中国の最新鋭ステルス戦闘機、殱-20は、「ストレートのちステルス」。
そして後悔は後を絶たず、陽はまたのぼりくりかえす、二度ある事はサンドアール。って、古いよ! それ15年以上前のゲームだよ!
という毒にも薬にもならない前フリはさておき、萌え+の雑談スレで見掛けたお話でも。えっ、毒にはなるって!? いやもう、話が先に進まないから!
はてなの「たまごまごごはん」で、コメント欄に寄せられた情報を基に書かれた「中国のステルス戦闘機の愛称が「秋山澪」らしいという件」によれば、
ちなみに、(以下略)にはイラストが貼ってあったんですが、どうも日本の方のイラストの転載だったみたいで割愛しました。っていうよりも、そこまで読んでたら出てきたURL(baike.baidu.com)が百度百科だったので、『初めまして。
偶然、けいおん!に関する珍しい情報を知ることになったもので、もうご存じかもしれませんが、一応お知らせしてみようと思いました。
先頃、話題となった中国のステルス戦闘機の中国国内での愛称が、「秋山澪」らしいです。
http://baike.baidu.com/view/3158455.htm#4
(以下略)中国のステルス戦闘機の愛称が「秋山澪」らしいという (たまごまごごはん)
んなわけねーだろ!
と思って、初見時にはクリックすらしませんでした。「『砲火後ティータイム』ってか。そりゃ『ちだまりスケッチ』だろ、ははー」的な勢いで。
さて、既に上の「お知らせ」からわかるように、今回の「通称:秋山澪」は、中国が誇る(事になるであろう)最新型ステルス戦闘機、「殱-20(J-20)」の事です。今月の頭頃から試験飛行に関する情報がわさわさと出始め、アメリカのゲーツ国防長官が訪中していた最中の11日に試験飛行成功の一報が入って両国とも「!?」になるなど、何かと人騒がせな戦闘機です。ちなみに、本来だったら書いてたはずの台湾のミサイル演習も、元をたどれば殱-20の登場に対する防衛力の誇示という面がありました。いや、そっちはまたいずれ。たぶん。
なので、そんな東アジア情勢に一石を投じかねない戦闘機に「通称:秋山澪」がついたというのは、「私の恋はホッチキス」とか「ごはんはおかず」と真顔で言われるくらい意味がわかりません。
なので、まずは百度の確認っとな。
あれ?
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚)
というわけで、百度百科の23日20:16 CST版からこの部分だけ訳。
ねえこれ、アンサイクロペディアじゃないんですか!こぼれ話:"空中の秋山澪"
「殱-8(J-8)」が、そのシャープな外見と普遍的な性能から「空中の蔡国慶(訳註:中国の人気歌手。映画などにも出演)」と呼ばれていたが、「殱-20(J-20)」も幅広い軍事・マンガマニアから似たような称号を授かり、「空中の秋山澪」と呼ばれている。
秋山澪は、日本の人気アニメ『けいおん!』の中心人物で、その外見の特徴は髪の毛が「黒く」「長く」「ストレート」であり、まだ発展途上ではあるけれども、ロリが群れなす桜高校の中にあっては充分に人目を引きつける胸を持っている。この、「黒く」「長く」「ストレート」で、空気の取り込み口(訳註:専門用語で何と言うかは知らない)の出っ張り、さらに実験段階にあるという点において、「殱-20」に酷似している。加えて、『けいおん!』の大ブームは、日本のメディアによって「日本をアニメ超大国と呼ばせる強国の源泉」と称されており、我が国の最先端の科学技術の結晶としての「殱-20」の地位にも一致する。こうした事から、「空中の秋山澪」というニックネームは出現したのであった。殱-20 (百度百科)
なんでこんな文章が、最新鋭の戦闘機の項目という、殺伐と編集・リバートが繰り返されそうなページで生き残っているのかわかりません。ちなみに、この節は今月15日の14:47(CST)に追加されているんですが、あれですか、設定上の誕生日だからって暴走しちゃったんでしょうか。と思ったら、それ以降全体では10回以上の編集があったのに、この部分は全くのノータッチです。いやいや、コックピットの写真の直下にこの画像っていろいろおかしいでしょう!
と、騒いだところで仕方がありません。何しろ百度百科によれば、多くの軍事・マンガオタからそう呼ばれているらしいのですから。
これが案外本当のようで、例えば、トップのバナーが兎年よろしく巡音ルカと初音ミクのウサ耳という「お前、どこの国のサイトだよ」という、「178动漫频道」の20日の記事にはこんなのも。
と、どうもこのHJLさんが発端になったように書かれています。しかし、(以下略)以降はHJLさんのブログにあった制作過程が載っているんですが、そこを含めて本文に「秋山澪」の名前が出てきません。ここ最近、国内の軍事サイトの掲示板でいちばんホットな話題と言えば、中国空軍の最新鋭戦闘機、殱-20が表に出た事だろう。明らかにステルス性能を重視した機体の外形や、深い灰色の塗装、ホログラフィHUD(ヘッドアップディスプレイ)投影機と一体となったキャノピー、反射される怪しげな緑の光などなど、次世代戦闘機特有の怪しげな空気を醸し出しており、あたかも世界に向けて「待たせたな!」と宣言しているようだ。
殱-20が公表された後、軍事マニアの間では殱-20の娘化しようという声が出たり収まったりしており、そこで、とある軍事マニアであり二次元マニアでもあるネットユーザのHULが殱-20の娘化計画を開始した。(みんなが、HJLのブログで創作の交流を体験することを歓迎する)![]()
(以下略)
秋山澪と殱-20は完全に一致? 殱-20娘化計画 (178アニメニュース)
あれ? もしかして、仮にこの画像が「殱-20は『空中の秋山澪』」の震源地であったとしても、「殱-20って『秋山澪』みたいだよね」と考えて書いたんじゃなくて、「殱-20を擬人化していったら結果的に澪みたくなっちゃったけど、Please don't say "You're lazy."」って事かなあ。
というわけで、画像を描いたHJLさんのブログから、当該イラストの含まれる3日のエントリを抜粋して訳。原文にはラフとか女の子の画像の拡大図もあるので、適当にリンクを辿ってみると面白いかも。
と、特徴こそは百度百科のそれと変わらないのですが、額面通り受け取るとすれば、イラストは別に「秋山澪をイメージして」というのはないようです。ちなみに、作者曰く、(略)壁によじ登って撮影された、比較的鮮明な画像が流出した後、J-20の大きな外形の特徴が記憶に残り始め、広く伝わるようになった。―――黒く、長く、ストレートだ。
J-20の初号機として、テスト機は伝統に則らずにあのような無装備でカメラの前に出て、しかも前例のない深い灰色の塗装に身を染めていた。画像が不鮮明になる明け方の写真では、まるで真っ黒の機体のようだった。超音速巡航に達するという設計要求のため、機体の設計は長く真っ直ぐになり、それこそが私が当初8爷(訳註:殱-8(J-8)の愛称)と間違えた原因となった。
これより、マニアたちは「黒い」「長い」「ストレート」をJ-20を表す時に使う事とする。(略)最初のデザイン草稿では、大多数の娘化した飛行機たちと同じように機械と人体とを結合させるつもりは無かった。機械の部分はガンダムたちのようにし、付属装置のようにして背中やあるいは手の中に武器として収めるつもりだった。
殱-20の特徴の一つである......DSI吸気口(訳註:何のこっちゃ)を現在使っている戦闘機は、ロッキード社のF35、成飛(訳註:成都飛機工業)のFC1とFC1の親友のJ-20しかない。J-20の出っ張りは最大のものだ。だから......、
最終的な確定稿は......「黒い」「長い」「ストレート」+「巨乳」+「赤い五角星」.........あと、最近私は割とレースが好きなので......、それで。2011 Hello World!!! (HJL 2010cgloft/強調は引用者)
と、言っていますので、「おかしくねーし! かわいーし!」と言ってあげて下さい。いや、たぶん意味が通じませんけど。私が描く女の子は、いまいち萌えないって言われてずっと言われてきた......ブスだとも言われたっけ......ショックでかいわ......次は進歩してるといいな。
2011 Hello World!!! (HJL 2010cgloft)
でも、おかしいなあ。こう言っちゃなんだけど、メカの擬人化、というか女性化なんて枚挙にいとまが無いお話です。今回の設定に合致しそうなキャラも他にいろいろいるはずなのに、なんで秋山澪なんだろ。百度百科の「科学技術の粋を集めた~」っていうのも理由としては何だか嘘くさいし、一体なにが決定打に...と思っていたら、こちらのブログで氷解しました。抜粋して訳。
ちなみにこれが書かれた今月2日の時点で「既に広範囲で認められて」いるようなので、イラストがはっきりと出てくる前から、ある程度の下地はやっぱりあったようですね(かと言って、HJLさんに影響を与えたかどうかはわからないけど)。先日、暴露されたばかりの中国自主研究開発の第4世代戦闘機、殱-20...。
「黒い」「長い」「真っ直ぐ」という特徴があるため、また「恥ずかしがり屋」「野次馬を怖がる」という属性もあることから、しかも「見えてしまった+野次馬+盗撮」というストーリーからも、結局は親しみを込めてこう呼ばれてしまっている。空中の秋山澪、大空の秋山澪、成飛の秋山澪...。
既に広範囲でこれは認められており、かつ広まってしまっているという。
はは、こりゃかなりぴったりじゃねーか......^_^
そういや、昔の殱-8だって、空中の蔡国慶って呼ばれていたんでしょ?中国の第4世代戦闘機、空中の秋山澪と呼ばれ... (Itachiの日記/強調は引用者)
本当なら、中国の掲示板での「やっぱ、擬人化キャラの特徴を考えてくと......、これ澪じゃね?」「おまwww天才だなwww」的なやり取りを探してくれば楽しいんでしょうけど、その辺は「大陸浪人のススメ」さんか「「日中文化交流」と書いてオタ活動と読む」さんあたりが上手く拾ってきてくださると信じて、最後の最後になって全力で丸投げ。
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