中視の「39's Giving Day」報道について、台湾のお前らが侃々諤々。
というかですね、あのエントリの内容って「台湾で発売される『けいおん!』第3巻は特典ブックカバーが限定ながらデフォで付くらしいですよ」という台湾の記事を日本語に訳しただけで、台湾の人は既に先々週の段階で知っていてもおかしくない話なんですよ。別においらが新しい情報を付加したわけでも何でもないのに、何を期待してアクセスしてしまったのかと申し訳なさでいっぱいです。口だけ人間なので、反省はしませんけどね。はっはー。
というわけで、前回の「台湾・中視が伝えた「39's Giving Day」のニュースにちょっと困惑した件。」のラストでも書いたとおり、20日の中視・「中視新聞6一下」に対する台湾のネットの反応を見てみたいと思います。前回は、「とりあえず中視の掲示板でも訳してみようかなあ。」なんて書いていましたが、コメントでもらった「巴哈姆特とK島は少し炎上っぽい」というのを読んで予定変更でっす。だって、テレビ局にわざわざ押しかける人たちより、K島なんかの方が面白いに決まっているじゃない。
ということで、K島のVOCALOID系列板から該当スレを抜粋しながら訳。なお、この掲示板は1に対するレスの他に、各レスに一行コメントができるようになっているので、それについては└で各レスの最後に書いています。あと、デフォルト名無しさんについては勝手につけたのと、固定ハンドルについてはハンドルネーム部分のみ載せています。やっぱり大陸浪人のススメの迷路人さんみたく上手には訳せませんね。というか意味を拾い切れているのかさっぱり自信がないので180度逆の訳をしていたらごめんなさい。とっほっほ。
1 名前:名無しに形はないけれど@台湾
何というか......、まだ中視新聞を見た人がいるかどうかわからんのだが、
かなり珍しく初音ミクのライブのことを報道していたんだけど(タイムラグがひどいけどな)、
その最後の台詞に注目してほしい。
「ステージ下にはなんと、こんなにも多くの人がバーチャル・ライブを見たいと思ってチケットを買ったのです。
現実と虚構の境がわからなくなっているのでしょう」
などなど......。俺のイメージでは、ニュースって極力主観を排除して伝えるべきものじゃね?
え......、そんなイロハを求めることもままならないのか......。
というか、そもそも誰が「境がわからなくなっている」って言うんだ?
└折(ry:記者っていうのは、面白いと思ってニュースを〆たがるからな。ニュースを見る時は、最後のフレーズは聞いちゃいけないだろ、常識的に考えてwww
└名無しに形はないけれど@台湾:視聴者が他人を馬鹿にする奴ばかりだからだろ。
└名無しに形はないけれど@台湾:そもそも最後の言葉だけはなく、全体的にひどい。
└名無しに形はないけれど@台湾:台湾の記者のレベルって大陸以下なんじゃないか.....
└無名J:この記者は世界を知らなさすぎる。
└名無しに形はないけれど@台湾:最後の言葉を聞いた瞬間、orzってなったわ。
└名無しに形はないけれど@台湾:台湾の記者はいいと思うけどな。中には少しくらい誤解もあるだろうよwww
└名無しに形はないけれど@台湾:中視のこの時間の報道はどれも微妙すぎるからな。
└(掩面:誰か動画plz(小声
└名無しに形はないけれど@台湾:正直言って、どんなV家(訳註:「ボーカロイド一家」のこと)についてニュースなんて、どれもあんまり見たいと思わないけど。
└名無しに形はないけれど@台湾:マジでむかつく......が、動画を見てみたい(小声)←M属性確定
└名無しに形はないけれど@台湾:俺はむしろ万博のニュースで日本館のミクを見た......(DIVA)
└名無しに形はないけれど@台湾:ちょっと「from Y to Y」のために3分ほど黙祷してくるわ......
└名無しに形はないけれど@台湾:誰かがニコニコ動画にうpしてやがるorz......sm10803435(訳註:前回のエントリのもの)
└名無しに形はないけれど@台湾:報道の内容の前にだ.....、これって権利侵害してないか? 誰か証拠を集めてSEGAに投書すべきじゃね?(訳註:IDがk7nUdE5Q)
└名無しに形はないけれど@台湾:ネットの拡散力を信じてる。メディアに負けちゃダメだ。
└リン酸:>>k7nUdE5Q やれるだろうか? 結局、この報道は台湾におけるvocaloidのイメージを傷つけている。
└リン酸:もし日本語が堪能な奴がいれば、動画に加えていきさつを詳細に説明したものをメールにして送れば、SEGAも何かしらの行動をするかもしれないな。
└リン酸:やっぱり台湾ってとてもいい市場だと思うわけよ =3=2 名前:名無しに形はないけれど@台湾
3 名前:名無しに形はないけれど@台湾
中視新聞6一下ェ......。
└リン酸:つーか、台湾メディアも大好きな宮崎駿の映画だってバーチャルの非実在人物の映画だっていうのに、どうしてそれには触れないのかね。あれも金を払って見に行く人の頭の中は問題ありって言うのか?
└リン酸:最後に一点。少なくともあいつらは初音ミクとオタクたちを一緒にしなかった。オタクっていう言葉は台湾じゃもう取り返しのつかない言葉だからな。そこだけはメディアにも感謝だ。
└名無しに形はないけれど@台湾:明らかに狙ってるよな.....。その前の「二次元のヒロインと結婚したいと思うオタク」なんてのを混ぜてくるあたり。
└リン酸:絶望した!www 最後に残った俺のわずかな希望をも潰したお前に絶望した!www7 名前:名無しに形はないけれど@台湾
台湾ではまだ宮崎駿事件は起きていないようだ。ここを見ているお前ら、よくよく見ているといくらか影響されているのがわかるな。法律が改正されて日本の初音ミク産業が入ってくるのがはっきりと禁止されちまって、生死に関わらないと動かないのか?
└名無しに形はないけれど@台湾:宮崎勤だろ!?
└名無しに形はないけれど@台湾:宮崎勤事件のことじゃね?そういう俺もここでその例が挙がってくる意味がよくわかっていないのだが......。
└名無しに形はないけれど@台湾:宮崎駿事件wwwwwwwww
└名無しに形はないけれど@台湾:今回の件と宮崎勤の事件に何の関係があるんだ? 今回みたいな報道がどんな問題を引き起こすっていうんだ?
└上の続き:まあ、仮にキャスターがああ言わなかったとしても、多くの視聴者が見終わった後に彼女と同じ考えを持つとは思っているけどね。
└名無しに形はないけれど@台湾(7のコメントと同ID):宮崎勤のタイプミスはすまんかった。何が言いたかったかっていうと、まさか台湾のACG業界全体を終わらせてしまうような報道がメディアから出てこないと重く受け止めようとも思わないのか、っていうこと。
└名無しに形はないけれど@台湾(7のコメントと同ID):宮崎勤事件は、日本のACG業界に対し大きな社会的マイナスを与えた。メディアを止めようだなんて誰も思っていないのか。あいつらはひどくなる一方だぞ。これは根本的に大事な問題だ。
└折(ry:......まずどんな風にメディアを阻止するのかという考えを言ってくれないか?そうすりゃみんなお前に感謝すると思うよ。
└名無しに形はないけれど@台湾(7のコメントと同ID):巴哈姆特には中視を批判するコメントを書き込む人がいるよ。これは最も簡単でかつ最もみんなの労力を必要としないでできるものだと思っている。
└名無しに形はないけれど@台湾(7のコメントと同ID):V家の楽曲は、さまざまな分野の専門家たちが苦労して作り上げたものだろ。中視のあのニュースは、もっと言えば間接的にそういう創作者たちを侮辱したんだ。
└折(ry:その文章は俺も読んだ。でも、あそこに書いたところでどんな影響力があるのかと思っちゃうんだけど。
└リン酸:折(ryの意見に同意。あんな所に書いても百害あって一利なしだろ。
└折(ry:俺が思うに、メディアがあまりに主観的すぎるっていうのは、何もこの一日二日のことだけはない(ACGに限らない)。こんな方法じゃ少しもいい方向には向かないよ。8 名前:名無しに形はないけれど@台湾
どうやら既にうpされてしまっているらしい。
└名無しに形はないけれど@台湾:おいおい、「家の恥は外に出さない(家醜不可外揚)」っていう諺があるだろう?(|||゚Д゚)
└名無しに形はないけれど@台湾:正味な話、転載されたところで意味はあまり大きくないだろ......日本はこんなの気に留めようとも思わないんじゃないか。
└名無しに形はないけれど@台湾:俺が本当に気にしているのは、日本語版のニコニコ動画で中国語の罵倒レスが飛び交うんじゃないかということだ。
└名無しに形はないけれど@台湾:日台友好にヒビが入っちまうかどうか......。
└名無しに形はないけれど@台湾:一部の人は確かに興奮しすぎだな.......。他人の場所で自分の国を罵る......なんてみっともないんだ。VOCALOID系列 (Komica)
ごめんなさい。おいらの力量
そもそもの話なんですけど、あのZepp東京のライブって、たぶん99%が日本人のはずなんですね。ということは、「うわ、日本人テラキモスwww」とかいう反応になってもおかしくないんですけど、「中視って馬鹿なの? 死ぬの?」くらいのリアクションがある。そりゃVOCALOID板だからそうなんだろうけど、そこが意外。
ほら、日本のメディアだって「海外のちょっと変わったイベント」ってちょろっと紹介することがあるじゃないですか。そういう時に2chの実況板だと「うはwww何wこいつらwww」とかいう反応はあっても「T○Sまたやりやがった」っていう反応は少ないと思う。嬉しいっていうのとはちょっと違う、うーん難しいな、びっくりっていうのが正直なところですね。自分たちの問題としてメディアのスタンスを考える情熱と、さりとてあまりに暴走するでない冷静さがあるというのが面白かった。特に訳したレスのいちばん最後のを見て思い出したんですが、ニコニコ動画にアップされた今回の動画、日本語版には中国語でこんなかっこいいコメントが何回か書かれています。「お前ら、批判や罵倒は台湾版の方でやれ」
台湾のおまいらには本当にいろんな人がいるもんですね。次回は、今回のニュースを伝えた「中視新聞6一下」が24日の放送で「ボカロジェネシス」のことを伝えたっていうお話と、このニュース番組のキャスター(ということは例の発言をした人)がブログで謝罪したところ大炎上しているっていうお話でも。
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