おおええああええおおええ(ry。

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はてなハイクのID:gedanさんが毎日素晴らしい作品を載せてくださるので、毎朝楽しませていただいています。特に「おはよう、少年!」シリーズは大好きですね。別においらは少年でもないし、見る頃にはとうに「おはよう」な時間を過ぎているんですが。というか、gedanさんはあれをいつ描いているんだろうと、不思議でなりません。

さてさて、6日発売の「SPA!」に「民主党政権誕生でネット右翼はどこへ行く」という見出しの記事があって、これがどのくらい「ウヨ脂肪wwwwwwwwwwwwwww」なのかとwktkして立ち読みしたんですが(買えよ)、あまりに大したことなくてしょんぼりでした。ネット右翼の痛さの一端は世の方に伝わったと思うのですが、現在位置の捉え方もイマイチな特集が行く先を予見できるわけがないのでした。

一方その頃、『沖縄ノート』の一件をはじめ何かとネット右翼諸氏の評判が芳しくない大江健三郎が、台湾を訪問なう。おお、ようやくタイトルにつながった。
台北では今回の訪問に合わせて、中国の中国社会科学院と台湾の中央研究院が共催するシンポジウムも開かれるとあって、いちノーベル文学賞作家の訪問というだけではなく、中台関係という方面にもちょっと影を落としてます。

しかし、この文学検討会は今まで行われなかった。民進党籍の民代がこの「国際検討会」が中国の圧力により「両岸検討会」に降格するのではないか、と問うたためだ。場外の政治的きな臭さが、かなり濃かったのだ。
大江健三郎は台湾到着後の記者会見で(中略)「私の最大の希望は、中国の学者と台湾の学者が、平等かつそれぞれが独立した状態の下で、私の文学について議論されることだ」と述べた。

日本の作家、大江健三郎が訪台 両岸文学界が集って議論 (中国時報)


なので、中央研究院中国文哲研究所の研究員を務める李明輝が6日の自由時報に寄せた『大江健三郎の来訪と両岸関係』を中心にうだうだ書こうと思ったのですが、6日の聯合晩報に気になる記事を見つけたので予定変更で。

なんでも、6日に行われた作家・朱天文との対談で、大江健三郎が「おそらく最後の長編小説」と言う『水死』のあらすじを初めて語ったとのこと。まあそれならそれで「へー」で終わるんですが(おいおい)、設定がちょっと一波乱呼びそうなのでそっちの記事を訳してみたり。ざくっとぐぐってみたのですが、やっぱりプロットがここまで明らかになったのって初めてみたいですね。うーん、そういうのを国外で言うのも珍しいんじゃないかなあ。

「もし、第二次世界大戦末期に、爆弾を満載した神風特攻隊が東に飛び、東京上空に達して天皇を爆死させていたら、日本はより強大な方向に発展することができただろうか?」
大江健三郎は6日、小説家の朱天文との対談の際、最新作の小説『水死』のあらすじについて初めて明かし、日本の天皇制に対する自らの深沈たる見解を表した。

大江健三郎は、「『水死』は、現在執筆している小説だ。その表現された世界の背後の一つには、語り手が長く辛い旅路を重ねるT・S・エリオットの著名な詩『荒地』がある」と話した。大江がこの小説に登場する父親に与えたキャラクターは、天皇に対して強烈な愛憎の念を抱いており、常々「死ぬのであれば、『死に行く』ことが死なのか?それとも『殺される』ことが死なのか?」と考えているというものだ。

小説の背景には、第二次世界大戦末期の1945年、当時多くの神風特攻隊の隊員が九州から飛び立ってアメリカの戦艦に体当たりし、国のために殉死していたというものがある。小説の中の父親は、「もし飛行機が東にずっと飛んで東京にまで達することができたら、皇居の防空壕にぶつかって行くことさえできれば、ひょっとしたら天皇を殺すことができたかもしれない。戦後の日本もあるいは違ったものになったかもしれない」と奇抜な考えをふと思いつく。

しかし、小説の中の父親は、最後には船を操縦して海に出て行き、行方もわからないまま終わる。対談に参加した大陸の小説家、莫言は、「結末を少し改めることはできないだろか?例えば、航海に出た父親をアメリカ、あるいは中国に向かわせて、ラストでは白髪だらけになって再び故郷に帰るというのはどうだろう」と異なる結末を提案した。
これに対し大江は、「この小説『水死』は3つの章で構成され、今なお何度も筆を入れてる最中で完成していない」と答えた。今回の検討会参加は、大江にとっても初めての台湾訪問であり、一着のスーツのほか、荷物の中にはこの作品の原稿も入っており、この2日間もどのようにして脱稿するかずっと決めていたという。大江は笑いながら「ひょっとしたら、朱天文と莫言の提案が私に対するインスピレーションとなるかもしれない」と話した。もし本当にそのようになるのならば、「今日、この場にいる全ての人が、この小説にとっての証言者になるだろう」。

大江健三郎:もし第二次世界大戦の時、天皇が爆死していたら... (聯合晩報)


長編小説の登場人物の「ふとした思いつき」とやらで作品の全貌を掴もうとするのは無理なことですが、聯合報のタイトルにもあるように、ひっかけとしてはインパクト大だよね。おいらもちょっと気になってしまったくらいだから、ある意味釣られてますね。
とはいえ、そんな仮定でさえも「作者:大江健三郎」というのと相まって、「てめぇこのやろう」となる方々がたくさんいるのも事実なわけで。ま、いつごろ発表になるかわからないけど、忘れそうになりながら待つしかないですね。

ちなみに、わざわざ台湾まで持っていったというこの作品、いくら書きかけとはいえわざわざ台北まで原稿を持ってくるのもなんか不思議だなと思ったのですが、7日の中国時報によれば、

大江健三郎が「最後の小説」と口にする『水死』は、大江が台湾に来る前日になってようやく初稿が完成した。大江はこの小説の原稿をスーツケースに入れて台北に到着した。大江は6日、「昨夜、ホテルで、ようやく最後の2つのパターンの中から選ぶことができた。今回の台北訪問は、私に小説の結末を見つけさせるためのものだったのか!」

『水死』の結末、大江は台湾に来て見つけ出した (中国時報)


とあるので、個人的にはこちらのほうがちょっとありうるのかなあと思ったり。

★ 追記(10/08 08:10)
なんか前に似たような話をした気がするなあと思っていたら、違うほうの大江で「おおええああええおおええああええ。」を書いていたことが発覚。1年たってもタイトルの発想が変わっていない!なんてこったい!(AA略
しかも「アンインストール」が権利者削除で友愛されている(東亜+的には「和諧されている」かな)アンインストールされているじゃないですか。これはちょっとショック。

★ 追記(10/08 08:15)
昨日の夜、雑談スレでちょろーんと聞いたのは、「ていうか確かに台湾での催しでの発言だけど、内容として東亜+で立てるのは微妙じゃない」と思ったから。そんなチキンなおいらをよそに、立ってた。ま、いっか。
 【日台】大江健三郎さん、台湾で最新小説「水死」について対談 日本の天皇制に対する深い見解語る[10/06]
 http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1254931690/

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このページは、◆YAUCHInowAが2009年10月 8日 08:02に書いたブログ記事です。

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