受かりそうなの?」
や:「わかんない。頑張らないと無理」
隣:「じゃ頑張れよ」
や:「わかった。明日から本気出す」
隣:「終わってるじゃん」
みたいな。
名古屋も久しぶりに行ったのに半日もいなかったのが心残り。滞在時間よりも往復の新幹線の方が長かったんじゃないかな?ひつまぶし食べてないし、ドアラ見てないし!唯一の収穫と言えば、
おお、これがあの大名古屋ビルヂングφ ★さんですね。って違うよ。しかもネタが古いよ。
板も全く違くて(大名古屋ビルヂングさんはビジネス+)全く接点が無かったはずなのに、なんで覚えているんだろ。虎は皮を人は名を残すって言うように、良きにせよ悪きにせよ誰かに名前を覚えててもらえるというのは、φ★さんにとって光栄なことなのかなあ。
こう書くとまた一笑に付されちゃう気がするけど、おいらは名前が残らなくても(まぁ残らないと思うしね、実際)スレが残ればいいなあって思います。2chのスレって、ニュースサイトの記事より長持ちして、ブログの記事より検索で上位に来るところだけが魅力だから。
なので、おいらが「あ、これ立てたいなあ」って思うニュースには、もちろん「面白そう」っていう理由もあるんだけど、上に書いたように「残しておきたいなあ」っていうのもちょっとあるんです。って、よく考えたら「紡ぎきれなかった言葉の世界は、誰に記してもらえばいいんだろう。」でそんなようなこと書いてたんですね。あはは。
最近ブログが滞っていたのは、単に
まずは、中国のネットで話題になっていた「草泥馬」のスレ。
【中国】当局のネット検閲への抗議を動物化、アルパカの姿をした「草泥馬」の動画がブーム[03/11]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1236959844/
最初に見かけたのは先月くらいかな、中国の南方都市報だったはず。読んだ当初は何を伝える記事なのかさっぱりわからなくて、「草泥馬=アルパカ」っていう意味なのかと思ってたくらいでもん。これって言葉の裏側の意味がわからないと全く掴めないニュースなんだよね。むずかしす。
つべやニコニコを見てみると、徐々に日本人の目にも触れてきているんですが、どうしても「アルパカ=ミラバケッソ」という部分があるので、「なんだかよくわかんないけど可愛い動画」止まりになっちゃっているんだよね。こと日本では、婉曲した表現が逆にあだとなっちゃっている感じ。
それにしてもこのスレ、読むと歯がゆいなあ。あはは。自由時報で見つけて元記事であるNYTから訳したんだけど、すごい長い記事だし上に書いたように「で、草泥馬って何よ」っていう説明が無いと意味不明なのですごい苦労しました。そして思った。あ、おいらってやっぱり日本語が下手だ。英文の翻訳でそれが如実に表れちゃった感じ。
そしてもう一つ失敗したのは、同じくネットスラングの「河蟹」の説明で「いわゆる「運営による削除」「Nice Boat」に近い」なんて書いたら、
9 名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 投稿日:2009/03/14(土) 02:00:31
「運営による削除」と「Nice Boat」は関係ないだろ【中国】当局のネット検閲への抗議を動物化、アルパカの姿をした「草泥馬」の動画がブーム[03/11] (東アジアnews+板)
はい、おっしゃるとおりでっす。ごみんなさい。
同じく中国では、気がついたら全国両会が終わってました。ほとんど触れられなかったんだけど、
【中国】「大学は出たけれど...」 大卒の就職率は36%前後の見込み、500万人近くが就職できず[03/07]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1236519747/
が立てられたので、まいっか。この話題、関連スレでも貼っているとおり、これまでにも結構問題となってきたものでした。2004年にも
【中国】「大学は出たけれど...」大学生が急増、就職競争が激化[06/01]
http://news17.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1086097776/
っていうスレを立ててます。中国政府は否定しているものの大学生の増加っていう根本的な原因と、雇用がそれに合わせて増加しないというシステムの矛盾が5年前より大きくなっちゃって、雇用創出の自転車操業がいよいよ追いつかなくなったていうところ。ありゃりゃ。また上山下郷運動みたいなのが始まっちゃうのかな。
このスレ、5年前の16レスより伸びて48レスでdat落ちしたのはどうでもよくて、小津安二郎に反応してくれた人が3レスから1レスに減っていることのほうが残念。え、そっちのほうがどうでもいいですか、さーせん。
残念と言えば、日本のメディアが
【台湾】トロント駐在の新聞局職員、ペンネームで「台湾は国家ではない」などと文章を発表していたことが発覚[03/12]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1236875146/
をさっぱり報じてくれないのがすごく残念。省籍矛盾っていうのは、個人的にはすごい立ち入りづらいところがあるんだけど(なので、本省人=善、外省人=悪って十把一絡げにカンタンな判断をする人たちはどうにかならないかなあって思う)、それだけに今なおこういう問題があるっていうことを特に日頃から差別だ偏見だとよく仰る方々に取り上げて頂きたいものなんだけどね。せめて東亜+では、これがもうちょっと前向きな議論の契機になればいいなと思ったものの、結局はいつものスレと同じような末路で33レスでdat落ち。なかなかそうはいかないみたいだね。仕方ないね。
なんだかんだ言ったって、スレがたってもそれが関心を呼び込まなきゃ存在意義なんてたかだか知れてます。既存のメディアが報じていないようなニュースを取り上げたって、それを目にする人がマスコミのそれの何万分の一だったら、情報の価値の総和なんて限りなくゼロに近くなっちゃうんだから。
じゃあ、レスの付かないニュースのスレは、意味が無いのかな。+板にスレを立てる歯車の一つとしては無駄なものなのかな。スレなんて、>>1と>>2以降の噛み合わせで回っていくものだしね。
うーん。確かに徒労なのかもしれないっす。しかも川端康成みたく「美しい徒労」だなんてとてもじゃないけど言えない。すごい時間かけて記事読んで作ってる割には(チャイ語下手なのもあるけど)、おっそろしくエネルギー効率っていうか費用対効果みたいなのが悪いし。
それでもここまで続けてきてしまっているのは、(このブログもそうだけどさ)馬鹿なんじゃないかっていうくらい物好きな性格と、ゆっくりでも回る力でどこかの誰かと少しでも動いていけるんじゃないかという淡く消えそうな期待を抱いているからなんだと思う。
そりゃ、いくらお馬鹿なおいらでもこれだけφ★をやっていたら、(おいらが思う重要度とかそういうのとは別に)どのくらい反応があるかなんてなんとなく見当がつきます。たまに大きく外すけどさ。過去の経験が導く悲しい記憶と、あえて同じような轍に突っ込む不安な未来を胸に訳す作業っていうのは、そもそも決して代価が得られないものなんだってわかっていても、けっこう自分でも「よくやるよなあ、こんなこと」って思うんだよね。
ぶっちゃけ伸びるようなニュースじゃないかもしれません。翻訳だってお世辞にも上手とは言えません。軋みながら歪みながら回るおいらは、きっと小さくてポンコツでギア比もイマイチな歯車かもしれません。そんなおいらが立てるスレだけど、ほんのちょっとでも何かを動かしていけるような、僅かな意味でもあればいいなあって時々願うのでした。
っていうか、勉強はどうした。勉強は。
一方、お隣中国では比喩ではなくってマジで空母を作ろうとしているみたいです。1月の国防白書公表から先週の馬国超副政治委員の発言(これはスレがないので共同の記事)まで、単純にスレだけピックアップ。
【中国】中国、初の空母建造へ...来年から着手、2015年までに5万~6万トン級の中型艦2隻の完成目指す[12/30]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1230615893/
【中国】 「強大な海軍力を建設」 国防白書で増強強調[01/20]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1232451724/
【コラム】「空母建造」と中国の軍事戦略...中国軍事専門家・平松茂雄氏[02/04]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1233688415/
【中国】原子力空母2隻の建造計画、2020年以降に西太平洋に展開[02/13]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1234468307/
【中国】海軍上将「中国の航空母艦建造は現実的に必要」[03/06]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1236351438/
中国「近い将来に空母」 海軍幹部が言明
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030601000877.html (共同通信)
ここで不思議なのは、「作ってどうすんの?」っていうところ。たぶん多くの人がそう思ったと思います。
その狙いについて、上のスレにもなっている2月の朝日新聞の記事を見ると、
沖縄、台湾、フィリピンなどを結ぶ防衛ライン「第1列島線」を越え、沿岸防衛からの脱却を目指す。
(中略)中国軍は将来的には日本列島からグアム島、インドネシアに至る「第2列島線」内の西太平洋海域の制海権を確保したうえで、インド洋や太平洋全域で米海軍に対抗することを目標に掲げている。中国、原子力空母2隻計画 20年以降、西太平洋に展開 (朝日新聞)
って書いてるとおり、東シナ海どころか西太平洋・インド洋まで視野に入れていることがうかがえます。ところが、長時間補給無しで活動できる原子力空母を利活用するためには、っていうか遠洋に出るためには、記事にある「第1列島線」(いわゆる第一島鏈)をスムーズに突破しなきゃなりません。この「外洋に出るのが大変」という点で、中国はインドなんかに比べてかなりハンデを負ってます。むしろ、なんで空母が必要なのかっていうくらい。
っていうことは、「原子力空母を2隻がマジで動く頃までには、外洋に安全に出せる道も作りたい」っていう思惑も当然にあるはず。あるいは、「空母が揃ったらそれ使って航路を確保しちゃう?」みたいな考えかもしれないですけどね。じゃあ、どこにそんな道を切り開くの?って言ったら、そりゃ常々狙っている台湾でしょ。と、こういう推論が働くわけでっす。
中国が「海洋国家を目指す」って言うと「ハァ?」って思う人が多いと思うんですが、それは上にも書いたように第一島鏈というカーテンがある地図での話。緑化と言われてペンキを使う国だから、世界地図の色塗りを変えて海洋国家っぽく出口を作ることも発想のうち。ね。
っていうのを考えると、空母の運用開始のカウントダウンは、そのために必要な航路を確保するための(空母就航の前後は別にして)カウントダウンも兼ねているっていう風に見えてきますね。間違っても中国の中の人は、そんなタイムスケジュールを言わないだろうし、日本のメディアもご丁寧にそんな邪推を報道したりなんかしません。
東亜+では「台湾海峡は日本のシーレーンにとって云々」なんてよく見かけますが、台湾は中共にとっても「確保したいシーレーン」っていうことなんです。こわやこわや。
もっとも、当然そんなことは台湾側も織り込み済みです。というか、上に書いた推論はおいらが考えたものじゃなくって、2006年の時点で既に台湾が想定しているストーリーなんです。
この年、陳水扁政権は安全保障政策のガイドラインとも言うべき「国家安全報告」を作成、公表しました。その中で、「中国には台湾を太平洋進出の『不沈空母』にする構想がある」と述べ、中国の太平洋進出と、その足がかりとしての台湾侵攻を挙げています。
【台湾】 「国家安全報告」を公表 「中国には台湾を太平洋進出の『不沈空母』にする構想がある」と警戒 [05/20]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1148121995/
この日経の記事だとよくわからないので、原文を訳すとこんな感じ。
中国の外に向けて拡張しようとする海洋戦略構想の中で、台湾は戦略的に重要な地理的位置に存在している。中国の戦略家の目には、「台湾は、中国が外に展開する戦略における踏み切り板だ」と映っている。すなわち、台湾を手にすれば遠洋拡張戦略の前進基地となると考えている。「(台湾は)3.6万平方キロの大きさの1隻の『不沈空母』であり、......中国が遠洋に出るためのもっとも良い拠点である」というわけだ。逆に、もし台湾を手中に収めることができなければ、「中国は沿岸防衛ができなくなり、脆い南東部の海岸をさらけ出すことになり、至る所で脅威を受けよう」したがって、「台湾を掴みこむができなければ、中国は永遠に外に出ることは難しくなり、永遠に中原大陸に封じ込められるだろう」。
よって、中国がしばしば「統一」をしようとし、武力侵攻も惜しまないというのは、潜在的な目的の一つに、遠洋への拡大という戦略のための前線基地とする狙いがあるためなのだ。中国、原子力空母2隻計画 20年以降、西太平洋に展開 (中華民国総統府/強調およびカッコ補記は引用者)
と。冷戦期には「台湾は西太平洋における反共の不沈空母」なんて言われたこともあったみたいですが、中国もまた戦略的足がかりとして虎視眈々と狙っているんですね。
これについては、2008年版でも同じことが載っています。また、2008年版はこの文章の前段に、「中国の海軍戦略が『沿岸防衛』→『近海防衛』→『遠洋防衛』と変わりつつある」っていう適確な指摘が加わってます。もちろんこの「台湾不沈空母論」には、中国の空母建造なんていうのはかかってこないのですが、遠洋防衛の拠点という目的を考えれば、手段にあたる空母を結び付けることはそんなに無理のある話じゃないでしょ。というか、日本ではここ数ヶ月で盛り上がってきた空母建造の話題だけど、こうやって見てみるとやはり台湾がいちばんよくわかっているのかもしれない。もっとも、これを「アメリカに対する牽制球」って捉えることもできないわけじゃないと思うんだけどね。
なんて持ち上げてみたんですが、この次の項にある日本についての記述が2006年版と2008年版で変わりすぎててわろす。これも日本じゃ報道されてなかったよなあ。
http://www.president.gov.tw/download/nsc/NSC-2.pdf (PDFファイル・該当部分はP16)
http://www.president.gov.tw/2_special/2008NationalSecurity/NSC.pdf (PDFファイル・該当部分はP17-18)
じゃあ、さぞかし6日の「空母建造は現実的に必要」発言は大きく取り上げられたのでは?っていう気がするんですが、これがあまり報道されていません。4日に公表された国防費14.9%増はそこそこ取り上げられたのにね。また、1月以降の一連の報道についても、むしろ日本での報道を転載するような形でしか報道されていません。
でも、それは決して「危機感が欠如してきた」っていうわけじゃないと思う。いちばん上に書いたように、なんだかんだ言って小出し小出しに明らかにされてきたことだし、状況分析についても国家安全報告にあるとおり。結局、今のタイミングでどうこうっていうことじゃない、っていうことなんじゃないかなあ。
4日に発売になったCD「EXIT TUNES PRESENTS Vocarhythm」もCD「supercell」も家には届いたんだけど、まだ密林の箱から出せてないし。むしろ、遠くの人から「supercell」を頼まれてて、買ってから送った人がいるんだけど、早くも送った相手から「よかったよ」なんてメールが来て、まさかこっちは封も切っていないとは言えず返事に困った。
っていうくらい忙しいので、今日
7日に若干Pが新曲「テレパステレパス」をニコニコ動画にうpしました。きたわー。本人が「若干騒がしい曲」と言うように、これまでとはちょっと違ったテンポの曲になってます。でも、サビの部分はいつもの若干Pサウンドだなあって思ったけどどうかな?
そして若干Pと言えばトラウマでもある初音さんなんですが、実は新曲が出るたびに初音さんの画像をmixiの写真に使っています。なんだかんだ言って好きなのかもしれません。今回キャプってたらできたのがこれ。

って、えええ。「ルルルルルー」のところとかもうちょっといい画像無かったのかよ、って思うけど、まさかの展開とインパクトの大きさでこれに決定!
さっそく採用したのはいいんだけど、この格好どこかで見たことあるけどなんだっけ?っていうのが頭を離れず昨日今日と過ごしてしまいました。なんてことはないっす。なんとかPの「メグリンQ」のサムネ画像だったよ。ああ、これですっきりと新しい週を迎えられそうです。

あらためて見ると、似ているような似ていないような...。
いつの間にやら3月です。二二八事件の2月28日も終わってしまいました。何やってたんすか、って言われたら、このブログにこれまでペタペタ貼ってきた動画をまとめたマイリストを作っていました。あ、トップの左のバーの中にあります。
今年の2月28日というのは、馬英九が総統に就任して最初の228っていうこともあって注目されていたんですが、結果としてはこんな感じ。
【台湾】 馬英九総統、罵声の中で「2・28事件」追悼式典あいさつ[02/28]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1235828622/
おいらのテンションがさっぱり上がらないのは、このニュースよりもむしろこのニュースに対する反応のひどさが原因ですね。おいらは元々アンテナの低い人なので、ニュースサイトもそうだけどいろんな人のブログを見てます。日本人であっても台湾へのスタンスは藍緑色とりどりなんですが、最近はこの人たちの罵りあいがますますひどい。特に、いわゆる「親台派」と称している人たちの方がですね。誰がどういう政治家を支持し非難しても構わないんですが、あれだけ品の無い言葉で揶揄(揶揄ってレベルじゃねーぞ)できるのは大したものです。それでいて互いに喜んだり称えているんだからげんなりっす。え、ここは品がいいのかって言われたらそんなことないのが弱いんだけどね。しかもよくわかんないけど、とあるブログサービスに偏っているっていうのが不思議。「だったら見るなよ」という2ch王道の答えが返ってきそうな予感。
一方、日台間の話題で先月末にいちばん盛り上がったのは、26日の麻生首相の国会答弁での一件。今回も中国からワンタイミング遅れる形になったけど、翌27日には台湾も外交部がコメント。主権については主張しつつ、平和的な解決を呼びかけるという従来どおりのお約束的な発表。あたかも中国と同様に抗議一辺倒であるかのような時事通信の「麻生首相の尖閣関連発言に抗議」というのをあえて使わなかったのに、その皮肉すら通じないのにはびっくりした。
もっとびっくりしたのは、ある意味予想通りでもある反応だったにも関わらず、相変わらず「台湾に裏切られた」と考える人の多いこと多いこと。ぶっちゃけた話、「「親日」という危険なモノサシ。」の頃に比べて彼らの都合のよさにも幾分慣れたよ。
【尖閣諸島】麻生首相:「尖閣は日米安全保障条約の対象」と認識示す-民主党前原副代表への答弁で[02/26]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1235646877/
【尖閣諸島】台湾の外交部、麻生発言に関し「釣魚台列嶼は中華民国固有の領土」と重ねて主張[02/27]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1235739156/
ただ、残念ながら今回はそっちにはあまり触れません。
この27日の報道にもあるのですが、折りしも26日から台北で16回目となる日台漁業交渉が開かれていました。夏外交部次長が触れているように、日台間で尖閣問題を語るにあたっては領土問題だけではなく漁業問題も忘れちゃいけません。なんていうか、absorbを語るのにhalyosyさんやthatさんの「歌ってみた」を抜きにしていきなり「桜ノ雨」から入るようなものです。っていうわけで、そのお2人の「ダブルラリアット」。きたこれー。
(03/04 再うp版に差し替え)
あ。脱線脱線。
そんなわけで3年ぶりに開かれた日台の漁業交渉ですが、この結果についてもスレが立ってますね。
【尖閣諸島】日台での漁業トラブル、緊急通報網構築で合意[02/28]
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1235821954/
これだとちょっと物足りないので、外交部のニュースリリースから今回の合意内容をピックアップ。記事にもあるように、今回の主な合意内容は漁業紛争を迅速に解決するための緊急連絡窓口の設置っていうのが主ですが、外交部は全部で4点を挙げています。
・日台双方は、日台関係の立場が変わらずにあり続けることを重視し、
漁業紛争には理性的で平和的な手法によってあたり、長らくの友好協力関係を損なわないことに同意した。
・日台双方は、漁業紛争を迅速に解決するための緊急連絡窓口を設置することに同意した。
・民間交流を強化するため、台湾省漁会と大日本水産会が民事事件の協議進行に協力することに同意した。
・日台双方の友好と信頼を持続させるため、また隔たりを縮めるため、双方は協議を継続することに同意した。
というもの。
http://www.mofa.gov.tw/webapp/content.asp?cuItem=37184&mp=1 (中華民国外交部)
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/feb/28/today-p3-2.htm (自由時報)
記事にもあるように、今回の漁業交渉では領土問題のほか漁業権も棚上げして行われたのが特徴です。ご存知のように昨年6月には聯合号事件があり、そうでなくても馬政権になってから初めての、しかも3年半ものブランクを経ての交渉で一定の形を作れたっていうのは、けっこうすごいことだと思います。なるほど、馬英九の実利外交っていうのはこういう階層では功を奏するみたいだね。
ただ、今回の合意がすぐにシステムとして運用されるかっていうと、ちょっと微妙なんですよね。と言うのも、前回の2005年夏の交渉でも実は似たような結論が出ています。いや、実際には違っているのかもしれないけど。そういう意味では今回の合意もいつの間にか海の藻屑となっちゃうかもしれない。
【日台】第15回漁業協議が終了 紛争解決へ常設システム設置などで合意[07/29]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1122825896/
共同通信の記事によれば、
日本側の対台湾窓口機関、交流協会台北事務所によると、緊急時には内閣府の出先機関である「沖縄総合事務局」と台湾の「台北駐日経済文化代表所那覇分所」が連絡窓口となり対応に当たる。設置時期は未定。
日台、連絡窓口設置で合意 尖閣沖の漁業トラブルで (共同通信)
っていうことで、今回の合意はなんとなく形になりそうだなっていう気がするんだけどね。楽観的かなあ。
そして気になるのが漁業権と領有権の問題は今後どうなるか、っていうところ。今回「おお」と思ったのは、本当に切り離して話したっていうことですね。「棚上げして議論」というのはこれまでの交渉でもできなかった前科があるので半信半疑だったんですが、本当にそれで交渉が行われたことにびっくり。ただ、前回もいちおう上に書いたような結論になったのだけど、半月後には陳水扁が「釣魚台の領土と主権は台湾に属する」って言ってるしね。それはそれ、これはこれ。っていうのは十二分にありえます。
【日台】「尖閣の主権は堅持も、棚上げし交渉」漁業問題交渉で台湾外交部[07/28]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1122648948/
【台湾】「尖閣は台湾領」 陳総統が演説 台湾最北の離島[08/11]
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1123694881/
むしろ今回の交渉状況であれば、次の段階になる漁業権の問題を解決した時点で...って考えちゃうんだけど、それはやっぱり甘いのかしら。宜蘭県蘇澳鎮の漁協の理事長さんが、「当該海域で操業する漁業関係者の代表が今回の交渉にいないのは残念だ」と言っているけど、同時に記事では総幹事が「主権を棚上げし、共同管理・共同開発するという合意ができればベストだ。誰が漁をできて誰に漁業権が無いという争いはもうたくさんだ。宜蘭の漁民にとっては主権問題よりも、漁ができればそれで満足だ」と述べてます。日本統治時代の漁業権の話はよく知られているので触れないけど、なんだか段階を踏んでいけば双方が納得できるような解決もそう遠くない気もするんだけど。
ただ、これを明文化した形で、ってなると例によって日本側が及び腰になるはずなので、そこが少し心配なところ(いやいや、明文化しないで権利を設定なんかできないんだけど)。海洋大学海洋法律研究所の陳所長は「日本がせめて台湾の漁民に漁の権利や海域を認めてくれるのならば、『共同漁業区域』に調印するはずであり、それらの関係協定が締結されれば、台湾の主権や地位を示す意義としても大きいものになる」って言ってるけど、それは今度は日本側の覚悟が試される番だなあ。だって、日本側は今回の交渉について公的機関(そりゃあ民間団体同士の協議だけどさ)が一切プレスリリースを打っていないくらいなんだもん。
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,5010171+132009022600767,00.html (中央通訊社→中国時報)
http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,130502+132009022601213,00.html (中央通訊社→中国時報)
最後は、外交部のプレスリリースの最後の文章でおしまいにしたいと思います。
我が方は、台日双方の共なる努力を通じ、台日間の漁業トラブルが継続的な漁業交渉によって、速やかかつ適切に解決されることを深く信じている。
第16回台日漁業会談が2月26日および27日に台北で行われる (中華民国外交部)
さてさて、海の両側を結び付ける虹は架かるのかな?ありゃ、〆の文章までパクったよ。

