新たな年にたのしきを積め。

気がつけば新しい年になっていました。本年もよろしくお願いします。先に事務的な連絡と謝罪を。エントリの通し番号でお分かりのとおり、毎年大晦日に書いていたVOCALOID曲の話&「ちょっとだけ隠れてたVOCALOID曲10選」については、後日更新します。その記事の分の番号が飛んでいます。2017年末と同じことをやっていますね。まるで成長していない。

というわけで、古い話題を横に追いやって書くのは毎年恒例のアレ、台湾のACGサイト・巴哈姆特から、2018年のアニメ・漫画10大ニュースの話を。ダメだ。その展開まで全く同じじゃないですか。

2018年に巴哈姆特で扱われた3,760本のニュースから、選ばれたのは、以下の10本でした。日付と記事の題名は、巴哈姆特の当時の記事の日付と題名です。

第10位:実写版映画『5人の姉をもつ僕は独り身が運命づけられているんだ』の予告編第一弾が公開、謝金燕が出演(05/24)
巴哈姆特が「2018年のアニメ関連のニュースを見ると、ご多分に漏れず日本や欧米の作品にまつわるものが多かったが、自分たちのものであるアニメを作ろうと開拓する創作者たちが台湾にも多くいることを忘れてはならない」と書いているとおり、台湾で書かれたラノベを原作とする実写映画がこれでした。

アニメーションの世界でも、劇場公開は未定なものの10月の台中国際アニメーション映画祭で上映された『重甲機神』は、企画から公開(の半歩手前の状況だけど)までを台湾で手がけているなど、その成長具合は楽しみが募ります。「ACGは日本の輸出産業」とか言っていられる時間も少なくなってきたのかも。なお、関連ニュースにもあるとおり、『重甲機神』には花澤香菜さんも出演しています。

ちなみに、『5人の姉をもつ僕は独り身が運命づけられているんだ』は、ポスター公開時においらも、


と心配していたのですが、改めて予告編を観ると、どちらかと言えば「ラノベをそのまま実写化してしまったイタさ」の方が強いように思えて、これはこれで「あいたたたた」と頭を抱えてしまうのでした。

さらにちなみに、上のTwitterでも触れているとおり、「小説家になろう」で日本語訳版が公開されているので、そちらもぜひ。

第9位:『二度目の人生を異世界で』、出版社と作者が謝罪を表明 アニメの主要声優陣が出演辞退(06/06)
嫌な事件だったね。台湾でも東立出版が中文版を発行しているので、今回の騒動に全く関係ないわけではありません。ただ、振り返りの記事中、「作者が過去に差別的な発言を大量にしていたことが発覚し、声優陣の出演辞退に至った」というのはちょっと端折りすぎじゃないですかね。関連ニュースには、『けものフレンズ2』の新ユニットオーディションの台本にまつわる騒動が。それもありましたねえ。
第8位:血小板ちゃんさえあれば他はいい 身体の細胞の役割をギャグ形式で理解できる『はたらく細胞』(07/16)
2018年に日本で放送されたアニメの話はここだけ。まじすか。『はたらく細胞』が2018年を代表するアニメでしたか。振り返り記事によれば血小板ちゃんの「あのね、あのね」が席巻したとか。まじすか。でもまあ確かに、7月期に放送されたアニメ作品にも関わらず、7月下旬に行われたFF32でこの有様だったっけ。


その発想はなかった。

第7位:水樹奈々の「NANA MIZUKI LIVE ISLAND 2018+」、ファンによる紙飛行機が喜びとともに良い思い出に(09/29)
紙飛行機のくだりは、アニメ! アニメ! の記事が詳しいのでそちらを参照のこと。振り返り記事にもあるとおり、4月には「アイドルマスター シンデレラガールズ」のコンサートが、9月には「KING SUPER LIVE」の台湾公演、12月には「リスアニ!LIVE TAIWAN 2018」がそれぞれ開かれました。「台湾は、ACG関係のコンサートの海外進出時の最初の試金石になりがちである」というのは、確かにその通りかも。どうでもいいですが、記事の最後にある「ファンたちは、苦労して海外に行くことなく、台湾で自分のお気に入りのアイドルや声優の香り(と、水樹奈々の二の腕)を一目見ることができる」のカッコ内は、さすがにどうかと思うの。
第6位:『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の予告編が公開 レジェンダリー・ピクチャーズの怪獣たちが大集合(07/22)
「映画の撮影技術の進歩とともに日本の特撮怪獣映画の市場もだんだんと小さくなっていった」と、冒頭から先制パンチが。そんな日本が放った2016年の『シン・ゴジラ』に対し、モンスターバースシリーズ側がどういう作品を作り上げるのか、台湾でも興味津々のようです。
第5位:ディズニー、最新の実写映画『ムーラン』がクランクイン 主演の劉亦菲のポスターを公開(08/14)
今年の「実写化」枠ですね。いやいや、ちょっと待って。ディズニーの実写版『ムーラン』のニュースって、去年のランキングでも4位だったじゃないですか。振り返り記事では「こうした作品の善し悪しは別にして、実写化によって話題になることにより、過去の作品を知らなかった世代の観客が触れる機会を与えることにもなっている」と言っているけれど、実写で爆死した場合に原作に遡る人がどれだけいるのかしらん。ちなみに、関連記事に出てくるの実写化作品(予定を含む)は、『機動戦士ガンダム』『銀魂』『ライオン・キング』『賭ケグルイ』『ニセコイ』『ソードアート・オンライン』。善し悪し半々ではないね、これは。
第4位:ガンダムの新作発表会 「UC NexT 0100」プロジェクトとして『機動戦士ガンダムNT』などの作品を続々投入(04/20)
明けて2019年に40周年を迎えるガンダムシリーズの新展開が4位にランクイン。古典とも言うべきコンテンツである一方で、常に新しい展開を繰り広げる姿勢はすごいですね。
第3位:『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報が正式公開 8号機が空を舞う(07/26)
「公式によれば、2020年に公開とのことなので、その日がやってくるのをみんなで待とうではないか」って書いてるけど、まったく額面通り受け取っていない感じがするのは、さすがよく訓練された巴哈姆特です。
第2位:『スパイダーマン』『アイアンマン』『ファンタスティック・フォー』らの生みの親、スタン・リーが病気のため95歳で亡くなる(11/13)
2018年も多彩な才能を持った方々が世を去りました。関連記事にもあるとおり、さくらももこ、黒岩よしひろ、金庸、高畑勲なども鬼籍に入っています。っていうか、この面々に黒岩よしひろを突っ込んでくる巴哈姆特もすごいね。おいらは『鬼神童子ZENKI』が好きでした。


94歳だったそうです。

第1位:DCコミックス発のスーパーヒーロー映画『シャザム!』 予告映像が公開(07/22)
アメコミやそれを原作とする映画にも詳しいのが巴哈姆特のランキング、『シャザム!』もいいですが、おいらは『アベンジャーズ』の完結作である『アベンジャーズ/エンドゲーム』が気になっています。

このランキングを紹介し始めて……えっと何回目でしたっけ。とにかく、枠がやや固定されてきているような感じが否めません。とはいえ、日米中台と、幅広くアンテナを広げて紹介している巴哈姆特の目配りには驚かされます。さて、2019年の十大ニュースはどんな顔ぶれになるんでしょうか。今年もよろしくお願いします。