2011年を制したのは、二次元と四次元のハイブリッド。

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2012年最初のお話は何にしようかと思ったのですが、どうせ来週になれば台湾の報道も総統選・立法委員選で慌ただしくなるでしょうし、おいらもそれを華麗にスルーするでしょうから、昨年の「あれは今から36万...いや、1万4000年前...じゃなくて2010年を振り返る。」に続き、台湾の巴哈姆特のまとめ記事の訳でも。

2011年は新年4日に記事を書いていた巴哈姆特が、今年はなんと暮れの30日に更新するやる気を見せていました。おのれ、コミケ3日目に大事件があったらどうするつもりだったんだ。というわけで、2011年にアップされた約11,000件の記事から、閲覧数にニュースの重要性を加味して選ばれたAC(アニメ・コミック)分野十大記事です。

◆第10位:【漫博11】『ハヤテのごとく!』の畑健二郎が9時間のマラソンサイン会、実写版についても語る(08/15)

毎年、台湾で行われる書展(訳註:日本での通称は『台北国際ブックフェア』)と漫画博覧会は、はるばるやってくるゲストに多くの人が期待を寄せている。2011年は「絵が描かれてこそサインは完成する!」を貫き9時間のマラソンサインイベントを行った畑健二郎のほか、初音ミクの父であるKEI、声優の井上和彦、高橋広樹、小西克幸、伊藤静などが来台した。他にも、模型の巨匠である山田卓司、大陸から来た漫画家の夏達などがいた。2012年ははたしてどんな大物が来るのだろうか?

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

2011年も10位は来台した海外の漫画家、声優などの話題。このほか、2月の書展では矢口高雄、赤松中学、的良みらん、岡野玲子などが、8月の漫博には蒼山サグ、許斐剛、木村心一、藤島康介、平野綾、平坂読、ブリキなども招かれていました。

台湾にやってきたのは人だけではありません。順位は大きく飛びますが、日本でも大ヒットの作品が2位に。

◆第2位:九族文化村の『ONE PIECE』の全貌を単身で直撃! 今日、正式に台湾初登場(07/08)

人気作品『ONE PIECE』のテーマパークが初めて日本以外に誕生する。その場所として台湾の九族文化村が選ばれたというニュースが報じられると、多くの人から白熱した議論が展開された。巴哈姆特GNNでもオープン初日のために特別に南下、多くのファンたちがWebを通じて初めての現場ルポを見られるようにした!
この件に関する楽しいニュースとして、この企画が大好評であったことから、九族文化村が企画の終了日を当初の12月から延期し、2012年4月にすることを決めたことがある。まだ体験していないファンは、急いでチャンスを掴むんだ!

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

飛ばしてしまった話題の中で、やはり多かったのは日本のアニメに関するもの。第8・7・6位と3つ続いているので抜粋して訳。

◆第8位:『魔法少女まどか☆マギカ』のオフィシャルサイトが更新、劇場版制作が決定!(11/10)

2011年1月に日本で放送が始まったオリジナルテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』は、監督を新房昭之、脚本を虚淵玄、そしてキャラクタデザインを漫画家の蒼樹うめが担当した。一般人が思い浮かべる萌え系アニメを脱却し、平凡で幸福な夢のあるお話であるかのようなストーリーと、人を絶望の深淵に落とし込みそうな展開が背中合わせで進み、その捻じ曲がった面白さと幸せの猟奇的なストーリーが、視聴者たちによる熱烈な議論を各所で巻き起こした。
この作品は、ブルーレイ・ディスクの販売数が何度も新記録を更新し、さらに、日本の文化庁によるメディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞した。年末近くには、三部作による劇場版作品の制作が大々的に発表されるなど、まさに、今年の話題の新作だったと言っても過言ではない。

◆第7位:新たなるスタート! マッドハウスがアニメ『HUNTER×HUNTER』を制作(08/02)

毎回毎回、登場するたびに話題になり続ける漫画家、冨樫義博による書き下ろし作品『HUNTER×HUNTER』は、既に何年も前にアニメ化され、どれも多くの人から愛されてきた。今回はマッドハウスが制作の重要な部分を担うという点、前作の続編という形ではなく最初から始まるという点、そして出演する声優陣も大幅に入れ替わっている点が特筆される!
しかしながら、より多くの人が関心を持っているのは、「はたして原作の漫画はいったいいつになったら終わることができるのだろうか?」という点ではないだろうか?

◆第6位:ガンダムシリーズの最新作、アニメ『機動戦士ガンダムAGE』のPVと内容が公開!(06/14)

ガンダムシリーズでは初のテレビゲーム化を前提とした、メディアミックスによる企画シリーズ『機動戦士ガンダムAGE』は、有名ゲームメーカーのレベルファイブが企画制作に協力した。これまでのガンダムシリーズを見たことがない子供たちから、逆に近年のガンダムシリーズを見ていない大人までを視聴者のターゲットにしたもので、そのストーリーは「100年」、祖父から孫まで三世代にわたる戦いを中心にするものとなった。これにより、ガンダムシリーズのファンの間でもホットな話題となった。

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

もっと上かと思ったんですが、二次元は案外下位のランクインでした。一方、日本をはじめとする外国からの作品を輸入し続けるだけではありません。9位にはこんな話題も。

◆第9位:台湾、アングレーム国際漫画祭2012のアジアのテーマ国に(08/31)

2011年、台湾政府はアニメ産業の発展に力を注ぎ、立て続けに世界的に著名なイベントへの出展を果たしたほか、国内でも創作の分野で開拓を行った。金漫奨の手続きを延長したほか、年末には台湾漫画資訊網もオープンさせ、新北市や高雄市などの地方政府部門も新世代のクリエイターを育成し続けようと努力している。

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

そして、2011年を語る上で外せないのが東日本大震災です。巴哈姆特の十大ニュースでも5位に入ったのがこれ。

◆第5位:週刊少年ジャンプ×鳥山明、YouTubeに動画をアップロード 広告収益は義援金へ(03/16)

2011年3月に日本の東北地方で発生した地震による被害に対し、日本の漫画家、鳥山明はすぐに週刊少年ジャンプの公式サイトで人々を応援し、激励するイラストを発表した。さらに週刊少年ジャンプはそれらをもとに公式に動画を制作、YouTubeに掲載し、全ての広告収益を義援金として送ることを発表した。
この地震の影響により、日本では今年の東京国際アニメフェアおよび初開催が予定されていたアニメコンテンツエキスポの両方が中止を余儀なくされた。しかし、現在のところ両イベントとも2012年の開催日程を既に発表している。
今年の震災に関連して付け加えると、台湾人が日本に対して大きな支援を行ったことに対し、日本から台湾を訪問した多くの漫画家、作家、ゲストたちが、揃って台湾に対する感謝を述べ、今後も台湾が日本とより緊密な交流、協力関係を続けられることを願っていると話していた。

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

巴哈姆特の記事から拾うと、例えば震災後に開催された8月の漫博11では許斐剛が「震災で、私たちは台湾からとても多くの支援を受けた。私は、『台湾はきっととても人情味溢れ、温かみのある場所なんだ』と思ったんです。なので、ずっと台湾に行きたいと思っていました。実際に台湾に来てみて、その期待に対する失望はまったくありませんでした。食べ物はどれもとても美味しいし、とてもよい国ですね(抜粋のうえ意訳)」と語ってます。同じく漫博11に招かれた平坂読とブリキは、「謝謝大家」の特大パネルを返礼として持参しています。やはり、絆は互いに引き合ってこそですね。
それはそれとして、ジャンプの応援メッセージですが、個人的にいちばんやられたのは、不覚にも『銀魂』の空知先生のメッセージでした。

それでは残った上位陣、第4・3・1位は、いずれも「実写化」がキーワードでした。以下、抜粋して訳。

◆第4位:実写版『るろうに剣心』が2012年ロードショー! 主演は佐藤健が決定(06/28)

和月伸宏による漫画を原作とする『るろうに剣心』が、アニメ化15周年を迎えた。これを記念して新ゲーム化や新作アニメといった各種の企画が立て続けに発表されている。さらに、2012年には実写による映画の公開が予定されている。実写版では、『仮面ライダー電王』の佐藤健が主役の剣心を演じることになる!

◆第3位:実写版『らんま1/2』のキャラ衣装が大公開! 新垣結衣のショートカットが発表に(10/21)

高橋留美子の人気アニメ作品『らんま1/2』が2011年、実写版TVドラマがスペシャルドラマとして放送された。人気女優の新垣結衣が主演のあかねを演じたことや、日本と台湾の放送がほぼ同時(訳註:日本で12月9日に放送されたのに対し、台湾の緯来日本台が放送したのは翌10日)に放送されたことより、多くの台湾のファンたちにとって、古典的な作品の違う見方を初めて観ることができた。
トップ10に入った『らんま1/2』や『るろうに剣心』のほか、2011年は『ハヤテのごとく!(訳註:台湾の八大電視によるもの)』、『荒川アンダー ザ ブリッジ』、『忍たま乱太郎』、『進撃の巨人』などの実写化が報じられて大いに注目を集めた。まもなくやってくる2012年には、より多くの期待される作品が登場するだろう!

◆第1位:ジャン・レノがドラえもんに扮する! 山下智久がスネ夫! 実写版CM第2弾が公開(11/18)

トヨタ自動車が、人を驚喜させるイマジネーションを発揮した。『ドラえもん』をテーマに撮影された一連の実写版TVCMは、人々がよく知っている『ドラえもん』の20年後の世界を舞台にしている。妻夫木聡がのび太を演じ、ジャイアン役には総合格闘家の小川直也があてられている。このほか、山下智久がスネ夫の、水川あさみがしずかの役となっている。
しかし、ここまではまだ良い。最も衝撃的だった人選は、丸々っとしたドラえもんをなんと世界的な名優、ジャン・レノが演じるというところだろう。もともと日本文化を大変好んでいるというジャン・レノだけに喜んだそうだが、いったい誰がそんな想像をすることができたろうか。これによって、このシリーズCMは一気に、今年もっとも印象に残った話題となってしまった!

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

なるほど、そう来たか! って......言っていいのかどうなのか。いちおう当該記事のコメント欄を見ると......ああ、やっぱり1位に対する反応が大半でした。中でも気になったのがこのコメント。

9 名前:名無しのくせになまいきだ@台湾
  この1位は強敵ではあるが、しかし上位はみんな三次元の記事じゃないか。......三次元がだんだんと二次元の世界を飲み込もうとしているのか。

巴哈姆特GNN2011年十大アニメ・マンガニュース (巴哈姆特)

2012年はいったいどうなるんでしょうか。割といまさらですが、本年もよろしくお願いします。

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このページは、◆YAUCHInowAが2012年1月 5日 01:37に書いたブログ記事です。

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