2009年6月アーカイブ

Web上でいろんな会員サービスを提供している老舗の「はてな」ですが、いつの間にかいろんなサービスができてたんですね。おいらは「アンテナ」「ブックマーク」「ダイアリー」くらいしか知らなかったよ。

いろいろ見てみて、けっこう面白そうなので「アンテナ」「ブックマーク」などなど使ってみる。あ、「ブックマーク」はブログ書くときにいちいちたくさんタブ開きっぱなしにしなくていいから便利かも。でも、初日にして「ハイク」なんかは「あー、これ性に合わないなあ」って思っちゃった。なんで手軽なサービスほど使いこなせないんだ、おいらは。

じゃあブログもはてなに移動しよっか、とはなりませんでした。だってほら、自前のドメインのほうがカッコいいじゃん!ああ中二病、中二病。でも、いろんな人のブログを読んでるけど、はてなを使ってる人のって面白いというか考えさせられるものが多くて勉強になります。おいらの勝手なイメージだけど。
さらに独断と偏見で書けば、玉石混交なのがgooブログで、どうしょうもないのがyahooブログですね。そして芸能人がame(ry

さらに手を広げて、このブログに「はてなブックマークでブックマークしたユーザ数」と「はてなスターの個数」を表示できるようにしました。例によっておいらが設置したわけじゃないんだけどね、えへん。何しろ間違えて自分に「スター」貼ってしまったりしたくらいですから。
問題は、おいらの知り合いにはてなユーザって一人もいないっていうことだね。こりゃあしばらく意味のない機能になりそうです。あはは。
NASAが大真面目に「ロシアは鉛筆を使った」について解説記事を書いていた(厳密にはこのコピペに対応する話ではないけれど)というのを知ったときは、びっくりしたものです。

土曜日は中国語検定の勉強して、軽く金曲奨のニュースでスレでも立てて早めに寝ないとね、なんて考えてたら
 【日台】馬政権による「齋藤・交流協会代表外し」で馮寄台・駐日代表が報復に遭う? 日台関係に行き詰まりの様相[06/27]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1246078738/
これだよ。前触れもなく自由時報があんな記事を出すとは思わなかったのでびっくりしたのです。

途中でどっかはしょったら訳がわからなくなるなと思って全文訳したら、(途中の誤訳もいくつかあって文章の日本語がおかしいのも悪いんだけど)余計に読んでもらえなくなったというよくあるパターン。
22 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん:2009/06/27(土) 14:49:43
読んでて意味がわからなかったが
最後で分かった

日本としてはかなりの親台湾発言であり、これに言及するのもかなりの勇気がいる問題だが、
台湾にしてみればそうではないことなんだな。
現政権が中国の顔色伺ってるって話しではないってことかな

【日台】馬政権による「齋藤・交流協会代表外し」で馮寄台・駐日代表が報復に遭う? 日台関係に行き詰まりの様相[06/27] (東アジアnews+板)

あうー。なんか違うんですけど、どうやって説明すればいいのかなあ。

既に「詭弁踊りはまたの機会に。」や「どいつもこいつも御都合主義者だ。」で書いているとおり、今年の4月28日に行われた日華平和条約調印57周年記念行事で、馬英九が「台湾の主権は57年前に日本から中華民国に移った」と、台湾地位未定論(リンク先はWikipedia)を否定しました。一方、同条約のもう一方の締結国である日本ではそのような解釈はしていません。5月1日、いわゆる駐台大使に相当する日本交流協会台北事務所の齋藤正樹代表は講演で台湾地位未定論を展開、馬英九の論理を明確に退けました。後日、齋藤代表は「個人的な見解だ」と一歩後退したものの、日本政府の「台湾に対するすべての権利等々を放棄いたしております。したがって、台湾の法的地位に関して、日本として独自の認定を行う立場にはない(H19.04.11麻生太郎外相)」という立場は変わっていません。
 【台湾】馬英九総統、「台湾の主権は57年前に日本から中華民国に移った」と台湾地位未定論を否定[04/28]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1240933722/
 【日本・台湾】台湾外交部、日本代表発言に厳重抗議[05/02]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1241258817/

問題はこの後の台湾側、つまり馬政権の齋藤代表に対する処遇についてです。27日の自由時報は、
 (1) 齋藤代表が台湾側の政府と面会しようとしても会えない状態が続いている
 (2) すると今度は、台湾の駐日代表である馮寄台も日本で冷淡な対応を受けるようになった
 (3) 台湾側は齋藤代表の更迭を求めているが実現しそうにない
 (4) 元々国交が無いという不安定な状況を考えれば、二国間関係は袋小路に入るだろう
と、伝えています。
もっとも、(1)については1ヶ月ほど前の時点で既に報じられていたのですが、27日の中央通訊社によれば、先日馬英九総統が國光生技公司を訪れた際に齋藤代表もその場にいて、短いながらもやりとりがあったとか。
 http://www.udn.com/2009/5/19/NEWS/NATIONAL/NAT1/4914028.shtml (聯合晩報)
 http://www.naruhodo.com.tw/news/search.php?page_num=0&no=8668 (な~るほど・ザ・台湾)
 http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200906270066 (中央通訊社)

また、(2)についても自由時報の記事で外交部・馮寄台とも否定しています。まあ、仮にされたとしても自分のことを棚に上げて言うはずないしね。(3)については齋藤代表に政府見解を大きく逸脱したというような失点も無く、記事にもあるように任期を繰り上げるには早すぎる時期だし、何より日本がそこまで譲歩する理由もメリットも無いのだからありえません。これも発言後一貫されています。ま、友愛の精神とやらであればそれはひっくり返すものなのかもしれないけどさ。
となると、単に(2)だけ(しかも当人は否定している)をもってこれだけの記事を取り上げる、しかもけっこうな分量で、というのは何か狙ってるのかなあと思わざるを得ません。

台湾地位未定論ということであれば、同じ自由時報の21日「星期専論」に載った「齋藤代表の『地位未定論』は、失言でもなんでもない」という記事にもちょっと触れておきましょ。これが前フリって考えてもいいのかな。実に簡潔明瞭なタイトルのとおりなので内容はあえて書くまでもないんですが、いちおうこんなことを言ってます。
今回の騒動は馬英九政権が引き起こしたものだ。国史館館長の林満紅が日華平和条約を曲解したものを馬英九が大勢の前で喋ってしまったのだ。
(中略)サンフランシスコ平和条約と日華平和条約の交渉過程や文言は非常に明瞭で、国民党政府が勝手に解釈することも誤りを正すようなこともできない。
(中略)外交部の夏立言次長は齋藤代表への『抗議』の理由として、齋藤代表の発言内容が不正確だったのではなく『我が国の政府の立場に反している』と言った。それでは馬英九の条約解釈もまた日本政府の立場に反しているではないか。

齋藤代表の『地位未定論』は、失言でもなんでもない (自由時報)

と、まあ「馬英九、逆ギレかよ」という至極真っ当なツッコミをしているんですが、肝心なのは単なる「馬英九やっちまったな」というではなく、
国民党政府にしてみれば、自ずと台湾の法的地位が未定であることは知っていても、これを台湾の国民には知られたくないのだ。なぜなら、台湾の法的地位が未定であれば、蒋介石・蒋経国による台湾統治に合法性を失うからだ。

齋藤代表の『地位未定論』は、失言でもなんでもない (自由時報)

と地位未定論のいちばんのネックである現政権の正当性についてもチクッとやって、
まさに、中国は自らが台湾の主権を主張する法的根拠を持っていないことをしっているから、2つの計略を立てて台湾併呑という目的を達成しようとしている。その1つは「一つの中国」の原則を浸透させること、もう1つは台湾問題の「国内問題化」だ。

齋藤代表の『地位未定論』は、失言でもなんでもない (自由時報)

と、馬英九政権が落ち込んでいる「一中各表」という落とし穴に「中華民国に主権移譲済み」というアホ解釈を足せば、まさに中国の思う壺だと指摘しています。
その上で、
台湾の主権独立を保障するため、最も明快で普遍的な3つの原則がある。『サンフランシスコ平和条約で台湾の主権帰属が定められていないこと』『国際紛争は平和的に解決すべきであること』『国民には自決の権利があること』だ。
最初の2つは日米英や各主要国家が堅持し、台湾にも有利なもの、そして中国の併呑を拒絶するものだ。しかし、各国が今の時点で台湾が自決を行うことには支持しなくとも、勝負時になれば国民自決の権利は最後の解決手段となる。

齋藤代表の『地位未定論』は、失言でもなんでもない (自由時報)

と、台湾地位未定論の最大の問題である「じゃあどうすりゃいいんだよ」に対する(中国による武力的併呑を除いた)教科書的とも言うべき答えを導いています。うん、それは正論だとは思うんだ。っていうか、なんで台湾地位未定論のイントロとして申し分ないこの記事を訳さなかったんだ、先週のおいらは。

さて、27日の自由時報に戻りましょ。「おや?」と思うのは一連の記事の中で
取材によれば、5月1日に齋藤代表が台湾地位未定論を展開した際、馬英九が激しく立腹し、日本側に公に齋藤代表の更迭を要求しようと一度は考えたが、周囲と緊急の相談を行い急ブレーキを踏んだという
しかし総統府職員は、これは『デマ』であって、我が方はこれまで日本に齋藤代表の更迭を求めることに触れたことはない。

馬総統、怒りに震え日本に齋藤代表の更迭を求める 側近が慌てて止める (自由時報)

と、両方の情報を併記して報じています。なんだか危ない橋の渡り方をする記事だなあ。ほぼ同じ内容を中国時報も実名入りで(しかもなぜかノリノリな論調で)伝えているんですが、どうも怪しいと思うのはおいらだけかな。
またこの自由時報の記事では、日本側が齋藤発言を「個人的な見解」にダウンさせたことについて
関係者によると、『日本の政権党も内部で選挙問題を抱えており、台湾にも藍緑の対立がある。したがって齋藤代表については、台日関係と双方の利益を考えて、しばらくは最も平穏な処置を取ることにした』という
(中略)しかし、政府の立場は『適切に』伝えられなければならないため、国会議員による立場表明が割合妥当だと考え、5月4日の召還を求める決議という形になった

馬総統、怒りに震え日本に齋藤代表の更迭を求める 側近が慌てて止める (自由時報)

とのこと。あ、これも中国時報の記事で同じ内容が載ってます。
国民党が揃いも揃って恥の上塗りをしているというのはわかるんですが、いささか裏づけが弱すぎやしませんか。ちなみに、総統府から立法院に対してそのような働きかけがあったかどうかについて、王金平立法院長は「聞いたことがないな」と否定しています。
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jun/27/today-fo1-2.htm (自由時報)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,50201066+112009062700192,00.html (中国時報)
 http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200906270099 (中央通訊社)

肝心なのは彭顕鈞による特稿記事。おいらもすっかり忘れていたんですが、今年は「台日特別パートナーシップ促進年」でした。馬英九が勝手に決めたことなんですが、よく考えたら今年も折り返し地点なんですね。新型インフルエンザとか大不況の影響もあるけど、まったく促進されてないですね。
 【日台】馬英九政権、2009年を「台日特別友好関係促進年」とし、台日関係の強化を推進へ[01/19]
 http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1232370432/

記事ではこれに絡めて
馬政権がこの問題を放置し続ければ、台日関係および台湾の利益を逸するものであり、賢明な策とは言いがたい。
(中略)両国はともに民主的な政治体制を行い、自由で開放的な社会を維持し、強固な経済貿易の相互利益の基礎があるだけではなく、日米安保体制下の言葉で説明できない集団的安全構造を有してきた。
(中略)アメリカを除けば、全世界で最も台湾と台湾海峡情勢に関心を注いでいる国が日本だ。馬政権下で台湾と中国の交流は加速し、日米ともに『両岸の発展は速すぎないか』と懸念を抱いている。『親中』台湾が台湾海峡の現状を改変し、西太平洋の既存の安全体制を脅かすのではないかと心配しているのだ。
(中略)もし、齋藤の発言に馬政府の立場をテストする意味が含まれているのだとしたら、馬政府の激しい反応と、加えて中国政府が珍しい立場で齋藤と日本政府に疑問を呈したことを見れば、もしかすると既に日本側に対して馬政権について『親中反日』という解釈を与えてしまったかもしれない。さらに言えば、台日関係に構造的な負の影響を出現させてしまったかもしれないのだ。もし日本と緊密な友好的交流を維持することができないのなら、馬政権は一方的に中国との関係改善を考えているしかなく、その立ち位置はかなりマイナスのものとなる。

台日関係をほったらかしにしてデッドロックに持ち込むのは、賢明な策ではない (自由時報)

と懸念。うん、でも日本の一部の人たちはそれより前から『親中反日』という解釈をしているからある意味傷は浅いと思うんだ。
いや、そんな冗談はともかくも、ひたすらに西や北に向いている馬の視線は、どうにかして広げていかないといけないよね。交流促進年はどうせあと半年なんだけど、もっと長い目で見たときの関係においても、関係改善に残された時間は多くないと思うんだけどな。

そういう意味では、台日関係の「魚の骨」とも言うべきこの話、ネックになっているのは「馬英九のメンツ」と「台湾地位未定論を認めちゃった場合の政府の正当性」なわけだけど、前者についてはアホを晒した自業自得だし、後者は地雷を踏んだ自業自得。中国時報の記事では政府高官が「我が方には『齋藤外し』を解除する形跡など少しも無い。今後は日本が前向きな説明をするかどうかを注視する必要がある」とか言ってるみたいですが、それじゃ無理だろうなあ。
立法委員のコメントとして「馬英九の対応は正しかった(蒋孝厳)」「でも、そろそろ手打ちにしてやってもいい時期なんじゃないか(李嘉進)」というのがあるけど、これって単に齋藤代表の処遇をどうこうして終わりにする問題じゃないと思うんすけど。ちなみに、李嘉進は「日本の国会は9月までに選挙を行うことになる。なので台湾も9月を一つのタイミングに設定することができ、そのときに台日関係は適切な処理を行うべきだ」とも言っているんですが、え、友愛の精神をお待ちなんでしょうか。
 http://www.bcc.com.tw/news/newsview.asp?cde=931800 (中廣)

前回の「1Q84と18Q5と83Q1。」と無理矢理絡める必要はないんですが、奇しくも同じ4月に端を発した両国の「ちょっと前の出来事の解釈」の問題、どちらも気になるところではあるよね。日本の国内問題の色が濃いNHK訴訟の方は台湾でも軽く取り上げてくれたけど、齋藤代表の話に触れてくれる日本のメディアはあるのかな。

1Q84と18Q5と83Q1。

| | コメント(2) | トラックバック(0) | |
村上春樹の新刊『1Q84』を読みたいんですが、読むどころか買ってもいません!
図書館でを予約しようとしたら「27人待ち」って言われたよ。全員が2週間の貸し出し期間をフルに使ったら27*2週間=54週間で軽く1年を超えちゃうじゃんか。待ってる間に余裕で文庫が出ている予感。でも夏休みに読もうと思います。この歳になると夏休みもへったくれもないんですけど。

同じく「いつか観よう」と思ってほったらかしなのが「けいおん!」。まだ第1話もまともに観ていません。って、在京だと昨日が最終回じゃないっすか。ほそけぇこたぁいいんだよ!!ということでこれも夏休みに先送り。「けいおん!」もさることながらノッツさんの「たくろく!」も評価されるべき。
 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=4446760 (pixiv・要pixivアカウント)
 http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=4742424 (pixiv・要pixivアカウント)

で、これまた「いつか観よう」と思っていたらハードディスクから消えていたのが、例のNHK「シリーズ JPANデビュー」『第1回 アジアの"一等国"』。まったく取り上げていなかったのは全力でスルーしていたからじゃなくって、観ていなかっただけっす。観てもいないのに何か書くほどの能力はないし、さりとて「恣意的な編集がある」って糾弾している人が編集したまとめ動画を観るっていうのもなんだかねー。激しく乙だとは思うんですけど。
びっくりしたのは、これがついに集団訴訟に至ったということ。聞いてはいたけど本当にするとは思っていなかったよ。
 【国内】台湾統治で偏向報道、8300人を超える視聴者らがNHKを相手に25日集団訴訟 「虚偽の事実捏造。極めて悪質」★2[06/24]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1245851709/

上に書いたように見ていないので、そこから「果たして偏向報道だったのか」を考えたり集団訴訟の是非についてあれこれ言ったりという野暮なことはしませんが、せっかくなのでもう一方の当事国・台湾での反応でも。

まずは、中央通訊社が楊明珠記者の東京電として「『日本李登輝友の会』の柚原正敬事務局長が24日、中央通訊社に語ったところによると」という形でダイレクトに情報を拾っています。訴訟の内容についても「NHKが放送した『アジアの"一等国" 日本最初の植民地―台湾」という番組の内容が事実に反し、極めて悪質であることから、放送法および受信契約に違反するとして、8391人が精神的な損害を受けたとして東京地裁に集団訴訟を提起する予定だという」とそのまんま報じており、このへんはさすがCNA。
また記事では、集団訴訟の人数としては過去最高であることや台湾の「友愛会」の抗議、産経新聞での一面意見広告、自民党議員らによる議員連盟、NHKによるWebサイトでの説明など経緯を説明しています。
 http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200906240210 (中央通訊社)

これを転載する形で報じているのがRTIや中国時報など。後述するけど、面白いのはWebを見る限りだと自由時報や民視では取り上げられていないことですね。
 http://news.rti.org.tw/index_newsContent.aspx?nid=203269 (中央廣播電台)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-Rtn/2007Cti-Rtn-Content/0,4526,110104+112009062401308,00.html (中国時報)

独自に記事を立てたのが25日の聯合報。中央社の報道をかいつまんで伝える記事のほか、「当時の日本の誤りを検討...NHKが地雷を踏む」と題した記事では、櫻井よしこや週刊新潮、金美齢といったソースが飛び出し、よくまとまってます。けっこう原告側の主張を汲むような感じになってますね。
ただ、記事の末尾には東京に住むある日本人女性のコメントとして「番組の内容は『とんでもないもの』だった。あたかも日本が台湾人を奴隷として扱ったかのように非難していた。このような番組内容では、台湾人が実はものすごく反日である、とたやすく思わせるもので、親台の気持ちを打ち砕くものだ」というのがあって、若干げんなり。
おいらは「「親日」という危険なモノサシ。」とかで書いているように、親日か否かというモノサシで相手の国やその国の人たちを判断しようとする人をヘビやサソリ以上に嫌悪します。そんなんで砕ける気持ちなら、さっさと砕けてしまえばいいのに。でも、そういう人に限って砕けると同時に親台→反台に180度転換してしまうことが多いという不思議。
 http://www.udn.com/2009/6/25/NEWS/WORLD/WOR3/4981831.shtml (聯合報)
 http://www.udn.com/2009/6/25/NEWS/WORLD/WOR3/4981832.shtml (聯合報)

ちょろっと趣が異なったのが香港のラジオ局、商業電台。大陸や香港はまったく関係ないのでスルーしようと思ったのに、タイトルでいきなり「NHK播放日侵華歴史惹國民訴訟(NHKが放送した日本の中国侵略の歴史が訴訟を引き起こす)」と、釣るわ釣るわの大爆釣。
冒頭で「近年、日本の教科書における中国侵略戦争の記載問題が、国際的な関心を集め続けている。さらに、最近では日本のNHKが放送した(以下略)」とまったく関係ないリード文で入ったはいいけど、そこから先は大した電波も発信せず肩透かしに終わりました。
 http://www.881903.com/Page/ZH-TW/newsdetail.aspx?ItemId=133721 (商業電台)

さて、25日に正式に提訴し記者会見も開いた原告団。あ、原告団の人数は8,389人になったみたいだけど、タイトルはそのまんま。だって1と8と9が揃っているんだもん。それを受けて台湾での報道やいかに、っていう感じなんですが、基本的にイケイケドンドンではないです。普通に淡々と報じてます。もし日本の原告団の人たちが台湾でも盛り上がっているんじゃないかと期待していたらごめんなさいだね。ってなんで謝るんだ。
どれぐらい普通かっていうとこんな感じ。もっとも淡々と報道する中央通訊社がもっとも淡々と報道して終わりでした。

日本の歴史研究者や視聴者など8,300人を超える人々が、NHKが4月に放送した日本統治時代の台湾史に関する特別番組に不満を抱き、内容に事実捏造の違法性がある指摘し、25日、東京地裁に集団訴訟を提起し賠償を請求した。

原告団は元拓殖大学総長の小田村四郎を代表とし、昭和史の専門家中村粲など8,389人。NHKが4月5日に放送した特別番組の内容に、事実と合わないものがあると非難し、極めて悪質であるとし、25日、東京地裁に集団訴訟を訴え、1人あたり1万円、総額で8,389万円(およそ2,870TWD)を賠償するよう求めた。
NHKの放送した「アジアの"一等国" 日本最初の植民地―台湾」と題する特別番組では、日本が世界の「一等国」になるために、台湾の反抗勢力を武力で鎮圧するとともに、台湾の原住民を博覧会に連れて行って「展示」し、統治の成功をひけらかしたという。
原告団は25日の記者会見の席上、NHKの放送内容と事実は異なっており放送法に違反すると指摘。また、台湾の人々もNHKの事実と異なる放送に対して訂正を求める抗議を行ったが受け入れられてないため、このように裁判所に訴えたという。

NHKはこの訴えに対して、まだ訴状が届いていないためコメントできないとしているが、同時に、放送内容には問題がなかったと認識していると述べている。

8,300人を超える日本人がNHKを提訴 台湾植民の放送が事実と異なるとして賠償請求 (中央通訊社)


「こうであったかもしれない」過去が、その暗い鏡に浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」現在の姿だ。
というのは「1Q84」の紹介文だけど、これはまさにその通りなわけで。
ただ今回の一件では、「『こうであったかもしれない』過去を作った」という主張よりも、「メディアは『暗い鏡』なのか」という疑念の方に深い根がありそう。もっとも、単にNHKを叩くことが根っこになってしまうと、意味も意義も持って行かれてしまいそうなのだけど。(←追記:あれ?もともとそれが目的なんだっけ?)
他方心配なのは、「こうであることが望ましい」現在を定義してしまうと、それもまた「そうであっただろうと望む」過去の姿を投影してしまいかねない、っていうことなんだけどね。彼らの18Q5やいかに。

★ 追記。(06/26 22:10)
やっちゃった。
タソガレさんの「中南海ノ黄昏」で既にこの話がされてたんですね。おいらがはしょった中央通訊社や聯合報の記事もしっかり紹介されてます。びっくりしたのは、件の番組を見ていないところまでダダ被りという罠。
今回の訴訟って、「NHKに一泡吹かせよう」的な祭りのノリに「使われている」んじゃないのかな、っていう釈然としない部分があったのですが、うーん、なるほど。こう読むと確かに今回NHKで火を噴いたのは必定とも言えるかも。こちらもぜひご一読ください。敬意を込めてTB。
 史上最大の集団訴訟@NHK台湾問題
 http://ihasa.seesaa.net/article/122241275.html (中南海ノ黄昏)
今週の真ん中くらいは体調悪くてマジでヘタってました。不思議なもので、寝込むのはだいたいオフの日。オフが潰れるから全然よくないことなんだけどね。
一日中お布団の中にいると、深夜に寝付けなくなるし携帯いじくるのも飽きてくるので、どうしようもない勢いで初めてmixiのコミュでトピックなんか立ててしまいました。翌朝猛省して消そうとしたら、予想外の展開で消すに消せない。あはは。
それにしても地が出てる文章だなあ。別にブログや2chで文章を書くときに「作ってる」つもりはないし実際作ってない(おいらごときの文才でこんな長文をだらだら書いてたら、作ってたって破綻する)んだけどね。どうしょうもないネタを普通の文章の中に強引に混ぜようとするあたり、完全に素です。さいてー。

そんな調子で明後日はHSKを受けなきゃいけないわけなんですが、勉強 から逃げたので に行き詰ったので、前回の「ほんこーんの歌詞。」 の続きでも。



ご存知、ほんこーんの歌う「七色のニコニコ動画」。下手っぴながら歌詞打ったりしているんですが、
> 11:00 歌詞職人さん、お二人(?)いらっしゃるんですね。何度も乙です! 24077
とあるように、もう一方打ってらっしゃる方がいます。っていうか、その方はきれいにタイミングよく、そして早く投下するので、マジで職人さんです。おいらなんて必ずどっかでコマンドミスるし、色使い微妙すぎるし、何より遅いので同列に扱われるほどのもんじゃないです。経を読めない門前の小僧みたいなもんです。要するに単なる小僧。さーせん。

タイミングよく正確にっていうのは気合でカバーできるもんなんですが(え?)、これだけ人気の動画でかつ尺も長い場合、スムーズに貼れるかどうかはけっこう重要です。「ニコニコ動画まとめwiki」にもあるように、おいらみたいな遅い人って同じ時間帯にコメントしようとしている人とかほかの歌詞職人さんに迷惑かけちゃうんですよね。「あ、歌詞貼ってる、ちょっとコメントは待とうか......お、遅いな」とか。
例えば七色みたく長い動画だと最新1,000コメントが表示されるわけだけど、そこに200コメント分の歌詞を貼るとします。10,001番のコメントから貼っていったときに、途中で10コメントしか他のコメントが入ってこなければ10,210番で作業終了。貼りかえる時は、最初の歌詞が消えるタイミングに合わせれば11,001から貼ればいいし、最後まで絶対に二重にならないようにするには、11,011からスタートすればいい。
ところがおいらみたくモタモタしていると、200コメント貼る間に80レスとか入ったり(そんなにしないけど)すると、10,001から貼って終わりは10,280になります。次に貼りかえるのが上の手際のいい人だった場合、11,001から貼り始めるとどこかでおいらの歌詞の残りにぶつかって、(一瞬とはいえ)歌詞がダブります。じゃあお尻に合わせようとすると、今度は最初の方で歌詞が表示されない期間が出てくる。時間としてさして影響ない範囲かもしれないけど、あまりに差があるので心苦しいです。

ちなみに、どれくらい差があるのか数えてみるとこんな感じ。万全を期すためお互い直近の2回分を取ってみた。おいら3回貼っているんですが、最初のやつを数えたらおっそろしい混入率でヘコんだので無しで。はぅぅ。

★ 歌詞職人氏。
・194レス(21,386~21,607 うち歌詞以外28レス)/28分(06/14 20:56~21:24)
・201レス(23,655~23,875 うち歌詞以外20レス)/34分(06/17 22:02~22:36)

★ おいら。
・228レス(22,394~22,674 うち歌詞以外53レス)/63分(06/15 22:15~23:18)
・227レス(24,667~24,930 うち歌詞以外37レス)/74分(06/19 21:31~22:45)

歌詞職人氏は1分あたり5.91~6.93歌詞コメを投下できるのに対して、おいらは3.07~3.62歌詞コメしか投下できない。時間が倍半分っていうのは見てて情けなくなるよね。歌詞以外のコメントが混入する率も、歌詞職人氏は9.05%~12.61%、つまり8~11レスに1回しか他のコメが入ってこない手際のよさ。おいらの14.07%~18.86%、5~7レスに1回と比べると差は歴然でっす。
単純にスピードに差があるのでおいらも自重したほうがいいかなあと思ったり(スピードアップを図ろうという前向きさはゼロ)。でも、ついやっちゃうんだ☆

ちなみに、そもそも同じ動画の歌詞なのになんで歌詞レスの数に差があるのかっていうと、投下する箇所に違いがある(歌詞職人氏は#09「スカイハイ」#37「炉心融解」に入れるけどおいらは入れてない。逆においらは#17「Hello Windows」や#34「smooooch・∀・」、#42「RED ZONE」で勝手に小ネタを投げ込むKYさ。しかもカオス部分で歌詞職人氏は同タイミングの2つの歌詞を1行で左右に振って対応しているのに、おいらは芸もなく2つ使ってるから、必然的に多くなる)からなんです。
なんで歌ってないところにネタを挟むかって?そりゃあ、ほんこーんが歌っていない代わりに絵を描いているんだから、こっちも何かしらやりたいって思わない?って、そんな偉そうなこと言うくらいならもちょっと面白いことを書くか、さもなくばそんなことより効率よく貼っていく練習でもしていなさい、って感じだよね。自己主張してどうすんだ、って話だし。
そうは言っても、結論として「まぁ、ニコニコできればいいじゃないですか!」ってことで。ダメ?
ネットをやってると「ああ、あの時ボタンを押さなければ...」という瞬間がたびたびあります。ためらった挙句のヤフオク入札とか、 自作自演の失敗とか、 誤訳に気付いたのに立てちゃったりとか。

ほんこーんが9日深夜に更新したブログで「今晩中に「七色のニコニコ動画」の「歌ってみた」をアップする」と予告していた、というのは前の「ほうたいをほうかして、ほうかをほうたいする。」のコメント欄で知っていたのですが、さすがのおいらも深夜2時を回ると眠くなります。
じゃあ寝ようか、と思った矢先に、 な ぜ C t r l + R を 押 た し 。



乗りかかった船というかテンション的には沈みかかった船だったんですが、wktkが止まらずやっつけ仕事で歌詞を起こしました。ただし注意点がいくつか。(後から直したのはカッコで)
 ・完全に、物好きが自己満足でやってるだけなので、ここまで読んでドン引きした人はゴー・ホーム・クイックリー。
 ・これが正しい歌詞というわけじゃないので、間違ってても泣かない。というか誰得記事だこりゃ。
 ・3秒ルールにあってるかどうか実は全部チェックしてません。(06/10 21:50たぶん大丈夫)
 ・1箇所、#08「サンドキャニオン」の台詞部分でわかんないとこがあります。
 ・HERO部分、歌っているのかどうかすらわかんない(正確には「後ろでなんか歌ってるのはわかる」)カオスっぷりで困った。
 ・なので、聞き取れない箇所は☆印に。というか午前3時の耳じゃ判別不能っす。今度聞きなおします。
 ・24曲は聞き取れたけど、まだ1,2曲あるような気がしなくもない。幻聴かなあ。(06/13 00:40)
 ・コメントタグの色とか上下とかは案外適当。(06/10 22:50たぶん大丈夫)
 ・むしろ、ヘッドフォン推奨のカオスパートでそのまま左右に振ってみた。その他、若干遊んでみる。(06/12 00:30)
 ・なので、[半角]はいわゆる「空白文字」。(06/12 00:30)
 ・全体的に見直したらカオスパート後半以外は割となんとかなった予感。って、カオスパートどうしよ。(06/10 22:00)
 ・貼ってみて手直し。「伯方の塩」で「black」が「balck」になってたらしく、塩の色(白)になる罠に泣いた。(06/13 00:40)



ついでなので流星群の方も貼っておこうかな。
と言っても、これはおいらが起こしたわけじゃなくて、それより前から動画に貼られていたのを個人的に補ったものなので、偉大なる先人に感謝なのです。
なお、
 ・完全に個人用のファイルから持ってきているので曲名省略。(06/10 22:25 直した)
 ・旧プレイヤー時代のやつなので色コマンドの一部は当時のまま。(06/10 22:25 直した)
 ・[半角]はいわゆる「空白文字」。[改行]はコマンドによる「改行」
 ・123456・・・は、改行を駆使して16行を作るアレ。
 ・「Ievan Polkka」の歌詞は、なぜか気がつくと「いんらん」→「淫乱」になる不思議。
 ・「U.N.オーエンは彼女なのか?」の通常の3倍以上手間のかかる歌詞は、偉大な先人に特に感謝。





最後になったけど、ほんこーんとあてっくすさん、お疲れさまでした。この二人が出会った奇跡とその後の軌跡にホントにありがとう。個人的には「B★RS~Heavenly Star」に感動。それにしても、なんでこんなに小ネタに詳しいんだろう。
そして、多くの人の心に虹を架ける素敵な音楽と流星群の歌詞コメントを作った偉大な先人に、心からの敬意を込めて賛辞と感謝を。
ぜんっぜん関係ないんですけど、今さらながらがいらくさんありがとうございます。そしてきよたろさんもありがとうございます。

さてさて、さっそくタイトルに戻ります。うん、ひらがなにするとさっぱりわかりません。これだから日本語は怖いね。それならまだ漢字オンリーの(そうとは限らないけど)中国や台湾なんかの文章の方が読むぶんにはいいかもしれません。全部はわからなくてもぱっと見てなんとなく大意がわかったりするし。あ、それが落とし穴だったりもするんですが。

このあいだ、台湾の外交部のサイト(正確にはその中の「最新消息(最新ニュース)」のとこ)をぱっと見た時に、なんとなく「あれ?」と思ったのがこれ。

yaguyagu068.jpg

最後の丸で囲ったところ、「訪華」(中華民国訪問)の文字がひっかかりました。
例えば外国の要人が日本にやってきたときどう表現するか。これは普通、客観的に表現すれば「訪日」だろうし、日本側から見れば「来日」になるよね。日本でも地方によっては自分たちの県に来ることを「来○」って言うし(例えば沖縄では「来沖」とか。)。
この「訪○」「来○」という表現は実は台湾でも同じです。じゃあ、台湾を訪れることはなんて表現するか。おいらの感覚では「訪台」であり「来台」です。勝手な想像だけど、今の大半の日本人にとってもそうなんじゃないかな。なので、その感覚からすれば「訪華」っていうのは「あれ?」って思うんです。

この問題については、昨年馬英九が総統になった直後に、外交部の指示が二転三転したことで話題になりました。
 【台湾】外交部、「外国要人が台湾を訪れることは『訪台』ではなく『訪華』と言うように」と在外公館に通達[06/05]
 http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1212682168/
 【台湾】外交部、「『訪台』を『訪華』に改める通達は、ひとまず適用延期」と方針急転換[06/06]
 http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1212767712/

名目としては2つ目のスレの記事にあるとおり「正式国号を使うことがふさわしい」なんですが、馬英九政権成立直後のことだけに、「台湾」から「中華民国」への舵のきり直しの先鞭として捉えられ激しい批判が噴出、一旦は棚上げになっていたものです。

確かに台湾の国としての正式な名称は「中華民国」です。日本でも日華平和条約や日華懇みたく日本と台湾との関係の略称に華の字が使われているしね。歴史的経緯としては間違ってるわけじゃない。でも、それは数十年前の過去の遺産。法令なんかを見ても今は台湾って書いてるのもあるし、議員連盟だって最近できたものは台湾を使ってるからね。
―というのは実はけっこう詭弁チック。
今の日本人の感覚としては、「あそこは台湾」というので間違いないのですが、(くどいようだけど)国としての正式名称は中華民国なんです。いちおう。日本が関係を絶ったのも世界で20数ヶ国が国交を結んでいる相手も中華民国。そういう経緯も含めて、華の字が使いづらいというのも少なからずあります。
そういう意味では、はたして華の字を使うことが(特に国と国との関係において)すぐに「大中華主義に結びつく」とか「終局的に統一を目指す」とか「去台湾化だ」とはいいきれないし、台の字を使えば「大陸とは違う国だ」とか「独立している国だ」という扱いになるわけでもないんだよね。大陸だって誰かが台湾に行くことを(ただし意味合いとしては国内扱いで)「登台」とかって表現するから。
どういう字を使うかじゃなくて、実態がどうかっていうほうがはるかに大事なんです。台独派が台湾名称にこだわるのもわかるんだけどね。

さてさて、ともかくもいったんは見合わせることになった「訪華」だったんですが、上のキャプチャ画像のように、どうやら今年の頭くらいからさりげなく表舞台に出てきていたようです。外国からの要人訪問をどう表現しているのか、総統府の新聞稿のページと、外交部の最新消息のページで、それぞれ記事の見出しに「訪(来)台」と「訪(来)華」がどのくらい使われているのか、陳水扁政権の最後の1年(2007年5月~2008年5月)と馬英九政権の最初の1年「2008年5月~2008年6月」を比べてみるとこんな感じ。おいらが数えたから間違ってたらすいません。あ、「訪(来)台」と「訪(来)華」の色使いはわざと。やらしいなあ。

yaguyagu069.png

ご覧のとおり、陳水扁政権時には全く使われなかった「訪(来)華」という表現が、馬英九政権成立後にじわじわと使われるようになり、2009年に入ってからはメインで登場するようになっています。逆に「訪(来)台」という表現は、総統府では2009年1月のイギリス下院議員団来訪の記事を最後に、外交部も4月のツバル首相来訪の記事を最後に見出しには使われなくなっています。

と、ここで切ってしまえば、東亜+っぽく書くと「馬英九けしからん」でめでたく記事が1本書けてしまいます。ぱちぱち。
いや、書けてしまうというか、ここまでそのつもりで書いてました。だけど、上のグラフ作ったら「あれ?」って思ったんだよね。
馬英九政権発足後にそういう記事の件数そのものが減っていること、そして外交部に比べて総統府の件数が少なすぎること。特に前者は不思議だよね。2008年9月なんて見出しに一つも「訪台」「訪華」の文字が出てきていません。ん?この時期の台湾って鎖国していたんだっけ?

それはそのはずで、前者は外交部がここ最近まで見出しに「だれそれが訪問」というスタイルを多用して、「訪台」も「訪華」もほとんど使用してこなかったからです。その手があったか。
そして、総統府と外交部の数については、これまたスタイルに原因があります。総統府の新聞稿は見出しを「総統がだれそれと会談した」というようにして、本文で「××日に訪台(訪華)しただれそれは総統府を訪れ、総統と会談した」というように総統の動向を伝える形にするがテンプレ。これに対して外交部は「どこそこのだれそれが訪れた」という形になるので見出しに出てきやすい、と。

じゃあ、本文のほうも数えてみようかと思ったら、これがすごいめんどくさい。「訪華」で検索すると「参訪華亜科技公司(華亜科技公司を視察)」がひっかかったり、「来台」で「如果未来台海発生了戦争(もし将来台湾海峡で戦争が勃発したら)」が出てきたりするんだもん。
というわけで、総統府の新聞稿と外交部の最新消息から「訪台」「訪華」だけで本文検索するとこんな感じに。関係ないのは取り除いた。はず。いちおう見出しのときは「来台」「来華」が圧倒的に少なかったから、これでも傾向が掴めると思う...。

yaguyagu070.png

昨年後半から「訪華」が出てきて「訪台」が減るという傾向はなんとなく読めるものの、「まるっと入れ替わった」とまで断じることはできない感じ。今年に入ってからで目立つのは、総統府は比較的「訪台」>「訪華」なのに、外交部は「訪華」>「訪台」なんだね。これは「來台」「來華」の傾向(ざくっと見ただけ)でも同じような感じになります。

総統府と外交部でスタンスが微妙に異なるというのはちょっと意外な感じ。ちなみにこれが英語版になると一目瞭然になります。外交部を見ると陳水扁政権時は「visit Taiwan」としていたのに、最近では見出しも本文も「visit the Republic of China (Taiwan)」という書き方で統一されています。総統府は「Taiwan」のままなのにね。

おいらとしては、上にも書いたように名を表す前に体をどうにかしなきゃいけないんじゃないかなと思ってます。とはいえ、見出しの重要性は東亜+でなくても自明の理。ましてや国として諸外国を相手にする外交部が先陣を切っているこの状況は、ちょっと注目せざるを得ません。昨年6月の「ちょっと待った」の段階では、「コンセンサス待ち」みたいなことを言っていたけど、どうやらさりげなくさりげなく、当初の目論見に向かって進んでいると言えそうです。

あ、タイトルですか。おいらの目論見ではこんな変換になります。
「訪台を放下して、訪華を奉戴する」
放火と包帯だと思った人は、東亜+にお帰りください。おいらもなー。

★ 追記。(06/21 18:40)
21日の自由時報がこの話を載っけててびっくりした。
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jun/21/today-fo2-4.htm (自由時報)

HKS受けてきたばっかりで中国語読むのはお腹いっぱいなんだよねえ...。

★ 追記その2。(06/21 19:10)
立てた。

【台湾】外国要人訪問の表現が『訪台』から『訪華』に 民進党陣営「台湾が徐々に消えていく」と批判[06/21]
http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1245578911/

マッチポンプみたいな状態になっていたらどうしようかとも思ったけど、そんなことはなかった。そりゃそうだね。
前回の「控え目すぎて何が何やら。」では偉そうなことを書いたけど(いつも通りとも言う)、おいらだっていわゆる「80後」の人間なので、89年の天安門事件をオンタイムで経験したわけじゃありません。いや生まれてはいたんですけど当時のことをまったく覚えていません。同じ年の昭和天皇崩御の方は「これはすごいことが起こった」というのを幼いなりにも感じ取った記憶があるのにね。

そんなわけで、おいらの中では残念なことに「教科書の中の出来事」に近いんですね。となると、どんな媒体を経るかはともかく、見たり聞いたりして知識にしないといけないわけです。ところが、当時の中国政府は今と変わらず報道管制を行い、結果としてどの程度の規模だったのかすら「中国共産党のみぞ知る」状態です。

20年目にあたる今年、BBC中文版で目を引く記事を見つけました。元BBC北京駐在記者のJames Milesによる検証記事で、タイトルは「天安門事件:メディアは正確に伝えられていたのか?(天安门屠杀:媒体是正确的吗?)」というもの。中国政府の対応や学生たちの動きを見るのではなく、メディアが当時の報道について検証するというのはちょっと気になっちゃうのです。
本当ならこういう記事の翻訳は「中南海ノ黄昏」のタソガレさんに激しく期待をするんですが、せっかくなので拙訳でも。異様に長いのでごめんなさい。いつものお約束ですが、誤訳あったらさーせん。謝罪はしても賠償はNon Non N(ry

メディアによる「六四天安門事件」の報道は、中国に対する世界の見方に大きな影響を与えた。では、メディアの伝え方もまた改めて振り返るべきものではないだろうか?

歴史的事件の第一報というものは、往々にして手落ちの部分がある。仮に、当時現場にいた記者が事件のあらましを描写していたとしても、その中の一部については手を加えたり、正しく改めなければならないものがあるだろう。
1989年6月3日と4日に北京で発生した虐殺もまさにこれにあたる。私もまた、その日の晩に現場で惨殺事件を目撃した外国人記者の一人である。総じて言えば、我々はありのままの報道を行った。しかし一部については、私やその他の記者たちが誤った印象を伝えてしまっている。実際には、天安門広場のまさに広場においては虐殺は起きていないからだ。

当時、私がBBCに送ったニュース原稿を見ると、6月4日の早朝2時半に送った1本の原稿が際立って目に付く。
「午前2時頃、人民解放軍の装甲車が、天安門広場の周りに住民たちが立てたバリケードをなぎ倒した。目撃者によれば、その後数千人の兵士が広場になだれ込み、前進しながら発砲し、数多くの学生や労働者たちが広場の中心でうずくまっていたという」

報道の初稿というものは、常に公になる前に最後の修正を行う。しかし、最終的に放送される決定稿はこれらと非常に大きく異なることはない。6月4日の昼、死傷者の報道がなされた際、私は別の初稿の中でこのように書いた。「多くの人が天安門広場内で亡くなった。発砲によるものだけではなく、縦横無尽に走り回った戦車によって轢かれて亡くなった者もいた」
その他の外国人記者の報道も似たような内容を伝えていた。

◆ 確かな報道
証拠から、当時北京で虐殺が発生していたことに疑いの余地はない。多くの記者が違った場所で皆見ていたからだ。

6月4日の朝、天安門近くに近い北京飯店に泊まっていた記者たちは、長安路で軍隊が何も武器を持たない市民らに向けて有無を言わさず発砲したのを見た。これらの市民と軍との距離は離れていて、市民は軍に対して何の脅威にもならなかった。

軍の乱射の後、路上には3、40体の遺体が横たわっていた。
この北京飯店の外で発生した一幕をもって、「虐殺」という言葉を使うことに対する理由があることは充分だろう。しかし、学生たちが私やその他の記者に語った広場で大虐殺が発生したという話については、裏づけに誤りがある。

軍が広場に突入した際、その場の抗議者たちと戒厳部隊との間で談判が行われ、彼らが広場を離れることが認められた。抗議者たちが広場を去った後、一部の学生が広場からある程度離れた場所で、装甲車に潰されたのだ。ある確からしい情報によれば、あの晩、数名の市民が天安門広場周囲で銃殺された。しかし、厳密に言えば、これは広場の外で発生したものだ。

天安門広場内で殺人事件が発生したかどうかについて、私たちはやはり明確にすることができない。もし、間違いなく誰かが広場で殺されていたとしても、それはわずか1、2人だろう。

◆ 天安門のタブー
今日に至るまで、結局何人があの晩に命を奪われたのかということを私たちは未だにはっきりさせることができていない。
中国当局は200人ほどの市民が死亡した――流れ弾や暴徒の発砲によって、と述べ、それとは別に数十名の兵士が死亡しているという。実際の数字はそれよりも多いことだろう。

「ニューヨーク・タイムズ」のNicholas Kristofは六四天安門事件の後、北京の各大学の病院で、敬服すべき調査活動を行った。彼は1989年6月21日に発表した報道の中で、「信憑性のある数字として、およそ10数名の兵士と警察官が死亡し、400から800人の市民が殺された」と伝えた。現在、外国人記者が用いる標準的な数字は「数百、あるいは数千人に至るかもしれない」人が殺された、というものだ。

中国当局は、素早く私たちの報道に潜む弱点を見つけだした。彼らは、広場内に話の焦点を集中させた。現場を見ていない中国人たちに、西側メディアの真実性を疑う声を広めたのだ。

最初、そこにはいかなる変化も無かった。なぜなら多くの北京市民は、仮にその場にいなかったとしても、貴重な友人や友人の友人がその目で虐殺の現場を見ていたからだ。しかし、かくも長い年月が去り、新世代の中国人たちはこの信じるべき目撃者の記録を拠りどころにすることはない。
中国において、公に六四天安門事件について語ることは一つのタブーになっている。あの経験をした人たちにとっても、だんだんと話したいとは思わない話題になっていった。

◆ 中国によるフィクション
急速に発展した中国経済は、ヨーロッパの旧共産国家たちをはるか後方に置き去りにした。このことは、中国政府によって人々にこのような確信を与えることを助けた。「もし六四を鎮圧していなかったら、中国はあんなふうに混乱の中に陥っていただろう」と。

六四事件の前、北京のムードは平和なものだった。多くの学生は既に抗議に対して飽き飽きし始めていた。しかし、多くの中国人は政府によって作られたフィクションを信じている。――6月3日に発生した武力暴動に政府は干渉しないことはできなかった。こうした見方をしている人は、決して珍しくはない。

武力暴動は間違いなく発生していた。しかし武力暴動に参加したのは、軍によって野蛮にも市内に突入され残酷にも鎮圧されたことに怒る市民であった。

私は、政治変革の一部として、いつの日か中国当局が六四天安門事件を再評価すると信じる。記者として、私たちはすぐさま自分たちの報道を修正した。しかし、ミスリードを招く見解は依然として存在している。このような言い方の細部は非難の対象となるだろう。しかし、彼らの失敗もまた事件の規模を過小評価していると言われることがある。
天安門では虐殺は発生しなかった。しかし北京では虐殺は行われた。

「天安門の抗議」という略称も、これが単なる北京だけでの問題だったと思わせてしまう。これは不正確なものだ。当時は中国のほとんど全ての都市でこのような抗議活動が起きていた。1989年の六四天安門事件は、共産中国の歴史上で最も広く広まった民主化運動だった。同時に、平和的な抗議に対する最も血なまぐさい鎮圧活動でもあった。

天安門事件:メディアは正確に伝えられていたのか? (BBC)


って、ほとんどはしょれなかったよ!あまりに長いのと2日も3日も経過しちゃったので、スレ立ては無しってことで。

ごらんのとおり、内容は嫌中派の方々が非難するいわゆる「天安門広場の中では虐殺は無かったよ」派のもの。派っていうか記者なんだけどね。タイトルに釣られたとはいえ微妙にがっかりしているおいらがいます。とはいえ、そこだけに焦点を合わせて論を重ねるのは、記事にもあるとおり中南海の思惑通りじゃない。人民解放軍の銃口が人民に向けられたことは揺るぎない事実だし、皮肉なことに同じ日にドミノ倒しが始まった東欧の旧共産国家が、記事のような混乱を経つつも民主化を果たしたっていうのもこれまた事実なんだから。

この報道に関することとか、学生たちは持て余したパワーをどうするべきだったのかとか、いろいろ思うことはあるんですが、あまりにカオスな展開になりそうなのでまた今度に。
そういえば、去年観たロウ・イエ監督の『天安門、恋人たち』もあまりにカオスすぎて、「よくわかんないや」という印象だったけど、あれはあれで空気感が出ていたのかもしれないなあと今さらながらに思った。1995年のドキュメンタリー映画『天安門』も観てみたいと思ってるんだけどね。そっちはまだっす。

あと最後にごめん。今さらながら英語版が先に出ていたのを発見しました。うわん。こっちから訳した方が速かったじゃん(実際どうかは分からない)。ていうわけで、英語で読みたい人はこちらからどうぞ。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8057762.stm (英語)
既に山ほど報道がなされているとおり、今日6月4日は1989年の天安門事件から20年にあたります。
特にアメリカはクリントン国務長官が声明を発表し、事件の再調査や服役されたままの関係者の釈放を求めるなど、中国の人権問題をチクチク突いています。おお、先月のペロシ下院議長訪中とはちょっと違った展開の予感。
 【米中】クリントン米国務長官の天安門事件調査要求に、中国外務省の秦剛副報道局長「粗暴な内政干渉で断固反対する」[06/04]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1244113416/

さて一方日本はと言えば、3日に行われた外務省兒玉報道官の会見での発言はこんな感じ。

我が国としては、中国においても(中略)人権及び基本的自由が保障されることが重要であると考えています。中国の人権状況については、(中略)人権の促進にも一定の努力を払ってきています。しかし、引き続き懸念材料はあるものと認識しています。
日本政府としては昨年5月の胡錦涛国家主席の訪日の際の「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明が発出されましたが、その中で(中略)合意していることも踏まえて、今後とも中国との対話の機会を通じて、中国の前向きな動きを促していく方針です。
以上が、天安門事件20周年を前に日本政府のコメントです。

報道官会見記録(平成21年6月3日) (外務省)


微妙に煮えきりません。もっとも、過去数年の例を見てもこうした記者とのやり取りが残っていないところを見ると、節目の年とはいえこうしたコメントが出たことは意味があるかもしれません。っていうか人権派のマスコミはこれまで聞かなかったのかよ。
まあ、質問が出て回答もしているのにWebではカットされる中国外交部も露骨だと思うけどね。
【中国】天安門事件20周年控え、外交部報道官に事件に関する質問相次ぐ[06/03]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1244033426/
 http://www.fmprc.gov.cn/chn/pds/wjdt/fyrbt/t566137.htm (中華人民共和国外交部)

さてさて、台湾ではどうだったのでしょうか。香港では曽蔭権行政長官の発言や20周年ということもあって「平反六四」の機運が高まる中、総統就任前は台北市長在任中も含めて18年連続で記念行事に参加していた馬英九総統が、5月下旬に行事への不参加を表明しました。ダライ・ラマに続き民主化活動家の王丹との会談をやんわりと断ったことと合わせ、これには批判が集まっていたところです。
 【中国】天安門事件当時の学生リーダー、中国の民主化に対して「日本の熱意は十分とは言えない」[05/22]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1243000144/
 【香港】世論調査で「天安門事件被害者に名誉回復を」への支持が97年以来最高の61.2%に[05/29]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1243621118/
 【香港】天安門事件20年を前に抗議デモ、中国当局に再評価求める[05/31]
 http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1243769100/

その代わりと言ってはなんだけど、昨年に続いて総統府から談話が発表されました。せっかくなので一昨年、つまり陳水扁前総統が最後の年にメルマガで発表した内容と比べてみましょ。
2007年、陳水扁は「阿扁総統電子報」の中で天安門事件18周年に関する談話を発表し、天安門事件から変わらない中国の体質として「一党専制の独裁政治」「民主化への弾圧」を挙げ批判しました。また、経済成長率を超えるペースで膨張し続けている軍事費についても触れ、そうした力を平和に使うべきだとし、民主主義の導入こそが将来の財産になると述べるなど、「未だ民主化されず」という点を非難しました。
 【中台】台湾の陳水扁・総統、天安門事件18周年で談話、中国政府の民主主義弾圧を批判[06/01]
 http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1180698308/

翌2008年は、その「民主化への弾圧」をまさに形にしたものとして、その2ヶ月ほど前にはチベット騒乱が起きています。それを踏まえた上で新総統たる馬英九の行動に焦点が集まったのですが、発表された談話に対する評価は緑系を中心にイマイチなもの。中国の改革開放路線に一定の評価をする一方で、「平反六四」や「チベット騒乱」には触れなかったことが原因でした。
 【中台】馬英九総統が天安門事件19周年に際しメッセージ 中国の改革開放を評価する内容に民進党から批判も[06/05]
 http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1212682752/

さてさて、いつものことながら前置きが長くなったところで今日総統府が発表した「六四事件」20周年談話の全訳です。お約束だけど誤訳あったらごめんなsorry、でも謝罪はするけど賠償h(ry

馬英九総統は今日、「六四事件」20周年に際し談話を発表した。全文の内容は以下の通り。

20年前の今日、北京の天安門広場で世界を震撼させる「六四事件」が発生しました。
今年、世界各地の華人社会ではさまざまな記念活動が行われています。私たちは、この歴史の傷跡には勇気を持って直面すべきであり、どうにか逃げようとすることはできないと考えます。

政府と国民との間の流血衝突は、過去の歴史で内外問わず絶えたことはありません。過去半世紀を見ても、アメリカ、東欧、韓国、東南アジアなどで発生し、社会に長く残る爪あとを残しています。政府は国民のために存在するのだから、時間とともに消えることのない流血の衝突によって作られた恨みや恐怖に対しては、権力を握る政府が、謙虚に見つめなおし傷を癒す方法を考える責任を永遠に有するのです。
私たちは、いかなる政府も、不幸な歴史に直面し「事実そのものについて論じる」必要があり、沈痛な家族に対しては「人の身になって考える」必要があると考えます。そのことだけが、さらなる悲劇の発生を防ぐことになるのです。

台湾もかつて同様に、容易に取り払うことのできない歴史の傷跡を経験しました。民国36年(1947年)の二二八事件や民国40年代(1950年代)の白色テロの時代には、多くの人が無実の罪で命を落とし、多くの人が自由と健康を奪われ、多くの家庭がバラバラになり、一家が離散して辛い生涯を送ることになりました。また、国民と政府との関係にも恨みと恐怖の暗い影が付きまとうこととなりました。
民国76年(1987年)に戒厳解除となると、政府は非常に長い時間をかけてとても大きな決断と誠意を示しました。調査を行い、過ちを認め、謝罪し、記念碑を建て、補償のための法律を作り、名誉回復を行い、国定記念日を設けて半旗を掲げるなど一連の行いを通じ、歴史の傷が癒えるよう望み、社会的な和解を促進しました。
こうした努力の実践は、正義と人権法治の歴史に転化し、台湾にとって中華民族にとって、あるいはその他の国家にとっても対面する意義と参考にする価値があります。

「六四」後の20年間には、台湾海峡両岸においても大きな変化が生まれました。大陸は経済改革に成功し人々の生活は大幅に改善されました。最近10年間を見ると、大陸当局は以前に比べて人権問題にさらなる注意を払い、1966年に国連で採択された「国際人権規約」も批准したほか、何度も「人権白書」を発行し、今年4月には「国家人権行動計画」を正式に発表しています。
これらに対する国際社会の評価はまちまちですが、これらの行動からは、大陸当局がこの問題に直接向き合う意思があることを読み取ることができ、過去と全く違う公開するさまと自信を示しています。

過去20年の間、台湾も民主化の歴史的過程を経てきました。戒厳解除の後、結党解禁、国会改選、動員戡乱時期の終止と臨時条款の廃止、省市長の民選から総統の直接選挙など、台湾は一歩一歩民主的な憲政状態に戻っていきました。
国民は自らの選挙によって過去8年に2回の政権交代を行い、台湾はだんだんと成熟した民主主義社会に向けて歩みを進めました。先月、台湾もまた国際人権規約を批准し、これを国内法に転化すべく、今後2年間のうちに、関係する国内法の徹底的な検討を行って、国際的な人権のレベルに合わせようとしています。

この一年来、両岸関係の改善が始まり、双方の敵意は次第に低下し、経済貿易の往来や文化交流は日増しに密接になっています。
両岸は60年間の軍事衝突と政治的対立を経て、期せずして具体的な行動の開始で一致しました。
人権問題に関しても、とりわけ安心をもたらしています。この良好な発展は、歴史的な偶然や幸運とするべきではなく、決して戻ることのない傾向とすべきであり、それこそが両岸の人々に幸せをもたらすでしょう。

私たちは、過去の歴史が私たちを未来に導く明かりとなると考えます。刻まれた歴史の教訓は、憎しみを増すためではなく、未来を励ますものです。今の両岸関係の緩和は、やがて台湾海峡の平和に夜明けをもたらすでしょう。私たちは、軍事的な競争や外交的な争いを最もすべきではないことだと考えています。
両岸で最も必要とされているのは、法治と人権について互いに競い合って高めることであり、これら世界的に普遍的な価値を両岸の人々の永遠なる共通言語とし、中華民族の次世代のために自由で民主的な未来を作るべきなのです。これは私たちの「六四」20周年に対するメッセージであり、両岸の未来の平和的発展に対する希望でもあるのです!

総統「六四事件」20周年談話を発表 (中華民国総統府)


む、無駄に長いっす。全体的にオブラートに包んだような言い回しで、極めて控えた内容と言わざるをえないっす。
日本国内のメディアを見ても、「中台の経済交流拡大を最優先して中国を刺激する言動を努めて控え(産経)」や「昨年に続いて中国に配慮する内容となった(毎日)」など、否定的な見方が並んでますね。
 http://sankei.jp.msn.com/world/china/090604/chn0906042022014-n1.htm (産経新聞)
 http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20090605k0000m030040000c.html (毎日新聞)

台湾のメディアを見ても、自由時報は「再評価を求めず、改革解放を賞賛」と見出しからして非難の論調。鄒景雯の署名入り記事でもいわゆる「変節」について厳しく指摘してますね。おいらが「あ」と思ったのは、馬英九が天安門事件を「政府による市民の反発への弾圧」ではなく「政府と国民との間の流血衝突」としたことに対し「最大の後退だ」と指摘したことでした。また社論でも、中国の人権規約批准を評価したことについて「笑止千万だ」とした上で、「どこの国家で、今日び人権や自由の保障を謳わない憲法があるんだよ」と、中国の主張に譲歩しすぎる様をフルボッコしています。
一方、聯合晩報は社論で、「今の中国は当時の中国ではない。中共もまた当時の中共ではない」とし、「事実を整理し、六四に対する評価の結論が出るのを待とうではないか」というような展開。さすが聯合報。でも北京は再評価も再検証もしないって言ってるよ。
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jun/4/today-t1.htm (自由時報)
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jun/4/today-fo3.htm (自由時報)
 http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/jun/4/today-s1.htm (自由時報)
 http://www.udn.com/2009/6/4/NEWS/MAINLAND/MAI1/4943373.shtml (聯合報)
 http://www.udn.com/2009/6/4/NEWS/OPINION/OPI1/4943359.shtml (聯合報)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,5050638+112009060400131,00.html (中国時報)
 http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,5050638+112009060400132,00.html (中国時報)

とはいえ、「歴史の傷跡には勇気を持って直面すべき」や「(台湾の行った民主化は)対面する意義と参考にする価値がある」など、「平反六四」に向けた婉曲な表現も見られ、過去の国民党の行状を天安門事件のそれと重ねるところなども含めて(お前が言うな、っていうのは言われ続けることだろうけど)、頑張って評価すれば「意外に頑張ったかも」という感じ。
ただ、その後に続く中国の人権問題に対する姿勢への評価あたりまでは、この際「まあ馬フィルターかかってるからね」と大目に見るとして(ダメだけど)、そこからなんで両岸関係に話が飛んで、両岸関係の良好な発展が「両岸の人々に幸せをもたらすでしょう」だなんてお花畑に突入しなきゃいけないのかしらん。馬鹿なの?死ぬの?
せめて、あえて両岸関係に触れるのであれば、軍事的な緊張、特にミサイル配備などの撤去を求めるべきだし、「まずそこから範を示せ」くらいは言ってもいいと思うんだけどなあ。ちょうどいいタイミングだし「台湾は民主化した。お前らはどうする?」くらいは突っかけてもいいはずなのにね。両岸関係の結論ありきで書いているような感があるから、メインのはずの天安門事件についてどうしても薄味になっちゃってる印象は拭えません。いや、そうしたいんだろうけどさ。この中途半端なメッセージでは、「世界を敵に回しても」的な危うい伝わり方をしかねないよね。っていうか、する。あ、そのつもりなんですね、わかります。
台湾にしてみれば、本来ならば「他国で20年前に起きた痛ましい事件」なのです。けども、自由広場で座り込みを行ったり、各種の行事を行ったりしてきたのは、中共に対する「物申す」強いメッセージがあったからです。だけど、こうなってくるとなんかかえって何をしたかったのかよくわかんないっす。日本の外務省のように形式ばったコメントは許されないのだとしたら、むしろ何もしない方がよかったんじゃないのかなあ、とさえ思っちゃう。
いつの間にか6月です。そしていつの間にかこのブログのカウンタも10,000回転していました。殿堂入りまで90,000回転です。って、殿堂入りなんてあるのかよ!
達成したのは「「けいおん!」の原作マンガが台湾で6月12日に発売になるらしい。」を書いた直後みたい。っていうことは、その日の夜の「けいおん!アタック」よりも前に10,000になっていたのか。よかったよかった。のかな?気がつくまで4日かかってるのでタイミング外しまくってます。

せっかくなので、「10,000ヒットの時は忘れそうだから、5,000ヒットで昔を振り返ってみる。」と同じように、グラフを作りつつこの8ヶ月間を振り返ってみたいと思います。こうしてみると、5月の「ほんこーん」と「けいおん!」で伸びたのを除けば、あんまり変わらない角度で来ていたんですね。定期的に見てくれている人がいるという嬉しい誤算か、はたまた、検索してきた人が「うわ、やっちまった」とか思いながら帰っていっている事態が絶えず続いていたのかはわからないけどね。

yaguyagu067.png

せっかくなので、アーカイブのページを見ながらいろいろ振り返ってみたいと思います。全部書いてるとたいへんなことになるからピックアップしながらで。気になってた記事がスルーされてたらごめんなさいっていうことで。って、ごめん。ここは前回のコピペです。あはは。
あ、それと、「このブログで最初に訪れたページ」のランキングは、基本的に5月30日23時59分現在です。なんでそこかって?上のグラフ作るときに土曜日で拾っちゃたから。あはは。

★ No.84 「海角七号」と「神舟七号」。(08.10.05)
5,000ヒット後、最初の記事はこれ。ほぼ同じ時期にニュースを賑わせた両岸の「七号」の対比は、考えさせられることばかりです。この記事、「このブログで最初に訪れたページ」を記事別に見た場合に(インデックスは除いて)9位に入ってきます。検索でやってきた人はどっちの七号を知りたいと思ったのかな?

★ No.85 あ、それとね?面白いおうまさん 決まってるの?陳雲林を迎えに行くって。(08.10.10)
ちょっと(どころじゃなく)悪乗りしすぎたかなあという心残りがある記事。でも直してないのがおいらクオリティ。

★ No.88 北一女の制服のスカートとハーフパンツにまつわるエトセトラ。(08.10.16)
2chに晒されたり、いまだに「女子高生 ハーパン」とかの検索で来る人がいたり、あといろいろ後味の悪い諸々があったけど、なぜかこれが「このブログで最初に訪れたページ」で4位。おーい。

★ No.94 見えざる手に差し伸べる手が見えなくて。(08.10.28)
珍しく経済ネタなんか拾ってみました。と同時に、やっぱり詳しくない分野の話には突っ込んでいかないほうがいいなと冷や汗連発の記事でしたね。ええ、その後も消費券の話だとか、★ No.127 どうにも眉唾な主計処の「09年の経済成長率は-2.97%」という予測。(09.02.22)みたいなのとかを書いちゃってるんですけどね。

★ No.96 もうひとつの「海角七号」。(08.10.30)
決して普段のスレ立てが適当だとは言わないけれど、こういう記事を訳すときは本気でいろいろ考えます。なぜか「原文に対して失礼にあたらないか」みたいなところまで。この記事、TV「誰も知らない泣ける歌」で島崎さんのエピソードが取り上げられた時にぐぐんとアクセスが集まり、「このブログで最初に訪れたページ」で8位にランクイン。

★ No.100 【100回&6,000HIT記念】折角なので「ぶちぬけ!2008!」を歌ってみた。(08.11.16)
なんていうか、いろいろひどいよね。

★ No.103 10年後の彼女が幸せでありますように。(08.11.21)
★ No.104 それでも、10年後の彼女が幸せでありますように。(08.11.21)

No.103の方は非公開。これもおいらが反省しないといけない記事のひとつでした。結果として情報に踊らされてしまったような形だけど、おいら一人が振り回されるならともかくも本人を巻き込んでしまったことが最大級の反省点だね。なんだか今も昔もダメダメでっす。

★ No.105 しまった。やっぱりマイノリティなのか。(08.11.26)
世代的に中凹み、扱う話題も少数派なのは仕方ないっす。ニコニコで「あ、この人すごいなあ」と思った作り手さんが年下でももう驚かないことにしました。でも、初音ミクwikiのコメント欄で、やれ「学校でかかった」とか「カラオケ希望」とか書く子はどうにかならないかなあ。曲のコメント欄をお前の日記帳にするな、カラオケ化の方法くらいやふうでぐぐれ、と。
って、中の人の隣の人が言ってました。いやマジで。

★ No.108 陳水扁らの起訴の「かんじんなことは、目に見えないんだよ」。(08.12.15)
おいらがここに何かを書くのは、もっぱら自分のためです。って、まさか何かすごい理想だとか高貴な目的があって書いてると思ってる人なんていないよね。このニュースも最初にひっかかったのは、「あれ?数字がなんでバラバラなの?」っていうやつです。それが一応おいらの中ではすんなり収まったので、いろいろ苦労して読んだかいがあったなあ、というか、やっぱりきれいに結論が出たこと事態が嬉しかったですね。起訴状は泣きそうなほどに長かったけど。

★ No.109 2323なのれす。(08.12.16)
タイトルが明らかに狙ってるけど、嘲り笑うだけの記事にしたくなかったっていうのは本当。アクセルの踏み具合は本当に難しいなと思いました。今読み返すと、本文はまったく自重してないっすね。

★ No.112 宴盛走空の+亜東 ~Anti the lethargic curtain~(08.12.28)
このブログっていちおうニュースがメインらしいんですが、たまに東亜+そのものについても書いていたりします。今回振り返ってる中でもいくつかそういう記事があるね。その中でもいちばん好きなものかもしれません。おいら自身、「ありもしない東亜+板の幻想を抱き、求めているんじゃないの?」という自問自答の繰り返しでっす。あ。病んでないよ、病んでないよ。

★ No.116 伸びなくたって胡六点。(09.01.08)
この頃からニュース系の記事が異様に長くなります。というか推敲しようと思っても、なんだかんだ言って削れなくなっちゃってました。言いたいことをすぱっとまとめられる人は本当に尊敬します。

★ No.125 初心はどこに置いてきた。(09.02.17)
2ちゃんねるが10周年を迎え、おいらの記者歴も6年目に突入しました。そろそろ「新参外様」っていうのも外していいのかな。日々新しいニュースが入ってくる中で、φ★はどういう気持ちで向かい合わなきゃいけないのか。まだまだ甘ちゃんでっす。

★ No.132 空母のための「不沈空母」。(09.03.10)
初めてまともなリクエストを受けて書いた記事。そもそもおいらの得意分野なんてこっちが聞きたいくらいなんですが、期待に応えられる範囲であれば微力ながら応えていきたいと思います。というか、リクエストする人がこんなおいらに何を期待してるのかわからないです。ギャグですか、ギャグに走ったほうがいいんですか!

★ No.138 なくてもいいけどちょっとはあった方が。(09.04.03)
なぜ書いたし。

★ No.144 詭弁踊りはまたの機会に。(09.04.29)
★ No.145 どいつもこいつも御都合主義者だ。(09.05.05)
日華平和条約シリーズにして「歩けよ乙女」シリーズのこの2本。国会の会議録の引用を乱発していまいかえって読みづらくなってしまったような希ガス。ネットでは、やっぱり齋藤代表を無理矢理持ち上げようとしているような人が多くて困惑してしまうのれす。

★ No.146 ほんこーんの記事。(09.05.11)
★ No.147 ほんこーんの記事その2。(09.05.18)
ほんこーんが「明報」の記事に載りました。というか、ほんこーんの活躍を通じて日本文化との係わり合いや香港の将来を展望するような感じの記事、みたいなものを目指したようなコラムでしたね。普段の明報の記事はそこまで手を焼かないんですが、これには本当に難儀しました。
半年前の一件を思い出し、ちょっとドキッとしたのはおいらだけで充分です。
おいらの知る限り2ch本スレとニコニコのコミュ掲示板にURLが載っかって、気がついたらNo.146は「このブログで最初に訪れたページ」で堂々の第1位。恐ろしいことに、No.146を書いてから5月30日までのアクセス(最初のアクセス)のうち、27%がここ。

★ No.148 ヨット右翼は太平洋の夢を見るか?(09.05.19)
★ No.151 草泥馬は馬勒戈壁の夢を見るか?(09.05.28)
これまたリクエストのあった「ネットは「中国式民主主義」を生むか?」シリーズ。お題を受けてから書ききるまで2ヶ月近くもたってるなんて、+板の人としてどうかと思う。楽しかったけど、特にNo.151は脱線がひどいなあ。機械オンチ、ネット素人、非中国ヲチャーと三拍子揃ったおいらに、なんでこういうネタ振りがあったのかは永遠の謎。

★ No.152 「けいおん!」の原作マンガが台湾で6月12日に発売になるらしい。(09.05.28)
現在のところ最後の記事にして最高の爆発力をもった記事。実質2日で「このブログで最初に訪れたページ」の7位に食い込んでくるとか、マジでありえないっす。これについても「書いてから5月30日までのアクセスの中で占める割合」を見てみると、実に期間中の64%。これは本当にCrazyだね。

振り返って思ったのは、12月から4月くらいまでの記事ってあんまり読み返しても面白くないね。資料としてはそこそこ意味もあるような気がするけれど、それにしては長すぎる。「あの頃こんなの書いてたな」と思い出して辿ってみても読む気起きないもんね。うーん、ちょっと反省っす。

最後に5月30日時点での「このブログで最初に訪れたページ」トップ10も書いておきましょう。
◆ 第1位:ほんこーんの記事。(09.05.11)
◆ 第2位:ほんこーん。(08.05.27)
◆ 第3位:「北京オリンピック前は台湾独立の最大のチャンス」というトンデモ理論。(08.01.11)
◆ 第4位:北一女の制服のスカートとハーフパンツにまつわるエトセトラ。(08.10.16)
◆ 第5位:なんか結局変な報道が入り混じる台湾漁船と海保巡視船の衝突事件。(08.06.12)
◆ 第6位:なぜかコピペができない。(08.09.05)
◆ 第7位:「けいおん!」の原作マンガが台湾で6月12日に発売になるらしい。(09.05.28)
◆ 第8位:もうひとつの「海角七号」。(08.10.30)
◆ 第9位:「海角七号」と「神舟七号」。(08.10.05)
◆ 第10位:順風満帆......とは言い切れない馬英九の微妙な勝ちっぷり。(08.03.23)

1,2,6位がほんこーんで、7位がけいおん!、8,9位が海角七号という、超娯楽的かつ超趣味的な顔ぶれのランキング。そっかそっか。ニュースだよ!とか言っておいてそういうブログなんですね、わかります。
カオス極まりないブログですが、今後ともよろしくお願いします。そして、来訪の頻度に関わらず、訪れてくださったのべ10,000人の方々に感謝でっす。

このアーカイブについて

このページには、2009年6月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2009年5月です。

次のアーカイブは2009年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

動画とか。

 

・備忘録。
http://www.angusj.com/resourcehacker/rh_japanese.zip
O→F→object TitleEdit: TEdit→MaxLength


Powered by Movable Type 4.25