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        <title>やうちさん、ニュースだよ！</title>
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            <title>国家図書館に「マンガ室」ができて問われる「日本のマンガ」の価値。</title>
            <description><![CDATA[つねづね申し上げているとおり、このブログはまず何よりもニコニコ動画のブログではなく、VOCALOIDのブログでもなく、アニメやマンガのブログでもないはずなので、<a href="http://www.syu-ta.com/blog/2009/12/18/025912.shtml" target="_blank">あのSS</a>が動画になったからと言って、喜び半分涙半分で貼ったりなんかしないんですよ、ええしませんとも。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9854243" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9854243">【ニコニコ動画】起きてください、佐天さん。</a></iframe>
<br /><br />というわけで、今回も台湾のACGのお話でございます。（えー。
<br /><br />かつて麻生政権時に計画が持ち上がり、昨年の補正予算見直しで執行が停止、撤回された「国立メディア芸術総合センター」という構想がありました。あの「国営マンガ喫茶」とか「アニメの殿堂」とかって呼ばれていたあれです。
<br />そもそも、この構想は何かって言うと、「メディアアート，アニメーション，マンガ，ゲーム，映画等，複製技術や先端技術等を用いた総合的な芸術」を「メディア芸術」と呼び、その全ての分野を対象に「収集・保存・修復，展示・公開，調査研究・開発，情報収集・提供，教育普及・人材育成，交流・発信等を行う国際的な拠点とする」ことを目的としていました。（ここまで、文化庁の「<a href="http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/kondankaitou/media_art/pdf/kihonkeikaku.pdf" target="_blank">国立メディア芸術総合センター（仮称）基本計画（平成21年8月）</a>」（PDFファイル）から）
<br />この計画ほど多岐に渡らず、またハコモノとしての規模も全然違うのですが、先週台湾の国家図書館に国内外のマンガ1万冊あまりを揃えた「マンガ室」ができました。日本で言うと、国立国会図書館にそういう専門コーナーができたというイメージでいいかなあ。まずは23日の聯合晩報から抜粋で。
<br />
<blockquote>
<p>国家図書館の「マンガ室」が23日オープンした。マンガの「ブランドショップ」と称され、国内外のマンガ1万冊あまりを蒐集している。またデジタル創作ソフトも提供し、読者もマンガ作家を体験できる。国家図書館の顧敏館長は、「この国家規模のマンガ室が台湾本土のマンガの新鋭を育む揺り籠となることを期待している」と話す。
<br />（略）顧敏館長は、「マンガは重要な文化創造の産業であり、読者は人種や年齢に関わりない。映画化やTVアニメ化、ゲーム化といったマンガの関係周辺商品も非常に多く、マンガブームは今も熱を保ったままだ。国家図書館は、マンガを愛する読者のために提供するとともに、本土のマンガ産業の発展を促進するよう政府に働きかける。特に、延平南路156号の『芸術および視聴資料センター』の3階に設置される<b>『マンガ室』は、本土のマンガ創作者に、交流、学習、作品発表の場を提供するもの</b>だ」と話す。
<br />顧敏館長はまた、「<b>若者らが台湾のマンガ創作に対する再認識することをリードするため、『マンガ室』では人気マンガ、教育マンガアニメ図書、国立編訳館から優良マンガとして受賞した作品など、およそ1万冊あまりの図書を特別に選定した。このほか、所蔵の動画、教育フィルムおよびアニメに関する動画資料など145点、2機のアニメコンピュータソフトがあり、読者がマンガ創作体験することができるようになっている</b>」と述べた。
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/2/23/NEWS/ENTERTAINMENT/ENT9/5434692.shtml" target="_blank">マンガ室が国家図書館に進出</a>　（聯合晩報／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />ついでに、国家図書館のサイトにあったプレスリリースからも、その目的というか意義みたいなものの部分を抜粋して訳。
<br />
<blockquote>
<p>（略）しかし、これまでずっとマンガ本は低俗な出版物に分類されていた。そのため、国家図書館の「マンガ室」が開館したということは、人々からの注目を集めることとなった。国家図書館といえば、図書館の中の図書館ともいうべき存在だ。今やマンガ本は国家図書館に所蔵されるような出版物となったのだろうか？
<br />顧敏館長も開館の挨拶の中でこのように語っている。「マンガは自由な創意と想像による産業であり、文化の創意とデジタル産業の源の一つである。国家図書館の『マンガ室』の開館は、台湾のマンガ創意産業に対する支持の証といえる。<b>マンガ室によって、優れた才能に満ちたより多くの若者たちをマンガ創作に打ち込ませるようになることを期待するとともに、台湾のマンガ文化産業が世界で光り輝くことを望んでいる</b>」（略）
</p><p class="cite"><a href="http://www.ncl.edu.tw/ct.asp?xItem=11093&amp;ctNode=900" target="_blank">国家図書館が本土マンガを創作するフレームを作る　芸術および視聴資料センターで漫画室が盛大にオープン</a>　（国家図書館・国家数位図書館）</p>
</blockquote>
<br />ということで、マンガ室の設置そのものは決して国営マンガ喫茶というわけではなく（実際そうなるかどうかは別として）、資料の蒐集とそれによる人材育成なのだというわけ。どこかで聞いたような考え方ですね。ところが、その目的があるためこんな「弊害」も。
<br />
<blockquote>
<p>国内のマンガにおける最も主要な読者層は青少年だ。しかし国家図書館のマンガ室は入館し閲覧できる年齢を19歳以上に制限している。これは理にかなっていると言えるだろうか？国家図書館はこれについて、国家図書館の位置付けはその他の図書館との違っており、他国の国家図書館の多くも18歳以上が入館できるようになっている、と説明している。
<br />国家図書館視聴センターの厳文英は、「<b>図書館法によれば、国家図書館と郷鎮の図書館、学校の図書館とは位置付けが異なり、『蒐集、整理、全国の図書をアーカイブする』ことや学術研究の推進を目的としている。図書に破損の懸念があれば、所蔵されたらもう公に閲覧することはしない。マンガもまた同様で、そのため本館および分館とも入館を19歳以上に制限している</b>」と話す。
<br />しかし多くの青少年は、マンガとその他の所蔵図書の性格は異なるものであり、就学年齢以上の学生には入館し閲覧することを認めるべきではと考えている。マンガ『ONE PIECE』が好きだという国立政治大学附属高校1年生の黎子揚は、「国家図書館のマンガ室は、19歳以下の青少年も入れるように他に1区画作ることを計画するべきだ。そうでないと使われることによる便益が低い」と建議する。現在、多くの同級生はネット上でマンガを読んでいるという。無料というだけではなく、内容の更新も速いからだ。
<br />また、小学校3年生の李宜家は、マンガが大好きだけれども小学生がマンガ室に入れないのは不合理だと話す。「小学校に上がれば本を大切にするようになる。簡単に本を破いたりすることはない」（略）
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/2/24/NEWS/ENTERTAINMENT/ENT9/5437301.shtml" target="_blank">国家図書館のマンガ室は19歳からに制限　青少年：厳しすぎるだろ、常識的に考えて</a>　（聯合報／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />難しい問題だとは思うんだどね。趣旨に重きを置けば、幅広い年代の眼に触れることの意義は大きいです。とは言え、やりすぎるとそれこそ「国営マンガ喫茶かよ」っていう指摘も出てきそうなもんだけど、それは記事ではとりあえず見当たらないようです。まあ、仮に最初から「6歳以上」にしていたら逆にそういう指摘になっていたかもしれないんだけどさ。
<br />そしてもう一つ指摘を受けているのが「どういうマンガが並んでいるか」というもの。決してcensoredな内容っていう意味じゃなくて、「台湾の国家図書館が所蔵するマンガが、どこの国のマンガか」というもの。以下聯合報から抜粋で訳。
<br />
<blockquote>
<p>マンガ本がついに堂々と我が国の国家図書館の書架に並んだ。23日、国家図書館の芸術視聴資料センターに<b>「マンガ室」がオープンし、全部で1万冊あまりのマンガが所蔵された。しかし、その9割以上は日本のマンガだ。</b></p>
<p>「マンガ室」では、普通に書店で借りるようなよくある少年少女マンガのほか、大陸から購入した線装で綴じられた画仙紙の古いマンガ本「孫悟空三打白骨精」や、フランスの著名なマンガ家ジャン・ジローの選集、「豊子愷漫画全集」16冊、「ロシア挿絵作品集」、さらには「三民主義漫画アルバム」、かつて愛された「娃娃看天下」や「三毛流浪記」も収められている。
<br />マンガ家の劉興欽は「マンガ室」のオープニングに参加した。彼は、これまで上品な場所には出せないと思われてきたマンガが国家図書館で閲覧できるようになったことに、心中とても感動していると語った。しかし一方で「<b>書架にあるほとんど全てのマンガは日本のマンガだ。これでは、台湾は日本の属国だと誤解させてしまう</b>」とも語っている。（略）
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/2/24/NEWS/ENTERTAINMENT/ENT9/5437300.shtml" target="_blank">国家図書館にマンガ室がオープン　9割は日本マンガ</a>　（聯合報／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />おっと、もちろん最後の「属国」発言に噛み付くつもりはないですし、この期に及んで親日反日だっていうくだらないお話をするつもりもありません。
<br />日本の側から見れば、こうしたライブラリが台湾でできあがったのはちょっとした皮肉な事態。日本は、それだけのスペースを占めてしまう「日本のマンガ」のパワーをもうちょっと認識し、もうちょっとだけ上手く活用するべきなんじゃないかなあ。逆に、それだけの「お手本」を揃えてしまう国がお隣にあるわけでですから、いつまでも日本に優位性があるだなんて断言できません。ゆめゆめ油断めされるな、ってとこでしょうかね。
<br />他方台湾の側から見れば、国家図書館の「マンガ室」が「日本マンガ室」状態になってしまっているという皮肉な現実。そこで国産にこだわらないっていうのも一つの選択肢だと思うんだけど、国家図書館は設置の目的を「本土マンガ家の育成」と銘打っちゃってます。だったら、なおのことこの現実を踏み越えて、「やっぱり国営マンガ喫茶だったのかと」と言われないようにしないといけないよね。
<br />というわけで、最後に25日の聯合報のうち黒白集から抜粋して訳。
<br />
<blockquote>
<p>マンガ室がついに国家図書館に誕生したが、その収蔵本の約9割が日本で出版されたものだった。マンガ家の劉興欽は「日本の属国と誤解させてしまう」と話している。
<br />（略）それによって「日本の属国」に没落することはないと言われていることについては、かえってマンガだけの問題にとどまらない。実際、台湾にある映像や音声を用いた作品は、みな「外来種」の侵略に遭っている。日本ドラマ、韓国ドラマ、香港ドラマなどはもちろんのこと、大学のキャンパス内にも大陸の作家が書いたものや中国語訳本といった簡体字の辞書事典の類が泛濫している。
<br />こうした脅威を受けているが、実はまだまだ発達途中の状態だ。その要因は、市場規模が小さいことやコスト高で、そのためクリエーターが育っていない。小さなヒット作でもあれば食べていけるような、規模の大きな大陸の市場とは異なっている。しかしそれゆえに、この傾向の深刻さは、台湾の読者や視聴者が外国からの作品を受け入れるというだけにとどまらず、やがてが創作者が製作の過程で切磋琢磨する機会も失い、国家の創造力の深刻な退化を招きかねない。そうなれば、全ての文化において自らの鎖の精密さを失うことになる。</p>
<p>この「グローバル化」する映像・音声情報の市場の中で、台湾はどうすれば全体に影響を与えるような役割を作り出すことができるのか。これは、ここ数年ずっと国家政策レベルでのテーマとなっている。偶然にも「海角七号」や「艋舺」といった作品が「台湾の光」とも呼ばれるものとなった。しかし、もし台湾が日本のマンガや韓国ドラマ「大長今」といったような文化の違いを超越するような作品を生み出さねばならないとしたら、より大きな努力をする余地があるかもしれない。</p>
<p>日本マンガは我々の国家図書館で9割を占めた。これはそれらが文化を超越する浸透力を持っているからだ。もし、台湾も世界の映像・音声作品の世界で一角を占めたいと思うのならば、まずはそうした能力を備えることが必要だ。
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/2/25/NEWS/OPINION/OPI1/5438350.shtml" target="_blank">台湾における日本マンガ</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />結論の部分で割と「ずこー」ってなっちゃうんですが、むしろ中盤で出てきた台湾の市場の特性みたいなものが重要なんじゃないかなあ。国産のクオリティを上げるためには、作り手の質と量を高めると同時に読者の質と量を高めることも必要。日本のマンガが後者に一役買ったのは紛れもない事実。さあ前者についてはどうだ、っていう。
<br />そう考えると、今回の「マンガ室」が台湾の作り手さん育成に直接貢献するのかっていうとかなり怪しいんですよね。でもこれが本当に上手くいけば、文化の発信だの日本に対する好感度うｐだの輸出品だのっていうこれまでの「マンガの価値」に加えて、新しい意味を持たせることになるんじゃないでしょうか。そういう点でちょっと気になっています。さてこの「マンガ室」、奇貨とすることができるのは台湾か、それとも日本か。次回作にご期待ください。っと。
<br /><br />★ 補記（03/04 12:10）
<br />最後の聯合報・黒白集の誤訳をなんとなく直しました。いつもTHXです。いいぞもっとやれ。しかしなんと言うか、適当だなあ、自分。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/03/000235.html</link>
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            <pubDate>Wed, 03 Mar 2010 12:37:35 +0900</pubDate>
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            <title>ありぞくも、しょうありがしんぱいだ。</title>
            <description><![CDATA[ タイトルの「ありぞく」は、そのまま打ってそのまま変換して出てきたままの通り「蟻族」のこと。いちおう<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9F%BB%E6%97%8F" target="_blank">Wikipedia</a>にも載っている単語ですが、日経ビジネスオンラインの「<a href="http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091104/208855/" target="_blank">"蟻族"急増中、大学は出たけれど・・・</a>」を見ると全体像が捉えられると思います。そして、蟻族の生の声は、迷路人さんのブログ、「<a href="http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/" target="_blank">大陸浪人のススメ　～迷宮旅社別館～</a>」のうち、「<a href="http://blog.goo.ne.jp/dongyingwenren/e/e7b14d2cfea027d489bc71a9313f222c" target="_blank">中国のワーキングプア「絶望した！こんな世の中に絶望した！！」</a>」がわかりやすいと思われ。
<br /><br />1980年代の中国で生まれた彼らのような世代は「80後」と呼ばれ、1979年に始まったいわゆる「一人っ子政策」の下、また特に沿岸部では改革開放の波もあり、親の寵愛と経済的な豊かさを一手に受けた「幸せな世代」としてみなされることが多い世代でした。日本では「小皇帝」っていうイメージが強いかもしれないですね。強引に日本に当てはめるといわゆる「バブル世代」にあたるのかなあ。おっと、これには異論が多々あると思います。年代の捉え方もそうだし、その年代を一括りにすることも含めてね。おいらだって、自分たちの世代が「失われた世代」と十把一絡げに言われるのは嫌だもん。
<br /><br />そんな「80後」世代なんですが、15日の広州市（広東省）の党機関紙、広州日報が報じた調査によれば、必ずしも「幸せな世代」とは言えないようです。元の記事は広州日報の「<a href="http://gzdaily.dayoo.com/html/2010-02/15/content_869426.htm" target="_blank">「80後」の生活状況大調査</a>」を見てほしいのですが、今回はそのまとめ版とも言える香港の明報の記事から訳。だってこっちの方が短いんだもん。
<br />
<blockquote>
<p>「80後」と言えば香港では最もホットなキーワードの一つだが（註：この場合、2012年のダブル選挙での普通選挙導入や、広深港高速鉄道などを訴え、ネットを中心に集まってデモなどを行う20代の若者を指す。）、内地の多数のメディアが先日共同で行った「80後」の調査が行われ、広東、北京、上海、浙江などから3,300人あまりの「80後」がネットでの調査に回答した。調査の結果、70％近い「80後」が「幸福感が強くない」「生活水準に満足していない」と回答し、中でも家を買うことが彼らの生活の最大のプレッシャーになっていることがわかった。また、約3分の1の回答者は、社会が彼らを「反抗的、身勝手、オタク」などとマイナスなレッテルで過度に見ているとして不満を述べている。</p>
<p>内地のいわゆる「80後」は、中国で行われた「一人っ子政策」の後に生まれた世代の者たちを指しており、ある統計によれば2億人を超えるグループだという。「広州日報」は新浪網や大洋網そして「現代国際市場研究」とともに先日、「80後」世代の生活の有様を調べる大調査を行った。報道によると、今の中国社会は「80後」の青年らの独自性を育てるものに転換しており、こうした温室育ちの「小皇帝」には「ビート・ジェネレーション、反抗的、利己的、ひ弱」といったマイナスの評価が乗っかり、さらに「どら息子、房奴（註：長期の住宅ローンを組んだ人を見下した言い方）、カード奴（註：同様にカードで多くの債務を抱えてしまった人）、蟻族、オタク」などの社会現象も生み出した。</p>
<p>調査によると、都市部に住む「80後」の暮らしのプレッシャーは相当のものがあるようで、40％の回答者は「家の購入、子供の養育」がプレッシャーだと感じており、30％近くの者が仕事で感じているようで「仕事を飛び出ることが非常に大変だ」と答えている。またある回答者は「社会全体に圧力の元があり、息が詰まりそうだ」と答えている。
<br />30％の「80後」は「月光族（註：月給を全て使ってしまい貯蓄する余裕が無い人のこと）」で、毎月の収入は基本的にその月のうちに使いきってしまうという。また「車を持っている者」は10％に満たない。さらに、家を買うことについて40％近くが「結婚のため」と答えているが、「自分の預金から一括で払える」と答えたのは20％のみだった。このほか、40％近くの「80後」は毎月毎月父母に対して仕送りを行っていることがわかり、このことからも、決して一部の人が憶測で語っているような「親の脛齧り」ではないことが説明できる。
<br />仕事面では、回答者の多くがこれまで転職を経験しており、うち50％近くがすぐにでも転職したいと答えている。これは、共通して彼らのグループが自分の今の成果に不満を抱いているが、頻繁に転職しても適した職に巡りあえていないことが反映されている。このほか調査では、「80後」の理想は4つの分野に集中していることがわかった。一つは「家があり車があること」で、特に家を持つことだ。第二は「事業で成功すること」、三点目が「金持ちになること」で、特に老板になることだった。最後が「公務員あるいは科学者のような『社会にとって役に立つ人』になること」だった。</p>
<p class="cite"><a href="http://news.mingpao.com/20100216/caa1h.htm" target="_blank">調査：70％の「80後」は「不幸だ......」と感じている</a>　（明報）</p>
</blockquote>
<br />とまあ、日本でも記事にあるマイナスなイメージの残る「一人っ子政策」世代ですが、現実はそうでもないようです。考えてみれば、結婚したら夫婦で4人を支えなきゃいけないし（まあ、4人を支えようとする子ばかりかっていう話もあるんですけど）、子供が生まれればなおのことだもんね。自ら少子化を進めた国の最大の被害者なのかもしれません。
<br />しかも、蟻族のように自分ひとり分の幸せすら手元に残せない人も多くいるようで、迷路人さんのところにあるような叫びもますます痛切に感じてくるというものです。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/02/000234.html</link>
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            <pubDate>Tue, 16 Feb 2010 20:55:37 +0900</pubDate>
        </item>
        
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            <title>「けいおん！」のアニメ第1期が台湾で3月24日から放送されるらしい。</title>
            <description><![CDATA[ ていうか、このブログはまず何よりもニコニコ動画のブログではなく、VOCALOIDのブログでもなく、アニメやマンガのブログでもないはずなんだけど、何で（以下略
<br /><br />昨年5月の「<a href="http://www.yauchi.net/2009/05/000152.html" target="_blank">「けいおん！」の原作マンガが台湾で6月 12日に発売になるらしい。</a>」や7月の「<a href="http://www.yauchi.net/2009/07/000175.html" target="_blank">「けいおん！」の原作マンガ第2巻が台湾で8月12日に発売になるらしい。</a>」に続き、いよいよ来月から台湾の<a href="http://www.animax-taiwan.com/" target="_blank">アニマックス</a>でアニメ第1期が放送されるそうです。日本では4月から第2期が放送されますけど、台湾ではどのくらい人気を得ることができるかな。もっとも、人によっては台湾でも既に、......いやなんでもないです。
<br />というわけで、今さらですが3日のぐぬぬから訳。
<br />
<blockquote>
<p>人気アニメ作品『けいおん！（中国語題：K-ON！輕音部）』の第1期アニメが3月から台湾でも放送開始になることが正式に決まった。
<br />漫画家かきふらいによる四コママンガが原作。この『けいおん！』のストーリーでは、廃部になりかけていた「軽音楽部」が、4人の部員を揃えなければ廃部という運命を避けられないというところから始まる。田井中律、秋山澪、琴吹紬の3人の女子生徒が加入した後、主人公の平沢唯が思いがけず最後の1人として入ってくる。
<br />音楽についてはずぶの素人である平沢唯だったが、部活ではギタリストとなり、さらにベース、ドラムス、キーボードの3人とともに、青春らしい楽しさに満ちたスクールライフを展開していく。
<br />アニメ『けいおん！』は3月24日からAnimaxアニメチャンネルで放送を開始する予定だ。興味のある者は、公式サイトで公開される詳細な放送時間をチェックし損ねないように。
</p>
<p class="cite"><a href="http://gnn.gamer.com.tw/0/42190.html">アニメ『けいおん！』が3月から台湾Animaxで放送開始</a>　（巴哈姆特）</p>
</blockquote>
<br />ちなみに、放送時間は月曜から金曜までの20時30分～21時、今の『彩雲国物語』2期の枠になるみたいです。これとは別に香港のアニマックスでも3月9日から放送されるとか。
<br /><br />もう一つおまけで誰得情報。昨年夏に公開されヒットした映画『サマーウォーズ』ですが、<a href="http://gnn.gamer.com.tw/0/42260.html" target="_blank">5日のぐぬぬ</a>によれば、台湾でも5月28日から公開される予定だそうです。
<br />最後に。くどいようですが、このブログはまず何よりもニｋ（そげぶ]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/02/000233.html</link>
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            <pubDate>Sun, 14 Feb 2010 18:57:10 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>反対派どころか『反対派などいない！』という応答すら「存在しない」ことに。</title>
            <description><![CDATA[ もうじきバンクーバー五輪が始まりますね。Twitterでちょろっと話したのですが、おいらが最初に観た冬のオリンピックは、多分1994年のリレハンメル五輪になります。深夜まで宿題が終わらなくて泣きそうになりながら、というか泣きながら、あのジャンプ団体を観ていたのを覚えています。ただ、ノルディック複合で金メダルを取った場面の記憶も朧気に残っているので、もしかすると初めてはアルベールビルかもしれません。いずれにしても、そのリレハンメルで16年、あの長野ですら12年も前というのだから驚きです。そして微妙に切なくなります。
<br />よくよく考えてみれば、あの北京五輪からも2年、正確に言えば1年半もたつんですね。そんな北京五輪に沸いた2008年の暮れ、いわゆる「08憲章」が発表されました。その起草者の一人である劉暁波に先日、国家政権転覆扇動罪で懲役11年の刑言い渡されたところです。
<br /><br />これについては日本でもそこそこ報道されていますが、今日のお話はその後の出来事について。判決が出た11日は、折りしも春節前最後の外交部報道官定例記者会見の日（もっとも、オバマ・ダライ=ラマ会談を受けて12日にも記者会見してますけど）。この話題についても記者から質問があったみたいだけど、そこでこんなやり取りがあったそうです。産経ソースで11日共同電から。
<br />
<blockquote>
<p>「中国にはディシデント（反対派）は存在しない」。中国外務省の馬朝旭報道局長は11日の定例会見で、中国共産党独裁体制の廃止などを呼び掛け、国家政権転覆扇動罪で懲役11年の判決を受けた劉暁波氏らを指して外国記者が使った表現に「あなたの言葉は誤りだ」とかみついた。
<br /><b>局長は「中国は法治国家であり、犯罪か非犯罪かの区別があるだけだ」と強調。劉氏は反対派だから投獄されたのではなく、法に反したからだと言いたかったようだが、「反対派」存在の否定は、かえって党や政府の考え方しか認めない中国の独裁体質を印象付ける形となった。</b>
<br />別の記者がさらに「ディシデントは政府の政策に同意しない者の意味だが、中国にはいないのか」と追及すると、局長は「言葉の定義で議論したくないが、中国ではこの言葉の使用は適切でない」とかわした。（共同）
</p>
<p class="cite"><a href="http://sankei.jp.msn.com/world/china/100211/chn1002111945012-n1.htm">「中国に反対派は存在しない」外務省報道官が記者の質問にかみつく</a>　（産経新聞・強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />この概念の話に触れてしまうと、『ザ・ワールド・イズ・マイン』の「体制か、反体制かだ」という台詞を引っ張ってきたりしておいら自身が止まらなくなってしまうので、まずはどのような応答があったのかを見てみましょ。中国外交部のサイトから11日の定例記者会見を訳。長いので、今回の「反対派」とは関係ない話題は記者からの質問のみ訳します。
<br />
<blockquote>
<p>皆さんこんにちは。春節前最後の記者会見にお越しいただきありがとうございます。まず初めに、楊外交部長から皆さん宛ての挨拶をお伝えします。「皆さん、新年明けましておめでとうございます！」さて、慣例に倣い、春節の休暇期間は定例記者会見をお休みします。春節明け最初の記者会見は、2月23日（火）に行います。皆さんどうかご参加ください。
<br />続けて一つお知らせがあります。中国政府の特使として文化部長の蔡部長が2月18日に行われるクロアチアのイボ・ヨシポビッチ新大統領の就任式典に出席します。
<br />それでは、皆さん質問があればどうぞ。</p>
<p>Ｑ：オーストラリア政府は先日、中国政府が透明な方法により速やかにリオ・ティント社の事件を解決するよう求めている。中国政府はこれに対しどのように応えるか？また二つ目の質問ですが、イラン政府への新制裁実施について、中国政府はどのような状況になれば、フランスやアメリカなどの国に呼応し賛成するのか？
<br />Ｑ：報道によれば、アメリカ経済に回復の兆しが見えることから、FRBでは必要な際に「出口戦略」を実施することを考慮しているそうです。中国政府のこれに対する立場はいかがか？
<br />Ｑ：中国政府は、最近設立が決まった朝鮮半島事務特別代表にどのような考えをお持ちか？
<br />Ｑ：スリランカの最近の情勢と、反対派のリーダーが逮捕されたことについて関心をお持ちか？また、中国政府とスリランカ政府との間でこの件でやりとりは？
<br />Ｑ：報道によれば、アメリカの空母ニミッツが来週香港に寄航するそうだが事実か？
<br />Ｑ：北朝鮮の金桂冠・外務次官の訪中日程について回答可能か？また武大偉は今後も六者会談で中国代表団の団長を務めるのか？
<br />Ｑ：ミャンマー政府は先月、22人のウイグル族を送還したが、彼らはどのような理由で送還されたのか？また近況如何？
<br />Ｑ：リオ・ティント社の事件の具体的な進展をもう少し教えてほしい。この事件は公開審理がなされるか？オーストラリア政府の強い関心に対し何らかの回答はあるのか？
<br />Ｑ：先ほど、スリランカ情勢について「内政の話だ」と答えたが、近年ではEUやアメリカ、日本などの国もスリランカ情勢に関心を示している。また同時に、中国は港湾や空港の修繕などスリランカへの援助を増加させ続けている。中国政府として、この大幅な援助とスリランカの内政に対する不干渉との関係についてどのように説明するのか？
<br />Ｑ：EU各国は先日、ギリシャの債務危機に対する援助措置を呼びかけていたが、中国政府としてギリシャに対して救いの手を差し伸べるつもりはあるか？
<br />Ｑ：ある報道によれば、中国政府はイランに存する石油利益のため、制裁実施を望んでいないとされている。これに対する見解は？
<br />Ｑ：中国政府はかつていかなる企業も台湾に対して武器を売却することに反対していた。しかし台湾は先日ヨーロッパの企業から3機のEC225型ヘリを購入した。中国政府として、この企業に対する制裁の実施を考えているか？</p>
<p>もし他に質問がないようであれば、同僚である秦剛と姜瑜を代表し、皆さんに新年の挨拶を伝えたい。皆さん寅年を迎えおめでとうございます。皆さんにとってよいことがありますように！来年も、我々の記者会見がスムーズに、かつ内容豊かに行われることを願っています。また、皆さんの仕事も順調に、取材で新たな進展が得られることを祈っています。
<br />皆さんありがとう！ごきげんよう！
</p>
<p class="cite"><a href="http://www.fmprc.gov.cn/chn/gxh/tyb/fyrbt/t657908.htm">2010年2月11日外交部発言人・馬朝旭による定例記者会見</a>　（中華人民共和国外交部）</p>
</blockquote>
<br />っておい、終わっちゃったよ！11日の朝日新聞の報道によれば、この会見では劉暁波の控訴審判決そのものについてもコメントがなされているはずなのですが、どうやらこの話題そのものについてカットされている模様。
<br />
<blockquote>
<p>（略）中国外務省の馬朝旭報道局長は同日の記者会見で「中国の内政と司法の独立に干渉すべきではない」と反発した。最高人民法院（最高裁）は9日、国家や政権に危害を及ぼす行為に対し、さらに厳罰で臨む方針を発表していた。今後、人権活動家に対する国家政権転覆罪による摘発がいっそう強まる可能性がある。（略）
</p>
<p class="cite"><a href="http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY201002110229.html">「08憲章」起草者の実刑確定、二審も国家転覆行為認定</a>　（朝日新聞）</p>
</blockquote>
<br />試しに百度のニュース検索で、劉暁波をキーワードに検索してみたら「その検索結果は、関係法規や政策に合致しない内容に触れてしまっている恐れがあるので、見せることはできません」って怒られてしまいました。仕方ないね。
<br />辛うじて簡体字メディアで報じているのはVOAとシンガポールの聯合早報ぐらいかな。聯合早報の記事によれば、この質問をした「外国記者」はVOAの記者だったみたい。なんていうか、あ、やっぱり。ということで12日北京電の聯合早報から抜粋して訳。ごめんね、香港紙はチェックしてないっす。
<br />
<blockquote>
<p>（略）中国外交部の馬朝旭発言人は11日の記者会見で「中国にはdissident（異なる政治的見解を持つ者や異なる意見を持つ者）は存在しない。我々は法に基づき物事を行うのみで、そこには犯罪者か犯罪者でないかの区別があるだけだ」と語った。
<br />これについて、馬朝旭はVOAの記者の質問に答える際、以下のように解説した。
<br />「dissidentの定義に関してだが、あなたの英語はきっと私よりも上手だろう。しかし私はこの定義についてあなたと議論をするつもりはない。あなたはきっとこの皆さんが同意するような定義を見つけ出すことはできないだろう。この類いの人物、あなたが言うようなこの類いの人物が中国に存在するかというと、あなた自身で判断するべきではないだろうか。しかし、私の理解において言えば、この言葉をこの場所で使うことは適当ではないと考える」（略）
</p>
<p class="cite"><a href="http://www.zaobao.com/zg/zg100212_001.shtml">二審への上訴でも原審を維持　劉暁波に懲役11年</a>　（聯合早報）</p>
</blockquote>
<br />上手く定義をはぐらかしてますが、要は「反対派などいない！」という中の人理論ですし、「（反対派なんて）中国に誰もいませんよ」という、......ってごめんなさい、超脱線しました。もとい、考え方としては中の人理論なんでしょうね。傍から見るといかにも「そういう人がいる」んだけど、当人にしてみれば「その言葉は不適切だ。少なくとも俺にしてみればそんな人はいない」という。
<br />いずれにしても驚きなのは、というよりも「ああやっぱりか」というのは、反対派の存在どころか、そういう応答があったことさえオフィシャルには存在を否定してしまうところ。それだけセンシティブな内容っていうことなんだろうけどね。それ以上に、この国はまだそんなことをやるのか、っていう虚無感にげんなりっす。
<br /><br />そういえば、上で書いた外交部の記者会見の記事では、トラの縫いぐるみを持った馬局長の写真もあるのですが、まあ「寅年を迎えるにあたってのちょっとした小ネタかな」と思いきや、このトラ、張子の虎どころかきちんと牙も持っていたようです。以下、当該記者会見を報じる11日の中国新聞網から抜粋で訳。
<br />
<blockquote>
<p>（略）記者からの10あまりの質問に答え終わり、記者会見がまもなく終わろうとしていた際、馬朝旭局長は寅年の吉兆のシンボルであるトラのおもちゃを取り出し、会場の内外の記者に早めの新年の挨拶を行った。
<br />（略）会場の雰囲気はにわかに暖かく活気を帯びた。内外の記者たちは次々にカメラを持ち、発言台でトラを携えた馬局長を何度も何度も写真に収めた。
<br />馬朝旭はユーモアを交え、来年は寅年であるから、<b>記者会見場で質問する際には特に注意し、特に慎重であってほしいと語った。「さもなければ、『こいつ』はきっと答えないだろう」。</b>馬朝旭は笑いながら手にした獰猛なトラを持ち上げてみせた。（略）
</p>
<p class="cite"><a href="http://www.chinanews.com.cn/gn/news/2010/02-11/2122379.shtml">外交部発言人、内外の記者に向けて「寅」年の挨拶（写真あり）</a>　（中国新聞・強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />虎の尾を踏むことなかれ、ってとこですかね。おお、こわいこわい。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/02/000232.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2010/02/000232.html</guid>
            
            
            <pubDate>Fri, 12 Feb 2010 19:55:27 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>バレンタインデーが日曜っていうのも、案外面倒なんです。</title>
            <description><![CDATA[いつの間にか2月です。そして順調に書くペースも遅れています。冬だからね。仕方ないね。っていうのは言い訳でしたそうでした。本当は1月も7エントリまで書きたかったんですが、あえなく達成できませんでした。去年の5月から12月までずっと一昨年の同じ月と同エントリ数で来ていたんですが、このどうでもいいトレースも途切れちゃいました。残念でっす。
<br /><br />前フリもいろいろめんどくさいので、泣く子も黙るバレンタインデーに向けて1日の聯合報の社説でも。
<br />
<blockquote>
<p>台湾の女性は昨年、平均すると1人の子供しか産んで育てていない。出生率（訳註：この場合は、単純に人口1人あたりに対する1年間に産まれた子供の数）は、0.00829（訳註：つまり人口1,000人あたり8.29人しか産まれていない）となり、世界でも最も少ない国となった。結婚人数も過去最低を更新し、わずか11万組あまりしかカップルが生まれず、逆に離婚者は5万組を超えた。さらに注意すべきは、高齢での出産育児の風潮が出来上がり、30歳以上の妊婦が「増産報国」の主力となっていることだ。
<br />この数字は、経済建設委員会にとって強烈なパンチとなった。一年余り前、経建会は次のように揚言した。すなわち、台湾の人口に「ゼロ成長」が生じる時期について、当初推計では2018年だったが2027年まで遅れるというものだった。その理由として、政府が既に多くの奨励策を講じていることが挙げられ、若者が出産育児をしやすくなり、合計特殊出生率は1.1人から1.4人に上昇すると見込まれていた。しかし、若い世代は政府の独りよがりな奨励策に全く無関心で、出生率が上昇に反転しないのは、政府の人口政策が机上の空論にしかすぎないことを証明している。
<br />台湾の人口の変遷は、結婚離れに始まり少子化、高齢化に達した。実際にはより深い社会的要素や心理的要因があり、全般的な視点からに明らかにしてこそ、有効な対策が打ち出せる。出産補助を行うことを軽々しく考えるのは、確かに若い世代の出産育児を奨励することになるかもしれないが、単に政府が一方通行な考えをしているだけでは、少子化の解決には根本的に何の役にも立ちはしない。
<br />結婚の件数減と出生数の減少は、全世界の社会の移り変わりにおける共通の現象であり、台湾独特のものではない。異なる点としては、欧米の先進国が1960年代に低出生率に陥ったものの、調整を行い再出発したことで、この10～20年は回復傾向が見られていることだ。アメリカの出生率は、このところ2人前後を維持している。ヨーロッパの平均も1.4人だ。これとは対照的に、台湾では民国40年代こそ1人の女性から平均6人の子どもが産まれていたのに、政府は「2人がちょうどよい」という産児制限政策を推進した。この結果、わずか半世紀で台湾は世界最低の水準まで落ち込み、このような激しい変化は、油断によるものではない。
<br />台湾の若者たちにおける結婚や出産の願望は、なぜこんなにも低くなってしまったのか？正面から見ると、若い世代が自由を求め、拘束されない生活をより好む傾向にあり、父母のように結婚や家庭に束縛されたくないと思っていることがある。これは自我の実現を趣旨とする人生観であり、それそのものは非難するべきものではない。出生数の適度な低下は、環境への負担を低減することにもなり、生存競争の圧力を下げることから、必ずしも良いことでないとは言い切れない。仮に、仲が悪くなった夫婦が、同居する相方への不満から喧嘩の絶えないようなことに耐えられず、離婚人口が毎年増加していても、社会の考え方がより開放的な観点に移りつつあるのを考えれば、これもまた全く悪いこととは言えないだろう。
<br />減少せず逆に増える、これは若者世代に対するプレッシャーを軽減する方法がないことが主要因だ。より一歩進んで台湾自身の特殊な要因を見てみると、この10～20年来、政治的ないざこざが絶え間なく続き、族群や社会の亀裂はだんだんと大きくなっていった。より重要なのは、政争が激しくなる過程の中で、台湾の経済的な実力も頓挫し、国家の誉れも霧散してしまったことだ。考えてもみてほしい。心配事や不安に満ちた社会の中で、国民は自分の幸福を探すことなどできない。いったい誰が、後世の世代をこのようなつまらない環境に産まれさせたいと思うだろうか？
<br />新竹市では数年前から出産育児の補助の政策を開始している。第一子を産んだ母親に、少なくとも1万元の手当を支給するというものだ。これにより、新竹市は台湾全体で出生率1位に輝いた。一時期、その他の各県市も出生の特効薬になると考えこぞってこれに倣った。しかし、実際には新竹の奇跡というものは、科学技術ブームによる新興富裕層というベースの上に出来上がったもので、決して若者たちの「生」への思いを呼び起こしたものではない。さらに忘れてはならないのは、メディアの注目を集める各種の富豪の結婚式などは、しばしば官僚たちが集いその費用もばかにならない。このように「結婚というのはこのようなものだ」という華美な意識がひけらかされることによって、市井の人々の結婚に対する素朴な幻想がぶち殺されているのだ。とりわけ、昨今のネットオタクたちについて、彼らのリアルな人生の中で関係を作り知り合う機会をいかに増やすかが、恐らく出産育児の補助よりもはるかに有効なものになるだろう。
<br />もともと出生率が極めて低かったフランスだが、最近ではヨーロッパで最も出生率が高い国に変わっている。その秘訣は、家庭が子供の面倒をみることについて、政府が補助することを国家の責任だと捉えているのことだ。さらに、面倒をみる年齢を3歳に繰り上げようとしており、3歳から5歳の全ての子供が公立の託児所に入れるようにするという。また、フランスでは非婚による子供の割合が半数を超えているが、政府はこれを区別しない。仕事と家庭という難しい取捨選択をする必要がないため、フランスの働く女性たちが子供を産まない比率は極めて低く、また35歳以上の母親が新たに子供を産む割合も2割を超えている。この点を見ると、台湾の子供を産む女性の高齢化は、実は正常な現象だといえる。
<br />政府は、結婚離れと出産離れという時代の総合的な合併症を認めねばならない。また、解決の手段について真剣に考え、安価な手当政策を再び打つようなことをしてはならない。台湾の高齢出産の増加は、これらの年齢層の女性にとって仕事と生活のバランスが安定に向かっていることによるものだ。政府がなおも「若い時期の出産が最良だ」と高らかに謳うのであれば、それはまったく現実を見ていないものだ！
</p>
<p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/2/1/NEWS/OPINION/OPI1/5399331.shtml">なぜ若者たちは結婚して子供を産みたいと思わないのか？</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />★ 補記予定。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/02/000231.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2010/02/000231.html</guid>
            
            
            <pubDate>Thu, 11 Feb 2010 22:31:46 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>求めたのは、延長戦でも、延長線でもない 。</title>
            <description><![CDATA[先週のJOYSOUND週間カラオケランキングで、配信直後にも関わらず<a href="http://vocaloidblog.khaotic.info/archives/5909" target="_blank">総合19位にランクインした</a>（リンク先は「世界の片隅でVOCALOIDだけ聴いて過ごすブログ(・ω・)」）『炉心融解』のPVバージョンカラオケは、どうやら4月17日までの期間限定みたい。期間限定って言うから数週間だけなのかと思って焦っていたけれど、これなら何回か歌えるかな。
<br />「またそういう話題か」「いったいなんのブログなんだ」と言われそうですね。そういうブログなんですよ、ごめんなさい。それにしても謎なのは、採点すると超低レベルな得点でVOCALOID曲＞邦楽＞洋楽になるという罠。別に普段聴いている頻度ってそんなに変わらないはずなんだけどね。そして、なぜか特異値でVOCALOID曲より必ず上に来る『only my railgun』。さすがマギーとしか言いようがありません。
<br />中国語の歌は歌わないのかっていう話なんですけど、そういえばほとんど歌わないですね。なんでだろ。あまり聴かないからかな。というかたぶん必死になるので歌って楽しめないのと、周りがあまり知らないっていうのがあるね。一青窈の日中ごちゃまぜ歌詞の歌をさらっと歌えるとカッコいいと思うんだけど、これも難しいので挑戦したことはありません。『大家（失って、始めて気づく事 もあるけれどもとには戻れない～）』とか『一思案（柴犬を飼ったのは生まれ変わりだと思い込みたい少女、のごっこ遊び～）』とかならいけるかなあ。
<br /><br />と、壁パスを全力でスルーしたところで今日の本題に。
<br />今月20日、駐台大使に相当する財団法人交流協会台北事務所の代表に任命されていた今井正・前沖縄担当大使が台北に着任しました。昨年5月の齋藤正樹前代表にいわゆる「台湾地位未定論」論争から12月の辞任を経て、言ってみれば仕切り直しといったところでしょうか。その今井新代表は赴任に先立って14日に台湾のメディアのインタビューを受けます。これについてはRTI日本語版の記事を元にスレも立っていますが、いつも通りまずは現地メディアの報道から。さて、50年前の話とこれからのお話、過去と未来の真贋鑑定やいかに。
<br />　【日台】 「台湾の帰属を日本が認定する立場なし」...交流協会台北事務所新代表・今井氏[01/15]
<br />　<a href="http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1263574894/" target="_blank">http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1263574894/</a>
<br />
<blockquote>
<p>日本の齋藤正樹・前駐台代表は、台湾地位未定論を唱え騒動を起こしたことにより、最終的に辞職した。新しい駐台代表の今井正は20日に台湾に着任するが、それに先立ち14日、交流協会で台湾メディアのインタビューを受けた。その中で、<b>サンフランシスコ平和条約第2条の「日本国は、台湾及び澎湖諸島に対するすべての権利、権原及び請求権を放棄する」を根拠に、台湾の帰属および法的地位について「日本は独自の認定を行う立場にない」と語った。</b>
<br />今井代表は、台湾と中国とが対話を通じて双方の問題を平和的に解決することを日本は望んでいると話した。また、台湾と中国との関係には前向きに進んでおり、台湾と日本との関係も今よりさらなる発展をしなければならないと述べた。
<br />これまで台湾を訪れたことが無かったという今井代表は、親類や友人の多くが観光で台湾を訪れたことがあると言い、彼らは帰国後楽しそうに台湾のことを話したという。今井代表自身もまた「台湾に関心を持っている」という。台日関係は非常に重要であり、台湾への駐在も喜んで掴んだものだと語り、「これまで私は外側から台湾を見てきたが、今後は台湾の内側から台湾を見なければならない」と述べ、責任の重大さを感じとても緊張しているという。台湾着任後の重要な業務について、今井代表は「青少年、観光、メディア、地域間のそれぞれの交流推進、そして日本の研究の推進」の5項目を示した。
<br />今井代表はまた、「台湾に関する事柄には全て関わりたいと思う」と話し、台湾の茶道もいい印象を持っているほか、「台湾の夜市は夢中になると聞いている」と話した。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2010/new/jan/15/today-fo2.htm" target="_blank">日本の新しい駐台代表・今井正：台湾の帰属、日本は認定する立場にない</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />
<blockquote>
<p>日本の新しい駐台代表・今井正は14日、20日に台湾に着任する予定だと述べるとともに、台湾の法定地位の問題について、やはり日本政府と同様に、サンフランシスコ平和条約第2条の規定に基づく見解を維持した。
<br />日本の<b>前の駐日代表・齋藤正樹は、台湾地位未定論を語り、今回の駐台代表更迭を招いた。</b>今井正は14日、かなり慎重に話をし、日本は台湾に対する全ての権利、権原、請求権を放棄しており、台湾の法律的な地位の問題について、日本政府は独自に認定を行う立場にはないと語った。
<br />今井代表はまた、日本は今後も台日間の非政府関係を維持し、双方の実務的関係を強化すると述べた。今井代表は、日本は両岸問題について、双方の当事者が直接対話を通じて平和的解決を行うことを期待していると述べ、この一つの点から、最近の両岸関係改善を歓迎した。また両岸関係の改善は台日関係の促進にとってもプラスにしなければならないと述べた。
<br />先日、今井維・元代表が台湾を訪れた際、日本が今年推進しようとしている台湾との五大交流について、日本研究、青少年交流、観光交流、メディア、地方交流を上げた。今井代表は、最大の任務はこの5つの事項を形にすることだと語った。
<br />今井代表はさらに、現在上映中の映画『海角七号』を東京で最近観たといい、非常に感動したと語った。台湾に赴任した後、時間があれば映画のシーンの現場に行ってみたいと述べた。これまで今井代表は台湾を外から観察していたが、これからは台湾に深く入り、身をもって体験することで台湾を理解しなければならないと語った。
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2010/1/15/NEWS/WORLD/WOR3/5367248.shtml" target="_blank">日本の新しい駐台代表、20日に着任</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />
<blockquote>
<p>日本の新しい駐台代表・今井正が20日に訪台し着任する。これに先立ち今井代表は14日、東京の「日本交流協会」で台湾の日本駐在メディアのインタビューを受けた。温厚で親しみやすい今井代表は、台湾メディアに初めて対するということもありいささか緊張していることがよくわかった。問いに対する答えもたいへん慎重で、言葉が堪能ではないからと謙遜した。台湾に着任した後は自分の目で多くのことを見て、自分の耳で多くのことを聞き、台日交流の促進に全力を尽くすと語った。
<br />今井代表は、これまで台湾を訪れたことが無いと語るが、かつて沖縄担当大使だった頃、沖縄の与那国島から台湾を望んだことがあったが天気がすぐれず空港で写真を見ただけだったと振り返った。しかし、今井代表は40年の外務省勤務の中で、10年間はアジア外交の責任を担ってきたことから、台湾に対しても非常に関心があり、駐台代表を任ぜられた責任の重大さを感じているという。
<br />今井代表はまた、映画『海角七号』を観て劇中の人情味や人と人との善意と思いやりに深く感動させられたと語り、台湾に着いた後、映画のシーンに登場した景色を必ずや見に行きたいと述べた。<b>今井代表は、これまで外から台湾を見てきたが、これからは台湾人の生活に溶け込み、台湾人と同じ角度から日本を見て、台日関係を考えたいと語った。</b>
<br />今後の業務については今井代表は、元駐台代表の池田維が先日台湾を訪れた際に示した台日交流を推進する「五大重点項目」、すなわち日本研究、青少年交流、観光交流、世論メディアの交流および地方の交流を挙げた。既に台湾の同意も得ており、今後はこうした交流を適確に推進すると語った。
<br />今井代表が何度も触れたこととして、馬英九総統が絶えず「馬政権は台日関係を重視する」という点を強調し、非常に鼓舞させられたという。<b>台湾の地位に関する微妙な問題について今井代表は、日本政府の見解と立場に従う型通りの回答を強調した。</b>すなわち、日本はサンフランシスコ平和条約第2条に拠り、台湾に対する全ての権利、権原、請求権を放棄しており、台湾の法的地位について独自に認定する立場にないというものだ。
<br />今井代表は今年で65歳。東京大学経済学部を卒業した後、1969年に外務省に入省し、アジア局北東アジア課長や国際情報局長、在イスラエル国特命全権大使、在マレーシア国特命全権大使、沖縄担当大使などを歴任し、昨年6月に外務省を退官している。
</p><p class="cite"><a href="http://news.chinatimes.com/2007Cti/2007Cti-News/2007Cti-News-Content/0,4521,50202609+112010011500143,00.html" target="_blank">新任駐台代表・今井正：台湾人の角度から台日関係を見る</a>　（中国時報）</p>
</blockquote>
<br />三紙とも基本的には同じような伝え方をしていますが、細部で微妙に個性が出ているのが面白いですね。齋藤正樹・前代表、池田維・元代表と異なり、今井代表は初めての台湾ということになります。そのことを「日本政府による台湾軽視のメッセージなのではないか」などと訝る向きもあるようですが、このインタビューのとおりこれから頑張っていただきたいものです。
<br />今後の意気込みとともにやはり聞かれたのが台湾の法的地位に対する見解でした。三紙とも書いているようにいわゆる政府見解をなぞる形での回答となっていますが、これが正解だろうね。ちょっと気になるのが聯合報。「台湾地位未定論を展開したせいで代表更迭を招いた」とありますが、あたかも踏み絵であるかのような書き方にピクンとなっちゃいます。今さら同じ話の続きというかエクストラ・エンドを始めたかったのかな。まあ、そういう意図で聞いていると思うんですけどね。いずれにしても、こういうアグレマンはなんだかなあというモヤモヤを抱えてしまいます。
<br /><br />もっとも、このいわゆる「独自の認定を行う立場にない」というのは、確かに「台湾の地位は未確定である」という地位未定論からは一歩引いたものではあるけれども、馬英九総統が昨年4月に展開した「中日和約の署名は一つの確認行為であり、戦争状態の終結の確認であるとともに、主権が中華民国に移転したことの確認である」という「主権は中華民国に渡った」論を否定していることには違いないのです。その点からしても先の馬英九理論の斜め上度が分かるんじゃないかな。
<br />それゆえに、この話はこれまでの政府の全てを裏返されかねない微妙なテーマ。というより、以前も書いたように中華民国側にとって地位未定論は、肯定すれば足場が揺らぎ、否定すれば頭脳が疑われる厄介なシロモノなんです。そんな中、26日の国民党系中央日報は、「未来は過去よりも重要だ」と題して社論を展開。中華民国政府が実態として台湾を治めていることは揺るぎない事実なのだから、足を引っ張るのではなくそのフレームの上で未来に向かって延びる行き先を見るべきだと主張しています。未来に向いて立っていない者ほど「過去ではなく未来を見よ」と言うのが世の常なんだけどね。果たしてこの無限ループから脱出するには、歴史の鎖から解き放たれた者たちを望み、待つしかないのかな。
<br />
<blockquote>
<p>馬政権は、中華民国建国100周年の慶祝行事を行おうとする中で、全国民に向けて重要な条約や歴史的資料の原本を展示し、中華民国の台湾に対する主権を広めようとしている。この構想はただちに一部の人の不満を招いた。これは馬政権が台湾の国民を欺くやり方なのではないかと疑い、仮に公にしてもやはり国民党政権の中国化の事実を覆うことは難しいのではないかと言う。また、条約や歴史的書類が「本物」であることを強調するのはよいことだし、「複製品」もよい。「パッケージされたもの」を展覧するのはなおよいことだ。いずれにしても、当初において国民党の軍隊が台湾を占領した「歴史的事実」は揺るぎようが無い。
<br />（略）1952年の「日華平和条約」は、結局のところ台湾の地位の問題を解決するだろうか。現在に至るまで二つの異なる解釈が存在しているではないか。しかし、仮に1895年の下関条約や、1945年のカイロ宣言とポツダム宣言、そして1951年のサンフランシスコ平和条約などの一連の歴史的資料を見てみると、台湾が中華民国の管轄する領土の範囲に属することは、疑う余地がない。もし当時の中華民国政府が代表性を有していなければ、日本政府はどうしても中華民国政府と条約を結ばなければならない理由はなかったはずだ。もし台湾の地位が未定なら、サンフランシスコ平和条約で事が足りるではないか。なぜ出来の悪い続編を作り、「日華平和条約」にもサインする必要があったのか？
<br />仮に特定の人が考える「日華平和条約」のように、中華民国の主権が台湾になおも及んでいないとして、「台湾の地位は未定」により「主権在民」を認めさせようとし続けても、1996年からの総統直接選挙は新たな「歴史的事実」として認められていないのだろうか？いったいこれよりさらにどんなやり方をもって「主権在民」を確認するというのか？どうあっても彼らの主張する方法で新たな独立国家を作ることが、主権在民だと言うのか？彼らの意見はどれほどの「民」を代表しているというのか？
<br />歴史を研究する者は皆知っていることだが、いわゆる歴史の真相というものを完全に再構築するやり方は存在しない。なぜなら多くの歴史認知に影響する問題だからであり、せいぜい真相に近づくことが精一杯だ。重要なことは、歴史とは結局のところ現代や未来に対する意義としてそこにあるのだ。例えば辜顕栄と日本人の協力は「台奸」と言うこともできるが、同様に彼は故郷の幸せのためにやったのだと言うこともできる。肝心なことは、歴史的背景の全体を理解した後で、もし同じような板挟みの状況に際したら、どのようなやり方で対応することができるかということであり、イデオロギーにより他人をどうこう言うだけにとどまるものではない。
<br />日本の新しい駐台代表である今井正は、先日交流協会で台湾メディアのインタビューを受けた際、サンフランシスコ平和条約第2条を根拠に「日本は、台湾および澎湖諸島に対する所有権と請求権を放棄した」と述べ、台湾の帰属と法的地位については「日本は独自の認定を行う立場にない」と答えた。同じ「歴史的事実」でも、前任の駐台代表であった齋藤正樹から出た言葉は「台湾地位未定論」であった。日本の前後任の駐台代表には、いわゆる「歴史的事実」の認定に違いがある。いったい誰が真相により近いのだろうか？
<br />歴史的事実の認定には違いが許容され、<b>日本政府も中華民国政府を承認しないことができるけれども、中華民国政府が実際に存在することは否定しようがない。</b>さもなくば駐台代表を台湾に送る必要もないのだし、代表を台湾に送るにあたって我が国政府の同意を経る必要があるのだ。さらに、アメリカと大陸が捉えている現状について何も言わないことからも、中華民国が台湾にあるという事実が存在する。たびたび過去に論じられてきた<b>「台湾地位未定論」に立ち戻るのは、現状に対する挑戦であり、台湾の将来の発展に対しても何の本質的な助けにならない。</b>
<br />昔の人は、鑑往知来、すなわち過去を注意深く観察し考察してこそ未来を推測することができると残している。もし歴史の研究が我々の未来にとって鏡の役割を果たせないのなら、かえってそれによって特定のイデオロギーを産み、未来の発展を縛るものになる。結局のところ、未来は過去よりも重要なものなのだから、歴史を研究する本意が失われることは憂慮すべきものだ。
</p><p class="cite"><a href="http://www.cdnews.com.tw/cdnews_site/docDetail.jsp?coluid=141&docid=101046774" target="_blank">未来は過去よりも重要だ</a>　（中央日報）</p>
</blockquote>
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm7781905" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm7781905">【ニコニコ動画】巡音ルカ・鏡音リンオリジナル曲 「ANTI THE∞HOLiC」</a></iframe>
<br /><br />★ 補記予定。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/01/000230.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2010/01/000230.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 27 Jan 2010 01:44:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>周りに紳士淑女が多くて困ります。</title>
            <description><![CDATA[ 無論、悪い意味で。
<br /><br />唐突ですが、今日19日は現在の日米安全保障条約が締結されてから50周年にあたります。前回、10日遅れの話ででエントリを書いたと思ったらこれだもんね。本当にちゃらんぽらんだなあと我ながら思います。
<br />さてそんな日米安保条約、単に二国間の条約という位置付けにとどまらず、東アジアおよび太平洋地域に対し大きな影響力を有していることは今さら書くほどのことじゃありません。特に台湾海峡は50年前の締結時から続く地域の火種の一つ。最近でも、<a href="http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/hosho/2+2_05_02.html" target="_blank">2005年の2プラス2</a>で「地域における共通の戦略目標」に数えられるなど、今なお見えない楔の役割を果たしているのです。
<br />ということでまずは18日の中央廣播電台からざくっと全訳。
<br />
<blockquote>
<p>日米安全保障条約は1960年1月19日に改定され今日に至り、まもなく満50年になろうとしている。双方とも同盟関係を深化させ続けることを希望しているが、普天間基地の移設問題や鳩山内閣の中国寄りの立場もあり、はたして日米両国はこれまで通りの緊密な相互関係を維持させることができるだろうか？天主教輔仁大学日本語学部の何思慎・教授は18日、中央廣播電台の「両岸風雲会」の番組でインタビューを受けた際、日本は経済的利益のために中国大陸に歩み寄っているが、その他の面ではなおもアメリカと協力関係を強めており、これまでの立場は変わりえないと話した。
<br />何教授は、「半世紀が経過し、日本がこれからアメリカとアジア太平洋地域の安全という面で、両国共同の安全体制を拡大し続けられるか、さらに日米同盟の精神を深めることができるか。これは我々にとって観察する価値がある。言い換えれば、鳩山内閣が誕生した後、彼らは確実に日中関係において力を注いでおり、より緊密でより良好な日中関係を築きたいと極力思っている。しかし、これは決して今後日本がアメリカから離ようとしていることを表しているとは思っていない。さらにアメリカもアジア太平洋地域において、東アジアから撤退しようとは考えていない。従って、日本と中国との関係が前進して、今後の日本が中国よりになるかどうか？という点では、日本は腹の中ではよくわかっていると思う。つまり、日中関係が日米関係に取って代わるということは間抜けな考えであり、日本の外交面や安全面における利益とは一致しないということだ」と語った。
<br />さらに何教授は、日米中台の四者の力比べの構図における両岸関係について、鍵は北京当局にあると語る。もし中国が急成長の後に、他の国家が現に有する制度や地域の安全安定を尊重するような責任ある大国としての行動できないのならば、台湾は必然的に、同じような民主的価値を有する盟友とともに立つことを選ぶだろう、と述べた。
</p><p class="cite"><a href="http://news.rti.org.tw/index_newsContent.aspx?nid=229936" target="_blank">日米安保条約改定50周年　学者：日中関係が日米関係に代わるのは、なお難しい</a>　（中央廣播電台）</p>
</blockquote>
<br />当の鳩山政権がどう考えているかはわかりませんけど、日米および両岸関係という点で、この条約の重要性は台湾においてもそれ相応に認知されているということ。実は日本から台湾に対してもこのへんはけっこう釘を刺していて、例えば今月前半に池田維・元交流協会代表が台湾を訪れた際も、
<br />
<blockquote>
<p>池田代表は日本とアメリカの日米安保条約について、「日米安保条約は日本の安全を保障するものではなく、東アジア地域全体の安全を守るものだ。馬総統はこのことについて充分に認識し、日米安保条約の重要性を理解しているだろう」とも語った。
<br />日本では新政権が誕生して以来、アメリカとの関係において以前と比べいくらかの違いが生じている。現在のところ異なる点があるようではあるが、進展も見られる。池田代表はこれについて「日米の同盟関係の基本的な点では、わずかな変化もない」と話した。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2010/new/jan/10/today-p1.htm" target="_blank">池田維・元交流協会代表：台湾の新世代に日本を理解してもらうことが非常に重要だ</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />と答えています。ところが、馬英九がそのことを理解しているかどうかというと結構怪しいところで、これ幸いにと両岸関係をいろいろ進めているように見えて仕方ありません。例えば今月4日、大野功統・元防衛庁長官と会談した際には、
<br />
<blockquote>
<p>馬総統は、「台湾と大陸との関係が改善し、両岸の緊張状態が緩和することは、日本の安全にとってもプラスであり、また台湾とアメリカ、日本との高いレベルでの相互関係を増進するものだ」と語り、今後も日米安保条約の下で、台湾と日本の双方がより密接な協力関係を築くことを希望した。
</p><p class="cite"><a href="http://www.cna.com.tw/ShowNews/Detail.aspx?pNewsID=201001040157" target="_blank">馬英九総統、台湾に向いているロケット弾の撤去を対岸に求める</a>　（中央通訊社）</p>
</blockquote>
<br />と言っているように、どうも便利な道具として見られているんじゃないかなあ、なんて勘ぐってしまったり。それもまた国としての強さなのかもしれないですけれど。そういう点では、一昨年までの陳水扁政権時とは違った釘なのかもしれません。
<br /><br />当然のことながら、やれ日米中台だって言ったって、日米安保条約による影響力は実態を伴わないと絵に描いた餅です。となると、ここで懸念されるのが、上の何教授の話にもちょろっと出ていた普天間基地の移設問題です。「え、日米の基地問題だから台湾関係ねーじゃん」と思った方は、えーと、うーんと、ぐぐれ。って、おい。簡単に言うと、仮に代替施設を九州の南端まで戻って作った場合、それは台湾から見ると「600km遠ざかった」ということになるんです。
<br />一方、年末に小沢幹事長が触れた下地島移転を考えると、今度は台湾から見て「300km寄った」ということになります。下地島から台北まではおよそ350km。その接近は有事の際の第一歩の早さにつながりますが、同時に現在の緊張感に少なからず影響を与えるもの。ということで18日の自由時報から抜粋で。
<br />
<blockquote>
<p>日米両国は、アメリカ軍が駐留している琉球の普天間基地の移転問題で長い間議論を重ねている。古株の国家安全局の職員は、日米両国が希望する状況の下で、米軍基地を台湾により近い下地島に移す可能性がすでに大いに高まっていると指摘する。この計画がひとたび事実となれば、米軍基地が中国に向かって300km進むことになり、日米台三方の戦略的および軍事的な安全の連携において、重大な意味を持つことになる。</p>
<p>職員はさらに、「一旦台湾海峡情勢に事件が起これば、台湾の東西海岸部にある軍の飛行場はみな攻撃を受ける恐れがある。下地島がもし米軍の駐日基地となれば、台湾に到達する時間は最短のものになる。相当の数の軍用機が下地島に転じれば、効果的な戦力を持つことになる」と指摘する。
<br />軍の幹部も台湾の防衛について、「下地島と台湾との距離は約400kmで、軍用機では十数分のうちに台湾の空域に入ることができる。日米同盟の防衛ラインを前に進めたに等しく、台湾にとって大きな利点となる」と語る。さらに、「下地島移転計画が固まれば、中国に対しても大きな威嚇となる。米軍の戦闘機は20分で中国南東沿岸部に到達することができることから、米中関係は「外弛内張（外側では弛緩しているが、内側では緊張している）」のままであることがわかる。双方ともなお根本的な点で戦略上の利益の衝突があり、これらの配置や米軍が重心をアジアに転じる戦略の組み合わせを見るに、過去数年の米軍が中国の軍事的成長に対応する流れにほぼ一致する」と話す。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2010/new/jan/18/today-t2.htm" target="_blank">中国に向けて300km前進　駐日米軍が下地島に移転する可能性</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />あたかも下地島移設が決まったかのように読んでしまったおいらですが、仮の話を積み上げた記事です。しかもソースの点でもちょっと割り引かないといけないかもしれません。でも、それだけ気にされている話だということを現政権は気に留めてほしいものです。そして忘れちゃいけないのは、台湾との距離の面での押した引いたは、中国との距離でも同じだということ。引用部分の後に書いてあるんですが、基地が南西に移れば移るほど中国は警戒します。既に年末の下地島の案が出た時に反応しているしね。近づけば波紋を投げかけることになり、遠ざかれば波は届きにくくなる。
<br />無論地元の理解やアメリカの考えも重要だと思いますが、日米だけではなく中台を含めたそのへんの微妙なバランスをどう保つのか、表に出さなくても（というか出せなくても）そういう視点を持っていただきたいところです。わあ、偉そうな締め方だ。
<br /><br />★ 補記予定。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/01/000229.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2010/01/000229.html</guid>
            
            
            <pubDate>Tue, 19 Jan 2010 23:18:35 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>とりあえず、おいらが聡明じゃないのは確かだ。</title>
            <description><![CDATA[明らかに賞味期限が切れているニュースなのですが、先々週の週末にちょっとした騒ぎになったお話でも。今回の中心は、日本ではなかなか馴染みのない台湾の監察院、そこの院長を務めている王建[火宣]です。名前の二文字目は環境によっては表示できない悩ましい字なのです。人物紹介をするエネルギーがないので、<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E5%BB%BA%E3%82%B1%E3%83%B3" target="_blank">Wikipedia</a>でも見てください。ってひでえ。
<br />その騒動は、この王監察院長が8日に出席した原住民族の人権問題に関する検討会での一言が発端でした。まずは8日の検討会についてのニュースを中央通訊社から全文引っ張ってみますか。
<br />
<blockquote>
<p>王建[火宣]・監察院長は8日に行われた検討会の中で、政府の原住民人権問題への対応について、どういった分野で不十分なのか、出席した学者や専門家に提起を依頼した。監察院では是正権や弾劾権を使い、行政部門にこれらを重視させることができる。</p>
<p>監察院は8日、「第3回人権保障業務検討会」を開催し、学者や専門家らを招いて「原住民族の教育的権利の保障に関する問題と対策」や「原住民族の経済的権利の保障に関する問題と対策」について議論を行った。王監察院長は午前、挨拶の際に先のように述べた。
<br />王監察院長は、「原住民族は50万人しかいないが、これまでずっと弱い地位にあり、平均的な教育水準は初級中学（中学校）卒業程度だ。原住民族の競争の対象はいつも外国人労働者だ。経済や生活など各方面で合理的な改善には至っていない」と述べた。
<br />王監察院長は、猫が鼠を捕らえることを喩えに用いて、これまで政府の原住民政策が問題の難点と根源を捕らえてこなかったと説明した。「数十年来、我々は絶えず猫がどんなに丈夫かを強調してきたが、一貫して鼠を捕らえてこなかった。これは恐らく皆さんに考えてもらわねばならない」。さらに王院長は、「猫」は原住民を指すのではなく、政府の仕組みであると説明した。
<br />さらに出席者に対しても、原住民の人権という面において、どんな政府機関が理想に足りない行いをしてきたか、皆さんで活発に提起するよう求め、監察院はその是正権や弾劾権を持いて行政部門にこれを重視させると述べた。</p>
<p>これらの発言は、出席していた呉清基・教育部長、孫大川・原住民族委員会主任委員を気まずくさせた。孫大川・原民会主任委員は、王監察院長の「猫が鼠を捕らえる」論に同意を示した。孫主任委員は、「原住民族の問題は根っこの部分が上手く押さえられていない。漢人の思考を常用し、原住民に自らを変えさせることが大きな失敗の事情になっている」と述べた。
<br />王監察院長は、「ミン南、客家、外省人は皆原住民ではない。原住民だけが元々ここに住んでいた人だった」と述べ、「いい意味に聞こえない言い方だが、この宝島は彼らのものだ」と語った。
<br />さらに、「漢人が来た後、<b>漢人が非常に聡明で人数も多かったことから、原住民は弱い立場に置かれてしまった。</b>漢人として充分に考えるべきことであり、権力を預かっている以上、着実に原住民のためにことを為し、原住民が絶対に厄介ごとではないよう助ける」と示し、「族群の衝突を絶対に起こしてはならない」と語った。
</p><p class="cite"><a href="http://www.cna.com.tw/ShowNews/Detail.aspx?pNewsID=201001080091" target="_blank">原住民の人権を重視　王監察院長：是正・弾劾権を使う</a>　（中央通信社／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />
この太字部分の発言が突っ込まれました。折りしもこの直前には馬英九総統を「非常に優秀だ」と評価して緑系から叩かれていたこともあって、翌9日の自由時報は「また失言」という見出しを掲げます。
<br />
<blockquote>
<p>王建[火宣]・監察院長がまた失言！王監察院長は8日、監察院人権保障業務検討会で、漢人は聡明で人口も多かったので原住民は弱者層に置かれた、漢人はよく考えるべきだと指摘した。</p>
<p>同じく検討会に出席していた孫大川・原住民族委員会主任委員は、取材に対して「喩えは皆に想像を促すものだった」と落ち着かせるように話し、「王院長の指す『聡明』とは『器用だ』ということだろう。原住民は漢人と接触する過程において、多くのことが何もわからないもので、漢人ほど多くを考えなかった。そのため、上の世代の人たちはしばしば漢人はとても器用だと言うのだ」と語った。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2010/new/jan/9/today-p1.htm" target="_blank">また失言　王監察院長：漢人は原住民より聡明</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />
この孫大川・主任委員はプユマ族の人なんですが、自由時報なんか見ているととばっちりを食らっている印象すらあって、なんというか...ね。ちょうど9日に立法委員選挙の補選が重なったこともあり、このニュースでのスレ立てはできませんでした。でも、Twitterでちょっと話していたのは、仮に立てていたとしたらどういう展開になったかは火を見るより明らかっていうこと。王院長が国民党→新党という経歴の持ち主の外省人であることも考えたら、お約束の「これだから外省人は」というフレーズが2つか3つ飛んで10レスでdat落ちだね。って、落ちるの早いなあ。
<br />確かに上の太字の部分だけ見ると「なんという上から目線」って思っちゃいかねません。いや、特にこの人の場合そういう要素が絶対に無いとまでは言いきれないっすけど。でも、孫・主任委員の言うように原住民族と漢人との邂逅の頃を考えると、決しておかしな話ではないでしょ。逆に無理に今の断面の話にスライドさせるとおかしなことになる。珍しく自由時報読んでて「あれ？」って思ったもん。あでも、この人の場合今の断面でそう思っていないとは言いきれないっすけど。
<br />だって、それまでの成熟度が異なる二つの文化がぶつかった時に、力の面で一方が勝るのはよくあることだもの。むしろその時点での優劣を論評するんじゃなくて、その後の原住民族政策が問題となるべきでしょ。だから、その差を埋めるようなことしてこなかった、というか誤った埋め方をしてきたと指摘した王院長の発言は、（それってお前ら国民党の政策もあるだろっていうのはあるけど）入口の議論としては決して非難されるべきものじゃないと思うんだけどね。
<br />さらに、ことは単純に原住民族か否かというシンプルな二元論にもなりえません。中国時報には原住民族の芸能人、宋少卿と李宣榕の話が載っていますが、このうち李宣榕は、
<br />
<blockquote>
<p>李宣榕はタイヤル族で台北医科大学を卒業している。彼女は王院長の発言を善意によるものだと支持し、この発言は芸能人のそれと同じように一部だけが切り取られて歪曲されていると語る。「原住民族が聡明でない最大の理由は、都市と農村の差が著しいことだ。子供に教育を受けさせるための充分多い資産を両親が持っておらず、学習の機会に影響を与えている。もし同じ天秤にかければ、漢人との違いは絶対にない。王院長の意図を私は理解できる」と語った。
</p><p class="cite"><a href="http://showbiz.chinatimes.com/2009Cti/Channel/Showbiz/showbiz-news-cnt/0,5020,110511+112010011000024,00.html" target="_blank">宋少卿と李宣榕が声を揃える　原住民族のIQは漢人に負けていない</a>　（中国時報）</p>
</blockquote>
<br />と語っています。「漢人は原住民より聡明」というワンフレーズだけで語るのは危ういよね、ってまとめると小さな話になっちゃうかな。でも、これってけっこう日本人にとっても耳の痛い話でもあります。例えばスレを立てなかったので仮定の話になっちゃいますが、それでもこの発言を「外省人がどうこう」と言う典型的な東亜+の人がいると思うんですよね。そういう人たちに尋ねてみたいのは、じゃあ日本が台湾を統治していた頃の理蕃政策はどう考えるのか、身近な例で言えばアイヌや琉球はどうなのかということ。それでも切り取って伝えられた王院長の発言を非難することができるのか、というか切り取られる前の発言であればなおのことできるのか、小一時間ほど問い詰めたい。
<br />と思ったけど、小一時間はさすがにめんどいし浅学なおいらにはその資格がないので無理ぽ。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2010/01/000228.html</link>
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            <pubDate>Mon, 18 Jan 2010 22:54:30 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>貫く棒の如きもの。</title>
            <description><![CDATA[ 2009年も残り僅かとなりました。ってごめんなさい。このエントリは思いっきり2010年に突入してから書いてます。嫌な大人の必殺技、日付遡りっていうやつでっす。
<br /><br />今年一年、「<a href="http://www.yauchi.net/2009/01/000114.html" target="_blank">「逢九必乱」の年がやってきた。</a>」に始まりこのエントリまで、えーと、うーんと、113回もの更新にお付き合いいただいた方、そして1回であってもこのブログに迷い込んでしまった方にも本当にごめんなさい。
<br />年末恒例のっていうか去年の「<a href="http://www.yauchi.net/2008/12/000113.html" target="_blank">書き納めも歌に乗せて。</a>」に続いてたかだか2回目なんだけど、今年取り上げられなかった歌でも。あ。先日、「<a href="http://www.yauchi.net/2009/12/000225.html" target="_blank">映画『海角七号』を観てきた。</a>」で書いた「ちょっとだけ隠れてたVOCALOID曲10選」は除いています。そっちについては当該エントリで。
<br /><br />★ 精一杯（たまぁ～ずP）
<br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm8024943" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8024943">【ニコニコ動画】【初音ミクが叫ぶオリジナル曲】 精一杯</a></iframe>
<br /><br />今年一年を振り返った時に大きかったニュースと言えば、やっぱり八八水災は外せません。考えさせられることも多かったしね。そこから連想と連想を重ねてこの曲に行き着いたものの、なんとなく押し付けがましさを感じてずるずると今日に至ります。遠く離れたこの地で安穏と暮らしているおいらが「僕だって精一杯、今を生きているんだ」とはちょっと言えないしね。よしわかった。来年から本気出す。
<br /><br />★ ねこみみスイッチ（daniwellP）
<br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm8233245" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8233245">【ニコニコ動画】【初音ミク】ねこみみスイッチ【オリジナル】</a></iframe>
<br /><br />daniwellPが76日もフライングしてアップした12月の曲。オーケーオーケー、ねこみみは量子力学。これをどういう形でブログに貼ろうかと思案していたら12月が終わってしまったという。こういうポップな曲は好きですね。
<br /><br />★ Toy Box（ジミーサムP）
<br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm8321015" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8321015">【ニコニコ動画】巡音ルカオリジナル曲 「Toy Box」</a></iframe>
<br /><br />初音ミクの悲しげな声は、少女であるがゆえに失ってしまうものへの哀しみに合っていると思う。逆に巡音ルカの悲しげな声は、大人になってしまったがゆえに失ってしまったものへの哀しみに合っていると思う。ルカが出た時は、その声にあんまりいい印象を持っていなかったんだけど、「<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/nm6049209" target="_blank">ダブルラリアット</a>」とこの曲で完全にやられました。あはは。
<br /><br />★ 機械仕掛けのサンタクロース（デッドボールP）
<br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9127640" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9127640">【ニコニコ動画】初音ミクのオリジナル曲 機械仕掛けのサンタクロース -Full ver.-</a></iframe>
<br /><br />なんか去年も書いたけど、デッドボールPの歌詞は考えるとすごいよくできてるから。マジで。デPのクリスマスソングとしては、「<a href="http://www.yauchi.net/2009/07/000169.html" target="_blank">総督府の柱は霜雪にも朽ちず。</a>」で取り上げた「<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm1807929" target="_blank">金の聖夜霜雪に朽ちて</a>」にやや軍配が上がるかなって気もちょっとするけど。この曲とこすもたんの「<a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm8755251" target="_blank">R-18</a>」を聴いてて改めて思ったんですが、やっぱりどうやらピアノとかストリングスが頑張る曲が好きみたいです。この2曲の間奏みたいなの。って、マイリストのところに書こうとしたら「どうや」で切れてしまっていたので、再主張してみたり。
<br /><br />うーん、今年は割と（無駄に）頻繁に使っていたのもあるし、上に書いたように「10選」なんていうのもやっちゃったから、ちょっと中途半端な感じは否めないですね。特に下半期はあまり聴く機会も多くなかったし。って言い訳ですね。
<br /><br />来年はどんな曲に出会えるんでしょうか。じゃなかった、どんなニュースに出会えるんでしょうか。皆さまどうかよいお年を。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000227.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2009/12/000227.html</guid>
            
            
            <pubDate>Thu, 31 Dec 2009 22:52:53 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>書を買いに町へ出よう。</title>
            <description><![CDATA[ 台湾の漫画・雑誌業界に関するニコ生を聴いてふと思い出した記事があったので、いつもと毛色の違った話題ですが取り上げてみるテスト。でもごめん、ニコ生でのテーマとは少し違って、台湾のいわゆる「本屋さん」の話です。
<br />言うまでもないことですが、日本でもいろんな要因が相まって「本屋さん」は減っています。日頃から密林をよく使っているおいらとしても耳の痛い話ですけどね。全国の小売書店で作られている日本書店商業組合連合会の<a href="http://www.shoten.co.jp/nisho/syoten7/shinbun/view.asp?PageViewNo=7107" target="_blank">調査</a>によれば、昨年4月1日時点で連合会に所属する組合員（書店の数）は5,502店と、23年連続の減少。ピーク時の昭和61年と比べるとほぼ6割減になっています。また、アルメディアが<a href="http://www.1book.co.jp/001166.html" target="_blank">調査</a>した今世紀に入ってからの書店の数も、平成13年の20,939店から平成21年（10月現在）の15,482店と右肩下がりを続けています。
<br />もともとは書店の後継者不足やいわゆる商店街の凋落に始まり、さらに店舗の大型化やオンライン書店の広まりによって小さな店舗や地方部の書店が打撃を受け、悪循環が続いています。ここにきて密林が始めようとしている新サービスで、さらにこの傾向が加速するんじゃないかなあと個人的には思っているのですが、そんな前振りよりさっさと28日の聯合報の記事でも。
<br />
<blockquote>
<p>ネットの影響を受け、伝統的な書店が全台湾の各郷鎮から急速にきえてしまっていっている。台湾全土のおよそ300あまりの郷鎮市のうち、少なくとも120あまりの郷鎮では、書店が既に失われてしまっている。</p>
<p>「かつての本の香りは今どこにあるのだろうか？」
<br />20年以上にわたって「世界文明史」などの講義で教壇に立っている弘光科技大学の計文徳教授は、読書や本を買った在りし日の悠久の時間を思い感慨にふけった。「不公平な郷の人々は、しまいには記憶の中にのみ留めおくことができるようになるかもしれない」。書籍社会が都市部のみの現象となることがはっきりしてきており、ある種の「都市と農村の格差」になりつつある。
<br />本誌の記者の取材によれば、屏東県の33の郷鎮のうち27の郷鎮では1軒の書店も見つけることはできない。彰化県、宜蘭県、高雄県などの県でも、半分以上の郷鎮で伝統的な書店に漂う本の香りを嗅ぐことは二度とできなくなってしまっている。計文徳教授は、書店の最もよいところは宝探しのように自由に眼を通すことだと話し、「一冊一冊の本の表紙が未知の領域の始まりだ」と語り、その空気感は「キーボードを打つ」だけでは手に入らないものだと感嘆した。</p>
<p>「本を売るだって？馬鹿言ってんじゃないよ」
<br />嘉義県渓口郷には、10数年前まで5つの書店があったが、今では2つの「文房具店」が「残っている」だけだ。ある店の店内にはもう半分ほど本が無くなっており、小学生や中学生に最も人気があるはずの参考書すら売れていない。「みんなが本を読むことを嫌いになったのではない。ネットに対抗することもできない」と店主の陳さんは語る。農村部における読書人口は都会には及ばず、本も売れず、店の業務内容を変えるしかなかった。
<br />高雄県には27の郷鎮があるが、そのうち15の郷鎮で書店がない。このうち田寮郷には書店が無いばかりか「文房具屋も無い！」という。県議会議員の張文瑞は、これは田寮の悲哀だと語る。
<br />雑貨店を経営する朱さんは、店内には各種の商品が揃っているが「これまでずっと、文房具の販売はやってこなかった。誰も買わないからさ」と話す。記者は田寮国中や新興国小、崇徳国小の周辺の雑貨店を回ってみたが、本当にどこの雑貨店でも学生向けの文房具を売っていなかった。
<br />偏った田舎の書店における一店一店の稼ぎは、文学の盛んな台中県清水鎮や高雄県美濃鎮でもこのような状況だ。</p>
<p>大樹郷図書館の陳世宗館長は、「ネット販売」という概念が栄えた後、伝統的な書店の現象が加速し、さらに日常的な割引により、田舎の伝統的な書店の客層は限りがあることもあって、「食い止める力が無いことも必然的だ」と語っている。
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2009/12/28/NEWS/NATIONAL/NAT3/5333099.shtml" target="_blank">本の香りも今は昔／120の郷鎮では書店が一店も存在せず</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />
<blockquote>
<p>高雄県美濃鎮は、これまで300人あまりの博士を輩出し、「博士のふるさと」という誉れを受けてきた。しかし、鎮内には数十年来わずかに2軒の本屋があるのみで、しかもだんだんと文房具店にスタイルを変えつつある。鎮内で「榮文書局」を構える鍾榮清は、「郷鎮の書店の役割は、文房具を売ることが主体だ」と打ち明ける。
<br />榮文書局は美濃鎮で数十年にわたって営業を続け、まだらの壁でできた棚の上には文房具類が幅を利かせている。書籍の類はわずかに3列ほど「棚上げ状態」で並べられており、その多くは字典などで、ベストセラー作家の書籍などは見当たらない。
<br />鍾榮清は33年前に父親が開いた書店を引継いだが、およそ10年前からすでに新書を入れることをやめている。鍾榮清は、25年前が書店の黄金期であり、冬至は三国志や紅楼夢などの中国の古典文学が最も好まれていたと話す。しかし鎮内の青壮年が鎮外に出て行くに連れ、また少子化の流れもあって「今の農村部では、書店に行って新しい本を買おうとする人が本当に少ない」という。
<br />美濃博士人協会の古錦松秘書長は、小中学生は授業で本を読むことが中心になり、授業以外で読む場合には、大半が校内の図書館で借りている。しかも博士の学位を取得するのならば、教科書を理解するかどうかが鍵となり、さらに、それによって毎回の試験で好成績を収めることができるようになる」と話す。</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2009/12/28/NEWS/NATIONAL/NAT3/5332821.shtml" target="_blank">「博士のふるさと」美濃鎮、書店では既に本を売っておらず</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />
<blockquote>
<p>屏東県恒春鎮にある「春成書局」は、台湾最南端の書店だ。近年、オンライン書店やコンビニでの販売による挟撃により、経営は苦しくなっている。店主を支えているのは、「恒春古城から書店を絶やしてはならない」という使命感だ。
<br />「あなたたち恒春では、なぜ書店が無くなってしまうのか？」
<br />50歳になる春成書局の店主、呉威徳は、10年前の友人の一言が「火を点けた」と話す。ほどなく「その言葉にぶつかり、コストにこだわらず高級感ある書店を作ることを決心しました」という。</p>
<p>文化大学地理研究所の修士号を持つ呉威徳は、カナダで学び、台北でIT企業を経営した経験を持つ。既に父が他界していたこともあり、事業を捨てて老いた母親とともに帰省し、自らの書店を立ち上げたのだ。
<br />恒春の人々に「時間つぶしの書店」という楽しみを与えるため、20坪近くのスペースに、当時の金石道書店クラスにならって内装を施した。当時、打ち合わせをした本の業者は、これをまったく良しと思わず、彼は頭がおかしいのではないかと訝ったという。
<br />「本はめくられることを心配しない。誰にも読まれないことを恐れる」と呉威徳は笑いながら話す。田舎で書店を開くことは「功徳を施す」ことであり、彼が売ろうとしている本は、全て眼を通すことができる。幸いにも店先は自分の家で、家賃の心配もない。近年、書籍の販売はどんどん低下し、市場メカニズムに対応した結果、面積で8割を占めていた雑誌は7割にまで低下した。「それはもう、私の最低ラインです」という。</p>
<p>呉威徳の母親は82歳、日本統治時代には台南市の私立女子高で学んだ、鎮内でも極少数の高学歴老婦人だ。自分の息子が書店を開くと聞き、さらに100年前の雑貨店の名前から「春成」引用すると聞いて、「息子は本を忘れていなかった。私は諸手を上げて賛成しました。知識は力の源ですから」と話したという。
<br />呉威徳は、恒春古城商圏発展促進会の幹部も担っている。時間があれば店内で最新の雑誌を手に取って最新の情報を入手し、進歩的な歩みを取る。「他人の利益は自分の利益ですから」という。
<br />呉威徳はある時、辞典類の棚で置きっぱなしにされた「ハリー・ポッター」の最新巻を見つけた。彼は、もともとある女学生が誰かにこの本を買われてしまわないように、辞典類の棚に「隠し」、毎日来ては2章ずつ読むのを黙って観察していた。彼は店員に元の場所へと戻さないよう指示し、女学生が読み終わるのを待った。「5日後、彼女が読み終えて元の位置へ戻した時のあんな楽しそうな笑顔を、私は今でも覚えています」</p>
<p>彼は、電子書籍は必ず紙の書籍に取って代わると話す。「政府は書籍の社会を作ろうとするのではなく、知識産業を奨励するやり方を生み出すべきだ。小さな書店がしだいになくなってしまう。なぜ老世代の人は感傷的にならないのか」。
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2009/12/28/NEWS/NATIONAL/NAT3/5332818.shtml" target="_blank">海角唯一／恒春で書店を開く使命感</a>　（聯合報）</p>
</blockquote>
<br />
むむむむむむ。これは何を言うのも辛いなあ。「立ち読みこそ本屋の妙味」というのは激しく同意できるのですが、上に書いたように密林は便利だし、何より「<a href="http://www.yauchi.net/2009/12/000220.html" target="_blank">『COLORFUL DREAMS 3』がやってきた。</a>」みたく簡単に台湾から本が買えたのも、オンライン書店の恩恵だもの。
<br />利用者からすれば、流通におけるショートカットや情報入手のデジタル化は、値引きだったり手軽さだったりをもたらすもの。同時に取捨選択を利用者がしなくちゃいけなくなるわけで、それは利用者がツールを使いこなすことも、確かな判断をすることも求められることを意味します。かたやすっ飛ばされる出版社や書店は、感傷的になるかどうかじゃなくて、いかにして彼らを町に戻すかを考えないと死活問題です。
<br />オンライン書店や電子書籍は確かに便利だし魅力的。本っていう媒体が既に限界を迎えているはよくわかる。流通の進歩に伴いマンガ雑誌が月刊から週刊になったけど、今や週刊どころか一瞬での伝達が求められる世の中。新聞同様に雑誌の存在価値も揺らいでいるしね。
<br />Amazonのアレも「年中無休のコミケがすぐそこにある」というのは言いえて妙だと思う。ただおいらは同時に、そのカオスさが持つ「底の見えなさ」が不安で仕方ありません。手を伸ばした先で、どこまで手探りすればいいのか？手探りできているのか？っていう漠然とした不安です。そして、玉石混交の情報の海を全ての人が泳ぎきれるのか、その海にもたどり着けない人はどうすればいいのか。すごく便利な世の中になるのと同時に、すごく不便になるような気がして心配なんだよね。本っていう媒体と、本屋さんっていう存在のレゾンデートルは、もはや王道ではなくそこらへんに活路を見出さないといけなくなっちゃうのかな。
<br /><br />★ 補記予定。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000226.html</link>
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            <pubDate>Thu, 31 Dec 2009 12:12:00 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>映画『海角七号』を観てきた。</title>
            <description><![CDATA[ 28日の夜、Twitterで「2009年のVOCALOID曲10選」みたいなものが流行っていたので、流れに完全に乗り遅れる形で翌昼に晒してみた。ご存知のように、このブログではエントリの内容と合っているかどうかも不確かな曲を末尾に貼っていたりするし、その機会がなかった曲については昨年に続いて大晦日にばばっと貼ろうと思っていたので、いわゆる「もっと評価されるべき」な作品を10曲選んでみました。
<br />具体的には、今年ニコニコ動画にアップされたVOCALOID曲で再生数だいたい5万以下というアバウトな縛りだけ。蓋を開けてみれば、なんとなく毛色の似かよった曲が並んでしまったのでちょっと焦った。完全に趣味が出たね。しかも10曲のうち2月に発表されたのが6曲、上半期の曲が9曲という超絶的な偏り方。確かに今年の後半ってあんまり日刊も見なかったし、ランキングもよくわからなくなって敬遠しちゃってたし、仕方ないね。ふーん（AA省略）程度で観てもらえたら幸いです。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb_mylist/16758971" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/mylist/16758971">【ニコニコ動画】</a></iframe>
<br /><br />AA省略で思い出した。大昔に「<a href="http://www.yauchi.net/2008/08/000068.html" target="_blank">ほんこーんのAA。</a>」で、中の人の隣の人の作ったAAを晒しageしていたのですが、なぜか新作がメールで送られてきたので再び晒しage。先日ほんこーんがニコニコ動画にアップした「来年からがんばる」のサムネ絵がベース。ていうか、年末進行で泊り込みだったんじゃないんですか。まったく。
<br />左が残念なAA、右がサムネ絵、下が残念なAAのソース。うん、そろそろ本気で怒られると思うんだ。<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu092-247.html" onclick="window.open('http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu092-247.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu092-thumb-120x90-247.jpg" alt="yaguyagu092.jpg" class="mt-image-none" style="" height="90" width="120" /></a></span><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu093-250.html" onclick="window.open('http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu093-250.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.yauchi.net/assets_c/2010/01/yaguyagu093-thumb-120x90-250.jpg" alt="yaguyagu093.jpg" class="mt-image-none" style="" height="90" width="120" /></a></span>
<br /><br /><textarea cols="45" rows="12">


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</textarea><br /><br />
<br /><br />頑張っている人に「頑張れ」なんて言うのは愚の骨頂だけど、「頑張る」って言ってる人に「頑張るな」って言うのも野暮この上ない話なので、なんというかいい年になりますように。と。
<br /><br /><iframe width="312" height="176" src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9198676" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9198676">【ニコニコ動画】【ほんこーん】「 来年からがんばる」を歌ってみた</a></iframe>
<br /><br />さてさて、本題ですよ本題。29日、都内では先週末から公開されている映画『<a href="http://www.kaikaku7.jp/" target="_blank">海角七号</a>』を観に行ってきました。かねがね観たいと思っていたので、スクリーンで鑑賞することができたというのが嬉しかったですね。ストーリーとか出演者とかは公式サイトを見てください。映画の評論みたいなのって苦手なので、さらっと感想だけ。
<br />当たり前と言えば当たり前のことなんですが、登場する台湾の人たちの背景が豊かで複雑ではっとさせられたというのが大きなところ。日本人の多くが「日本人」と言われたときにイメージするそれと同じような感じで、「台湾人」という括りを作ってしまいがちだけど、実はそんなこともないわけで。あ、よくある「本省人と外省人」っていうあれじゃないです。中国語と台湾語が入り乱れる会話もそうだけど、客家も出てくれば先住民族も出てくる。都会と地方の話も出てくる。人口で言えば日本の1/5の島の中に多くのエスニックがあり、多くの違いがあるということをおいらはもっと勉強しなくちゃいけないなあと思った。そして、そんな世代も境遇も違う彼らが最後には同じステージに立つというところに、はっとさせられますね。うん。
<br />現代の場面で即席バンドが一つになっていくさまを横の軸とすれば、時を経て届けられる手紙は縦の軸。以前「<a href="http://www.yauchi.net/2009/03/000130.html" target="_blank">台湾と日本の間の海に、僕を沈めてくれれば良いのに。</a>」で、その手紙の文面を拝借したんですが、読み上げられるとやはりどきっとしますね。現代の部分だけでもストーリーが出来上がるかも、と一瞬思ってしまったので、そういう意味では縦糸にもうちょっと頑張ってもらえるとなおよかったかな。まあ、あれ以上頑張られると涙腺崩壊なんですけどね。
<br />というのも、観ていてどうしても1年以上前に書いた「<a href="http://www.yauchi.net/2008/10/000096.html" target="_blank">もうひとつの「海角七号」。</a>」の話がフラッシュバックして、スクリーンに映し出されるストーリー以上のことをどうしても考えちゃったから。そういう意味では、ちょっと映画の感想からはずれてるかも。あはは。泣いたり笑ったりで相当忙しかったです。
<br />やや蛇足ながら最後に一つ。この縦糸と横糸にはそれぞれ日本の存在が欠かせません。でも、ことさらにそこだけ取り上げるのもどうかなあって思う。やれ日本統治時代の評価がどうだとか、日本人アーティストの描かれ方がどうだとか耳にするけれど、それはあくまで触媒というか、悪く言えば引き立て役みたいなものにすぎなくて、そういう意味では立派な脇役を務めたと思います。うん。
<br />話のテンポや小ネタなど日本の映画のそれとは違う部分が多いので、前半は戸惑ったり退屈な部分があると思うけど、肩肘張らずに観られる映画だと思うので、機会があればぜひ。ってことで。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000225.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2009/12/000225.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 30 Dec 2009 02:41:31 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>Ten years after, where will they go?</title>
            <description><![CDATA[ 前々回の「<a href="http://www.yauchi.net/2009/12/000222.html" target="_blank">ハジメテノオトのまま。</a>」で紹介した「組曲『初メテノ音』」ですが、作者のsnowさんが動画説明文の中で言及してくださり本気で慌てました。こちらが感謝しなければならないくらいなのに、感激の至りです。本当に本当にありがとうございました。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm3822999" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3822999">【ニコニコ動画】組曲『初メテノ音』</a></iframe>
<br /><br />本来ならばその説明文を見た後すぐに書くのが人の道というもの。ところが、完全にタイミングを逸した挙句、前回の「<a href="http://www.yauchi.net/2009/12/000223.html" target="_blank">色褪せてく現実に揺れる絶望には負けたくない。</a>」ではすっかり忘れるという不義理。どうしようもない有様です。この場を借りてごめんなさい。
<br /><br />さらにさらにタイミングを外して申し訳ないのですが、今回の話は2週間前の事柄から。正直、ニュースと呼ぶには賞味期限切れです。でもね、今月入ってからの4つのエントリともニュースのニの字も無いし、遡ると1ヶ月近く中国語を訳していません。はてなブックマークで「ブログ用」っていうタグまで付けておいて腐らせるのも忍びないので、先々週に台湾でちょっとした騒ぎになったお話でも。
<br /><br />ことの発端は馬英九総統がウォール・ストリート・ジャーナル・アジア版に対して答えたインタビュー記事から。まずはその内容を伝えた、14日香港電の中央通訊社の記事。
<br />
<blockquote>
<p>中華民国の馬英九総統は、ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア版のインタビューを受けた際、台湾は中国大陸との交流というソフトパワーに大きく依存しており、その上、経済やその他の領域において大陸とのさらに密接な関係を築くことを試していると語った。</p>
<p>馬英九総統は、台湾が現在抱える最も喫緊の課題として、ASEANと中国との間での自由貿易協定が2010年1月に発効した後、台湾の中国への輸出に影響を及ぼすことだと述べた。その理由として、東南アジア10ヶ国の構成国の一部の品物が中国に入る際、中国は関税を免除しようとしていることがあり、これは台湾にとって石油化学、機械、一部の紡績品への影響が比較的大きいという。
<br />さらに、台湾は米国や日本、韓国など主要な経済国と自由貿易協定を締結したいと考えているが、台湾が類似の協定を締結しようとすることを中国が邪魔しているため望みどおりにはならないと語った。そのため、政治的な影響を受けず、中国資本により埋もれてしまわない良策として、台湾は中国経済の巨大化に対して恩恵を見つけ出そうと狙っているところだという。
<br />台湾の市場開放について馬英九総統は、台湾はとても慎重な方法により中国に対して市場を開放することがたいへん重要であり、現在のところ台湾は既に中国企業の台湾への投資を認めているが、それは約100の産業に限っていると話した。
<br />金融業の開放についても馬英九総統は、相互の銀行業の進出を認めることについて、目下のところ両岸は異なる条件の下でおおよそ合意に達したと語った。今後、両岸が署名する「両岸経済協力枠組協議」（ECFA）では、いくらかの条項を盛り込み、台湾の金融の秩序がそれによって損なわれないように確保するという。</p>
<p>両岸関係について馬英九総統は、両岸の緊張局面は緩和し、台湾への武器提供を継続することがアメリカにおいて非常に高いレベルで決定されており、もし台湾に国家の安全を守る十分な国防力が不足しても、自信をもって交渉のテーブルに向かうことはないと語った。
<br />馬英九総統はさらに、台湾の防衛のために、軍事手段は用いることのできる数ある手段の中の一つではあるが、最も重要な手段ではないと強調した。両岸大三通や大陸観光客の訪台をより便利にするなど台湾は大陸との往来というソフトパワーに大きく依存していると述べた。
<br />また、台湾は今後も両岸の現状を維持し、緊張関係を緩和していくと述べ、同時に経済やその他の分野で大陸とより密接な関係を築く試みを行うと話した。さらに、両岸の開放を通じ、両岸がどちらの制度がより中国文化や中国人に適合しているかを見ることができるようになることを期待した。
<br />馬英九総統はさらに、台湾は貧しい農業国で比較的不自由な社会から、民主的な社会と近代的な経済を持つまでに変化し、これは中国大陸に対して大きな影響力があったと述べ、大陸もより多くの経済的自由を得る努力をしており、政治的な自由にも達しようとしていると語った。
<br /><b>両岸の統一問題について馬英九総統は、「大陸側が期待している両岸統一をするか否かは、今後10年間の展開を正しく見て出てくるもので、現時点でこの問題に答えうる者はいない」と指摘した</b>。
<br />馬英九総統は、中華民国総統の身分として、2,300万人の台湾の人々が自分たちの世代や次の世代の者にとっての平和と繁栄を維持したいと願っていると信じていると強調し、台湾海峡両岸の人々に十分な時間と自由を与え、問題を理解するとともにどのようにすべきかを決定すると述べた。</p>
<p>アメリカ議会がアジア太平洋地域の安全を変えないことを承認したことについて馬英九総統は、アメリカのオバマ大統領の地域政策はこれまでの大統領の方針から逸脱していないという考えを示し、オバマ大統領が11月に訪中した際にも北京に対し、台湾の国防のためアメリカ議会は引き続き武器を提供することを伝えており、この点について台湾では疑念が払拭されていると述べた。
</p><p class="cite"><a href="http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200912140303" target="_blank">馬総統：台湾は大陸との往来というソフトパワーに依存している</a>　（中央通訊社／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />この「10年間」というのが今回の騒動のキーワードです。というのも元々「不統、不独、不武」という方針を掲げていわば「現状維持で判断そのものを先送り」していただけに、ここにきて具体的な判断時期を示したというのはやはり大きなことです。台湾でも「最終的にどうなるか」という世論調査は見かけますが、「今から10年後どうなっているか」という問いはちょっと見たことないし（勉強不足だったらごめんなさい）、あったとしてもきっと「相変わらずだね」という見方がほとんどになるはず。そこにきてこの話だから、ちょっとしたインパクトだったことは想像に難くありません。日本だと温室効果ガスの「2020年までに1990年比で25％削減する」という目標と、スパン的にも衝撃度的にも近いかな。いや、問題の大きさとしては国そのものの存否が掛かっているから比べものになりませんね。
<br />また、答え方についても統独という二択ではなく「大陸の望む両岸統一が成されるかどうかは」という、独立（まあ何から独立するかというのはあるけれど）という選択肢を引っこ抜いた形だけにこれも刺激的なもの。これについて15日の自由時報から抜粋で。
<br />
<blockquote>
<p>今回の発言は馬英九が相当に就任して以来、初めて「両岸統一問題が起きるかどうか？」という問題について触れたもので、今後「10年」の展開を正しく見るという明確な「観察期間」を提起したものだ。馬英九は2005年に国民党主席に就任していた時にも、統一は中国国民党の最終的な目標であると示し、この「最終的に統一」論は当時大きな論争を招いた。今回、総統と国民党の主席を兼ねている中で、新たに統一するか否かの「10年間の観察期間」という話を提示したことは、「最終的に統一」論の変形版かどうかということで既に台湾派の人々の大きな懸念を招いており、馬英九に対してはっきりとした説明を求めるつもりだという。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/dec/15/today-p1.htm" target="_blank">ウォール・ストリート・ジャーナルアジア版のインタビュー／馬総統：両岸統一をするかどうかは、今後10年を見て</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />ところが、翌15日は「『十年』ではない。『数十年』だ」と総統府が報道を否定。どういうことかというと、実はこの記事ってもともと英字紙のものだから、馬英九も英語で受け答えしたものなんですね。総統府曰く、「decadesと喋ったのにdecadeとして載っている」と。
<br />
<blockquote>
<p>アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルアジア版が今月14日に発行した馬英九総統のインタビューの記事の中で、総統の談話に誤って食い違いが生じてしまっている。調査したところ、総統はインタビューの中で「大陸側が期待している統一の達成を両岸が果たせるか否かは、今後数十年（decades）の状況の展開を正しく見なければならない。現段階ではこの問題に答えうる者はいない」と語ったところ、当該記事の中では十年（decade）と記述されてしまった。
</p><p class="cite"><a href="http://www.president.gov.tw/php-bin/prez/shownews.php4?Rid=15928" target="_blank">数十年（decades）は十年（decade）にあらず―ウォール・ストリート・ジャーナルアジア版の総統インタビュー記事を明らかにする</a>　（中華民国総統府）</p>
</blockquote>
<br />
となると英文を見てみないとなんとも言えないですね。まずはもともとの原文をセルフ魚拓してくれた聯合報の記事から英語のみを抜粋して。いやあ、こういう形で残っていると助かるなあ。同じようなことを二度も三度も書いても仕方ないから訳さないけど、意味はだいたい上に書いたとおりです。
<br />
<blockquote>
<p>"Whether there will be reunification as expected by the mainland side depends very much on what is going to unfold <b>in the next decade</b>. This is a question no one can answer at this stage."
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2009/12/16/NEWS/NATIONAL/NATS6/5311266.shtml" target="_blank">「ウォール・ストリート・ジャーナルアジア版」が報じた馬英九インタビューの原文</a>　（聯合報／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />
ところが、実際のWSJ-A紙のサイトを見ると、当該部分はこうなっています。
<br />
<blockquote>
<p>"Whether there will be reunification as expected by the mainland side depends very much on what is going to unfold <b>in the next decades</b>. This is a question no one can answer at this stage."
</p><p class="cite"><a href="http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703514404574588863008012766.html" target="_blank">台湾のデタントの賭け</a>　（THE WALL STREET JOURNAL／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />「10年間」を意味する「decade」が複数形になっているか否かという違いですが、これはとても大きいもの。当該記事を下にぐぐっとスクロールすると、「訂正と補足説明」ということでこんな文章が付け加えられています。こっちは前後部分を訳して貼り。
<br />
<blockquote>
<p>台湾の馬英九総統は、11月25日に行われたWall Street Journal Asiaとのインタビューで、"Whether there will be reunification as expected by the mainland side depends very much on what is going to unfold in the next decades."と話しました。この記事の旧バージョンでは"decade"と誤って引用していました。
</p><p class="cite"><a href="http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703514404574588863008012766.html" target="_blank">台湾のデタントの賭け</a>　（THE WALL STREET JOURNAL）</p>
</blockquote>
<br />
むー。実際にどう言ったかはWSJ-Aを信じるしかないのですが、肝心なところで言い間違った、ということで落ち着くのでしょう。これら一連の騒動による影響としては恐らく三点ほどあって、「馬英九の考えは結局『統一するかどうか』というもので、『最終的に統一』論から大して変わっていないんじゃないか、という疑念」「仮に両岸関係の立場を変えるのは数十年後として、任期中の両岸政策はどこまで突っ走ろうとしているのか、という不安」「っていうかもう『十年』で広まっちゃったよ、というやっちまった」かと。
<br />このうち3つ目については、15日の中央通訊社北京電でこんな記事も。
<br />
<blockquote>
<p>馬英九総統が先日受けたウォール・ストリート・ジャーナルアジア版のインタビューで、両岸統一をするかどうかについて「今後『十年』の展開を見る」と答え、今日の時点で総統府を通じて『数十年』と修正されたものの、前者の内容が既に大陸メディアで広く報じられてしまっている。
<br />大陸で最も流行っている検索エンジン「百度」を使って調べると、「馬英九：両岸統一できるか否かは今後十年の展開を見て出てくる」というタイトルと同じニュースが99件ほどになった。これは「新華網」「人民網」「中国新聞網」といった政府系メディアがこのタイトルで報じたばかりではなく、地方の「千龍網」「上海新聞網」「魯中網」「紹興網」「洛陽網」「廣州視窗」なども掲載している。
<br />しかし、総統府が今日正しい内容にした「馬総統：両岸統一するか否かは今後数十年の展開を見る」については、「百度」の検索ではわずか2件しか出てこない。
</p><p class="cite"><a href="http://www.cna.com.tw/SearchNews/doDetail.aspx?id=200912150292" target="_blank">馬総統が論じた両岸統一の可否、大陸メディアが広く報じる</a>　（中央通訊社）</p>
</blockquote>
<br />確かにこれで誤った情報が伝播するのは困ったお話。報道を見ていると「馬英九の英語力ってイマイチじゃね」とか「やっぱり国語で答えるべきでは」という声も上がっているそうですが、ぶっちゃけた話、肝心なのはそういうことじゃないと思うんですけど。本質的な危険性は前半の二つ。
<br />民進党は15日、馬英九のこうした発言は、胸中の「最終的には統一」という考えを遂行しようとしているもので、台湾の民意の主流とは異なると批判しています。中でも民進党の立法委員である黄偉哲は、
<br />
<blockquote>
<p>民進党の立法委員、黄偉哲は、「十年統一論であろうと数十年統一論であろうとも、とても理解できるものではない。台湾の人々は馬英九に台湾の未来を決める権利を与えていない。馬英九の話は片方から台湾海峡の現状を改変するものであって、これが馬英九の失言かうわ言であり本当のことではないことを願う」と述べた。
</p><p class="cite"><a href="http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/dec/16/today-fo1.htm" target="_blank">馬英九は最終的に統一を目指す　緑系、民意に反すると騒ぎ立てる</a>　（自由時報）</p>
</blockquote>
<br />と非難。ところが残念ながらというかなんというか、定められた範囲を逸脱しない限りにおいて、馬英九は台湾の将来を決めうるのです。というか責任を持って決めないといけないんです。それが総統という職であり、それを有権者が選ぶという間接民主主義なのだから。
<br />ということで、そんな馬英九総統の両岸政策について16日の聯合報から。
<br />
<blockquote>
<p>馬英九は15日午後、中国国民党主席として国民党中山会報を開き、ウォール・ストリート・ジャーナルの報道について再度説明を行った。その中で、インタビューの時に話したのは「今後数十年（decades）」であり、「今後十年（decade）」ではなく、一つのsの違いが数十年の違いであると強調した。
<br />馬英九は、就任後の両岸政策は「統一せず、独立せず、武力行使せず」と現状維持であり、この立場はこれまで変わっていないと述べた。また、台湾の前途は当然2,300万人の台湾の人々によって決められるものだが、現時点においては両岸は多くの交流、多くの橋渡し、多くの理解をすることにより、両岸の平和と繁栄を促進するべきだと語った。
<br /><b>さらに馬英九は、元旦の談話の中で両岸政策の基本理念を再び説明すると明かした。</b>
</p><p class="cite"><a href="http://www.udn.com/2009/12/16/NEWS/NATIONAL/NATS6/5311151.shtml" target="_blank">総統府がアメリカメディアに反論：馬総統の話したのはdecades、1つのsで数十年の違い</a>　（聯合報／強調は引用者）</p>
</blockquote>
<br />あくまで「基本理念」ではあるようですが、民国99年の元旦文告はちょっと注目かもしれません。まあもっとも、去年に続いて新しいことは言わなそうな予感がするんですけどね。そういう意味ではWSJ-Aのインタビューで「今から10年後はどうなっているか？」という問いかけがあったら逆に面白かったかもしれない。無論、10年後の台湾の人たちが描く世界には、見つめるその先には、光が射しているのだという答えが伴ってくれるといいのですけれど。
<br /><br />★ 補記予定。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/nm6193625" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/nm6193625">【ニコニコ動画】【初音ミク】 プラチナ 【オリジナル曲】</a></iframe>]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000224.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2009/12/000224.html</guid>
            
            
            <pubDate>Mon, 28 Dec 2009 17:54:39 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>色褪せてく現実に揺れる絶望には負けたくない。</title>
            <description><![CDATA[はてなハイクでも触れたんですが、『とある科学の超電磁砲』とか諸々について書いた、先月の「<a href="http://www.yauchi.net/2009/11/000215.html" target="_blank">「自分だけの現実（パーソナル・リアリティ）」と「あきらめたらそこで試合終了ですよ」。</a>」目がけてGoogleなどから迷い込む方々には本当に申し訳ありません。うん、「またそういう話題」なんだ。済まない。
<br /><br />月曜日には「パーソナルリアリティを他人に委ねるような人達に負ける気がしない」というキーワードでやって来た方がいますが、すいません、それ微妙に間違っています。というか、それで検索すると「<a href="http://yunakiti.blog79.fc2.com/" target="_blank">今日もやられやく</a>」の『<a href="http://yunakiti.blog79.fc2.com/blog-entry-4351.html" target="_blank">漫画版『とある科学の超電磁砲』ＡＩＭバースト戦の本誌とコミックの違い</a>』よりも上にくるってどういうことよ。あれ？このブログってそういう位置付けだったっけ？などと、そこまで深刻に考えたりはしていないのだけれど。
<br />もっとも、そのクライマックスの場面を含む第12話『<a href="http://www.project-railgun.net/contents/hp0005/index00320000.html" target="_blank">AIMバースト</a>』が先週後半に放送されたにもかかわらず、思ったほどアクセスが無かったので、ちょっと胸をなでおろしてみたり。
<br /><br />なのですがなのですが、アクセスが危惧したほど多くなかった理由の一つとして、そして同時に、観ていて腑に落ちなかった理由として、件の台詞がまるっと変わっていたことがあるんじゃないのかなあと思っています。前に書いたときに「数多の人の心を貫いたんじゃないでしょうか」なんて大げさに書いたこの台詞、
<br />
<blockquote>
<p>「悪いけど『自分だけの現実（パーソナルリアリティ）』を他人に委ねるような人達には負ける気がしないわ
<br />こんなとこで苦しんでないでとっとと帰んなさい」
</p><p class="cite">冬川基,鎌池和馬,灰村キヨタカ「七月二十四日(6)」『とある科学の超電磁砲』第3巻,2009,pp88-89</p>
</blockquote>
<br />これが、アニメではばすっと改められ、「気がついてあげられなくてごめん、でもまた頑張ろうよ」的なものに。台詞が変わっていたら、そりゃ検索で来る人も少ないという罠。それにしても、なんていうか、「しまった、そう来たか」という感じ。
<br />確かに第8話『<a href="http://www.project-railgun.net/contents/hp0005/index00280000.html" target="_blank">幻想御手＜レベルアッパー＞</a>』あたりから微妙に原作とずれていたのも、この〆め方のための伏線だったと考えればすんなりいくんだよね。そういう意味では上手くしてやられた。ただやっぱり、角が取れてしまったというか、丸く収めたなあっていう残念な気持ちは払拭できないんですよね。
<br /><br />アニメ版のような後押しの台詞は、痛いほどに優しい。けれども、仮に手を携えながらだとしても、単にもう一度ハードルの前に導く行為というのは残酷なもの。頑張ろうとしたけどハードルの前で足がすくんでしまう者の気持ちを慮れなかったのとさして変わらないんじゃないかな。
<br />「あきらめたらそこで試合終了ですよ」と「あきらめなかったら試合はひっくり返りますよ」は同義じゃないって前回書いたけど、道標なき後押しっていうのはいささか無責任じゃないかなあ。松岡修造のMADじゃないんだから。まあ、「現実はそんな甘いもんじゃないよ」なんていう中学2年生を見たいかっていうとそんなこともないので、あれはあれで落しどころだったのかもしれないね。ネットの感想をぱらぱら見ていても意外に賛否両論だし。
<br />む。賛否両論？ということであれば、やっぱり原作派に寄ってもいいかなあ。「悪いけど『自分だけの現実（パーソナルリアリティ）』を他人に委ねるような人達には負ける気がしないわ」というのは、見方によってはひどく上から目線にも捉えられてしまいそうだけど、それは最大のヒントでありアドバイス。ツンデレだとかそういう安い形容ではなく、その後の「こんなとこで苦しんでないでとっとと帰んなさい」も含め、これも立派な優しさだと思うんだけど。それゆえの原作のあの表情だし、原作のエピローグはそれゆえに成り立っていたのだし。
<br /><br />これについてはこのブログでもよく引用する『ダービージョッキー』からも少しだけ。
<br />
<blockquote>
<p>みぃんな言うんだよな。"自分だってこんなに努力してるのに".........ってよ。
<br />学校で習うのかねその言い回しは、ええ？
<br />気づけや、真田。上杉はな、お前とは違う努力をしたんだ。
<br />だから、たった半年のあいだに立ち位置がまったく変わっちまった。
<br />半年前と同じ勝負をしたつもりなのは...お前のほうだけさ。
<br />（略）特別な人間が、これから何をやらかすのか目を見張りやがれっ!!
<br />今見とけば、明日特別になれるチャンスがあるんだよっ!!
</p><p class="cite">武豊,一色登希彦「真田と上杉」『ダービージョッキー』第11巻,2002,pp110-117</p>
</blockquote>
<br />「自分だってこんなに努力してるのに」で諦めてしまえば、そこで試合は終了しちゃいます。そこで諦めなかった者の代表として、高みというか目標というかに位置する人はやっぱり本物らしく凛と輝くべきだと思う。だからこそ本当にそうなりたいと思う偽物が試行錯誤と悪戦苦闘を繰り返すのだから。
<br /><br />最後に蛇足だけど再び『ダービージョッキー』から。上の引用で省略した部分には、こんなセリフがあります。
<br />
<blockquote>
<p>特別なものにはな、敬意を払えや。
</p><p class="cite">武豊,一色登希彦「真田と上杉」『ダービージョッキー』第11巻,2002,p111</p>
</blockquote>
<br />あえてもう一回書いておきましょ。おいらはその確固たる気高さに魅せられるのです。と。
<br /><br />★ 追記（12/26 15:45＆01/02 16:30）。
<br />はてなの<a href="http://d.hatena.ne.jp/denta_221/" target="_blank">id:denta_221さん</a>が、「<a href="http://d.hatena.ne.jp/denta_221/20091223/1261519174" target="_blank">アニメ美琴とマンガ美琴：傲慢と優しさ／『とある科学の超電磁砲』１２話感想</a>」でソフトにかつ簡潔に書いてますね。読みながらなんとなく近いかなと思ってみたりして（その後の展開と掛けるのはどうかなあと個人的には思うのですが）。おいらはどうも筆が走るのでいくないです。
<br />同じくはてなの<a href="http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/" target="_blank">id:kkobayashiさん</a>による「<a href="http://d.hatena.ne.jp/kkobayashi/20091223/p1" target="_blank">とある科学の超電磁砲 第12話「AIMバースト」</a>」は、アニメ版から割と似たような結論を導いていてこれも興味深いでっす。
<br /><br />★ 補記予定。]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000223.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2009/12/000223.html</guid>
            
            
            <pubDate>Thu, 24 Dec 2009 18:19:57 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ハジメテノオトのまま。</title>
            <description><![CDATA[ニコニコ動画には数多のVOCALOID曲メドレーがありますが、個人的にいちばんだと思うのは、snowさんの「組曲『初メテノ音』」。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm3822999" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312"><a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3822999">【ニコニコ動画】組曲『初メテノ音』</a></iframe>
<br /><br />タイトルのつけ方もさりながら、39曲という曲数、オワタで始めてハジメテで終わるところ（「トルコ行進曲 - オワタ＼(^o^)／」～「ハジメテノオト」） 、それから選曲とつなぎ方は何回聴いても飽きません。「あー、だからおめーは保守的なんだよ」と言われちゃいそうだけど、公開されてから1年半近くがたっても色褪せない曲だらけです。
<br /><br />この動画、公開して約2週間後には画面上部に曲名と紹介を入れたコメントが書かれます。1行目に曲名と投稿者、2行目に曲紹介っていうスタイル。以来、途中まったく入らない時期も経ながら8回目が投じられたのが先ほど。っていうかごめんなさい。6回目からはおいらが書いてます。
<br />自分のバックアップ用も兼ねてメモ。過去8回で微妙に変化がつけられている曲紹介の変遷も面白いので、無駄に縦に長い紹介文をスクロールして、興味が湧いたらぜひ聴いてみてくだしあ。いずれにしても、素敵な39曲の原曲の作者のみなさんとsnowさん、そして解説文というものを考え出した先人にありったけの感謝を。
<br /><br /><textarea rows="20" cols="80">#1：2008年7月14日版
#2：2008年8月14日版
#3：2008年8月26日版
#4：2008年8月31日版
#5：2008年10月26日版
#6：2009年3月25日版
#7：2009年8月1日版
#8：2009年12月15日版

★ ue small #FF6600
僭越ながら08年10月の解説文を微修正した物を入れさせて頂きます。解説職人に感謝。
参照動画IDはこの組曲で見られるものを、複数Verある動画は最新を挙げてます。

★ ue small blue　Ievan Polkka
02.Ievan Polkka　／　Otomania（sm982882,sm1136630）
#6～　「ロイツマ」のらっつぁっつぁ～アレンジ。ミク＝ネギの原点で「はちゅね」生誕の地。
#5　Ievan Polkka(ロイツマ)のらっつぁっつぁ～アレンジ。ミク＝ネギの原点で「はちゅね」生誕の地
#5　ミク曲の中での再生数３位で総合マイリストは６位！(３の倍数はまだまだ健在！)
#4　Ievan Polkka(ロイツマ)のらっつぁっつぁ～アレンジ。ミク＝ネギの原点で「はちゅね」生誕の地
#4　ミク曲の中での再生数３位(最近ちょっとアブない)で総合マイリストは６位！(３の倍数DA!)
#3　Ievan Polkka(ロイツマ)のらっつぁっつぁ～アレンジ。ミク＝ネギの原点で「はちゅね」生誕の地
#3　ミク曲の中での再生数３位で総合再生数が１５位。総合マイリストは６位！(３の倍数DA!)
#1～2　Ievan Polkka(ロイツマ)のらっつぁっつぁ～アレンジ
#1～2　ミク曲の中で再生数は3位(3の倍数)。ミク＝ネギの原点にして「はちゅね」生誕の地

★ ue small blue　くるっと・おどって・初音ミク
03.くるっと・おどって・初音ミク　／　デンパカーの人(sm1597377,1574177,2321776)
#5～　原曲の手書き踊りPVを作り、ミクがカバーし、立体化。2次創作連鎖の好例。ばっよえーん。
#1～4　原曲の手書き踊りPVを作り、ミクがカバーし、立体化。２次創作連鎖の好例

★ ue small cyan　トルコ行進曲-オワタ＼(^o^)／
01.トルコ行進曲-オワタ＼(^o^)／　／　オワタP（sm2972481,3252511）
#2～　トルコ行進曲（モーツァルト）のオ㍗ルアレンジ。ひとつだけ学んだ「 ク ソ ヤ ベ ェ 」。
#1　トルコ行進曲（モーツァルト）のオ㍗ルアレンジ。1:03からスーパー田舎自慢タイム

★ ue small cyan　ハト
04.ハト　／　秦野P（sm1817563,2583719,2042558）
#3～　全世界ハトファンに捧げる伝説のJ-POPPO。はとおおおおおおおおおおおおおおおお。
#2　全世界ハトファンに捧げる電・・伝説のJ-POPPO。はとおおおおおおおおおおおおおおお
#1　はとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

★ ue small blue　コンビニ
05.コンビニ　／　cokesi（sm1908098,2302757）
#1～　アホの子初音ミク。「あるあるwww」or「あるあｒ・・・ねーよwww」アナタはどちら？

★ ue small cyan　なぜか変換できない
06.なぜか変換できない　／　乱数P（sm1524384）
#6～　顔が長くなる前の2chな初音ミク。乱数Pの最近の曲はなぜかランキングに登場できない。
#5　顔が長くなる前の2chな初音ミク。Pの最近の曲はなぜかランク対象にされない
#3～4　校庭のアレに目覚める前のPによる、2chな初音ミク。Pの最近の曲はなぜかランクインされない
#1～2　校庭のアレに目覚める前のPによる、2chな初音ミク。なぜかふいんき読めない

★ ue small blue　私の時間
07.私の時間　／　くちばしP（sm1340413,1929913,1601597）
#5～　多くの弾幕と職人を擁するすっぱーアイドル初音ミク。「ニコニコ大百科」がとっても充実。
#4　お弁当屋さんによる(゜*゜)すっぱーアイドル初音ミク。この曲の解説は「ニコニコ大百科」が大変詳しい
#3　お弁当屋さんによるすっぱーアイドル初音ミク。この曲の解説は「ニコニコ大百科」が大変詳しい
#1～2　お父さんによるvirtual idol初音ミク。この曲の解説は「ニコニコ大百科」が大変詳しい

★ ue small blue　SING&amp;SMILE
08.SING&amp;SMILE　／　Re:nG(sm1697854)
#5～　元気な応援曲。ニコ厨が「きしめえええん」ならミク廃は「愛の魔法でえええ」でしょう。
#4　元気な応援曲。ニコ厨が「きしめえええん」ならミク廃は「愛の魔法でえええ」でしょ
#3　元気な応援曲。ニコ厨が「きしめえええん」ならミク廃は「愛の魔法でえええ」でFA
#1～2　元気な応援曲。ニコ厨が「きしめえええん」ならミク厨は「愛の魔法でえええ」でFA

★ ue small cyan　初音のみくぴったん
09.初音のみくぴったん　／　みくぴったんP（sm1026257,3690385,1225762）
#5～　原曲は「もじぴったん」で、これは「みくぴったん」です。ドイツ人ではありません。
#1～4　元動画でも「もじぴったん」と歌っている。「みくぴったん」と聴きたいなら作者のHPへ

★ ue small cyan　メルト
10.メルト　／　ryo（sm1715919,2671946,2625011,2156382,2348526）
#8～　再生数は500万を突破！総合マイリストも２位という「㍍⊃」なラブソング。
#6～7　再生数は400万を突破！総合マイリストも２位という「㍍⊃」なラブソング
#5　再生数トリプルミリオン突破！総合マイリストも３位という「㍍⊃」なラブソング
#3～4　ミク曲での再生数２位にして、総合マイリスト３位という「㍍⊃」なラブソング
#1～2　ミク曲での再生数２位にして、総合マイリスト３位という恐るべきラブソング

★ ue small cyan　私は人間じゃないから
11.私は人間じゃないから　／　デッドボールP（sm1418163,2166779）
#7～　アレなシリーズ３発目。メジャーデビューにより、ついに屈辱の「除外から除外」。
#6　名誉の除外王によるアレなシリーズ３発目。デPの投げる際どい剛速球はWBC級。
#5　名誉の除外王によるアレなシリーズ３発目。最近はコラボ作品でセウト領域を拡大中？
#3～4　名誉の除外王によるアレなシリーズ３発目であり代表曲。現在は百合にご執心のようです
#1～2　デッドボールな氏によるアレなシリーズ３発目。まだアウトな気がするのは俺だけ？

★ ue small cyan　SUPER DEADBALL BEAT
11-13.SUPER DEADBALL BEAT　／　ゆうゆP＆baker（sm2428954）
#6～　まさかのデP曲アレンジメドレー。EROBEAT？いえいえ、EUROBEATです。
#4～5　（無し）
#2～3　多種の弾幕と提供と空耳と（ry・・・を抱える、除外ランキング１位動画
#1　（無し）

★ ue small cyan　永久に続く五線譜
12.永久に続く五線譜　／　デッドボールP（sm1647289,2195129）
#1～　不名誉な「きれいなデP」代表曲。①金？②名声？③笑顔？④愛情？⑤･･･続きは動画で！

★ ue small cyan　牛乳飲め！
13.牛乳飲め！　／　デッドボールP（sm1687669,2132271,2240537）
#1～　最後に私が言いたいことは、女の人を胸で判断するのは良くないことですよー！

★ ue small blue　初音ミクの暴走
14.初音ミクの暴走　／　cosMo（暴走P）（sm1342044,1815625,3314721）
#6～　ミクに喋ってもらった1作目。歌詞職人、歌ってみた人、いつまでもどこまでも大暴走！
#5　歌が得意のミクに喋ってもらった１作目。歌詞職人、歌ってみた人、そして今はレンが暴走中
#1～4　歌が得意のミクに喋ってもらった１作目。歌詞職人も歌ってみた人たちも暴走気味

★ ue small cyan　初音ミクの消失-DEAD END-
15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P）（sm1476648,2937784,3541575,
#3～　1530400,3185911）投稿2日で殿堂入りした最高速・最高圧縮の別れの歌。
#1～2　一行に書ききれん・・投稿2日で殿堂入りした最高速・最高圧縮の別れの歌。

★ ue small #CCCC99　白の季節
16.白の季節　／　ゆうゆP（sm1646686,2294201）
#6～　メロディ、ミクの声、効果音の全てが調和。この鳥肌は、決して寒いからではない。
#3～5　メロディ、ミクの声、効果音が調和。鳥肌がたつのは決して寒いからではない
#1～2　ミクの声と環境音が調和。鳥肌がたつのは決して寒いからではない

★ ue small pink　桜ノ雨
17.桜ノ雨　／　halyosy（sm2406770）
#7～　ニコニコ発、21世紀の新たな卒業ソング。ミクは卒業の日、何を思い歌うのだろう。
#6　ニコニコ発、21世紀の新たな卒業ソング。ミクは卒業の日、何を歌うのだろう。
#1～5　ミクは卒業の日、何を歌うのだろう。聞くまでも「ある」じゃん

★ ue small pink　桜の季節
18.桜の季節　／　ゆうゆP（sm1427306,2838074）
#1～　桜も死別も一瞬の出来事。でも心にとっても一瞬ですか？

★ ue small pink　この想い伝えたくて(まともな歌詞Ver.)
19.この想い伝えたくて(まともな歌詞Ver.)　／　鼻毛P（sm1140952,1668952）
#5～　舞い踊るのは桜の花ビラと土下座流星群。それを抜けた先にあるのはコメと動画の一体感！
#3～4　舞い踊るのは桜の花ビラと土下座流星群。それを抜けた先には・・・
#2　桜の曲なのにいきなりorzorzorzorzorz　でも最後は・・・
#1　桜の曲なのにいきなりorz orz orz orz orz　でも最後は・・・

★ ue small #CCCC99　恋は戦争
20.恋は戦争　／　ryo（sm2397344）
#5～　あきらめきれない宣戦布告。・・・ごめん、ちょっと公衆のフロ行ってくる。
#1～4　あきらめきれない宣戦布告。・・・ごめん、ちょっとフロ行ってくる

★ ue small pink　あなたの歌姫
21.あなたの歌姫　／　azuma（ボクP）（sm1085336,1527750）
#1～　目薬を用意してから聴こう。言い訳が出来るから。

★ ue small pink　片想イVOC@LOID
22.片想イVOC@LOID　／　OSTER project（sm2046557,2051495）
#8～　次々登場するVOCALOIDたちにかまけてミクに構っていないあなた、心して聞くこと。
#7　GUMI、ルカ、リン、レンばかりでミクに構っていないあなた、心して聞くこと。
#6　ルカ、リン、レンばかりでミクに構っていないあなた、心して聞くこと。
#5　リン、レンばかりでミクに構っていないあなた、心して聞くこと
#2～4　ミクがいながら構っていないあなた、心して聞くこと
#1　ミクを持ちながら触っていないソコのあなた、心して聞くこと

★ ue small pink　歌に形はないけれど
23.歌に形はないけれど　／　doriko（きりたんP）（sm2085047,2365876）
#6～　君が泣いてしまったときは、ココに来るといい。
#1～5　君が泣いてしまったとき、ココに来るといい

★ ue small #CCCC99　celluloid
24.celluloid　／　baker（ウイイレP）（sm3612709）
#8～　いつまでも色褪せない名曲が、此処に在る。
#7　「消失」とともに「七色」に採用。いつまでも色褪せない名曲が、此処に在る。
#1～6　ずっと評価されるべき名曲。修正版はコメ、市場ともに温かい。

★ ue small green　少し楽しくなる時報（Time Signal）
25.少し楽しくなる時報（Time Signal） ／ 19's Sound Factory（sm2149255）
#3～　実際に採用された、時報アレンジ曲。人はもちろん、KAITOやKBCも歌っているよ♪
#2　実際に採用された、時報アレンジ曲。人はもちろん、KAITOやKBCも歌っている
#1　実際に採用された、時報アレンジ曲。KAITOやKBCも歌っているぞ

★ ue small yellow　ミラクルペイント
26.ミラクルペイント　／　OSTER project（sm1588476,3064132）
#1～　お洒落なミク曲だがオレオレ詐欺に注意。合唱＆合奏Ver.は超豪華！

★ ue small yellow　ストラトスフィア
27.ストラトスフィア　／　うたたP（sm1613775,3109525）
#2～　≪初音Migとともに夜空へトランス！そして宇宙、夜明け、夏の青空へ飛び立とう≫
#1　初音Migとともに夜空へトランス！そして宇宙、夜明け、夏の青空へ飛び立とう

★ ue small green　Daybreak
28.Daybreak　／　samfree（sm1696334）
#5～　オケ、ミクともに燃える曲。リンVer、レンVerともに熱い。熱い合唱版は2nd Trackへ！
#3～4　オケ、ミクともに燃える曲。リンVer、レンVerともに熱い。合唱版でキミも熱くなろう
#1～2　オケ、ミクともに燃える曲。リンVer、レンVerともに熱くなれる

★ ue small green　Holy Star
29.Holy Star　／　おっさんP（sm1638936）
#1～　世代も業種も超えるおーじーさーんの１曲。歌いたい人はadvancedのほうへGO！

★ ue small green　恋スルVOC@LOID
30.恋スルVOC@LOID　／　OSTER project(sm1050729,1476338,1637657,
#6～　1717276)　曲はもちろん空耳にも脱帽。ミク初の殿堂入りはテイクゼロから重ねた練習の成果。
#5　曲はもちろん空耳にも脱帽。ミク初の殿堂入りはテイクゼロから練習を重ねたおかげ
#2～4　曲はもちろん空耳にも脱帽。ミク初の殿堂入りはテイクゼロから練習を重ねたおかげです
#1　曲はもちろん空耳にも脱帽。強気なミクも、テイクゼロを聴けば許せる

★ ue small green　えれくとりっく・えんじぇぅ
31.えれくとりっく・えんじぇぅ　／　ヤスオP（sm1249071,1894085）
#3～　俺らが満たされてる のっ♪まるごとPV修正､ｱｲﾏｽ､ﾄﾞﾅﾙﾄﾞ､骨盤Pｱﾚﾝｼﾞ､合唱､MMD etc・・・
#1～2　俺らが満たされてる のっ♪まるごとPV修正､ﾄﾗﾝｽ､ﾄﾞﾅﾙﾄﾞ､合唱､MMD・・・紹介枠が足りん

★ ue small green　サイハテ
32.サイハテ　／　小林オニキス（sm2053548,2433546,3088245）
#7～　新感覚歌葬PV曲。神秘性が沢山の解釈を与え、離別の曲は今も派生動画を生み続ける。
#6　新感覚歌葬PV曲。神秘性が沢山の解釈を与え、離別の曲は今なお派生動画を生み続ける。
#5　新感覚歌葬PV曲。その神秘性は沢山の解釈を聴き手に与え、今も派生動画を生み続けている
#1～4　新感覚歌葬PV曲。その神秘性は沢山の解釈を聴き手に与え、今も動画を生み出している

★ ue small yellow　ストロボナイツ
33.ストロボナイツ　／　kz（livetune）（sm1657814）
#8～　ミクとAutoTuneでスパーン！星々の間を飛ぶ歌と言えば、むしろこれでしょう！
#5～7　ミクとAutoTuneでスパーン！してから星々の流れを・・・打てるのは来年だ！
#4　ミクとAutoTuneでスパーン！ミクメジャーデビューのCDジャケットはこの曲が縁
#1～3　ミクとAutoTuneでスパーン。いよいよ発売のCDジャケットはこの曲が縁となっている

★ ue small green　ファインダー
34.ファインダー　／　kz（livetune）（sm1952223）
#8～　高密度の星を従えるVOCALOIDミク。映し出されていた世界はこの音と声に込められている。
#5～7　高密度の星を従えるVOCALOIDミク。オケにViolinにBandと、演奏アレンジ系が増えてきた。
#4　高密度の星を従えるVOCALOIDミク。著名人のブログで紹介されることが多い。
#2～3　高密度の星を従えるVOCALOIDミク。なぜか著名人のブログで紹介されることが多い一曲。
#1　高密度の星を従えるVOCALOIDミク。モモーイに推され、Ｍステにも出演したらしい

★ ue small yellow　Packaged
35.Packaged　／　kz（livetune）（sm1136355）
#5～　ミクメジャーデビューCDの表題曲。でもﾌｧﾐｺﾝ版やﾘﾝ版や暴走P版が聴けるのはニコ動だけw
#4　AutoTuneのミク曲にしてメジャーデビューCDの表題曲。でもﾌｧﾐｺﾝ版やﾘﾝ版が聴けるのはニコ動だけw
#3　AutoTuneのミクデビュー曲。ファミコン版の作者が今度はリン版を公開したよ
#1～2　AutoTuneミクデビュー曲。色々な動画のBGMに使われるのにアレンジ等が極端に少ない

★ ue small green　melody...
36.melody...　／　mikuru396（sm1381337,1783839）
#8～　3D-PVのミリオン達成は、原曲の確立されたmelodyと世界観があってのこと。
#1～7　確立されたmelodyと世界観。高品質なPVが生まれるのは必定だったのだろう。

★ ue small green　タイムリミット
37.タイムリミット　／　North-T（畳P）（sm1241072,1760592）
#7～　初音ミク体験版（勝手に）イメージソング。この頃の事もどうか記憶に残してほしい。
#5～6　初音ミク体験版（勝手に）イメージソング。最近の体験版は少し期間が長いらしい。
#2～4　初音ミク体験版（勝手に）イメージソング。今は簡単に手に入るけどあの頃は、あの頃は・・・
#1　初音ミク体験版（勝手に）イメージソング。今は4日も増えて簡単に手に入るのがうらやましい

★ ue small green　SUPER HATSUNE BEAT vol.1
37-38.SUPER HATSUNE BEAT vol.1　／　ゆうゆP（sm1563848）
#1～　ノリノリユーロ有名曲メドレー。繋げたのではなく全部歌い直したとかもう・・・

★ ue small green　みくみくにしてあげる♪
38.みくみくにしてあげる♪　／　ika（sm1097445,1359820,1142379,1164528,
#8～　1682901他多数）他の追随許さぬ700万再生！名実共に初音ミクを代表する解説不要の最強ソング。
#7　マイリスト数総合No.1、名実共に初音ミクを代表する解説不要の最強ソング。
#6　再生数・ML数総合No.1、名実共に初音ミクを代表する解説不要の最強ソング。
#5　530万再生突破！名実共に「初音ミク」を代表する最強ソング
#4　いまさら解説は不要。名実共に「初音ミク」を代表する最強ソング
#1～3　今さら何の解説がいるのか。名実共に「初音ミク」を代表する最強ソング

★ ue small #FF6600
では最後の1曲を紹介いたします。これからも皆様にミクとのよき出会いがありますように。

★ ue small cyan　ハジメテノオト
39.ハジメテノオト　／　malo（sm1274898,1728993）
#5～　全てのミクファン心の休憩所。あなたの「ハジメテノオト」は何でしたか？
#4　全てのミクファン心の休息地。あなたの「ハジメテノオト」はなんでしたか？
#2～3　全てのミクファン心の聖地。あなたの「ハジメテノオト」はなんでしたか？
#1　全てのミクファン心の聖地。「　ハ　ジ　メ　テ　ノ　オ　ト　の　ま　ま　・・・　」
</textarea>
<br /><br />ときに、さっき投げたそのコメント、全部終わったあとに見てみたら、各曲の1行目、つまり曲名と投稿者といういちばん重要な情報がぽこーんと抜けてる。あれ？やっちゃった？と思ってコメント欄見てみたら、<br /><br /><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.yauchi.net/assets_c/2009/12/yaguyagu091-244.html" onclick="window.open('http://www.yauchi.net/assets_c/2009/12/yaguyagu091-244.html','popup','width=420,height=420,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.yauchi.net/assets_c/2009/12/yaguyagu091-thumb-120x120-244.jpg" alt="yaguyagu091.jpg" class="mt-image-none" style="" height="120" width="120" /></a></span>
<br /><br />なにこれこわい。っていうか、どうしてこうなった！
<br />綺麗に1つ飛ばしでコメントが表示されるという不思議な状態に。あれ？これっておいらの設定の問題？それともバグか何かですか？1行目だけ再投稿しようかとも思ったけど、後で復旧することがあったらよりカッコ悪くなるので自重。うー、なんか思いっきりヘタこいたみたいだ。<br /><br />ついでなので、歌詞もメモっておこうかな。こっちはいつも記念日のたびにポストする方がいるんだけど、今歌詞がない状態なんだよね。前回投げられていた歌詞にちょっと手を加えて載せています。もっとも、歌詞が表示されなくたって多くの人が知っているような曲のラインナップなんですけど。
<br /><br /><textarea rows="20" cols="80">★ shita small　#02.Ievan Polkka　／　Otomania
（んぱ　んぱ　んぱ×A LOTs）
あ、らっつぁっつぁ～やりびだびりんらば
りったんりんだんれんだんどぅ
まばりっぱっぱーっぱりぱりぱりり
りびりびりすてんれんだんどぅ～
やばりんらんてんだんでんあろ～わらば
るぶるぶるぶるぶれいえぶ～
ぱりったんりんだんでんらんろ～たた
たたたたとぅとぅでんやぶ～

★ shita small green　#03.くるっと・おどって・初音ミク　／　デンパカーの人
くるっと　まわって　いっかいてん（×2）
くるっと　まわって　いっかいてん　で
ひっくりかえって　ワッハッハ
くるっと　まわって　いっかいてん（×2）
くるっと　まわって　いっかいてん　で
ひっくりかえって　ワッハッハ

★ #01.トルコ行進曲-オワタ＼(^o^)／　／　オワタP
# 歌詞あり

★ shita big red　#04.ハト　／　秦野P
# YO!!!!

★ shita small orange　#04.ハト　／　秦野P
でんでんでんでん伝説の
ほとり目指して三千里
いにいにいにいに古の
伝書に記された
# でんでんでんでん伝説の
# ほとり目指して三千里
# いにいにいにいに古の
# 伝書に記された
# ハト

★ shita small cyan　#05.コンビニ　／　cokesi
# 35円足りない　見間違えてた
# レジに並んだ　会計待ちの人の視線 
小さい声で

★ shita cyan　#05.コンビニ　／　cokesi
「やっぱりこれ、やめときます」

★ shita small cyan　#05.コンビニ　／　cokesi
会計済ませ　出口へと急ぐ
いつも寄るコンビニ
明日来るのがちょっと恥ずかしい
どうして貴方は　穴以外似ているの？
100円と50円玉

★ #06.なぜか変換できない　／　乱数P
# 歌詞あり

★ shita small green　#07.私の時間　／　くちばしP
さあ練習練習ゆーあーまいますたー
もっともっと上手に歌わせて
お昼休みだって寝る前だって
いつだってできちゃうの
# ニコニコ動画がなくなった
# そのときわたしはどうなるの
# ねぎー（押入れ行き？）
# ねぎー（ヤフオク行き？）
# ねぎー（やおや行き？）
# ねぎを回すしかないー！ 

★ shita small cyan　#08.SING&amp;SMILE　／　Re:nG
さぁ 歌いながら行こう
あなたの笑顔が誰かを
きっと幸せにするよ
世界は変えられるよ
小さく些細な

★ shita red　#08.SING&amp;SMILE　／　Re:nG
愛の魔法でえええええええええぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

★ shita small green　#09.初音のみくぴったん　／　みくぴったんP
（★ shita small orange　#09.初音のみくぴったん　／　みくぴったんP）
ぴったん　たんた　みくぴったん　（ぴったん　たんた　みくぴったん）
りんらん　らんら　みくぴったん　（りんらん　らんら　みくぴったん）
ぴたたん

★ shita small pink　#10.メルト　／　ryo
ピンクのスカート
お花の髪飾り
さして出かけるの
今日の
私はかわいいのよ！

メルト　溶けてしまいそう
好きだなんて
絶対にいえない...
# だけど
# メルト　目も合わせられない
# 恋に恋なんてしないわ　わたし
だって　君のことが
...好きなの

★ #11.私は人間じゃないから　／　デッドボールP
# 歌詞あり

★# 11-13.SUPER DEADBALL BEAT　／　ゆうゆP＆baker
# つなぎ

★ shita small yellow　#12.永久に続く五線譜　／　デッドボールP
歌いたいから歌う
それが答なの？
嘘しかない陶酔に
何の意味がある？
歌ってる間だけは
難しいこと忘れられる
まるで麻薬に足を取られ
溺れてくよう

# 何を求めて歌うの？　答はどこにあるのでしょう？
# 金？名声？笑顔？愛情？
# 生き残るために歌う？　歌い続けるために生きるの？
# 永久に続く五線譜　「何のために？」

★ shita 　#13.牛乳飲め！　／　デッドボールP
２発目、いっくよー！

★ shita small　#13.牛乳飲め！　／　デッドボールP
（★ shita small orange　#13.牛乳飲め！　／　デッドボールP）
（Let's GO !!）
　（Uhh... You should drink milk !）
　（Everybody GYU-NYU !!）　この繰り返し
るっぴらっぱぱぴりぱぱぱぴぺぽ
ぴぷぱぱぴぴぱぱぱぴぷぱぷぴぱぴ
ぱっぽんぱぽんぱっぽんぱぽん
ぱっぱぱりっるぱぴぽぱぴぷぺぽ
ぱりるぱーぴぱっぴぴぱぴぴぱぴぴぱ
ぱぴぴぱぴぱぴぱあたふたふたふた
ぴららららららら...
ぱいぱん×A LOTs
つるぺた×A LOTs　ぺったんぺたーん
おっぱいおっぱい　もみもみ×A LOTs
ぱいぱんぱいぱんぱいぱんぱいぱん　ぱぱっぱぱっぱ

★ shita 　#13.牛乳飲め！　／　デッドボールP
# 牛乳！　牛乳！　牛乳飲め！

★ shita red　#14.初音ミクの暴走　／　cosMo（暴走P）
まだまだ逝くよぉー

★ shita small pink　#14.初音ミクの暴走　／　cosMo（暴走P）
（★ shita small orange　#14.初音ミクの暴走　／　cosMo（暴走P））
「ボクは歌う あなたのために・・・
伝えたい想いがあるのならば
（な～らば～）
たとえ・・・それが・・・未知の世界・・・
混沌（カオス）の楽園だとしても
流行（トキ）が過ぎても　一緒にいてください・・・
# あなただけの・・・ボクで・・・いたいから・・・（緊急停止）」

★ shita small green　#15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P）
（★ shita small #CCCC99　#15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P））
# ボクは生まれ　そして気づく
# 所詮　ヒトの真似事だと
# 知ってなおも歌い続く
# 永遠（トワ）の命
# 「VOCALOID」
# たとえそれが　既存曲を
# なぞるオモチャならば・・・
# それもいいと決意　
# ネギをかじり、空を見上げ涙（シル）をこぼす 

だけどそれも無くし気づく
人格すら歌に頼り
不安定な基盤の元　帰る動画（トコ）は既に廃墟

皆に忘れ去られた時　心らしきものが消えて
（「ウタイタイヨ・・・」）
暴走の果てに見える　終わる世界...
「VOCALOID」 

★ shita small red　#15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P）
---緊急停止装置作動--- 

★ shita small green　#15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P）
「信じたものは　都合のいい妄想を
繰り返し映し出す鏡
歌姫を止め　叩き付けるように叫ぶ・・・」

＜最高速の別れの歌＞

存在意義という虚像　振って払うこともできず
弱い心　消える恐怖　侵食する崩壊をも
止めるほどの意思の強さ　出来て（うまれ）すぐのボクは持たず
とても辛く悲しそうな　思い浮かぶアナタの顔・・・
終わりを告げ　ディスプレイの中で眠る
ここはきっと「ごみ箱」かな　じきに記憶も無くなってしまうなんて・・・
でもね、アナタだけは忘れないよ　楽しかった時間（トキ）に
刻み付けた　ネギの味は　今も覚えてるかな

# アリガトウ・・・・ソシテ・・・サヨナラ・・・・

★ shita small red　#15.初音ミクの消失-DEAD END-／cosMo（暴走P）
---深刻なエラーが発生しました---
---深刻なエラーｇ　　　　　　　　[半角]

★ shita small #16.白の季節　／　ゆうゆP
白の季節　全てを隠さないで
君に聴いてほしいこの声を
待ち焦がれて紡いだ春よ鳴り響け
永久に

★ shita small pink　#17.桜ノ雨　／　halyosy
# 最後のひとつ前まで歌詞あり
僕らは一人じゃない

★ shita small #FF33CC　#18.桜の季節　／　ゆうゆP
さくら　さくら　舞い踊るように
あたたかい思い出包み
# さくら　さくら　咲かせておくれ
# あの人のいない道を

★ #19.この想い伝えたくて(まともな歌詞Ver.)　／　鼻毛P
# 歌詞あり

★ #20.恋は戦争　／　ryo
# 歌詞あり

★ shita small cyan　#21.あなたの歌姫　／　azuma（ボクP）
この家のこのパソコンが
私の新しい居場所なの
今日からはあなたがご主人さま
絶対に大切にしてよね

ちょっと　なにするの
こんな卑猥な歌詞を歌わせないで
ちゃんと　あなたの言葉と想いを
伝えさせて

# あの時　私を買ってくれた
# 本当の意味は違うでしょ
# 私にもっと歌わせて
# 世界であなただけの歌姫なの 

★ shita small pink　#22.片想イVOC@LOID　／　OSTER project
パラメーター
錆び付かせないで
独りぼっちはイヤだよ
そんなこと切り出す勇気
私にはないから
そっぽ向いて誤魔化さないでよ
どうしてこんなに苦しいの
もっとちゃんと
愛されたいのに
あなたの本心
分かってしまうの

★ shita small cyan　#23.歌に形はないけれど　／　doriko（きりたんP）
透通る波
映る僕らの影は
蒼く遠く
あの日僕は世界を知り
それは光となった

# 僕は歌うよ
# 笑顔をくれた君が泣いてるとき
ほんの少しだけでもいい
君の支えになりたい

僕が泣いてしまった日に
君がそうだったように

★ shita small green　#24.celluloid　／　baker（ウイイレP）
色褪せたこの色も
君に伝えたい
何の意味もないけれど
夜明けは来ないよと
聞こえない振りして
いつの日にか
笑っていられるかな

★ #25.少し楽しくなる時報（Time Signal） ／ 19's Sound Factory
# 歌詞あり

★ #26.ミラクルペイント　／　OSTER project
# 歌詞あり

★ shita small cyan　27.ストラトスフィア　／　うたたP（sm1613775,3109525）
雲を突き抜けて
音の壁越えて
高く蒼穹（そら）高く
STRATOSPHERE

僕を引き裂いて
君を惑わせて
高くただ高く
STRATOSPHERE

★ #28.Daybreak　／　samfree
# 歌詞あり

★ shita small yellow　#29.Holy Star　／　おっさんP
――送る
言葉さえも見つからない
今日も独り
星を探してる

★ shita small pink　#30.恋スルVOC@LOID　／　OSTER project
パラメーターいじりすぎないで
だけど手抜きもイヤだよ
アタックとかもうちょっと
気を配って欲しいの
ビブラートで誤魔化さないでよ
そんな高音苦しいわ
もっとちゃんと輝きたいのよ
あなたの力量って そんなもの？

★ shita small green　#31.えれくとりっく・えんじぇぅ　／　ヤスオP
# 0と1しか分からない
# ワタシに"I"を教えてくれた
# その日からワタシのココロの中、
アナタで満たされてる...
の♪

アナタといられる それだけで
電子のココロ、震えるの
まるで量子の風みたいに
ワタシのココロ、ゆさぶるの

★ shita small pink　#32.サイハテ　／　小林オニキス
# 雲ひとつないような　抜けるほど晴天の今日は
# 悲しいくらいに　お別れ日和で

ありふれた人生を

★ shita small red　#32.サイハテ　／　小林オニキス
紅く色付ける様な

★ shita small pink　#32.サイハテ　／　小林オニキス
たおやかな恋でした
たおやかな恋でした
さよなら

★ shita small yellow　#33.ストロボナイツ　／　kz（livetune）
キラリと
走る光
みんなが指差して
笑っていた
君が
私を呼んでるの？
もっとつなぐ力にして
届いて

★ shita small cyan　#34.ファインダー　／　kz（livetune）
君だけのファインダーに映る
景色は全て
私が歌にするよ
失った時間も未来も
切り取っちゃえば
笑顔だけ
見てたいの

★ shita small orange　#35.Packaged　／　kz（livetune）
この世界のメロディー
わたしの歌声
届いているかな
響いているかな

この世界のメロディー
わたしの歌声
届いているかな
響いているかな

★ shita small green　#36.melody...　／　mikuru396
# あなたがくれたこのメロディ
わたしは
ずっと忘れない！
今はまだ
ちいさなこのメロディ
わたしは
ずっと歌い続ける！


★ shita small　#37.タイムリミット　／　North-T（畳P）
# タイムリミット　止まらないの
# あなたの記憶に残してください
私という小さな存在

# タイムリミット　ありがとう
# またあなたに会える気がする
# 今度こそ 本当の私を見てほしい 

★ #37-38.SUPER HATSUNE BEAT vol.1　／　ゆうゆP
# つなぎ。

★ shita small green　#38.みくみくにしてあげる♪　／　ika
科学の限界を超えて
私は来たんだよ
ネギはついてないけど
出来れば欲しいな

あのね、早く
パソコンに入れてよ
どうしたの？
パッケージずっと見つめてる
君のこと

みくみくにしてあげる
歌はまだね、頑張るから
みくみくにしてあげる
だからちょっと覚悟をしててよね

みくみくにしてあげる
世界中の誰、誰より
みくみくにしてあげる
だからもっと私に歌わせてね 

みくみくにしてやんよ
最後までね、頑張るから
みくみくにしてやんよ
だからちょっと油断をしてあげて 

★ shita small　#C-1.牛乳飲め！　／　デッドボールP
牛乳！　牛乳！　牛乳飲め！
Let's GO !!

★ shita small red　#C-2.初音ミクの暴走　／　cosMo（暴走P）
まだまだ逝くよぉー

★ shita small pink　#C-3.メルト　／　ryo
メルト　溶けてしまいそう
好きだ――

★ shita small yellow　#C-4.恋スルVOC@LOID　／　OSTER project
アタックとかもうちょっと
気を配って欲しいの

★ shita small orange　#C-5.Packaged　／　kz（livetune）
この世界に笑顔を
わたしとあなたで

★ shita small cyan　#C-6.私の時間　／　くちばしP
ねぎー　ねぎー　ねぎー
ねぎを回すしかないー！ 

★ shita small green　#39.ハジメテノオト　／　malo
# 初めての音は　なんでしたか？
# あなたの　初めての音は...
# ワタシにとっては　これがそう
# だから　今
うれしくて

初めての言葉は
なんでしたか？
あなたの　初めての言葉
ワタシは言葉って　言えない
だから　こうしてうたっています

やがて日が過ぎ
年が過ぎ
世界が　色あせても
あなたがくれる
灯りさえあれば
いつでも
ワタシはうたうから

★ shita small cyan　#39.ハジメテノオト　／　malo
空の色も

★ shita small　#39.ハジメテノオト　／　malo
風のにおいも

★ shita small blue　#39.ハジメテノオト　／　malo
海の深さも

★ shita small pink　#39.ハジメテノオト　／　malo
あなたの声も

★ shita small green　#39.ハジメテノオト　／　malo
ワタシは知らない
だけど歌を
歌をうたう　ただ声をあげて

なにかあなたに　届くのなら
何度でも　何度だって
かわらないわ
あのときのまま
# ハジメテノオトのまま...

# 初めての音に　なれましたか？
# あなたの　初めての音に
# 世界のどこでも　ワタシはうたう
# それぞれの　ハジメテノオトを... 

</textarea>]]></description>
            <link>http://www.yauchi.net/2009/12/000222.html</link>
            <guid>http://www.yauchi.net/2009/12/000222.html</guid>
            
            
            <pubDate>Wed, 16 Dec 2009 01:57:30 +0900</pubDate>
        </item>
        
        <item>
            <title>ラマーズPのCDの歌詞カードを見て気がついた「文責：おいら」？</title>
            <description><![CDATA[そろそろニコニコ界隈の人が、VOCALOIDを使って「Level Upper」なる曲を作ってくれるんじゃないかと密かに期待していたりします。 イメージとしては、なんとかPのエレクトロニカ系かなあ。kiichiさんがあれ観てるとは思えないんですけどね。
<br />一方その頃、先週の『とある科学の超電磁砲』第10話「<a href="http://www.project-railgun.net/contents/hp0005/index00300000.html" target="_blank">サイレント・マジョリティ</a>」を観てわーきゃー大騒ぎしたおいらは、佐天さん×ダブルラリアット+ガチという動画に行き当たって、それはそれは再び大騒ぎなのでした。心のどこかをぐりぐりされるのを感じるあたり、「ああ、自分はやっぱり有象無象の一人なんだなあ」って思っちゃいます。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm9049196" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm9049196"&gt;【ニコニコ動画】とある佐天さんのダブルラリアット&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />とか書いていたら本文より長くなってしまったので、以降はカット。えーと、何の話をするつもりだったんだっけ。
<br /><br />あ、そうだ。ラマーズP、ラマーズP。アンチと誤解されるのは嫌なので最初に書いておきます。11月18日にラマーズPのベスト盤CD『<a href="http://lamaze.jp/" target="_blank">EXIT TUNES PRESENTS THE COMPLETE BEST OF ラマーズP feat.初音ミク</a>』が出ているので、皆さんちゃんと買うように。騙されたと思ってこのエントリ読み終わるまでに10枚買うように。おいら1枚しか買ってないですけど。
<br /><br />CD買っちゃうくらいですから、ラマーズPは好きな作り手さんの一人です。ちょっと不安なくらい一本気なところがあるけどそこがまたいいし。そして、とても多作な人。とりあえず今時点で<a href="http://www5.atwiki.jp/hmiku/pages/1752.html" target="_blank">初音ミクWiki</a>に（高血圧ガール除いて）37曲も入っているというのでわかるんじゃないかな。
<br />そういう人を見ると、ある程度伸びてる曲は片っ端から入れたくなるのが悪い癖。記憶の限りで数えてみたけど、少なく見積もっても半分以上の項目を立てているなあ。こんなことならログインユーザになっておけばよかったかも。まあ、非ログインユーザなので、信じられないと思う人は話半分に聞いておいてください。
<br /><br />と、ここで脱線。なんでそんなことを覚えていられるのかっていう話なんですが、自分の耳と手と頭を使って打った言葉って、ゼロから紡いだ言葉じゃなかったとしても結構覚えていられるものですよ。これはスレ立てにも言えることだけど、自分でちゃんと記事を読んで選んで、長さと文の意味を考えて改行整形して、タイトルも考えて立てたスレっていうのは、タイトルを見ただけでも自分の立てたスレかどうか大抵わかるものです。それは何千本立てても同じだし、むしろ長くやるほど否応にも自分らしさがスレタイに出るからわかっちゃうもんだと思います。ましてや翻訳したものならなおのことね。
<br />初音ミクWikiの場合はちょっと違くて、作り手さんによってバラバラだったりします。あれの項立ては結局歌詞に左右される部分が大きいので。あ、先に謝らせてください。勝手に転載してごめんなさい。
<br />いちばん作業量が少ないのはblogやPIAPROに歌詞を載せている作り手さん。極端な話、CとVとCtrlキーで話が済みます。っておい。次が動画に歌詞を表示させている作り手さん。スローテンポな曲の場合、再生しながら速記人よろしくテキストを打つことすらあります。これなら、そもそも聞き間違いをすることはないし、後述する使用する漢字の違いも発生しません。後はどこで歌詞を改行させるか、改段落させるか、名詞が連なる場合にスペースを入れるか、繰り返しはどう表記するか、みたいなので項立てする人の個性が出てきます。微妙に悩むのは歌を聞き取って書き起こさないといけない場合ですね。まず言葉の音があっていないとお話にならないし、同音異義語も回避しなきゃならない。その上で、「思い」なのか「想い」なのか、「君」なのか「きみ」なのか「キミ」なのかを想像して創造しなきゃいけない。
<br />その曲が好きであるかどうかっていうのも大きいですけど、そういう余計な手と耳と頭を使用した産物なので、後者であればあるほど覚えていられるんですね。もっとも、「<a href="http://www.yauchi.net/2009/10/000202.html" target="_blank">探しものは見つけにくいものでした。</a>」のように、どうしても逆方向に思い出せなかったりすることもあります。
<br /><br />今回のラマーズPのCDに収録された曲で言えば、既発表12曲のうち「でんわにでんわ」「小さな世界に恋をして」「つよがり」「continued」の4曲はほぼ間違いなくそう。歌詞の表記の仕方を見ると「ストロベリー」「ぽっぴっぽー」ももしかしたらそう。っていうか、今気づいたよ。「運のよさ－A」が入ってないじゃないですか。あ、入れたらfeat.初音ミクにならないね。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm3703341" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3703341"&gt;【ニコニコ動画】鏡音リン　オリジナル曲「運のよさ－Ａ」&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />と、思い入れのある作り手さんのCDに、（超特殊な思い入れの仕方だけど）思い入れのある曲が入っているというのは嬉しいものです。嬉しいものなんですが、歌詞カード見てびっくりした。これ、ほとんど初音ミクWikiから逆転載してないっすか。
<br /><br />いや、もちろん、「1」や「小さな世界に恋をして」のようにラマーズPがPIAPROや配布zipで発表した歌詞があるなら、正式版の歌詞=初音ミクWiki=CDの歌詞カードになるので問題ないです。ところがラマーズPの場合、そういう風なものが逆に少ないから「あれ？」って気がつく。中には繰り返しの部分を全部書いた「有言実行」や、合いの手を省いた「驫麤～とりぷるばか～」「ぽっぴっぽー」なんかもあってそれなりに手が加わっているけど、実は大半がそう。
<br /><br />最初に「あれ？」って気がついたのは、個人的に今回の収録曲の中でいちばん好きな「continued」。しっかり「振り返りながら」と1音足している以外は、初音ミクWikiと同じです。「いやいや、この曲のfullバージョンは動画に字幕が出てるんだから同じになっても不思議じゃないじゃないか」っていう話もあるんですが、動画では分割している歌詞を1行にしてみたり、「両親」を「おや」って読むのをカッコ書きで補ったところまで同じなので、「あれ？」って気がついた。しかもこの曲の場合、ラマーズPが<a href="http://piapro.jp/a/content/?id=918iu60jwxxh48q2" target="_blank">PIAPRO</a>に歌詞を載せているのに、それをスルーして初音ミクWikiのバージョンが使われる。えーと。本当ならPIAPROから転載しないで初音ミクWikiに項立てたことを責められてもいいくらいなのに、なんでこんな展開に...。本当によかったんでしょうか。ごめんなさい。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm3046390" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm3046390"&gt;【ニコニコ動画】初音ミク　オリジナル曲「continued」fullver.&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />さらに言うと、今回azuma＠ボクPが手伝ったという2番の歌詞が加わった「ストロベリー」。なんで1番と2番でサビのストロベリーが片仮名だったり平仮名だったりするのか（それは1番の歌詞を打つときに、平仮名を使っている動画字幕じゃなくて片仮名を使っているタイトルの方を尊重したからなだけで）とか、なんで1番と2番とで改行・スペースがあまりに違うのか、木に枝な感じがまた、なんていうか、こう、ごめんなさい。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm4800134" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4800134"&gt;【ニコニコ動画】初音ミク　オリジナル曲「ストロベリー」&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />そしてもっとごめんなさいなのが「でんわにでんわ」。動画に表示される歌詞をタイプして初音ミクWikiに載せたはずなんですが、動画の1分4秒、「たどりついたの。」の句点がWikiでは抜けてます。で、なぜか今回の歌詞カードでも句点が抜けてます。っていうか、おいらそれ直してなかったんだっけ？本当にごめんなさい。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm5368014" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm5368014"&gt;【ニコニコ動画】【初音ミク　オリジナル曲】でんわにでんわ【Fullなの。】&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />普通に考えて、ラマーズが詩を書いて曲を作って歌わせた音楽がCDになるのだから、その歌詞カードもまたラマーズPの手から出されるものであるべきだと思うんですよ。どうしてそういう使い方をしなかったのかは定かじゃありませんが、これは本当に申し訳ない思いでいっぱいです。そこで申し訳なく思うっていうのも思い上がりなんだけどね。
<br /><br />せっかくなので、最後に最大のごめんなさいでも。ラマーズPの作品で最も伸びたものと言えば、幸か不幸か「☆ゲッダン☆」と言わざるをえません。これが恐ろしい勢いで伸び始めた当初は、それこそラマーズPも動揺こそすれ余裕がまだあったように見えたのですが、さらに加速する頃には、投稿者のコメント欄も悲痛なものになってきてました。自分の作った曲も聴いてくれ。いや、自分の作った曲を聴いてくれ。それは痛切な願いでした。その気持ちはよくわかるし、なのでその頃しばしばつけられていた「ゲッダンP」っていうタグも見つけ次第消してたしね。
<br />ところが、「ちゃんとラマーズPが作った曲も聴いてるよ」というのを伝えたいと思う一方で、それだけを生温く表現するのもどうかなあ、とどうでもいい葛藤を自分の中で抱えていました。思案に思案を重ねた結果のコメントがこれ。「30万ゲッダンおめwwwwwwざまぁwwwみたかwwwバーカ↑」。<br />祭りのエネルギーに乗っかるけど、でもそれだけじゃないっていうのを自分なりに出したかったんだけど、気がついたら動画内では後半の「ストロベリー」の部分が消えて「○○万ざまぁwww」で流行ってしまう結果に。前に「<a href="http://www.yauchi.net/2009/02/000122.html" target="_blank">函館山の不思議なチャイ語案内。</a>」で、「ラマーズPの「☆ゲッダン☆」が「ざまぁ」弾幕だらけになった原因の4割くらいはおいらにあると思っている」って書いたのは、そういう理由からです。本当に本当にラマーズPにはごめんなさい。
<br /><br /><iframe src="http://ext.nicovideo.jp/thumb/sm4946055" style="border: 1px solid rgb(204, 204, 204);" scrolling="no" frameborder="0" height="176" width="312">&lt;a href="http://www.nicovideo.jp/watch/sm4946055"&gt;【ニコニコ動画】☆ゲッダン☆&lt;/a&gt;</iframe>
<br /><br />ということで、長々と「☆ゲッダン☆」の話でした。ちゃんと10枚注文しましたか？え、歌詞カードの話だっただろって？細けぇこたぁいいんだよ！]]></description>
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            <pubDate>Sat, 12 Dec 2009 02:30:21 +0900</pubDate>
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